
























2023/3/15 00:49:58
S001使用です。
全く知らずに単なる偶然なんですが、何気に手に取って購入したその日が、どうやら発売日だったらしい(あらまー)。
以前愛用していたラスティング・フィニッシュの後発なのかな?こちらはオイルモイストという銘柄。昨年発売されたCタイプはリンメル伝統(?)のべっとりとした重い質感で、色味も秋冬向けのこっくりした鮮やかな発色。オイルタイプのティントが少々苦手だった私は、「ちょっとなあ……」と引き気味でございました。しかもあの容器ね。はじめわかんなくて。繋ぎ目のまるで無い筒状のパッケージをぐりぐりと眺めまわし、「どーやって開けるんすか、これ!!」
蓋を開ければ何てことないんですけど(フタだけに。)ミラーの部分を指で押すのはいささか抵抗があるんですよ。私としては。
ま、それはともかく。偶然見かけたこちらのSタイプは文字通りシアーな仕上がり。ティントリップってやっぱりこっちじゃないですか?
以前のラスティングはゲルの厚みが出て、重ね塗りがしづらかったのですが、今回はテクスチャーがやや固めで滑らかな付け心地。色味もちょっとだけ彩度がおさえてあって、001はヴィヴィッドなオレンジ系なんですけど塗るとそうでもない、落ち着いた色調になります。
一度塗りだとほとんど分からないので何回か重ねるのがお薦め。自分好みの色に調整出来るのが良いところですね。
以前使ったマシュマロルックのオレンジは顔色が悪く見えて、残念ながらやめました。やっぱりオレンジ系は透明感がないと。ことに春夏向けはね…。
いいもの見つけました。
[洗顔フォーム]
容量・税込価格:80g・3,630円発売日:2018/7/1
2022/10/4 23:59:26
ジュリークの洗顔料は使用基準が難しいです…。今年購入した液状洗顔料はコンビネーションスキン向けでメイク落としを兼ねているのに日本語での表記が無く、ダブル洗顔に使用して大失敗。インナードライが加速してガサガサに。しばらくは朝晩クレンジングミルクのみで過ごしていたのですが、さすがに汗ばむ季節にはきつくなってきた。
ここはフランスじゃないし、水も軟水だし、あたしゃ無類の汗っかきだし、やっぱ泡洗顔したいよー!させてくれー!………去年あれだけ国産オーガニック系の洗顔料にてこずってインナードライに輪をかけたくせに、懲りてはおらんようで………。
で、試したのがこちら。
軽いメイクも落とせるそうですが、基本は洗顔料です。
泡立ちが緩いのでたくさん出しそうになりますが、緩いものだと思って定量は守った方が良い。モコモコ泡は出来ません。そりゃあ日本製には及ばないですって。その分泡切れは早いです。弱酸性石けんで洗った時のようなしっとり感が残ります。すぐに突っ張ってくることもありません。私がそう実感するくらいだから、乾燥肌の方でも使えますよ(少なくとも夏場はね)。
ただ………最近思うんですが、角質除去の目的でシリコン系のマイクロビーズや鉱物を細粒化した成分を配合するのは、環境保全の観点からどうなんでしょう?この製品にも軽石が使われてますけど、海底火山の噴火で溢れた軽石のために、海洋生物が危機に瀕しているのを見ると、ちょっと考えてしまう。家庭からの排水だって海へ行くものね。難しい…。(あー、それ言っちゃうと台所用クレンザーとかもそうか……)
すすぎの時は少し注意が必要です。まつ毛の際にごく小さい粒子が残るケースがありましたので。
今のところ、朝はこれのみ、夜はクレンジングミルクのみというやり方でうまくいってます。当たり前のようにダブル洗顔を励行しているせいか、日本人のおよそ7割がドライスキンなんだそうです。ベースメイクのアイテムにもよりますが、多分夜の洗顔を見直すだけで肌の調子は変わってくると思いますよ。
香りはいかにもジュリークなローズ。洗い流してしまうものなのでローズが苦手な私でも大丈夫でした。冬場まで使うのはさすがに厳しいかな……。今のところ、酷い乾燥状態にもなっていませんし、もうしばらく試そうと思います。
[フェイスクリーム]
容量・税込価格:50ml・8,800円発売日:2018/9/1
2022/5/5 00:10:12
10年以上前に出会って、結局合うものが少なくて疎遠になっていたジュリークですが、数年前から使いやすいラインナップが続々登場し、特にこのハーバルラインは全面リニューアルを果たして期待感がありました。昨年まで愛用していたニールズヤードレメディーズが濃紺ボトルなのに対してこちらはバーガンディーレッドにピンクのグラデーション。紫外線防止効果は劣りますけど、今までにない色使いで気分も上がりますね。
テクスチャーはかなり柔らかめ。洗顔後ブースターとしてオイルを使うことが前提にあるからかもしれませんが、保湿力はそこそこ。昨年から悪化の一途をたどっている超乾燥肌にとっては軽い印象です。
あと、これだけでなくジュリークのラインにあるクリームすべてに当てはまるのですが、何故かシリカが配合されています。それも結構上位に。スキンケアの目的としては不要な成分で、これがクリームに入っている意味が分からないのですが、例えば肌につやを出すとか、外見を整えるための配合なら必要ありません。こういった鉱物系の粒子は同じ鉱物系の成分とこすれあったり(例えば日焼け止めやファンデーションなど)、私のように角質がめくれてはがれやすい状況だと、モロモロが出やすくなります。塗った後の指先を見ると結構テラテラ光っているので、配合量も多いのでは。ちょっと気になりました。
にしてもやっと分かった。オフィシャルサイト見てもパッケージを見ても全然説明がなかったことが、このサイトの説明文にありました。このクリーム、肌の幹細胞を密着させる効果を持つんですね。知らなかった。オフィシャルに無いのにこちらの説明書きにあるって……。
昨年から続いている極度の乾燥状態が、少しずつですが改善されつつある一方で、ニールズヤード時代に目の下や額にしつこく出現していた汗管腫(汗腺が詰まったために起こる発疹)がほとんど綺麗になくなりました。油断は禁物ですが希望は持てそうです。
コロナ禍の影響か、オーガニックコスメのブランドでは商品数を減らしたり、ブランドそのものがクローズしたりと変化が起きています。反面フランスなどではナチュラル系やオーガニックコスメの人気が高まっているとか。オーガニックの需要が大きくなると、サスティナブルの維持が難しくなる原料もあります。フランキンセンスなど、自生だけに頼って絶滅の危機に瀕し、先駆者であったニールズヤードが難しいとされる人工栽培に踏み切った事例もあります。耕作地の拡大が他の生態系を壊す危険性もあります。草分けと言えるニールズやジュリークには、上手くバランスをとって製品を生み出してほしいと思います。
2022/5/3 23:35:07
ジュリークのハーバルラインといえばもうかれこれ10年以上前に、クレンジングやカモミールのミスト化粧水を購入したことをきっかけにライン使いを試み、美容液を買ってみた経験があります。当時はオーガニックに興味を持ったばかりでろくな知識も無く、あっちのブランドこっちのブランドと渡り歩いては失敗し、クレンジングミルクの高評価につられてジュリークにやってきたのですが、当時ミスト化粧水は全てエタノール配合で(それも上位)、美容液は成分の大半がエタノールなんじゃないか…と勘繰りたくなるほどむせ返るようなエタノール臭。そもそもエタノールに弱く、注射前の消毒綿すらアルコールフリーでお願いしてるのに、土台肌に合うはずもなく……それきり、ジュリークとは疎遠になりました。
それから十数年。気がつけばジュリークのラインナップも配合成分も、びっくりするくらい変わっていました。ローズラインのミスト化粧水以外が全品エタノールフリー。私にとって天敵であるベンジルアルコールを配合している製品はゼロ(以前はグレイスフルビューティーのライン全品に入ってましたね)。スキンケアラインもメインは三つに絞られ、クレンジング・洗顔は独立し、後発の保湿化粧水は全ラインに組み込み可能。以前よりも分かりやすく、自分なりの選択がしやすくなりました。
前置きが長くなりましたが、ここしばらく使わずに済ませていたアイクリームを復活させようと思ったのは昨年から引きずるインナードライを何とかしたかったから。まぶたが引きつれたようになり、部分的に皮むけも酷い有り様。ニュートリディファインは手が出せないお値段なのでこちらを購入しました。
アイクリームにしては緩めの、伸びの良いテクスチャー。あまりに伸びすぎてあれあれ……保湿はどうした?重ね付けしても今一つ物足りない。香りはちょっと独特な「月明かりの下に広がるフローラル・ファームの香り」なんだそうで……。
ジュリークの商品説明って、日本語と英語でだいぶ違うんですよ。無論、薬事法の違いで大っぴらに言えないこともあるのでしょうが、この商品はというと「精彩あふれる植物エキスでくもりのないすっきりとした」目もとへ…だそうな。
くもりのない……くもりのないってどういう状態だ?「……曇りなき眼(まなこ)で見定め……」待て待て待て!それは某大ヒットアニメ映画の台詞じゃわい。
普通ね、くもりのないっていうと眼球を指しません?瞼のくもり……くすみのことか。なんか、イマイチようわからん。
この製品には何故かマイカが配合されています。スキンケア目的には不要な成分。つやを出すためでしょうか?それで「くもりのない」なら、アイクリームのお役目としては不十分です。英語版では小じわ、乾燥、くまにアプローチすると書かれていますが、日本語版もそれでいいのでは?後はもう一段、保湿力があればなぁ……と思います。
[化粧水]
容量・税込価格:150ml・6,930円発売日:2021/3/3
2022/5/2 00:07:35
初めてこの化粧水を使ったとき思わず頭に浮かんだ言葉が、「一生この香りを嗅いでいたい」でした。
ジュリークでは初めての、というよりはオーガニック系では全般的に珍しい振り出し式のボトル。むろんオーガニックですから品質保持のためにガラス製で半透明。他のブランドを使っていても、「何でこれを振り出し式にしてくれないんだろう」という疑問が常にあって、ミストやポンプに頼らなくても変質は防げるだろうに……と悩ましく思ったこと数限りなく。だからこそこれを見つけたことが嬉しかったです。
加えて配合成分が多すぎない。必要なものだけを入れたシンプルさ。アデレードの自社農園で栽培した植物素材を出来る限り使うことを徹底しており、例えばマーシュマロー(アルテア根エキス)は二種類の抽出方法で取り出す独特な配合で、鎮静作用と保湿効果をもたらしてくれます。
少し前まで使っていたN organicのローションとタイプが近いのですが、こちらはべたつきが少なく、肌への浸透が早いのも特徴です。香りは深い森を連想させるウッディノート。私にとってはヒーリングノートですかね。気持ちが落ち着く香りで、本当にずっと使い続けたくなるローションです。ジュリークのステップでは洗顔後、化粧水の前にオイルをブースターとして使うことを推奨していますが、箱書きの英語版説明によると、洗顔→オイル→ミスト化粧水→これ→美容液→クリーム……なのだそうで。最近の美容が「なるべく少ないアイテムで、物理的刺激は最小限に」という傾向なのに対し、真逆でございますが。
そこはそれ、オイルとこれとクリームだけで充分ではないかしら。今はまだ、昨年から引きずっている超乾燥肌のために顔の半分くらいの面積が粉を吹いている状態なので、洗顔後はオイルを使っていますが、少し改善が見られたらオイルを外そうかな……これからの季節、湿度も上がってきますし。年齢的には皮脂の分泌がガクンと落ちる頃なので、バランスを取りながらやっていければ。
私くらいの年代ですと、口にも出したくないですが(認めなさい)ターンオーバーにかかる日数が40日と言われます。一度酷いドライ状態になるとなかなか生まれ変われませんが、せっかく良いローションと巡り会ったので、焦らずじっくりゆっくり、改善を目指したいと思います。
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