Chapapaさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）31件〜35件 - My@cosme

ニールズヤード レメディーズ

フランキンセンスウォーター

[化粧水]

容量・税込価格：200mL・4,180円発売日：2011/3/1 (2016/6/1追加発売)

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数年前、何度目かのオーガニック・メーカー挑戦に敗れたあと、行きつけのテナントビルにあるニールズヤードの直営店を横目に見ながら「いいなあ・・・ここで買い物出来る人たちって」などとやっかんでいた自分が、今や信じられない状況に。それもこれも、全てはこのローションを見つけてしまったからなのでした。実際には何年も前から出ていたのに、私がオーガニック恐怖症になっていたせいで気づくのが遅れたのです。アルコールフリーのウォーターが存在することに。

トライアルセットにこれがあるとわかった時、速攻で使うことを決めました。何か予感がしたのかもしれません。このラインは大丈夫だと、根拠のないヘンな自信を覚えたものです。

こちらは洗顔後すぐに使うふき取り化粧水(トナー)です。ふき取りとは言っても、コットンでギューギューはご法度。私は5プッシュほどを取り、拭くというよりパッティングの要領で馴染ませていきます。コットンの繊維がソフトピーリング効果を発揮するので、これで十分。コットンの両面を使って丁寧に水分を入れてやると、肌がしっぽりした感じで落ち着きます。次に施す化粧水の馴染みも良くなります。夏場はこれだけなの！と言う美容部員さんもいらしたくらい、しっとりさっぱりと言いますか、べたつかずちょうどいい使い心地。

200ml入りで3000円(税抜き)と、オーガニックにしてはまあまあのお値段。
ひと月と10日くらいしかもちませんが、この気持ち良さには変えられない。今までケミカル系のプチプラ化粧水を、半年もかけて使い続けていた私にはいささか冒険かも知れませんが、使っていくうちにある変化に気づきました。

ケミカルの製品に全く偏見のない私は、安いローションでも十分だと思ってきました。最近は製薬会社やサプリメントのメーカーがプチプラに参入し、かなりいい仕事をしてくれていたからです。でもこのブランドをライン使いして、実際肌のきめが整ってきたことに気づいた時、「あれ？」と思いました。今まで半分諦めて、そのせいで効果に疑問を持っていたオーガニックの実力を見せつけられた気がしたのです。

このフランキンセンスのシリーズは、製品ごとに若干香りが異なり、ウォーターは少し青い匂いが混じるので好き嫌いがあるかもしれませんが、この香りという要素も重要らしいです。ニールズヤードのパンフには、「肌につけるものは、身体に入る」という記述があります。いやいやいや、ちょっと待て。皮膚には基底膜があるじゃんか！そうそう中には入れませんて。そう思った人、多いでしょ？でもニールズヤードは「身体に入ることを前提に」製品作りをしている。それってかなりシビアですよね。
実際、アロマというのは鼻腔を伝って、血管へと吸収されるものらしいです。だからアロマテラピーというものが存在するわけでして。そこへいくと、ニールズヤードはそもそもアロマテラピーの専門店として創業したのですから、香りの分析には長けている。精油や香油の組み合わせでどんな効能が得られるかをよく知っているメーカーだとすれば、身体に入るという説も、あながち嘘ではないかも知れない。

これから先、もしまだオーガニックの製品とお付き合いが続くなら、香りの効果というものにも注目していきたいと思います。

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ニールズヤード レメディーズ

フランキンセンスフェイシャルウォッシュ

[その他洗顔料]

容量・税込価格：100ml・4,070円発売日：2012/1/4 (2016/6/1追加発売)

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泡の立たない洗顔料です。
なんか、とても懐かしいですね。

昔(多分、昭和の中期だと思っておくんなさい)、確かメナードの商品だったと記憶しているのですが、そのころからありましたね。美容液のような、ドロッとしたテクスチャーの液体を塗って洗い落とすだけの洗顔料。あら懐かし。

でもこれが、なかなかに使いやすい。
第一に、当たり前ですけど泡立てなくていい。それがどれほどありがたいかは時間に追われた瞬間に分かります。顔を濡らしておいて、ざっと２プッシュを手に取って伸ばしてすすいで終わり。この手軽なこと。でも汚れは落ちている。
私はフランキンセンスのラインで使っていますが、たまに使うケミカル系の下地とパウダーファンデーションをクレンジングすると被膜が残ってしまう。やはりオーガニック系で落とすのは無理かと思いきや、ダブル洗顔でちゃんと落ちてくれる。それでいて肌が乾燥しないので助かります。
ちょっと前に読んだ本で、著作が多いことで知られる皮膚科の女医さんが言ってました。「クレンジングではメークの６割くらいが落ちればいいんです」と。はぁ〜っ？となった方いらっしゃると思いますが、この続きに「石鹸でダブル洗顔をする」という一文をつなげている事を思えば、まぁ当然か・・・。

人によって主張は様々ですが、私はアルカリ性の石鹸は避けるべきだと思っているので、こうしたオーガニックの洗顔料でケミカルのファンデが落とせてしまうのは、ある意味びっくりだしありがたいなと思います。

ただ惜しむらくは、コストパフォーマンスがねぇ・・・あまり良くない。朝晩２プッシュずつ使って、４０日くらいしかもちません。価格を考えると、長く使い続けるのはう〜〜ん・・・となるわけですな。

ニールズヤード共通の特徴なんだけど、ディスペンサーは大変に使いやすいですね。アタマの部分を90度ひねるだけでロックの開けはずしが出来ます。こういう形状のボトルは外へ持ち出しにくいんだけど、これなら大丈夫ですものね。ちょっとした工夫が嬉しい。

精油主体の成分構成で界面活性剤らしきものが見当たらないんだけど、それでもちゃんと洗えてしっとりするので、乾燥しがちな方にお薦めしたいです。

使用した商品

• 現品
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ニールズヤード レメディーズ

フランキンセンス クレンジングクリーム

[クレンジングクリーム]

税込価格：4,070円発売日：2013/2/22

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過去数回、トライしては背負い投げを食らっていたオーガニック化粧品に再再度挑もうと思ったきっかけは、こちらのトライアルセットでした。アルコールフリーのふき取り化粧水を見つけて狂喜乱舞。以来３か月。さしたるトラブルも無く現品を使えているので、そろそろクチコミ書けるかな・・・と。

こちらは硬めのクリーム状で、2〜3センチをチューブから絞るとほぼ顔全体にいきわたります。石油系成分を含まないので伸ばしにくいですが、この後水を加えつつ乳化させる過程で汚れを絡め取るので大丈夫。むしろ馴染ませようとこするのは絶対にダメ。肌が傷んじゃう。

洗い流す際、小鼻の周りやこめかみなど、どうしても洗い残しが出やすい場所がありますが、私流にはその部分だけをコットンでそっと拭きます。そのほうがアタマっから濡らしたコットンでふき取るより簡単なので(笑)。

ミネラルファンデーションやオーガニック系は問題なく落とせますが、シリコンオイルを含むものは要注意。下地にしろファンデにしろ、白い被膜がうっすらと残ります。ただしこれも、洗顔料でダブル洗顔すれば綺麗に落ちます。
ニールズヤードが良心的だと思うのは、ダブル洗顔を勧めていることです。オーガニックを推奨する美容家はクレンジングのみの洗顔を提唱していますが、私は日本の気候を踏まえると洗顔料は必要だと考えます。同一ラインの中に洗顔料があるなら、最低でも使うべきでしょう。

ニールズヤードは世界で初めてフランキンセンスを化粧品に応用したメーカーとして知られます。
カンラン科の樹木で乾燥した暑い気候帯に自生しますが、残念ながら人の手では育ちません。樹皮が傷つくと粘液を出して保護する事から、肌への効果が模索されました。ニールズヤードはフェアトレードにより、現地の女性に採取してもらい、賃金を払うことで彼女たちの生活向上をサポートしています。勿論、故意に樹皮を傷つける事は絶対にせず、自然に流れ出た樹液のみを使うのだそうです。

オーガニック系というとすぐフェアトレードを連想しますが、実を言うと全てがフェアというわけではありません。例えばその昔、シアバターの採取は女性にだけ許された神聖な行事でした。それを欧米のメーカーが乗り込んでフェアトレードをちらつかせ、これが金になるとふんだ農家が一斉にシアの木を栽培したところ、フェアトレードの契約を取り付けた農家とそうでない農家の間に格差が生まれた、という話を聞いたことがあります。またオーガニックの承認には莫大な申請料がかかるとも言われ、これがまた農家を圧迫します。ニールズヤードはこの点も考慮し、たとえオーガニックの承認を受けなくても、優良な原料だと認めれば同等の扱いで契約を結ぶそうです。長くなりましたが、こうしたブランドの姿勢も私がニールズヤードに好感をいだく理由の一つです。

フランキンセンスは日本名を乳香といい、そのままでは大変刺激が強いので、多くは精油の形でごく微量しか配合出来ませんが、その芳香は呼吸を深くするとも言われます。
かつてはクレオパトラが愛用し、イエスキリスト生誕の折には学者たちが供物としたその香りに浸るのも、ちょっとした贅沢かもしれません。

使用した商品

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素肌しずく

プラセンタクリーム

[フェイスクリーム]

税込価格：60g・1,320円 (生産終了)発売日：2014/8/4

失敗したな。と思いました。
素肌しずくの化粧水と、こちらのクリームを試した10月のこと。

それ以前に使ってた基礎ものがキュレルですから、あの潤浸クリームの真逆にいる感触で、規定量を無理やりのせたらべとつくのなんの。直ぐに洗い流したくなる衝動を抑えつつ、翌日わざわざ使い切ってたキュレルを買いに走ったくらい。

ところがです。
朝の洗顔後、ふと顔を触って、その感触の激変に驚いた。「あれ・・・随分柔らかくなってるな」頬がもっちり柔らかく、手触りが全然違う。なんとまあ、ひと晩ですよ。

思い直しました。キュレルの方をほっぽり出して(ごめん)、素肌しずくを真面目にライン使いしてみようと決意。結果、思いもよらない成果が出て来たのです。

見た目はクリームなれど、その実ゲル状ワックスですかっ！と言いたくなる程のねっとり感。60グラムも入ってて、こんな濃密ゲルがこんなにいっぱいでどーしたら良いの？使い切れないよ！！と嘆く間もなく、意外な浸透力の速さを発揮。同シリーズの化粧水と組ませることで、余計浸透が早まっているようです。
初めて使った時は、なんか顔一面に形状記憶合金を仕掛けられたような、バーン！という張り感があって驚きました。そのせいか、今まで下顎にあった放射状のちりめん皺がだんだんと目立たなくなり、真冬の定番かさかさも起こらなくなりました。

成分も、化粧水がセラミド2なのに対して、セラミド1、3、6と完全に補完。
他にもヒアルロン酸、コラーゲン、水溶性プロテオグリカン、プラセンタ、コエンザイムQ10などこれでもかの充実ぶり。これだけ粘度が高いのに微量のカルボマーしか使っておらず、ミツロウ等自然の成分も巧みに利用してる。さすがはサプリメントのメーカー、と感心しきりです。

夏場以外は、本当に頼りになる乾燥肌の味方として、活躍が期待できる製品です。

使用した商品

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素肌しずく

ぷるっとしずく化粧水

[化粧水]

容量・税込価格：180ml・858円 / 200ml・1,078円発売日：2013/2/4

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あるムック本で総合Aランクに推奨されていた製品ですが、実は発売当初からかなり気になっていた化粧水です。アサヒというとビール会社を想像しますが、こちらはアサヒフードアンドヘルスケアという、サプリメントをはじめとする食品会社です。それが何で化粧品？と思いますけど、思えば同じ酒造メーカーのサントリーが、サプリメントやら年齢肌向けスキンケアを出してるわけですから、もう何でもありの世の中・・・と言えなくもないですね(笑)。

これ、 何の予備知識も無い頃、店頭のテスターを試して「おおっ！」とビックリしました。
どなたかが「クラッシュゼリー」と形容されていましたが、まさにそんな感じ。某ブランドの「肌が食べるジェリー」を向こうに回して、こっちがむしろそうなんじゃないの？！と思わせる使い心地です。

説明書き通りの適量を出すとちょっと多すぎる気がするので、私はざっと３滴くらい。それで顔全体にいけてしまいます。擦り込むのではなく、指先で乗せていく感じ。少し待つとすぐ浸透していくので馴染ませるだけで大丈夫です。透明で無香料。なじんだ後はしっかり水分が入りました！って感覚で、触るともっちり。でもオールインワンのようにベトベトしない。多少、髪の毛が張り付く感触もあるのですが、つけかたを工夫すれば最低限に抑えられます。メーカーのウェブには1か月分の量とありましたがとんでもない。この分だと、半年もつわ。

この製品で注目されるべきは、成分です。
よくオーガニック系で宣伝文句になる「植物エキスのみを使用。動物成分は使っていない」を見慣れている人には新鮮かもしれません。こちらの保湿成分は意外にも、ほぼ全てが動物由来の成分なのです。考えてみれば、私たち人間は動物。何で植物系だけに頼らにゃいかんのじゃ。あらためてそう考えてしまいますよね・・・。

ところで 近頃評価が上がっているプラセンタエキス。実はその昔怖いうわさがあって、印象が良くなかったのです。60年代、プラセンタ(胎盤)エキスを取るために、堕胎した嬰児の体を売りさばくブラックマーケットがヨーロッパに存在した・・・という、まあ証拠は無いんだけどあくまでもうわさで。そのせいでなかなかプラセンタ入りのクリームを手に出来なかったという次第。
現在では黒羊の胎盤から精製されているものが一般的です。ご安心を。

もう一つ。最近俄然注目を浴びている成分があります。
水溶性プロテオグリカン。保湿成分ですが肌質改善効果が期待でき、表皮内のコラーゲンやセラミドの生成を促す役割を持っているのだとか。鮭の鼻軟骨から精製されるそうですが、この方法が確立する以前は、数千万円で取引される程の超高級品だったそうな。
こちらの化粧水は発売当初から、この成分を配合しているんですね。この価格で・・・。

この二つ以外にも、コエンザイムQ10やセラミド2、ヒアルロン酸やコラーゲンなどなど、まあ何とも贅沢な成分構成。それでいてこのお値段。どうなってるの？と言いたくなりますが、サプリメント製造のノウハウがあるから・・・なんでしょうか。

これのせいなのかどうなのか、キュレルを使っていた頃にでろーんと開いてつぶれていた両頬の毛穴が、３か月後には形が丸くなり、心なしか小さくなったように見えます。小鼻のあたりも、ぼっくり掘れていた毛穴が浅くなりましたし、こちらと一緒に使っている同シリーズのプラセンタクリームとの合わせ技なのかもしれません。

ただし、夏場には向きません。これを試したのが10月で、それでも凄いべとつきで放り出しかけましたから(笑)。夏はさっぱりしたビタミンC入りか、もしくは久々のオーガニック系でも試そうかね・・・なんて思ってます。

使用した商品

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