表示
一覧
個別

絞り込み:

168件中 51〜55件表示

新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 32歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
ジバンシイ / ド ジバンシイ オワゾー ラール オーデパルファム

ジバンシイ

ド ジバンシイ オワゾー ラール オーデパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:100mL・36,850円発売日:2020/4/3 (2023/11/3追加発売)

4購入品

2021/6/4 12:48:42

ジバンシイの新しい高級ライン、「ラ コレクション パルティキュリエ」ド ジバンシイ。厳選された香料を用いて、妥協を許さないオートクチュールの精神を表現したプレミアムフレグランスシリーズ…

と、ファッションフレグランスのちょっといいシリーズならだいたいそう言うよね、みたいな売り文句を掲げて、日本では新宿伊勢丹のみでの取り扱いでスタートした(2021年5月に阪急百貨店うめだ本店でも販売開始)。この「オワゾーラール」はスリランカ産ブラックペッパーとトベラ(ピットスポルムフラワー)をメインに置いたライトフローラル調のフレグランス。

トップに感じるブラックペッパーの香りはかなり細挽きのスタイリッシュで小洒落た印象。ムエットだとわりと顕著だが、肌に付けるとすぐに馴染む。

ペッパーが一歩引くと、もうひとつのメイン、ピットスポルムフラワーが前に出てくる。あまり聞きなれない花なので少し調べてみたところ、メインの芳香成分はベンジルアセテートらしい(ジャスミンの芳香成分のひとつ)。ややグリーンっぽさのあるホワイトフラワー香、個人的には、ジャスミン+オレンジブロッサム+ミュゲの合いの子に感じた。このすっきりしたホワイトフラワーの香りがだいたい二時間ほど続く。

香りの構成には若干のウッディノートが記載されているようだが、ほぼ感じられない。フローラルの残香に、わずかにバニラの甘さが加わわってフェードアウト。香り持ちはトータルで三、四時間ほど。

このフレグランスは単体でも使えるが、ベースとなる「アコールパルティキュリエ」を使った上から使用するという前提上、ファインフレグランスらしさは控えめ。よく言えば親しみやすく、悪く言えば物足りない。レイヤード使用前提なら最初からアンブロクサンとパチュリ混ぜといてくれよ、と思わなくもない。


ノート:トベラ、スリランカ産ブラックペッパー、バージニア産シダー、ガイアックウッド、バニラアブソリュート
調香師は、オリヴィエ・クレスプ。
(parfumoより)

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 31歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
カルティエ / レ ゼピュール ドゥ パルファン ピュール キンカン

カルティエ

レ ゼピュール ドゥ パルファン ピュール キンカン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)香水・フレグランス(その他)]

税込価格:-発売日:-

6購入品

2021/5/14 14:12:59

マチルド・ローランの柑橘フレグランスの傑作と言えばゲランでのクリエイションのひとつである「アクアアレゴリア パンプルリューヌ」だ。1999年のシリーズのローンチ以来、ハーバフレスカとともにラインナップから外されることなく販売され続けている。ゲランのパンフレットにはマチルドのマすら載ってないけど(載ってるのはマリー・サラマーニュのマだ)。この「レゼピュールドゥパルファン ピュールキンカン」もパンプルリューヌに負けず劣らずの柑橘フレグランスの傑作だと感じている。

いつものようにfragranticaを見て、どれどれ下調べ…と、

ノート:キンカン

これしか記載がない。
マジでピュアなキンカンだとでも言うのだろうか。

恐る恐る薄黄色のジュースを付けてみる(着色料ではない)と、まず拡がるのは甘みのあるシトラス。まさしくキンカンの香りだ。そりゃ名前がピュールキンカンなんだから当たり前だろ、という感じだが、そうとしか言いようがないのだ。よくトップに配置されるベルガモットやグレープフルーツのような酸味が勝ったシトラスではなく、酸味、甘さ、そしてほろ苦さがほどよくミックスされている。

五分もすると酸味は飛んで、後にはしっとりした甘さとキンカン特有の少しビターな香りが残る。このまま香りは減衰していき、持続は四時間ほど。酸味が消えてもキンカンのみずみずしさはしっかり感じられ、その質感が崩れることなく続いていく。これはすごい。

フレッシュなシトラスを売りにしたフレグランスは数あれど、ドライダウンがムスキーやウッディに転んでいくものが多いが、この「ピュールキンカン」は最初から最後まで、ひたすらにキンカンの香りを貫く。まさにピュア・キンカン。名前に恥じない香りだ。やっぱりマチルド・ローランの作るシトラスは素晴らしいと再確認するに至る香水だ。
シトラスがお好きな人に強くオススメする。

ノート:キンカン
調香師は、マチルド・ローラン。
(fragranticaより)

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 31歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
フレデリック マル / ドリス ヴァン ノッテン

フレデリック マル

ドリス ヴァン ノッテン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:10ml・7,920円 / 50ml・27,720円 / 100ml・39,600円発売日:-

5購入品

2021/1/22 11:07:25

フレグランスを展開しているファッション・宝飾ブランドは多い。シャネル、ディオール、ブルガリ、カルティエ、YSL…ファッションブランドが香料会社に依頼して香水を作らせることは珍しくないが、この「ドリスヴァンノッテン」は、ファッションデザイナーのドリス・ヴァン・ノッテン本人のイメージの香りを、フレデリック・マルがプロデュースしたもの。マルが尊敬する人物を香りで表現したポートレートシリーズの第一作目だ。


付けたてからかなりムスキー&ウッディ。ベースがしっかり効いているのだろう。ベルガモットとレモンのシトラスミックスの輪郭を、サンダルウッドと複数のムスクでぼかしたような香りからスタートする。ベルガモットもレモンもムスキーな影に隠れてあまりはっきりしない。少しだけグリーンなニュアンスも入っていると感じる。

五分もすると、だんだんとサフランやクローヴといったホットスパイスの香りが立ってくる。クリーミーなサンダルウッドに支えられ、ちょっと外国の焼菓子のような雰囲気に。スパイスの効いたパウンドケーキといえばいいのだろうか。香りの構成を見てみると、サクラソルという香料が記載されている。マル曰く「トーストのような香り」がする食品香料(フレーバー)で、このサクラソルがサンダルウッドとバニラを繋げるのに重要な役割を果たしているそうだ。私は残念ながらサクラソル単体の香りを知らないが、サンダルウッドとよく調和していて嗅ぎとることが難しい。それだけよく馴染む香りだということだろう。

ホットなスパイスミックスとパウンドケーキの香りが抜けるとドライダウンへ。乾いたムスク、バニラ、パチュリがだいたい3:2:1の割合で混ざった香りに落ち着く。持続はだいたい6〜7時間くらい。


ドリスは元々マルのフレグランスが好きであり、2002年からブティックで販売をしていて、この「ドリスヴァンノッテン」の制作にも協力を惜しまなかった。彼自身、この香りをとても気に入っているそうだ。ローンチは2013年、マルが尊敬する人物を香りにしたポートレートシリーズの二作目はまだ発売されていない。それだけマルの目が厳しいのか、すっかり忘れてしまったのか…フレデリックマルの次の新作はアン・フリッポ担当らしいので首を長くして待つことにしよう。


ノート:カラブリア産ベルガモットオイル、カラブリア産レモンオイル、サフラン、ナツメグ、クローヴ、エジプト産ジャスミンアブソリュート、サンダルウッドオイル、パチュリハート、メチルイオノン、バニラ、サクラソル、ペルーバルサム、ムスクカクテル
調香師は、ブルーノ・ジョヴァノヴィック。
(製品付属のパンフレットより)

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 31歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
ル ラボ / TUBEREUSE 40

ル ラボ

TUBEREUSE 40

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:1.5ml・1,650円 / 15ml・18,480円 / 50ml・40,920円 / 100ml・66,000円発売日:-

5購入品

2020/10/16 11:20:10

付けたてからはっきり感じるのは、すっきりしたオレンジブロッサム。インドール感は少なく、キレイめなタイプ。合わせられたタンジェリンやベルガモットのおかげか、とてもさっぱりしていて嗜好性が高い。日本人なら、嫌いな人はいないのでは?というくらい爽やかなスタート。

続いてミドル。トップから柔らかく続くオレンジブロッサムに、タイトルにもあるチュベローズやジャスミンといったホワイトフローラルが加わる。ただ、フローラルの割合がかなり極端で、オレンジブロッサム:チュベローズ:ジャスミンが、7:2:1の比率。ローズやミモザ、ウッディ系の香りはほぼわからず、甘く扇情的に香るチュベローズもいない。ほぼひたすらに、オレンジブロッサムがメイン。このフローラルミックスもアクが少なくキレイで、かつ芳香剤チックな印象もなく付けていて心地いい。

ドライダウンになると、ホワイトフローラルをルラボお得意のムスクが香り全体をふんわりというか、むしろガッツリ、包み込む。非常にムスキー。構成にモスとあるためシプレっぽく落ち着くのかと思いきや、モスの存在は皆無。香り全体の印象はひたすらネロリorオレンジブロッサム+ムスクで、賦香率が30%と高いこともあり、ムスキーなことも手伝って非常に香りの持ちがいい。付けて少し経った後のフローラル+ムスクがだいたい六〜七時間は持続する。同ブランドの「フルールドランジェ27」系が好きで、もっと持続のよいものが欲しい方にはオススメ。ただし、アブソリュート系香料をザブザブ使用しているせいか(ELに買収されたせいか)、50mL35,000円+税と高価。こんなに高かったっけ?こういった系統の香り(ネロリorオレンジブロッサム、ジャスミン、ムスク)で有名なものは、バス○リン。そう考えると余計に高く感じる。


この香りは元々、ルラボ立ち上げの一年前、創設者のふたりがパリのナイトクラブで会った、映画「マリー・アントワネット」の撮影をしていたキルステン・ダンストに捧げた香り。実在のマリー・アントワネットにはお抱えの調香師がいたことから、創設者のふたりが調香師に代わって、キルステンが好きなムスキーフローラル(マリーが愛したローズやヴァイオレットではなく)をアルベルト・モリヤスに依頼して作ってもらったらしい。


それにしても、ムエットで嗅ぐと本当にほぼネロリorオレンジブロッサムムスクで、肌に付けるとようやくチュベローズがなんとなくわかるようになる。なぜこれが「チュベローズ40」なのだろう。そりゃやっぱり、ネロリ(ネロリ36)もオレンジブロッサム(フルールドランジェ27)も既に構想していたから?


トップ:オレンジブロッサム、ベルガモット、タンジェリン、プチグレン
ミドル:ジャスミン、チュベローズ、サンダルウッド、シダーウッド、ローズ、ミモザ
ベース:オークモス、アンブレット(ムスクマロウ)
調香師は、アルベルト・モリヤス。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 31歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
ドルチェ&ガッバーナ ビューティ / ベルベット ラブ プールファム オードパルファム

ドルチェ&ガッバーナ ビューティ

ベルベット ラブ プールファム オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:50ml・32,780円 (生産終了)発売日:2018/3/1

5購入品

2020/9/4 11:40:35

「ベルベットラブ」はDOLCE&GABBANAの高級ライン、ベルベットコレクションからの一品。発売はシリーズのローンチと同じ2011年で、カーネーションを軸に据えた香りだ。調香師はトムフォードの「ネロリポルトフィーノ」等で有名なロドリゴ・フローレス・ルー。

付けた瞬間に弾けるスパイスの辛(から)みの下に、ローズ調の甘みのあるフローラルが拡がる。これがおそらくカーネーション。一般的な花屋で買える、母の日に贈る真っ赤なカーネーションは香りがほとんどしない。香りがある品種には香辛料のクローブとペッパーのピリッとした刺激と、青みと甘さのあるローズ調のフローラルのニュアンスがある。カーネーションは精油採集用の品種があるわけでなく、鑑賞用の品種から溶剤抽出で抽出する。採油率は0.02〜0.03%と低く、あまり流通していない。この香水のカーネーションのアコードが、天然精油由来か合成香料主体なのか(もしくは両方の混合か)はわからない。カーネーションの後にイランイランのコクのあるバナナ調のフローラルも感じる。

ドライダウンはビーンズ感の強いザラっとしたバニラと、ヘリオトロープのような清涼感のある甘さに落ち着く。持ちは全体で5時間ほど。フレグランティカのようなフレグランス解析サイトを読んだだけではそこまで甘くないように見えるが、このドライダウンは思ったより甘さがある。カーネーション精油にはパウダリーなバニラのニュアンスもあるようなので、おそらくそれの再現だろう。大きなくくりで言うとフロリエンタルの範疇。


今回購入するにあたり、シリーズを一通り試させてもらったが、どれも「キレイにひとつの香りとしてまとまっているな」という印象を受けた。コンスタントに新作も発売されているようなので(今年の新作はシドニー・ランセッサー作の「ベルベットミュゲ」)高級ラインとしてのやる気や矜持はあるのだと思う。ただ、香りに対する日本での価格はやや割高感は否めない。特にオリエンタル調のシリーズ。

このベルベットコレクションのフレグランスは箱とキャップの側面にベロア調の加工がされていて、箱は黒色、キャップの部分はカラフルな色になっている。ボトルの四角くこじんまりとした佇まいも可愛くて思わず集めたくなってくる。日本ではあまりクチコミもないが、個人的には頑張ってほしいシリーズのひとつだ。

それにしても、私の持ってる分はこの間買ったばかりなのに色が変わりすぎだと思う。気になってロットを調べてみたら製造は2015年12月。箱の裏もP&Gプレステージだし、ブティックにおいてあるものとはいえ、あまり新しくなかったのだろう。香りは特に変化はないと思う。気になる人は要注意。

キーノート:ペッパー、カーネーション、イランイラン
調香師は、ロドリゴ・フローレス・ルー。
(フレグランティカより)

使用した商品
  • 現品
  • 購入品

168件中 51〜55件表示

新真昼さん
新真昼さん 100人以上のメンバーにフォローされています 認証済

新真昼 さんのMyブログへ

プロフィール
  • 年齢・・・34歳
  • 肌質・・・普通肌
  • 髪質・・・柔らかい
  • 髪量・・・少ない
  • 星座・・・双子座
  • 血液型・・・AB型
趣味
    未選択
自己紹介

香水大好きです!!! 続きをみる

  • メンバーメールを送る