























2007/8/30 15:59:07
最初の印象とは180度転換。
この香りが大好きになりました。
今春以降、最も登場回数の多い香りとなりました。
さすがに猛暑の時季には着けられませんでしたが、
6月末頃まで平気で纏っていました。
一時は中毒っぽくなり、他の香りを纏っている時でも
1日に1回はこの香りを嗅がないと、落ち着かない
気持ちになるほど。
当初、「傍若無人」に思えたこの香りの奔放さが、
「屈託の無さ&無邪気」に感じられてきました。
「可愛らしくて利発な女性」といったイメージ。(憧れですね!)
so cute! な香りです。
最愛のN゜19とは全く違う傾向の香りですが、今は同じくらい大好きです。
私が好きな「シャネル3大parfum」で、厳密に順位をつけるとしたら、
N゜19 ≧ COCO > N゜5
というくらい、今は好きです。
〜〜〜〜〜 以下、2007/3/7 記 〜〜〜〜〜
評価を当初の星3個から4個に修正します。
前回コメントからは評価をはずし、コメントのみにします。
着け方を変えたら、押しの強い甘さも さほど気にならなくなりました。
前回評価時までは、両腕の肘の内側と両太腿の内側に
2箇所づつの、計6箇所に着けていました。
でも、この香りは上半身に着けない方が良いと悟りました。
腕に着けるのを止めて、両足くるぶしの内側と両太腿の上部内側、
更に両太腿下部(膝のすぐ上辺り)内側の計6箇所に着けるようにしたら、
『俵屋』の石鹸の香りを艶っぽくした感じの香りになって、
「悪くないのでは?」と思うようになりました。
私はパルファムでも飛びが早いので(着けたてに凄い勢いで香り、
それが治まると既に香りが半分飛んだよう)、計6箇所に
着けますが、香りがロングラスティング傾向の低体温の方から
したら、cocoのパルファムを一時に6箇所も着けるなんて、
気絶モノでしょうね。
だけど私の場合、パルファムだと下半身ならそのくらい着けないと
殆ど香らないのです。
外出先で他人様に(電車内で隣席に座った方からでさえ)香害の
非難の視線を向けられたことはないので、これで大丈夫だと思っていますが・・
とりあえず、着けた後30〜40分は外出しないようにします(苦笑)
上記の着け方で、私には体臭のように1日中良い具合に香ります。
じっとしていると香らないけれど、立って歩き出した時に
フワ〜ッと香る程度です。
そのフワ〜ッと香る強さが、時間の経過と共に薄れて行きます。
どう着けようとヘヴィな甘さの香りであるのには変わりないのですが、
それを上記のように‘そこはかとなく’香らせたら、ちょうど
今時の私の気分にマッチしました。
何の根拠も無くして、「良いこと いっぱいありそう〜♪」
と思えちゃう、早春のワクワク気分です。
そんなわけで、ここ数日暖かい日に纏っていました。
高揚感のある香りなので、クリスマス前頃にもとても合いそうです。
せっかくの頂き物をお蔵入りにせずに済みそうなので、
ホッとしています。
あと、この香りの本質は、バイタリティー・エネルギー・艶っぽさを
感じさせる肉厚感のあるタフな香りなので、健康的で、なおかつ
しっかりした(力強さを感じさせる)体格の人の方が、より
似合いそうな気がします。
そうでないと、この香りの存在感に負けてしまうのではないかしら?
ちなみに私、小柄・痩せ型ながらも骨太で骨格がしっかりしていて、
厚みがある体型。
肩幅が広く上腕の三角筋が発達、身 長 の わ り に
胸がある(not 巨乳)ので、細身仕立てのスーツだとトップスが
ボトムスより2サイズ上という体格。 (トップスが1サイズ上が常)
私にこの香りを下さった方が、どうしてこの香りを選んだのか
解せなかったのですが、ようやく分かりました。
つまり、私が逞しいってことなのね。 σ( ̄∇ ̄;)
2011/11/7 13:49:39
唐突ではありますが、この香水の別名を考えるなら、私は「生理」と提案します。さほど変な話ではないと思います。“月のもの”というのは女性の私的なものでありアイデンティティです。この香水の名称である「婦人の私室」と本質的に異音同義のものではないでしょうか。何にせよ誰にせよ、女にはプライドを持って守り抜かねばならない奥まった領域があるのです。
私が趣味の映画鑑賞をしている時、男性監督が描く女性には大概においてその方の理想像や偏見が反映され、ものによっては戸惑ってしまうものもあるのですが、女性監督が描く女性は本当にリアルでえげつない。女のグロテスクな部分をこれでもかと描出したりします。身を以って女を生きる女は知っています。女というものは根源的に清々しいものである訳がない、と。
これはそんな、私たちにお馴染みの愛すべきえげつなさが感じられる香りです。この“ブドワール”には男性を受け入れない。男性のみならず自分以外の誰も受け入れない。本当に閉じられた、自分のみにとって心地良いように、長い時間を掛けて自分で作り上げた空間。物質的な意味ではなく、心の中にある部屋です。
甘く癖があり、くどく、生理的で攻撃的で、女の中の毒と反抗心を煮詰めたような感のある香りです。最初は面食らいましたが、やはりヴィヴィアン・ウエストウッドのファーストフレグランスとして、申し分のないほどブランドコンセプトを巧みに体現した香りだと思いました。寝香水として使用した際、朝起きた時の思いもかけない残香の素晴らしさにうっとりしました。甘いバニラの中に、ミドルのあの独特の癖が名残として感じられて、何か素晴らしい夜を過ごしたあとに、その名残を一人反芻しているような気分になりました。
“ブドワール”といっても、天蓋付きベッドのあるフリルひらひらのお姫様部屋という無邪気な発想はしにくいです。そこはヴィヴィアン・ウエストウッドなので、もっと前衛的で先鋭的です。
イメージキャラクターとして、映画「ゴーストワールド」の主人公のイーニドを挙げたく思います。捻くれていて尖っていて常に輪の中から外れていて、いつも奇を衒った格好をしている。自分は人とは違うという優越感も、人に受け入れられないという劣等感も感じている少女。自分の居場所が欲しい…そんな彼女を受け入れてくれる“此処ではない何処か”、何処かにあるかも知れない、居心地の悪さを感じずにいられる領域“ゴーストワールド”。それもまた、私的な領域を表す“ブドワール”の概念と、一致せずとも遠からずではないか、と思うのです。
2006/1/18 16:48:54
旧フランス王室御用達、17世紀に粗悪な石けんが出回ったのを期にルイ14世が厳しく製造基準を定めたマルセイユ石けん。
石けんに施された「Savon de Marseille」との刻印や絵からも伝統と格式を感じます。
一番の老舗はマリウス・ファーブル社ですが、こちらのセラァユ社も伝統的なマルセイユ石けんをつくる有名な会社だそうです。
数時間でできあがる大量生産の石けんと違って、職人さんが手作業でじっくりと時間をかけて作る石けんです。製造過程も地中海の海水を用いて釜を使ってじっくり4・5日かけるというもの。72%と刻印にもありますが、これは天然植物系油脂の割合。72%含まれないとサボン・ド・マルセイユは名乗れないのです。
私が購入したのは立方キューブを3分割してあるサイズです。
ラベンダー・ハニー・ローズの3つが入っていました。
これらの人工的な香り付けは純粋な原料・製造だからもったいない、との多くの口コミがありますが、(色も人工的な着色料を使用していると口コミを読んで知りました)私はあまり神経質な方ではないので気に入って使っています。溶けやすいし、家族でザブザブ泡立てて使っていると消費は激しく、どんどん新しい香りをおろしていくのも結構楽しいです。それぞれ品のある素直な香りで、これがバスルームいっぱいに広がるのは1日の疲れを癒す力があると思います。
ちなみに無香料のタイプはバームとオリーブです。
原料と製造過程に厳密にこだわった製品なのでオリジナルな無香料タイプも試してみたいと思っています。今度はキューブで。
見た目は泡立ちそうな感じはしないのにネットを使ったりするとほっこらと柔らかな泡が豊かに立ちます。濃密な泡なのにすぐにへたれることもなく快適です。泡切れは良い方です。
洗い上がりはさっぱりしているのに決して肌の水分を奪いません。
(私が今まで試した中で一番しっとりしたのはギリシアの石けんポパタニスです)
個人的にはしっとりした洗い上がりだと思います。毎冬ボディのかさかさに困っていましたが今年は大丈夫です。ざらついていた背中も落ち着いてきているので夏場に背中のニキビに効くかどうか試したいです。
現在様々な固形石けんを試すのが楽しく、他にもストックがあります。(使うペースが追いつきません)ですが、この石けんはきっとまた戻ってくると思います。
なんだか、私にとっては懐かしいような石けん。フランス好きなのでそんな気がしているのかもしれませんが、こんないわれのあるお品を身近に置いておくのも淑女の気分でいいな、と思っています。この石けんを置いて様になるソープディッシュを雑貨屋さんをめぐって探し中です。
2004/7/29 00:29:53
17世紀のフランスで、ルイ14世が石けんの製法独占権をマルセイユに与え、
厳しい製造基準を定めたというマルセイユ石鹸。
マルセイユ石鹸では、マリウス・ファーブル社が有名ですが、
このセライユ社の石鹸も、伝統のマルセイユ製法を守って製造されている
純粋なマルセイユ石鹸です。
私が買ったのはオリーブ。
粘土の色に乳白色を混ぜたような感じのちょっとグリーン味を帯びた色が素朴な印象。
5cmX5cmX5cmの大きめキューブが、絵になる可愛らしさ♪
キューブの面に『Savon de Marseille』の文字や
原料に占める植物性油脂の割合が72%以上であることを示す『72%』の刻印があり、
素朴な中にも上質な雰囲気をかもし出しています。
立方体というのは実際に使う際、泡を泡立てるのには少々取り扱いにくいんですが
見た目に可愛いので許しちゃいます(*^^*)
使う前は、そのオリーブを思わせる色から受けた印象で
原料臭がきついかな・・・思っていたんですが、
やや粘土質のにおいがするものの、そんなに気になるほどでもなくマイルドな範囲と思います。
オリーブ、パーム、ヤシオイルを配合した天然の植物性油脂が主原料ということなので
かなりしっとり系を想像していたのですが、洗いあがりは思ったよりはサッパリとしていました。
『しっとり寄りのサッパリ』という感じかな。
精製した地中海の海水を使用し不純物を取り除いているとのことですが、
確かにお肌にも優しく穏やかな使い心地です。
着色料、保存料、香料も一切未使用です。
最近、手作り石鹸ショップの石鹸を買うのがマイブームで、ストックが大量にあるので
この石鹸のリピートはしばらくないと思いますが、
これもなかなかいい石鹸だと思います。
私がストックしている、月の花や楓屋石けん舗の石鹸と比べると
さっぱりしているので、今の季節(夏季)向きかも。
ところで、このセライユ社の”マルセイユ石鹸” の中に
フレグランスタイプというのもあります。
ラベンダー、ローズ、レモンバーベナ、オレンジ&シナモン、ハニーと5タイプあって
店頭に置いてあったテスターの香りを嗅ぐと確かにそれぞれの香りがします。
とってもいい香りで見た目の色もきれい。
だけど、これエッセンシャルオイルでの香り付けではなくて人工香料なんですよね。
色も着色料を使用。
私は香料も着色料も神経質なほうではありませんが、
先にクチコミされている何人かの方々が書いていらっしゃるのと同意見で、
せっかく植物性油脂が主原料のマルセイユ石鹸に
着色料も人工香料も使われているのはやっぱり残念な気がしたので
いい香りにちょっと惹かれたものの、フレグランスタイプの方は買いませんでした。
パステルカラーの色も可愛いんですけどね〜。。
次にリピする時も、今回と同じオリーブを買おうと思っています。
着色料、保存料、香料も一切未使用なのは、『オリーブ』と『パーム』です。
[パウダーチーク]
容量・税込価格:2g・2,299円 / 替えパフ×2枚・220円発売日:- (2018/1/25追加発売)
2010/10/15 09:39:42
評価上げます
こちら、単品使いするつもり無く、数種混ぜて使っておりました
中でも、サクラは色味が薄いのでハイライトとしてしか使いにくいとを書きました
最近、色んなマイカを使って、アイシャドーやチークに挑戦してますが、どうも自分の思う色が出せない、、、
見た目きれいなサクラを、アイシャドーの下地に使おうとまぶたにのせてみると、
コレが、思いのほか本当にうっとりするような透き通った桜色
ほんの少し、薄いピンクラベンダーに発色します
他に色を重ねるよりも、クリニークのチョコラスター、エジプシャンあたりをしっかりと入れてから、ぼかすと他の色を重ねなくても上品な目元に仕上がります
コレにピーチピッグさんのピンクベージュ(ツヤ感のあるオレンジよりピンクベージュ)のマイカを指でそっと頬に延ばし、
自作のピンク味の強いベージュのリップを重ねると
透明感もあり、お風呂上りのちょっと上気したような感じに仕上がります
こちらはサンプルでなく、現品購入考えるのですが、マイカだったら、たいていが2gで200円ほどで購入できます
3g 2100円が、すごく高価に思えます
【 前回の口コミ 】
サンプル購入(かなり使えますので評価します)
当方カバマ診断ブルベ(BN20)
サクラ 殆ど発色しない、かなり薄めのパールピンク
これ単品より、濃色のハイライトとしての方が使いやすい
ローズ 少しくすんだ感じのモード系のパールローズ
パール感がかなりあるので、色味の割りにくすみにくい
シフォンピンク パール無しのクレパスにあるようなピンク
発色もかなり良いので、サクラをハイライトに使っています
ピーチ 程よいパール感のあるブルベでも使えそうなサーモン
カモミール 一見、ピーチよりもしっかりしたオレンジでブルベに難しそうだが、
かなり薄付きでパール感きれいで使いやすい
先に使用したエトヴォスのミネラルファンデのサンプルが気に入り、
こちらもネットで注文しました
シフォンピンク or ローズ + サクラ(さらにこれにカモミールをプラスすることも、、、)
これ自体そんなに乾燥する粉質ではありません
自己紹介はまだ設定されていません