2016/3/3 03:25:00
ノンケミカル系のファンデーションをここ数か月試して歩いてました。
エトヴォス、ナチュラグラッセに次いで第三弾はこちらのスティックタイプです。
実はこちらのブランドは前から気になっていて、使ってみたいとは思うものの、価格の高さがネックでなかなか手が出せませんでした(・・・高いよね。防腐剤フリーで他のメーカーより長持ちせんのに・・・)。で今回思い切って、こちらとプレミアムのパウダーファンデ、ついでに(?)仕上げ用ルースパウダーの3点を購入。
正直なところ、ノンケミカルでリキッドかそれに近い形状のファンデを選ぼうとしても、なかなかこれ!という製品に出会わない。何でかというと、シリコンオイルに頼れないから。石油由来の成分を排除しようとすると、ほぼ間違いなく「使い心地」を犠牲にするわけです。
それでもいい!!という人はともかく、ファンデーションを選ぶ際には、何を優先順位とするかが一番のポイントになってくると思いますね。
こちらのスティックは一応「コンシーラー一体型」と銘打っているもののファンデーションではある訳ですが、やはり使用感が悪すぎる。まず肌に置いても伸びません。無理にスティックを引っ張ろうとすると摩擦で痛いのなんの。そこを無理やり伸ばして指でぼかそうとしても広がってくれない。結果、引っ張られた肌の毛穴が潰れて横に伸びてしまう羽目に。
成分は他のブランドと比べても割にシンプルでかぶれませんでしたし、乾燥も起こりませんでした。色はピンク系でしたけど、ちょっと赤みが勝っちゃって、頬の赤みを強調してしまいました。ただ顔色悪くは見えなかった。それだけに残念。
ホント、難しいね。ファンデーション選び。
唯一凄いと思ったのは、ノンケミカルなのにSPF50 PA++++を実現してしまったところ。
あちらを立てればこちらが立たず。そろそろノンケミカルのファンデーションに疑問符を投げかけ始めた私です。
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2015/7/15 21:19:04
この商品はちょっと、評価が難しいですね。
大サービスで☆4つ(笑)。
実はミネラルファンデーションのプレスドタイプを使うのはこれが初めてです。
かなり以前、ベアミネラルを2年ちょっと使って、当時は化粧品の成分知識もほとんど無く、ミネラルオンリーのルースパウダーをブラシで掃くのに石油由来のジメチコンを主成分とする専用下地を塗りたくるという、何とも両極端な事を平気でやっていた。その後ブラシの摩擦による角質の肥厚が発覚しルースファンデにさようなら。なるべく物理的刺激は避けたいと、プレスドタイプのパウダーファンデをパフでのっけてました。
私は前々から書いている通り、何が何でもノンケミカルとか、そんなこだわりは無いんですが、このアイテムに限っては今のところケミカルの勝ちだろう・・・と思うものがいくつかあります。例えばフルイドタイプの日焼け止め。のびの良さや感触(さっぱり感)、PA値の高さ(SPFははっきり言って、それほど高くなくていい)などでまだまだノンケミカル勢は研究の余地がある。同様にパウダーファンデーションも、仕上がりの点でシリコンオイルにはかなわないという認識があります。
エトヴォスはまずリキッドを試し、そのシアーな仕上がりがわりと気に入ったのですが、こちらのタイムレスは少しプレスがもろい。予想した事とはいえ、これが厚塗り感に直結する。カバーしたい人にはいいのですが、よりシアーに見せたければ少々テクニックが要ります。
付属のパフは厚みがあって良さそう。ただ惜しいかな表面が粗い。擦ってしまうと刺激になりますのでポンポンとたたくように置いていきます。つける量を少なめにすれば透明感が出ますが、少なすぎるとムラになります。あと、スキンケアはなるべく保湿をあっさりめで。フラットトップ・ブラシも試しましたが、ちょっと引っかかりが大きい。パウダー状の下地もあるみたいですけど、ちょっと手間ですよね。ムラ無く仕上げるには表面をサラッとがお約束かと思います。
あとは色かなぁ・・・エトヴォス全般に言えることなんですけど、明るい色でもオークルに転びすぎです(因みに私は一番明るい色を使用)。私も含めてブルーベースの人間にはちとキツイ。もう心持ち、ピンクに転ぶ色味を作ってくださると、大助かりなのですが。
リピートは無いですね。
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2015/7/1 21:43:35
シアーミネラルの仕上げ用に購入しました。
初めはエクセルのパウダーを使ったのですが、タルクを含むためファンデーションとの相性が悪く、どうせなら同じブランドでタルク無しのものを探してみようと思い立ち、出会ったのがこれ。
SPF50でPA++++なのにノンケミカルはすごいです。
でもその分、パウダー自体が硬質と言いますか、毛穴をふさがないと謳ってはいますが汗腺に影響があるように思います。事実、これを使うと何かの拍子にいきなり顔だけ汗ばんだりする。ちょっと説明がつかないんですけど、季節柄使用量が多いせいもあるのかな。パウダーなのに密着されてる感、とでも言いますか・・・。
ケースがコンパクトなので持ち運びに便利な反面、ムラ無くつけるのが難しいですね。私は大判の綿パフを別に用意して、ケースの中でトントンと叩きパフに多めのパウダーを含ませてから、二つのパフを擦り合わせて均等にまぶし、大きい方で顔全体を、付属のパフで細かい部分をそれぞれ押さえています。時間もかからず、楽につけられますよ。
これからの季節は重宝しそうな1品。夏限定なら使ってオーケーかなと思います。
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2015/7/1 21:04:46
ノンケミカル系のファンデーションって評価が分かれるんですかね。
ひとつ前にクチコミしたヴェリマのBBは評価高いのに私がアウト。逆にこちらの商品は人によって両極端の評価。不思議ですが、それだけケミカルには無い難しさを感じます。
エトヴォスのリキッドファンデーション。といいますがこれ、リキッドじゃないです。見るからにクリーム、そして容器とテクスチャーに大問題あり。何が問題かというと、ポンプ式ノズルの口の部分が外気とツーツーで通じているため(つまりエアレスポンプではないということ)、さらされているとばっくちのファンデが乾いて固まってしまい、ひと押しするごとに一定量の塊が出てきます。こんな形状は見たこと無い。使う時には一旦手の甲に押し出して、固まっている部分を避けながら指に取って伸ばすしかありません。
なぜこんなことが起きるのか。
容器の性能も一因ですが、配合成分を見てもうなずける点があります。
ミネラルファンデーションにはつきものの酸化亜鉛。オーガニックやナチュラル系コスメの信望者はその理由として「酸化亜鉛は傷薬として使われているので肌に安心」と語りますが、それは数年前までの常識です。どういうことかと言いますと、酸化亜鉛の作用は「肌を乾かす」ことなんですね。傷が出来たら化膿する前に消毒して乾かし、一刻も早くかさぶたに覆わせること。これがほんのちょっと前まで信じられていた、傷の治療法でした(今は真逆の方法が取られているのは周知の通りです)。
エトヴォスのリキッドファンデーションには、この酸化亜鉛が比較的高い配合率で含まれています。乾かす作用が主体の成分ですから、当然ファンデ自体が乾いて固まりやすい。少しでも固まりかけたのを肌に伸ばそうとすれば、ムラになるのも無理はありません。評価が分かれるのも、人によって手に出してからの使い方が様々だからでしょう。(また、酸化亜鉛が合わない方も結構おられるようです。ご注意くださいませ。)
そんなシアーミネラルですが、きちんとあらかじめ保湿して、ノズルから出してすぐのファンデを乾かないうちに丁寧に伸ばせば、かなり綺麗な仕上がりになります。透明感とツヤのある素肌っぽい感じで、小じわや乾燥を目立たせたくない方には良いと思います。カバー力は期待出来ません。ただむしろ私くらいの年代には、このほうが良いでしょうね。
この後仕上げに使うパウダーには出来れば、タルクを含まないものをお薦めしたい。でないとますます乾いてしまいますから(笑)。
でもまぁ・・・私自身、どうかと言えば・・・リピートはありませんね。
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2015/7/1 03:19:50
評価高いんですね・・・。
う〜ん、分からん。
たまたま今現在、スキンケアにオーガニック製品を使用しているため、ファンデーションもノンケミカルを試してみようと思い立ちました(いや、単にオーガニックのクレンジングではケミカルのファンデが落としづらいから、スキッと落とせるものが欲しかっただけ)。
伊勢丹のビューティーアポセカリーであれこれと物色中に、偶然見つけたのがこちら。価格が高めで勇気がいりましたが、ローズベージュという色がとても合っていそうだったので、思い切って購入。手の甲で試した時の感触はとても良かったんです。ところが・・・。
うちへ帰っていつものスキンケアをやり、試しにのせてみて驚きました。恐ろしいほどのムラ付き。お試し用にいただいたUVベースを下地に使っても同じ。指で伸ばそうとすればするほどボロボロとファンデが剥がれ落ち、消しゴムカスのオンパレード。おまけにベースを塗っているのに毛穴落ちが酷い。それも今まで経験のない頬の毛穴でです。それまでエテュセのベースを使っていてムラになったことなど無かったのに、その変化の激しさに驚きました。
それからが大変。折角買ったのだから何とかしたいと、ベースを取り換えてみたり、クリームを省いて美容液の上からベースを重ねたり、あるいはファンデを美容液の後直接乗っけたり、散々色々試したのですが改善せず。ある日ふと思い当って、美容液をやめて化粧水とクリームだけの基礎にファンデを乗せてみたところ、それまでで一番マシに仕上がりました。
とは言え、やはり毛穴落ちはする。塗りムラも完全には治っていない。そこまでやって、きっと今のスキンケアと相性が悪いんだ・・・と自分で自分を納得させるしかなくなってしまいました。
高評価を出している方が羨ましい。
基礎ものをまるっと変えたら、綺麗に仕上がるのかもしれません。ただここで注目したいのが、こちらの商品が日本からのオーダーで、しかもそれまでリキッドファンデーションを作ったことが無かったヴェリマの製品だということです。自社の基礎ものとは合わせられても、他社のブランドとの相性までは計算出来ていない感じですものね。こういう所は日本のメーカーがうまいんですけれども・・・仕方ないか。
そんなわけで、こちらを使うのはあきらめ、日本製のノンケミカルでミネラル系のファンデーションを探すことにしました。ちょっと勿体なかった・・・。
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