2014/5/29 19:08:06
再編集です。評価は変えていません。
美容液という位置付けですが実質的にはクリームです。
角質ケアがメインのシリーズですが、しっかり保湿もしてくれます。
ローションとエマルジョンは水分保持が役目ですが、ここから先はそれぞれの役割分担があるようで。
面白いのは、昼用のこれと、夜用のクリームでは成分比率が変わるんですね。
このラインはいわゆるナノ化もので、ただし原料全てではなく特定の油溶性ビタミンに限ってナノ化されている。(身体がもともと持ってる成分ですからナノ化で入れても影響はほとんどないだろうと思います) 加えて、角質の代謝を助けるクラウンシュガーという成分を配合しているのですが、こちらはその配合比率を上げてある。日焼け止めで?と思いますが、つまりは余計な角片が固着する前に排せつを促したいんでしょうな。
非常に伸びの良いテクスチャーでごく少量ですみます。
てかりやべたつきも無くきっちり収まってくれる感じ。日焼け止め特有の匂いもありません。保湿力もそこそこあり、空調にも耐えられそう。
ただ勿体なかったのはPA値ですかね・・・。
ここまで仕上げといて++とは。せめて+++でしょ。
今は下地クリームですら高PA値なので、メイクするのであればわざわざこれと併用しなくてもいい感じですもんね。
惜しい!!のひと言です。
現在は、1年ほど一緒に使っていたブライトナーでトラブルが起きたため、ライン使用は中止しています。
昼用の保湿クリームとして使う分には、そこそこ役割を果たしてくれそうな一品だと思いますよ。
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2013/1/11 18:32:49
プリマヴィスタの化粧のり実感タイプとこちらを、ほぼ同時期に使い比べてみました。
これまでの私なら、地色に近いものを優先して選んでいたので、初めは当然のようにイエローオークルの最も明るい色を手に取ったのですが、なんだか綺麗に見えない。いや、いつもとそんなには違わないんだけれども、どうしても印象が沈んで見える。
その原因が年齢から来るくすみだと気付いた時に、ものは試しだーーっと使ってみたのがこちらのオークル03.
チャートではやや明るいオークルとなっていますが、これ以上明るい色だとピンク系になっちゃうので妥協して03を選びました。
以前は美容雑誌を見てもカウンターで相談しても、ファンデーションは肌の色に最も近いものを・・・が常識でした。それがこちらは完全な逆転の発想で作られてる。いわば「光の操作でピンクに転ばせる」手法。あえて別トーンを乗っけて中和させる方法といいますか。これが面白かった。
肌の色自体は以前の私より濃くなるんです。ところが下地のトーンに重ねることで、前より俄然印象が明るくなる。
白いか黒いかではなく、明るいか暗いかで合わせる手法。参りましたね。こんなに差が出るとは思わなかった。
ヒットだったのはもう一つ。
付属の起毛パフが優秀過ぎてため息が出ました。
私のような物理的刺激に弱い肌には、さわさわっとなでるだけで薄付きに仕上がるパフの形状は本当にありがたい。普通のスポンジパフでは、どんなに柔らかい素材のものでも「なでる」という動作が出来ないんです。
しかも起毛のおかげか、毛穴落ちもありません。開発スタッフの技術力には頭が下がります。
別売りのコンパクト・ケースに入れましたが、拡大鏡については意見の分かれるところかな〜。私は必ずしもデカく映してくれなくていいんですが。
ともあれ、年間を通して使える優秀なファンデにめぐり合いました。
昨年、リキッドがお目見えしたようですが、そちらも折を見て使ってみようと思っています。
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[化粧下地]
税込価格:- (生産終了)発売日:2011/11/15
2013/1/11 17:44:46
年齢が上がるにつれ、本当に肌の黄ぐすみが気になりだした今日この頃・・・。まさか自分が・・・なんて取り繕ってもしょうがない。スキンケアに期待できる程度も知れてるし、まぁここは割り切って下地から見直しますか、ということで。
私が20代の頃、ちょうどソフィーナが誕生したんですが、びっくりしたのは80年代からすでに、年齢別のシリーズを確立してしまったこと。
おいおい、そりゃあ買う側の主体性を馬鹿にしてないかね、と思ったもんです。自分がまだ若くて先の想像なんざする気も起きなかった時代の話ではありますが。
実際、己が50代に突入してもなお、年齢で商品を分けることには抵抗がありました。あんたもう若くないんだからこっちにしな・・・そんなふうに言われてる気がして。
で、一昨年はとうとう、プリマに50代以上向けのベースメークが登場。やってくれたわと思いながら、その実いささか気になってしまった。メーカーが提唱する、黄ぐすみ肌のための光を操作する対処法に納得している自分がいたのです。
こちらの下地は以前使っていたリンメルのものに近い色調ですが、テクスチャーはゆるめであらかじめ容器を振ってから出します。
のびが良いのでべとつきもなく、パウダータイプのファンデーションでもむらになりません。色調補正をかけるというよりはむしろ、肌の印象を明るくする効果と言うべきか。年間を通して問題なく使えます。
こちらとディアのファンデーションはペアで使うことをお薦めします。
下地である程度白目に仕上げておかないと、後のファンデが濃いめに乗っかる印象があるので。
塗った後もギラギラしないし、保湿効果もそこそこあるので、乾燥肌の私でも大丈夫でした。
黄色っぽかった自分の肌が、きれいな薄ピンクで明るくなるのを見るにつけ、やっぱり歳相応のメークは必要なんだ・・・と今更気がついた次第でございます。
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化粧のり実感 パウダーファンデーションUV <くずれにくいタイプ>
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2011/2/19
2012/12/2 22:45:20
じつはかなり迷いました。
プリマにすべきかディアにすべきか。
年齢的に肌のトーンが黄味がかってきたこのごろ、従来の色選びでは難しくなってきている実感はあったのですが、ディアのオークル系では少し暗めな気がしたのと、肌のトーン全体を上げてやるにはまだプリマのほうが適役なのではないか・・・と思ったもので。
ただやっぱりくすみ感はなんとかせにゃ、という決意のもと(!?)、約ふた月のあいだ、プリマとディアを使い比べてみることにしました。ちょっと贅沢ですが自分に合ったファンデ選びのためです。
結果、プリマはレギュラーインならず。
初めてつけた時正直びっくりしました。
塗ってすぐ、汗が出たのです。それもパァーーっと。
更年期だからのぼせたんだろう・・・と考えたくなりますが、顔の部分だけが汗ばむんです。これちょっと変。
あくまでも私観なんで実証は出来ないんですが、プリマとディアでは成分構成が違う。
ディアは従来のパウダーものと同様、タルクが汗や皮脂をある程度吸い取ってくれるタイプ。汗の量が多いと次第に粉体が膨らみきれず崩れてきます。対するプリマは成分を見る限り、汗を吸い取ってくれるものが見当たらない。外箱の説明書きには「汗や皮脂を逃がす」とあります。
思うに、シリコン素材で粉体をコートすることで、汗などを吸い取らずに隙間から押し出す働きをしているのではないかと。いきなり汗ばんだのはそのせいかもしれません。
色の点では、もともと私の地色に近い、明るいイエローオークルがあって嬉しかった半面、今の私では黄味に寄った色が使いづらいという現実にも気付かされました。特にミネラル主体の粉体でなくても、時間が経つにつれ黄色に転ぶファンデが多いからです。ある意味、タール系の色素を含むファンデーションが皆無になった証拠でもありますが。
あと、私は物理的刺激に弱いので、メーカーが推奨するスポンジ使いは出来ませんでした。スポンジ自体はとても柔らかく、使い心地は申し分なかったのですが、すべらせるような動かし方をすると刺激を感じてしまうのです。例によって、私はスタンプ塗りもどき(?)でつけています。カバー力はリンメルのものより弱め。透明感が生かせる点は好きです。ただ小鼻の周囲は毛穴落ちしました。残念。
ベースメークは素肌の色に近いものを選びなさい、と教えられた自分もそろそろ考え方を転換する時期に来たようです。くすみやすい世代に来たんだと自覚して、専用アイテムの多いソフィーナでしばらくはうろうろしてみようと(笑)思います。
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[化粧下地]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:2011/2/19
2012/12/2 21:33:21
(あ、これベストコスメなのか・・・)少し評価を下げてしまったようですが、初めの印象からするとこのくらいかなぁ。
ここ1年くらい、鏡をみては「・・・来たな」 言わずと知れた肌の黄ぐすみであります。覚悟はしていたけど、やっぱりね。この年代の宿命っちゃ宿命なんですけれども。これ何とかせねば・・・を念頭にジプシー三昧(笑)の日々でございます。
ソフィーナでも他の下地は補正効果が無く、唯一これだけがくすみカバーを謳っていたもので、パウダーファンデとともに使ってみました。
手に出した瞬間、「あれ?」
思った以上に濃いめのオークル。
ああ、なるほど。
伸びは申し分なし。
つるんとした感触で、適度な保湿効果もありますし、メイベリンの下地ではネックになった毛穴落ちも無い。ただ、年代が上の人向けに作られたファンデと同じ傾向の色設計であることにがっかりしました。
要は「シミと地色の中間色でカバーされたように見せる」ものであるということです。
グレースソフィ−ナしかり、インテグレート・グレイシィしかり(なんでマダム仕様のブランドはGRACEをつけたがるんだか・・・ま、いいか)
私を含め色素の薄い肌色では、こうしたカバリングのやり方ですと対処ができません。必ず元の色よりダークになるうえに、くすみ感が増長してしまうのです。
こちらを塗った上から同ブランドのパウダーファンデで最も明るいイエローオークル系を重ねて使いました。多少暗さが相殺されて肌色のトーンは変わりませんでしたが、少し使いづらいかもな・・・と思いました。
やはり私のように年齢的な茶ぐすみを抱えている場合は、カバーよりトーンの調整を主眼に置いた方がいいかもしれません。
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