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新真昼さん
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ディオール / メゾン クリスチャン ディオール ディオリッシマ

ディオールディオールからのお知らせがあります

メゾン クリスチャン ディオール ディオリッシマ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:40ml・14,850円 / 125ml・31,680円 / 250ml・45,100円発売日:-

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4

2020/7/24 15:00:17

「ディオリッシマ」は2018年にメゾンクリスチャンディオールに他の香りと一緒に追加されたフレグランス。“誰からも愛される魅力を放つ香り”(公式サイトより)と、中々の自信作のようだ。


トップに香るのはオレンジ。
果皮の苦味や、白いワタの部分のような苦味は抑えめ。かといって、オレンジジュースみたいな甘さではない。とてもすっきりとしていて、ドゥマシー作品らしい嗜好性が高いシトラスだ。

続いてミドルのガーデニアへ。
お色気ムンムン、とろけるような甘さのホワイトフローラルではなく、花の甘さがありながら軽やかな仕上がり。ここもとても嗜好性が高い。

ドライダウンはホワイトムスク。
ガーデニアの余韻を残しながら、最後は柔らかなホワイトムスクの清潔な香りに落ち着く。一応オードゥパルファンらしいが、持続は短めで二時間ほどできれいさっぱり消え去る。同ラインの中でもかなり淡めの香り。シトラスとフローラルをムスクが優しく包んでいて、香りのどこを切り取ってもすっきり爽やか、素直に「いい香りだ」と思ってしまう。


使われている要素はとてもシンプル。
オレンジ、ガーデニア、ムスク、以上。
日本でのメゾンクリスチャンディオールを象徴するかのようなシンプルさで、いかにもジョーマローンにありそうな感じだ。シンプルなシトラスフローラルコロンだけあって、清潔でフレッシュ、どんなシチュエーションでも付けていて邪魔にはならないし、日本人なら嫌いになる人も少ないと思う。

ただ、これは「ミスディオールシェリーオー」の復刻かリフォーミュラでしょう。だいたいおんなじだ。


トップ:オレンジ
ミドル:ガーデニア
ベース:ムスク
(フレグランティカより)
調香師はフランソワ・ドゥマシー。

使用した商品
  • サンプル・テスター
  • モニター・プレゼント  (提供元:ディオール)
新真昼さん
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ゲラン / トンカ アンペリアル

ゲランゲランからのお知らせがあります

トンカ アンペリアル

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:100ml・46,200円 / 200ml・66,000円発売日:2010/10/30 (2021/9/1追加発売)

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7購入品

2020/5/5 12:17:53

2010年発売のラールエラマティエール「トンカアンペリアル」は名前の通り、ゲルリナーデのひとつであるトンカビーンを主役にしたフレグランス。調香師は五代目専属調香師ティエリー・ワッサー。個人的には、このシリーズの中でも一、二を争うほど好きな香水だ。

“「トンカアンペリアル」という名にふさわしい香り。ジンジャーブレッド、アーモンド、タバコの香りがアクセントとなった絶妙なハーモニーが、見事なコントラストをもたらします。心踊るトップと甘く広がるトンカビーンの香りが温かく、そしてクールに混ざり合う意外性を持ったブレンドが、忘れられない魅惑的な香りを創りあげています。”(公式サイトより)

付けると一瞬鼻に抜けるようにすーっとしたローズマリーの風味。
そのすぐ後にトンカビーンの乾いた甘さがやってくる。ちょっぴり苦味のあるナッツのようなコクも混ざっている。いかにもEATME!!!なグルマン系な甘さとは違う、軽やかでまさに鼻腔をくすぐるような香りだ。
少し経つと、ヒリヒリとスパイシーな風味やタバコのアロマも入れ替わり立ち替わり顔を出す。
そのままくるくるくるくるとタバコでスモーキーなトンカ、触ると(嗅ぐと?)ケガするぜと言わんばかりのスパイシーなトンカの二重奏に、ウッディな余韻が加わると締め。持続は六時間くらい。
軽すぎも重すぎもせず、使いやすいオリエンタルウッディ。基本的に色んな風味をまとったトンカの甘さがずーっと続く展開で、ゲルリナーデのひとつであるトンカビーンの魅力を存分に味わえる、公式の言う通りのまさに「トンカ帝国」の名にふさわしい香り。

ところでこの香水、「や〜いお前の香水オレンジブロッサムとホワイトムスク〜」と言われそうなくらいワッサーの調香に頻出するオレンジブロッサムとホワイトムスクの組み合わせが入っていない。
ワッサーは一年の1/3を原材料探しに費やしているという。まさかあまりの激務にうっかりいれ忘れてしまったのだろうか(最初はゴーストライターならぬゴーストパフューマーを疑ったが、今の時代そんなことはないだろう)。
一応ワッサーの名誉のために言っておくが、ホワイトムスクやオレンジブロッサムよりも、ローズ、ジャスミン、ベルガモットの方が使用頻度は高い。

ワッサーはトンカビーンの植林活動も行っているという(ただし香料が採取できるようになるには20〜30年かかるらしい)。
汗水流して働くワッサーになにか差し入れでも持っていこうか。
甘いものがいいかな。
桜餅とか。


ウッディオリエンタル
アロマティックで温かく、センシュアルな香り。
トップ:ベルガモット、アーモンド、ローズマリー
ハート:ジャスミン、トンカビーン、タバコ
ベース:フランキンセンス、シダーウッド、パインウッド
(公式サイトより)
調香師はティエリー・ワッサー。

使用した商品
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シャネル / レ ゾー ドゥ シャネル パリ リヴィエラ オードゥ トワレット (ヴァポリザター)

シャネル

レ ゾー ドゥ シャネル パリ リヴィエラ オードゥ トワレット (ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・14,520円 / 125ml・20,900円発売日:2019/6/1 (2021/6/4追加発売)

4購入品

2020/3/7 07:25:45

シャネルはフレグランス関連の限定品がとても多い。今年のチャンスオータンドゥルのヘアオイルもそうですし、フレグランスパウダーやジェルフレグランス、既存の香水の限定パッケージ等挙げるとキリがありません。

そんな中、この「レゾードゥシャネル パリリヴィエラ オードゥトワレット」はシャネルにしては珍しく香りそのものが期間・数量限定で販売されていた香水。このシリーズは2018年初夏に「ヴェニス」「ビアリッツ」「ドーヴィル」の三種類が発売されていて、どれも柑橘のきいた嗜好性の高いフレグランス。シリーズ4つ目の「リヴィエラ」は果たしてどんな香りなんでしょうか。

トップはシトラス。砂糖漬けにされたようなオレンジピールにトーンの高いマンダリンやベルガモット、グレープフルーツが香ります。この「レゾードゥシャネル」シリーズに共通するフレッシュで嗜好性の高い出だし。

ミドルはフローラル。トップの柑橘類とつながる形でネロリ、その奥からジャスミンが顔を出します。このジャスミンが「お、やはりシャネルのフレグランスだな」と思う程度にはインドール強め。ムエットだとネロリが強いですが、肌に付けるとこのアニマリックなジャスミンが香りだちます。

ドライダウンはソーピーなホワイトムスクかなと思いきやサンダルウッドとベンゾイン(ムスク強くしちゃうとビアリッツと被るから?)。柑橘系トワレットのわりにはこのベースは残る方だと思います。ただ、ちょっとベースの香りがジャスミンの生臭さを助長しているようにも感じます。
トップからドライダウンまでおよそ3〜4時間ほど。シリーズの中では「ヴェニス」と並んでフェミニン寄りの香り。他のレゾードゥシャネル三姉妹と同じように柑橘のきいた嗜好性の高いフレグランスなんですが…

やはりこのお上品なシトラスコロンはココ・シャネルのイメージではない。公式サイトには、

“ガブリエル シャネルの人生に深くかかわる地からインスピレーションを得て誕生したレ ゾー ドゥ シャネルは、シャネルのフレグランスの歴史の新たな扉を開きます。色鮮やかでフレッシュな感覚をもたらし、一瞬であなたを香りの旅へと誘うフレグランス。”

とありますが個人的には、ガブリエルシャネルと同じように、このシリーズの「シャネルゆかりの地からインスピレーションを受けた」というのは後付けなんでしょうね。
夏向けに柑橘をきかせた、浴びるようにまとえて誰にでも使いやすい香りを最初から作るつもりだったのでしょう。
「シャネルの香水なんか臭くてキツい。彼氏もシャネルの香水好きじゃないから買わない」という世代への「マイ・ファースト・シャネル」になるように。
柔軟剤やファブリックミスト、ボディフレグランスのような曖昧な香りを卒業して、本格的な香水デビューへの片道切符のような香り。そういう意味で、「旅」をイメージしたシリーズとも言えるのか。

トップ:オレンジピール、花、シトラス
ミドル:ネロリ、ジャスミン
ベース:ベンゾイン、サンダルウッド
調香師はオリヴィエ・ポルジュ。
(フレグランティカより)

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ゲラン / フレンチー ラヴァンド

ゲランゲランからのお知らせがあります

フレンチー ラヴァンド

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:100ml・49,500円 / 200ml・70,290円発売日:- (2021/9/1追加発売)

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4購入品

2022/6/10 13:14:09

レモンヴァーベナとベルガモットから始まるトップ。香水好きになると柑橘系の香りから離れがちになるけれど、やっぱり心地よいと感じる。ヴァーベナのグリーンな側面が、ベルガモットのみずみずしい甘さをより引き立てている。

ミドルはハーバル&ウッディに傾く。タイトルにもあるラベンダー、セージのスパイシー感とプチグレンのドライなウッディの香りがメインだ。ラベンダー自体はフレッシュでフローラル感が強いタイプだが、ウッディ&スパイシーな他の要素が強いためメンズフレグランスよりの印象。ここまでで約3時間ほど。

ドライダウンはベチバーがメイン。ほんの少しだけトンカビーンの甘さを添えつつ消えていく。ここの香りは1時間ほど。現行のラールエラマティエールの中ではかなり軽い香りだ。

ライトでフレッシュな香りだから誰でも性別関係なく使える、というわけでもなく、ミドル以降はかなりメンズ寄りの香りに展開していくため、いわゆる「外資系のメンズフレグランスっぽさ」を好まない人にはハマらない。その辺は元々「ルフレンチー(=フランス人男性、要はメンズフレグランス)」という名前だったのだから仕方ないのかも。リニューアル前後で特筆すべき違いはないように感じる。昨今のジェンダーレス意識の波に呑まれて、無難な名前に変えられてしまったのだろうか。


それにしても、いくらラベンダーが真っ直ぐ伸びるからといって、「アートに例えるならエッフェル塔」は無理ないか?


トップ:レモンヴァーベナ、レモン、ベルガモット
ミドル:ラベンダー、プチグレン、シトロン、セージ、ネロリ
ベース:アンバーグリス、ベチバー、トンカビーン
調香師は、ティエリー・ワッサー。
(fragranticaより)

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ゲラン / クルーエル ガーデニア

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クルーエル ガーデニア

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:100ml・49,500円 / 200ml・70,290円発売日:2008/5/14 (2021/9/1追加発売)

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5購入品

2022/1/28 20:07:55

今日はかの有名な香水評論家にゲランのラールエラマティエール作品を紹介する日だ。彼はとても気難しく、ゲランの作品でいうと、ミツコや夜間飛行を愛するような人らしい。現代的ないわゆる「高級シリーズ」の香りは彼のお気に召すのだろうか。

彼に「クルーエルガーデニア」のムエットを手渡した。この香水はゲランの専属調香師ではなく、シムライズ社のランダ・ハマイに依頼したものだ。
彼はひと嗅ぎすると、ティッシュで鼻をかんだ。
鼻に違う香水の残り香があると思ったようだ。

「いったいこれは何だ?」
「ほら…ガーデニアの香りですよ」
「ガーデニア?まさか!パウダリーなホワイトムスクで、それ以上でもそれ以下でもない」
「そうでしょうか……ガーデニアの感じ、出てませんか?」
「たしかに出てるよ……嫌な感じだけどな」


ひとふきするとすぐわかるムスキーな香り。真っ白くてパウダリーなムスクだ。ランスタンマジーやアンソレンスを手がけたゲランの元フレグランスディレクター、シルヴェーヌ・ドゥラクルト(ゲランのパンフレットやfragranticaだと調香師のような扱いだが厳密にいうと違う)がいかにも好みそうなパウダリーさ。その真っ白のムスクにほんの少しフルーティなアコードが溶けているが、明確に感じられるほどではない。

パウダリーなムスクは前面に出たままミドルへ。ホワイトフラワーの香りでふんわりとミドルノートとしてのボリュームが出てくる。真っ白なムスクのベールに隠れているのはガーデニア。ガーデニアといえばとろりと甘くて濃厚な白い花の印象だが、クルーエルガーデニアのガーデニアは甘くない。ほんのりグリーンのニュアンス、少しコクのある感じがするのはイランイランだろうか、生花の花びらを撫でたかのようなシルキーな質感。

ドライダウンもやはりムスキー。フローラル感が抜けて少しウッディとバニラの甘さが出てくるが、ふんわりとパウダリーなムスクが支配的だ。持続は4、5時間程度。トップからドライダウンまで、大きく印象が変わることはなくシングルノートに近い香り方をする。

昨年のオートパフューマリー再編に伴い、ラールエラマティエール全てがアート作品に例えられるような説明が追加され、このクルーエルガーデニアにはシャルル・ボードレールの「悪の華」があてがわれた。個人的には、印象派に近いかなと思う。


ガーデニアの感じ、出てるでしょ?


トップ:ローズ、ネロリ、ピーチ
ミドル:ガーデニア、バイオレット、イランイラン
ベース:ムスク、トンカビーン、サンダルウッド、バニラ
調香師は、ランダ・ハマイ(とシルヴェーヌ・ドゥラクルト)。
(fragranticaより)

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