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[オードパルファム]
容量・税込価格:20mL・5,500円発売日:2026/10/30
2026/11/6 11:48:30
「蕾型のボトルがまたほしい」
そんなささやかな望みがかなった2026年冬。アユーラから発売されたメディテーションオードパルファムディープドロップであの形のボトルが復活した。価格は20mlで税込5,500円。
深緑色でコロンとしたフォルム、いつまでも撫で回したくなる。このディープドロップはアルコールフリーであるだけでなく保湿成分も多く含まれておりボディケア感覚で使えるとのこと。
スプレーしてみると、「ああ、これだよこれ」と思わず頬がゆるむ。ネロリ×ムスクを基調に、ラベンダーやローズマリーのハーバルアロマティックなニュアンスを足した入浴剤チックな香り。持続は2、3時間程度で、お風呂上がりにつけて翌朝には無くなって後残りしない。眠りにつく前にリラックスするにはぴったりだ。
アユーラのフレグランスは
スピリットオブアユーラ
メディテーションオードパルファム
メディテーションナイトトワレ
メディテーションオードパルファムディープドロップ(コレ)
の4種あるが、どれもそう大きく変わらない。プチプラ価格で手に入るものであるため、がっつり個性がつくような高級高価な天然香料は使われていないだろう。ディープドロップには一応チューベローズが入っているそうだが、多少他のものより甘さがあるかも?という程度。わざわざ気にして嗅がなければわからない。
トップがなんとか、ミドルがなんとか、ドライダウンがなんちゃらとか、カッコつけて普段レビューしていても、こういったシンプルな香りも手元に置いておきたい。なんといってもボトルデザインがいいからね。
トップ:カモミール、ベルガモット、レモン、ローズマリー
ミドル:チューベローズ、ラベンダー、ミュゲ、ローズ
ベース:ムスク、ネロリ、アンバー
- 使用した商品
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2026/10/19 22:23:07
今年も発売されたイヴサンローランの限定リブレ、ブラウンに塗られたその名はサンタルクチュール。50mlワンサイズで税込22,000円だ。
一見リブレローニュのように残量がわからないボトルに見えるが、側面は透明であるため減り具合はちゃんと確認できる作り。単純にボトルの外見だけを考えると全面塗装するべきだが、いち消費者としてはきちんと目に見えた方が便利と感じる。
黒いキャップを外してスプレーすると、シリーズ共通のフローラル感の強いラベンダーとオレンジブロッサムの二重奏。この組み合わせを嗅ぐと「あーこれはたしかにリブレだなー」としみじみ思う。少し鼻に抜けていく清涼感ある苦味を感じるのはカルダモンのせいだろう。
サンタルクチュールが他のリブレのドジョウ作品と明確に違うところは、オレンジブロッサムの香りの出方にある。今までのリブレのオレンジブロッサムはグレープ味のキャンディのようなフルーティな甘さが強く出てくる香り方をしていたが、サンタルクチュールのオレンジブロッサムはかなり甘さ控えめ。むしろ全然甘くない。代わりに強く主張してくるのがタイトルにもあるサンダルウッド。重く暗いウッディではなく、ほんのりミルキーイエローでラクトニックな甘さが香ってくる。トップのラベンダーが抜けた後は大体このサンダルウッドが肌表面近くをゆっくりと漂うように香り続けている。リブレシリーズはそれなりに拡散する香り方をするものが多いが、サンタルクチュールは拡散力控えめだ。
ドライダウンでは通常リブレにもあったモヤッとしたアンバーグリスのアコードを感じるものの、それをサンダルウッドのミルキーさがうまいことカバーしてまとめ上げている。持続は6、7時間程度。
リブレシリーズに共通する甘いオレンジブロッサムとバニラを抑えてサンダルウッドで整えることで、限定品らしい特別感が演出されている。通常のリブレは甘すぎて苦手…という方にも使いやすいだろう。リブレは日本だと本国とは少し違う意味のジェンダーレス(リブレのジェンダーレスは本来女性も使えるラベンダー、日本だと単に性別関係なく使える香り)フレグランスとしてプロモーションされているが、このサンタルクチュールがいちばん我々が考えるジェンダーレスに近い香り方をしているように思える。
トップ:レモンオイル、ラバンディンハート、マンダリンオイル、カルダモンハート
ミドル:ディーバラベンダーハート、オレンジブロッサム、リビング オレンジフラワー
ベース:サンダルウッド、バニラブルボン、シダーウッド、ムスク
(公式サイトより)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2026/10/11 21:50:57
サロンドパルファン2026で個人的に期待していたのはメモの再上陸。以前のフィッツコーポレーションとは違い今回の代理店はブルーベルで、本格上陸は2027年以降を予定しているとのこと。イベントではフローラル系統のコレクションである「フルールボエム」シリーズを中心に展開しておりこの「インレ」はその内のひとつ。オスマンサスをメインに据えたフルーティフローラルだ。
磨りガラスボトルからスプレーすると感じられるのは柔らかな日差しを思わせるネロリ、ベルガモットの酸味、少々のアクアティックなアクセント。鼻にすっと抜けていくとてもフレッシュで心地よいトップノートだ。
ほどなく香り立つオスマンサスは肌にのせると少し甘さを増すが、アプリコットのような柔らかな酸味とトップのアクアのおかげでみずみずしさを失わずクリアーで繊細。ラクトニックな甘さに頼りすぎていないため安っぽい印象はない。
ここから香りは大きく変わらず、スモーキーなティーノートを下層に従えながらドライダウン。マテ茶らしいが、やや概念寄りのティーノートだと思う。香りの上層は今だに甘さと酸味のバランスのいいオスマンサスを保ち続けており持続も5、6時間以上。この香調でこの持続感は素直に驚きだ。あまり拡散する感じもないので汎用性も高く持て余すこともなさそう。
オスマンサスとティーノートという二大日本ウケ香調かつ、持続もそこそこで使いやすいとなれば、本格上陸すればかなりの人気が出るのではないか。
えーと値段は…
75ミリで税込53,900円。
本当に香水って高くなったなぁ…
トップ:ティー、ベルガモット、ネロリ、カルダモン
ミドル:オスマンサス、ジャスミンサンバック、フィグ
ベース:マテ、ムスク、バイオレット、シダーウッド
調香師はアリエノール・マスネ。
(fragranticaより)
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
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[オードパルファム]
容量・税込価格:30mL・12,320円 / 50mL・17,600円発売日:2026/8/28
2026/9/21 18:10:12
店頭でひときわ目をひくブルーのボトル。これはルールブルー、1912年に3代目ジャック・ゲランが世に出した時代を越える名香と同じ名を持つフレグランス。作り出したのはゲランNo.2調香師デルフィーヌ・ジェルクだ。
この新ルールブルーはレディースフレグランスとして久しぶりの完全新作(2017年のモンゲラン以来)。かなり大規模なプロモーションをされており、ブランドとしての本気を感じられる。はたしてどのような香りなのか?
パッと見た感じ、ボトルは色と文字が違うだけでレジェンダリーシリーズやラプティシリーズと同じ形に思えるが、キャップに青いレザー風の飾りが付いていたり、ボトルの角がカボションカットされていたり随所に違いが見られる。つまりこのボトルは完全にこの新しいルールブルー専用に作られているということ、かなり気合いが入っている。
逆さハートのキャップをとってスプレーすると、パッと広がるのはオゾンノート。クリアでひんやりとした空気感と、わずかにベルガモットの酸味や苦味も感じられる。元祖が夕暮れ時の蒼い時間だとすれば、こちらの雰囲気はまだ朝焼けの頃の蒼い時間だ。
元祖ルールブルーではカーネーションがメインパートを張っていたが、新ルールブルーではオレンジブロッサムがかなり主張している。そこにイランイランの低音やネロリの硬さを効かせながら、シルキーでパウダリーなアイリスの存在感が少し増してくる。ただ、このアイリスは色褪せやすく、すぐにその輪郭が曖昧になってしまう。
フローラルがすっかり消失すると、かなりバニラの甘さが強くなる。ウッディな要素は極力排除されたバニラアイスのような甘さ、そこにアンブロクサン(ジヴォダン社のアンブロフィックスを使用しているそうだ)の塩気が加わって塩バニラアイスのよう。文字で書くと甘重そうな感じがするが、割と乾いていて透明感がある印象なのはいくつかあるアンバーグリス風香料の中でもアンブロフィックスを採用しているからだろう。持続と拡散力はなかなかのもので、ムエットをカバンに入れっぱなしにしていると1週間は香りが取れない。
この新しいルールブルーはコンセプトこそ元祖と同じではあるが香りは全くの別物、他有名ブランドのレディースフレグランスへの対抗馬としてリリースされたものであろう。ホワイトフローラル+バニラ+アンバーグリスの組み合わせだとYSLのリブレやプラダのパラドックスシリーズが挙げられる。
香りそのものが特段悪いとは感じないが、この香水はひとつだけ危ういことを行ってしまっている。
名前の「のっとり」だ。
元祖が「ルールブルー1912」と名前を変えられてしまい、こちらが「ルールブルー」になっているのだ。過去、ゲランの名香と言われていたものから名前を一部借りていたものは多々ある。シャリマースフルシリーズ、夜間逃避行、ミツコフルールドゥロータス等々。だがこのルールブルーは元祖の名を自分のものにしてしまった。本来こちらが「ルールブルー2026」となるべきなのに、ここに反発を覚える古参ファンは少なくないと思う。
ブランドとしてモンゲラン以来の新レディースフレグランス「ルールブルー」。LVMHのことだから、ここからたくさん派生していくのだろう。
ルールブルーオーフレッシュ?
ルールブルーインテンス?
ルールブルーアプソリュ?
新しい蒼い時間は、新時代への夜明けか終焉の帳か。
トップ:オゾンノート、ネロリ、ペアー
ミドル:アイリス、オリスバター、ジャスミン
ベース:ムスク、バニラ、アンブロクサン
(parfumoより)
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トム フォード ビューティトム フォード ビューティからのお知らせがあります
トム フォード オード ソレイユ ブラン オード トワレ スプレィ
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・オードトワレ]
容量・税込価格:50ml・18,700円発売日:2025/5/2
2026/8/8 12:14:04
トムフォードからとびきり夏らしい香水を選ぶとすれば、間違いなくソレイユブランだろう。EDP、EDT、オールオーバースプレー(EDC扱いらしい)の3種展開で、このレビューはEDTのもの。価格は2026年8月現在で50ml税込18,700円。
なぜこれを今さら買うに至ったか?それは先日の価格改定のせいだ。いつものように季節のお便り(※値上げのお知らせ)が届いたかと思うと、プライベートブレンドは値上げしたがなんとオードソレイユブラン含むシグネチャーブレンドは全て値下げだという。これはもう買うしかない。昔、これがまだ新宿伊勢丹限定だった頃、わくわくしながら販売員さんに尋ねたら「そんなものありません」と、塩対応されそのままなんとなく避けていたオードソレイユブラン。今がそのチャンスだと思った。
金色のキャップをとってスプレーする。立ち昇るシトラスの爽快感と、カルダモンの微かな苦味、ピスタチオの香ばしさ。夏の太陽を思わせる心地よいブレンド。
分もすると拡がってくるのは甘くエキゾチックな南国フローラル。クリーミーなココナッツにコクのあるイランイラン、どこか扇情的な妖しい甘さを放つホワイトフローラル…EDTといえどしっかりソレイユブランのDNAを感じることができるミドル。まさに花々が咲き乱れる常夏の楽園の香りだ。
クリーミーなココナッツの甘さが引いてきたらドライダウン。微かに甘くパウダリーなトンカビーンと日焼けした肌を思わせるアンバリーな甘さが馴染んでいく。目立った香り立ちは2、3時間程度ではあるが、かなり馴染みがよい香りであるため肌近くではわりと香りのヴェールを保っているように感じる。
いわゆるモノイオイルっぽいこういう系統の香りはわざわざトムフォードで買わなくても似たようなものはごまんとあるが、トムフォードであることが大事なのだ。すりガラスのボトル、ゴールドのキャップ&プレートにTOM FORDのロゴ。最高に夏を満喫している感じがする。幾年前の塩対応も忘れられそうだ。
トップ:ネロリ、シトロン、ベルガモット、ビターオレンジ、プチグレン、ピスタチオ、カルダモン、ピンクペッパー、キャラウェイ
ミドル:チュベローズ、チュニジア産オレンジブロッサム、イランイラン、ジャスミン、ガルバナム
ベース:ココナッツ、バニラ、ベンゾイン、アンバー、トンカビーン
(fragranticaより)
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