2012/2/28 20:38:52
口紅購入の際またもやサンプルを頂いてしまったので、その使用感です。
予想範囲でしたが、これも私にはいまひとつでした。
星3位かな。一時的に使用するなら、これもまあありかと思いますが日常使いはしたくない部類のファンデです。
但し、私は元々シャネルのファンデーションと相性が悪い上、美白ラインのパウダリーファンデは昔からどのメーカーのものもとても苦手なので、それを踏まえて読んで頂けると幸いです。
【長所】
・粉質はキメ細かい。
・ツキ、ノリはよくスポンジパフをスーッと滑らせるだけでビシーっとムラなく付き、毛穴を目立たせないし、ヨレムラ毛穴落ち殆どなし。ノリもきめ細かく粉っぽさはないです。
・帯状毛穴も目立たないですね。ある程度の年齢以上の方なら分かって頂けると思いますが、合わないファンデだと起こる、ニコッと笑った時、口角を中心に同心円状に出来る、無数のシワ状になった帯状毛穴が、素顔の時の何倍何十倍にもなって強調されるという恐怖の現象が起こらないです。
・モチはかなり良い方だと思います。鼻のあたりが時間経過でやや薄くなる位でしょうか。
・経時変化でくすみません。ヴィタルミエールコンパクトの同色番が、塗ったそばから赤黒くなるのとは随分な違いです。
【短所】
これはもう好みですが、発色・質感がどうにもいただけないです。
美白ラインのファンデ、特にパウダリーは、もうあえて白浮きさせる方向性に発色を持って行ってるというか。光をやたら反射させ、仕上がりが無駄に白いです。これだと私の年齢ではメイクにおける最も危険なプレイのひとつである、所謂「オバチャンの白塗り」に直結してしまいます。
(通常のファンデなら、ピグメント等による無駄な光の反射はおさえつつ自然な肌色を再現する技術をいかに生かすかが開発のひとつのキモなんじゃないかと思いますが、その正反対の方向をあえていってるんじゃないかと)
時間経過とともにやや落ち着き、塗りたてよりは若干落ち着いた感じのベージュトーンにはなります。サンプル色はB20です。
しかし、基本ぼやーっと白光りする感じは続き、丁度、肌の上に白ストッキングを重ねている感じでしょうか。
真っ白のフェイスパウダーで、こういった質感になってしまうものがあると聞いた事がありますが、それと似た感じなのかな。
個人的には、なんとも垢抜けない、野暮ったい肌色だと思います。
******
そんなわけで、シャネルのファンデに酷評続きで申し訳ないですが、まずは美白ラインパウダリーってシャネルでなくても大体こんなものだというイメージが個人的に強いです。
昨年の今頃発売だったと思いますが、丁度同時期、この商品と同様に、六角形粉体を使用したというコーセー雪肌精シュープレム(だったかな?)のパウダリーが発売されており、昨年その点には少し興味をひかれていたのですが。
あまりの事にむしろ、こうなったら比較・研究の為に一度雪肌精も試してみようかな。という気になりました(?笑)。この、パウダリーとも思えぬ物凄く肌に定着する感じはその粉体技術が生きているのでしょうか・・・よく分かりませんが、やはり美白パウダリーは私には実用性が無いです。
ルブランリキッドのクチコミにも書きましたが、サンプルを下さるサービスは本当に有難いといつも思っています。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
-
[リップライナー]
税込価格:880円 (編集部調べ)発売日:2007/8/21 (2014/2/21追加発売)
2012/3/2 00:46:40
PK750使用。優秀です。
一年位前、それまで使用していたリップライナーが無くなったので、スーパーでなんとなく購入。
最初は、ズルズルした緩いテクスチャーに、「やっぱりプチプラライナーだな」と思ったのですが、使い込むうちにこれがむしろ良いと気付きました。
シアーでグロッシーなタイプの口紅と合わせた時に、質感の差が出ず自然ですし、ラインだけ残して口紅が落ちるという事態になりません。落ちる時は一緒に綺麗に落ちてくれる(笑)。
また、このPK750の色みが絶妙で、ピンク〜ピンクベージュの口紅であればほぼ手持ちのどんなものにも合います。多少黄味寄りでも青みよりでも。
他のプチプラのリップライナーは色出しに大抵難ありで、
いまどきこの色をどんな口紅に合わせるのかというようなビビッド過ぎるものやダーク過ぎるもの、そうでなければ極端にベージュ過ぎるものがほとんどで、中明度でやや低彩度のニュアンスカラーがなかなか見つからないですが、このライナーの色は優秀です。
コスパも相当良いです。一体いつまでもつのかという位最初の一本が持っています。さすがに残り僅かとなりましたので、ストックを買いました。
更には、他の方のクチコミで気づきましたが、この色番タール色素不使用なのですね。ストック分の外箱を見たら本当でした。口紅関係ではなかなか無い事なのでこれもすごい。
難点は、スルスルし過ぎのテクスチャーで、マット系のライナーより滑りが良すぎて時々外側へラインを外してしまう事でしょうか。引っかかり感が無さ過ぎて、少々描きにくいです。しかしはみ出しても簡単にティッシュで拭えますけれど。
同シリーズのグラマラスルージュの方は、質はよいけどコスパ悪そうとクチコミに書きましたが、こちらはどちらもほぼクリアの秀逸な一品です。
- 使用した商品
- 現品
-
[口紅]
税込価格:- (生産終了)発売日:2011/3/4 (2013/4/5追加発売)
2012/3/3 20:53:43
260番、ローズデザビエ購入。
僅かに白み・やや青みの優しいピンクでとても春らしい可愛い色。
白み青みが極端すぎず、中明度でやや低彩度なので使いやすい色です。
どちらかといえばブルーベース夏向きですが、イエローベース春、あるいは両方混合のパーソナルカラーの方(日本人にはとても多い)に幅広く合う色みだと思います。
ラメがかなりたっぷり(基本シルバーで、多色に偏光する)が入っていますが、スティック直塗りでもザリザリ感は全く無く滑らかで、仕上がりはラメ感は何故かあまり目立たないながらもラメ入りならではの程良く立体感の出る感じがとても良いです。このあたりはさすがディオールのなせる技ですかね。
アディクトは初代からうるおい感と、唇を荒らす事が一切ないところが優れていますが、リニュ後(ってもう一年経ってますが)もうるおい感は健在。
付けている間中潤っています。皮剥け、刺激は無縁です。
初代、および先代「ハイカラー」タイプよりシアーでグロッシーになっています。この色番は、200番台の若い番号だから尚更かもしれませんが。
私としては先代迄位の発色の方が良かったのですが、ピシッと色づくタイプが欲しい人はルージュディオールの方をどうぞ、という感じでキャラをはっきり分けたのかもしれません。
かといってモチはさほど悪いというわけではなく、飲食しなければほどほどに持ちますし、落ちる時は中途半端に唇に固着せず、スパっと落ちてくれるので私はこういうタイプの方が好きですね。
【シャネル ルージュココシャインとの比較】
・潤いのモチは断然アディクト。
・唇そのものが発色しているかのような薄膜感はココシャインの方がすごい。アディクトは普通に口紅がぽってり乗っているノーマルな質感です(でも私はその方が好きだったりします)
・刺激のなさは断然アディクト。シャネルの口紅は私は3日以上は連用できません(笑)。
・香り。ココシャインは薄くなったとはいえ「シャネル香」かなりあり。アディクトは無香無味無臭。
・パッケージのスリムさは断然ココシャイン。現行アディクトは、せっかくの細身タイプなのになぜここまで肥大パケにしてしまったのでしょう?口紅本体の径はほぼ同じなのに、アディクトのパケは笑えるほどデカイです。ポーチに収まり悪し。でかいキャップから細い本体を引き抜く時、なにかむなしい気分になります(笑)。
・一色一色の雰囲気的なドラマティックさやネーミングセンスはココシャインに軍配。
******
基本的にはとても好きなアディクトですが、しばらく手を出していなかったのにはわけが有り、
どうも近年のディオールは商品ラインナップも色展開も雑多で、本当に吟味された必然性のある商品・色展開とは思えなく、なんだかコフレドールやマキアージュ化している感があったからです。
今回の色も、とても良い色ですが、どちらかというと、どうしてもこの色がイイ!というより消去法で選んだような感があり(笑)。
品質は相変わらず優れていますが、近年のプチプラものの凄さを知るに付け、デパブラを買うからには何か圧倒的な雰囲気の差が欲しいところですが、そこまでではなくなってしまったなという感じも。
今のディオールには、とても話題性のある色や伝説の色になるようなルージュはないな〜と思うのがディオールの口紅好きな私には寂しいところです。
(そのあたりはシャネルがかなりリードしてますね)
それにしても、初代アディクト(約11年前か)には、もう他の口紅っていらない!と思えるほどの感激があったので、時代も変わりつつあるとはいえ何かさびしいです。
でも基本的には外資口紅では最も安心感があり、今後も購入すると思うので星5なんですけれど。
******
現行アディクト、もう少し高発色系でもいいのに・・・と思っていたら、ロングラスティングタイプのアディクトの新シリーズが出るのですね。
ディオールアディクトエクストレム。黒パケです。まずは12色。一部百貨店で3/23先行販売、全国販売は4/6。
既に百貨店サイトで色展開を閲覧できますが、無難な色が揃っている感じですね。
しかし今度はルージュディオールとの差ってどうなるのでしょう。
うーんやっぱりコフレドール・マキアージュ的ノリを感じる。でも歴代のアディクトのパケのカラーリングの中ではブラックは一番好きかもしれないです。
※3/22追記。上記、エクストレムの先行発売日は3/21が正しかったです。既に発売されています(クチコミ済)。誤情報申し訳ありませんでした。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2012/3/4 00:03:15
これはかなり良いですね。
「水クレンジング」の名称ですが、2層であるからには上層は油性成分なのだろうと思うのですが、油っぽさが殆ど無いです。なのによく落ちる。
しかもコスパが恐ろしい程良いですね。一般的なアイメイクリムーバーよりはやや容量多め(145ml。他メーカーのものは120ml位のものが多いかな)、それに加え、減っていくペースが他メーカーのものに比べてどういうわけか遅い気がします。12月末に購入し週5回は使用しているのに、まだ残量が三分の一はあります(!?)。
私はアイメイクリムーバーを使用しなくて済むマスカラが本来好きなのですが、12月末に久し振りにWPマスカラを購入(ヘレナルビンスタイン・ラッシュクイーンコブラブラック)した為、仕方なく(笑)評判のよいこちらの商品を購入。
見た目2層式ですし、よくあるタイプのリムーバーだと思っていたのですが、使用感は一般的な2層式と全く違いサラサラで、うわ、クチコミで皆さんが書いてらっしゃる通りだ、と思いました。
他社の油分をかなり感じるタイプのものも私は別に嫌いではないですが、
この感触を知ってしまうと、使用後すぐさま目まわりを必ずティッシュオフしないといられない油分優勢なものにはもう戻れない感があります。
コブラブラックはWPでも滅茶苦茶固着度の強いタイプではありませんし、アイライナー等もあっさりした質感のものしか使用しない為、もっとハードなアイメイクだとどうなのかは私には分かりませんけれど、WPマスカラを使用する限りはこちらを今後もリピートすると思います。
それにしても、昔は何千円も出して一カ月少々しか持たないリムーバーを購入していたのが本当にバカみたいです(もちろんそれらの品質はその頃には、安価なものと比較すればそれはもう大変良かったですが。)
メイクアップアイテムにしろこういった基礎ものにしろ、プチプライスの優秀さには近年本当に驚かされます。もう世の中とうにプチプラ全盛・主流なのが納得のいくところではあります。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
-
容量・税込価格:1.2g・7,920円 / 2g・7,590円 / 2g・7,700円 / 2g・7,920円 / 2g・8,360円 / 2g・9,020円 / 2g・9,130円 / -・7,590円 / -・7,700円 / -・8,360円発売日:- (2024/3/1追加発売)
2012/3/9 21:45:22
51ステージライト。物凄くキレイ色パレット。購入は先月だったかな、何年も前からある既存色ですね。パープル・ラベンダー・淡ピンク濃淡の、同一+隣接色相×濃淡2色、ある意味失敗のしようのない無難な組み合わせです。
しかし無難なようでいて、濃パープルはほんの極僅かな面積に使用するだけでバブリーメイクに逆戻りですし(私の場合ですが)、
淡色も気を付けないと、調子にのって塗り過ぎると瞼が白っぽい人になってしまうので、極端に無造作に付けるのはあまりよろしくありません(笑)。
(*ステージライトはよく、ブルーベース夏向きと色々なところに書かれているような気がしますが、厳密にいうとやや冬の方向きかもしれないです。
パステルカラーならなんでも夏ってわけでもなく、こういったフローズンなアイシーパステルは冬カラーの領域となるからです)
私はレキャトルは長らく浦島太郎状態で20数年ぶりの購入をしてみて、質の向上に驚きました(現在常にこんなに人気で、今更何を・・・みたいな間の抜けた話で申し訳ない)。
20数年前20代初めごろ、レキャトルを使用してみて、あまりの付きノリ発色の悪さに「ベイクド製法は、チークはともかく、シャドウには向かない」と断定(しかもその当時のレキャトルの価格は一万円。笑)、それ以来シャネルのカウンターに行ってもレキャトルのテスターは目にもはいっていなかったのですが。
現在、粉質はかなり柔らかくなっているのですね。発色も向上しています。あのかつてのゴリゴリの、色鉛筆の粉かチョークみたいなスーパードライ(笑)テクスチャーでは無くなっていた。そういえばチークの方、ジュも昔より柔らかくなっていますもんね。
注:付属チップは当然使いませんよ。ドライ使用はブラシ使い鉄則です。レキャトルに限りませんが。
また、それでいてサラッとしたベイクドならではの利点にも今更ながらに気づきました。ブラシに複数色取りながら混色するなど、まるで画材のように扱えます。混ぜても色濁りがない気がしますし。これは通常タイプのシャドウだとかなりやりにくいんじゃないかなと思います。
持ちもかなり良く、二重の折りたたみ部分にも殆どたまらないですね。
51番色に話を戻しますと、まあ、パープル系なので色合い的には「今っぽさ」は出しにくいパレットだとは思います。しかし、一番濃色のパープルは元から捨て色にするつもりで購入しました。
淡ピンクのの濃淡+ラベンダーだけだと、ほんのりニュアンス的にピンク・ラベンダーが瞼を染めているという感じで、十分抜け感・透明感があってカジュアルな服装にも合うメイクが出来ます。
この色番には、他の方も指摘されていたと思いますが、マスカラは黒でないと合わないですね。
焦げ茶(ヘレナ・コブラブラック)のマスカラだと、シャドウもマスカラも良さを打ち消しあってしまいます。黒だと、瞼・まつ毛双方が引き立ち、ここまで違うものかと驚きます。
全色繊細なパール入りですが、瞼に塗るとパールは目立たなく、少しインパクトと輝きを出したい時はシルバーラメのシャドウを足しています(例によってMACのメタルX。なんかカオスな組み合わせでちょっとアレですが、笑)
私は淡色2色は神経質に塗り分けず、BAさんが教えてくれたのですが2色を混ぜてしまい、最後にラベンダーを二重幅かもしくは縦割り感覚で目尻側にふわっと乗せています。なかなか春らしく、しかも意外と青みの口紅よりコーラルの口紅に合いますので、かなり気にいっています。
改めて他の色番も見てみると、なかなか魅惑的な色番がたくさんありますし、アンチ・レキャトルから一気にレキャトルマニアになってしまいそうでなんだか怖いです(笑)。
******
ところで、レキャトルに「成分」の話を持ち出すなんて無粋な話ですが、
これも購入してから箱裏の表示を見て驚きましたがタール色素不使用でした。使用色素はカルミン・グンジョウ・コンジョウ・マンガンバイオレット・酸化鉄です。
レキャトルは決して成分良好というわけではなく、ノンケミ派の方からしたら瞬速却下の成分(BHTほか)も含まれていますが、私は瞼が赤系タール色素に弱いので、先月クチコミしたべキュアハニーのシャドウ同様嬉しい意外さでした。
色々情報を検索してみると、レキャトルはタール色素不使用または最小限なのは比較的良く知られた事のようでした(公式HPには全成分表示はないですし、間接情報なのであくまでも各自、お確かめ頂きたいと思いますが)。
この点でもちょっとレキャトルを見直しましたし、四半世紀前のものの成分については不明ですが、現在より硬い焼成+タール色素なしならあの発色の悪さもやむをえないところだったかもしれません。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品