2018/8/11 23:17:26
01ディーパー。本家サイトを見てみましたが本国でもこの黒一色のみ展開のようです。
商品特長は本ページのメーカー側商品説明にほぼ偽りなしと感じます。
ダブルエンド筆ペンリキッドライナーになぜか今年初め頃から凝りだし、クレドポーボーテ・キッカについで3本目です。キッカのみカートリッジタイプ。
本製品は、発売当初に店頭でアイカラークォードとともにTUしてもらったことはあるのですが(2013年、もう5年、こんなんばっかり!笑)その時はリキッドライナー自体に全く無関心で。
その後、コスメへの審美眼が非常に鋭いフォローメンバーさんのクチコミを見、また、リキッドライナーが今やすっかり好きになった為、やっと購入です。
色々使いつくした方々が終着点的に気に入られてるライナーのようで、私も気に入りましたけどまだ他もさすらってみるつもり。
【色、質感】
非常にツヤのある、濃密濃厚な深い漆黒です。黒すぎてキツク、平板になったらどうしようかと(価格からして失敗は痛い)思ってましたが意外、大丈夫でした。やはりこの濡れたようなツヤ感の力でしょうか。
【描きやすさ】
描きやすいです。太細両側どちらも使い易い。でも、私はリキッドライナー歴が浅くて、上記2ブランド以外で筆ペンタイプはルナソルを使いましたがどれも皆使い易かったので、ものすごくありがたみまでは分からないです。私はたまたま描きやすいブランドばかりにあたっているのかも。
最近では描き方にも熟達しつつあり、両手が完全に宙に浮いた状態で片手に手鏡持って、さらには起点がどこからでも描けるようになってます…。
細筆側が少し変わった形状「カリグラフィ型チップ」で、その造りの精緻感には感心しますが、その実効性というか利点はよくわからない。
【モチ】
今年の酷暑ですから、やむを得ないかもしれないですが、時にうっすら下瞼に落ちてる事も。気が付いたら、下瞼にグレーシャドウを入れてるみたいなモードな顔になってる事があってやや困る事あり(笑)。これはキッカでも時々起こり、必ずしも高温多湿下で起こる事象かはよくわからない。ならないときはどちらも全然にじまないです。
線がカスレないか、取れないかという意味合いでのモチはとてもいい。私の場合のアイラインの落ちやすい箇所、目頭側4分の一位も、今まで使ったリキッドの中で一番持ちます。その他の部分も終日薄れない。
【パケ】
かっこいい。こんなシンプルなペンタイプコスメまで格好いいのはもうTFならでは。
マホガニーメタリックブラウン×ゴールドで、おっちゃん高級筆記具テイストです(^ω^)。
TFコスメのデザインについてはもう何度も他商品(口紅、イルミネイティングパウダー)等のクチコミで言及済。
で、価格もですが、簡単にはユーザーに寄り添わないアクの強さもまた身上。
全長は長く、これポーチに入るかなと思いましたが、なんとか大丈夫ですがつっかえ気味です。とにかく、なにかにつけいちいち押し出しが強い(笑)。後ろに引っ込む謙虚さとは無縁なのがTFアイテムです。
長いといってもクレド、キッカより1.5cmほど長いだけなのですが、それがコスメの場合は大きな差です。
でもキャップの開閉感もクレドよりも高級感があって、ユーザーを喜ばせたりヒヤヒヤさせたり、人を振り回すこのパワーは凄いですね(笑)。
【他】
●これも他のTFコスメへのレビューで言及済ですが、外資各社が近年どんどん国産(日本)ブランドとさほど差がない没個性日和見化路線を歩んでいるのとは対照的に、エスティグループの中でも異色の個性を放っているのが本ブランド。ライナーとしての中身もいいですがそういう面に特に魅力を感じられるのなら価格は高いですが「買い」だと思います。
使い込みで新たな面が見えればまた追記しにきます。
●今年初めくらいまでは苦手アイテムだった黒ライナーがいまや、毎日使用ではなくとも生活必需品。というか、黒ラインはペンシルよりリキッドの方が遥かにすっきりナチュラルに引け、老け印象にならない、なんて事にこの年齢で今更気づいた私です。
それと、リキッドライナーは黒より、ブラウンの方がアンニュイで夜っぽい印象になるのが、本当に不思議。逆かと思ってました。どちらも好きですけどね。黒ラインは、元気溌剌、しゃっきり、オンタイム、て感じですね。笑。
●本製品の原産国は日本となっています。
画像
左 ダブルエンドライナー3種 上からTF、クレド、キッカ
右 カリグラフィ型サイド ペン先
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2018/8/11 23:16:23
【追記】
星1個下げます、6→5。
理由:毛先がばらけてくるのが早かったです。液の枯れも少し速いような?
当初クチコミ今年3月でしたが、5月には太細ほぼ同時に急に毛先が太くなってあれっ?と思い。穂先一体カートリッジなので、購入の都度新品に戻るようなものなのでその程度の耐久性にしてあるのか(?)…レフィルは太細各1800円…そんなものなのでしょうか??
クレドのライナーとローテーションで使用、クレドの方が先に使い始め、使用頻度もやや高めなのに毛先も一切ばらけず、液もいまだ充分に出てくるので…。クレドの品質の方が明らかに上、かつコスパもかえって良いかもしれません。
ディープブルーブラックの色とシマー質感、毛先のバラケが起こる迄の描きやすさは非常に気に入ってるのでカートリッジを一度はリピするつもりでいます。
苦手意識満載だった黒ライナーに開眼させてくれ、目尻三角埋めメソッドには感心したので、星5以下には下げないです。
※以下、2018/3/3のクチコミ、一部割愛※
数年ぶりのCHICCA購入。色は01アビス(黒)。
描き易く質感も◎です。
長らくとても苦手意識があり私には必要ないと思っていた「黒ライナー」が、はじめて使いこなせました。(ほんとは紺・グレーがベストですがリキッドにはほぼ無い)
クレドに引き続き「大小ダブルエンドリキッド筆ペンライナー」ですが、本品も大変良い。
クレドはブラウン、キッカは黒購入なので単純比較できませんが、キッカの方が「小筆」のほうも使いでがあって両側活用できてます。
(クレドの「ライナーリキッドアンタンス」は2018/1/28にクチコミ)
【色、質感】
黒はとにかくキツく、かえって老けると思ってたけど…いや、良いです!
おだやかで自然に笑んでいるようなラインすら表現できる事に今更感動。
茶より黒の方が生命感あふれ、夜まで顔色が悪くならない。
あと、ブランド公式で謳っている、艶と青みのニュアンス。看板に偽りなしでした。
普通の蛍光灯・LED下ではマットブラックにも見えますが、確かに青みが含まれ、かつイリデッセントシマー質感です。
白熱灯色の照明下だとパールがはっきり見えとても綺麗。
アイラインはマットよりシマーが◎、理由はマットなラインより平板にならず、「お絵かき的稚拙ライン」になりにくいから。
シマー質感が瞼の曲線(上下方向だけでなく、頭部のカーブにそって奥行き的にも当然曲線になっています)に沿って微妙な陰影と色差を生じ、顔全体に溶けこむ高精細なラインとなります。
【描きやすさ】
コントロールが効き描き易い。
ただ、アウトラインがほんのちょっとでもガタつくとブラックは本当に目立つので、書く際は水に濡らした綿棒を用意してはみ出しを消します(これで修正できるのはクレドも同じ)。
【モチ】
まあまあ良い。前述のクレドのライナーと性質がほぼ似てます。
湿気、湯気がかかる程度の水分、普通の皮脂にはそこそこ強い。
キッカのライナーを付けてエステ(フェイシャルでなくボディ)に行き、顔を避けての術前シャワー→サウナ(乾式60°C)→うつ伏せになっての施術受けましたが、少し薄れているだけで、帰りちょこっと書き足すだけでOKでした。
クレドも本品も目頭側4分の1位は落ちやすいです。
多量の水にはあえなく落ちてしまうのも同じ(だから水濡らし綿棒で修正できる)
【注意点】
クレドと違い、両端個別に独立したカートリッジ式。但し、立てて保管は上側の筆が乾燥する為寝かせて保管すること。
【画像解説】
公式で推奨の「目尻三角埋め」にしているつもり。
この手法、キャットラインとたれ目ラインの中間みたいな表現になるかな。個人の目の形でも違ってきそう。もちろん取る角度にもよります。
・右…たれ目ライン的に見えるでしょうか? 髪、睫毛含めアイラインが一番黒く、ラインの印象が強い。
・中央…瞳の直上のラインに青みが発現しています。
・左…下方向からでちょっとコワくてすみません。ピントは右眼(向かって左)に合わせてます。シマー質感がはっきり出ています。もっと拡大するとイリデッセントなのも判るのですが。下からだとライナーと粘膜とのコントラストが目立ちますね。これが黒ラインを今まで嫌厭していた理由でもあったのですが。私は目の安全上粘膜には絶対引きません。。
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[リップライナー]
容量・税込価格:0.35g・4,070円発売日:2011/4/15
2018/8/3 01:21:27
リピートです。購入色は63ローズドゥメ。
ゲランのリップライナーの色名のいくつかはフレグランスの素材名から採っているのでしょうかね。ライナーの名称としてそれは何かとても整合性があるし、かつロマンがある気がします^^。(整合性とロマンは矛盾しない。)
63ローズドゥメはスタンダードな中明度中彩度ピンクです。いっけん青みがあるように見えて実は微妙に黄み寄りカラーなところが「ゲランピンク」だなぁと思う。色の偏りが少なくて合わせやすい色番です。
品質は極上だと思います。私が使ったことのあるリップライナーの中で最も滑らか。かつ色素濃度は非常に濃密です。価格は高いとは思いますがそれだけの事はあります。唇に引くとき引き攣れる感じが皆無で、全く痛くなく、柔らかいのに滑ってラインがブレる事もない。
ただ難をひとつ言えばシアーな口紅とは合わない。ラインのほうが目立ってしまって、あれはけっこう恥ずかしいですからね。シアーな口紅の時はディオールのライナーと使い分けてます。(ディオールはシアーな口紅にも融け込むが、芯の硬さはゲランより硬い)
0.35グラムと吹けば飛ぶような容量、かつ柔らかいわりにはかなり長持ちします。
1本目はほぼ使い終わりに近かったであろうとは言え出先で紛失してしまったのですが。
ディオールより本品の使用頻度がダントツに高く、それでも紛失まで10か月は使いました。
繰り出し式はいつなくなるかの予測がつかない点では困りますが、忙しい朝にはやはり非常に有難い。削り式は本気で焦ることがあるから(苦笑)。前夜にそういうのまでチェックを怠りなくして、予め削っておける性格であればいいのですが私はそういうのが無理で(゜゜)。
最初は、高いけど試しに一度くらいのつもりで買いましたけど、1本目使用半ばでもうこれは絶対リピートすると決めてました。
他のものも試しつつも本品は継続してリピートすると思います。
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2018/7/31 21:02:44
今季、ショウモノは武器弾薬、サンクはレザーアイテムのイメージのディオールのシャドウ群。
<ディオール アン ディアブル> - ニュールック フォール 2018のなかから、梅阪先行で限定089スモーキーガン、478スモーキーダイナマイト2色とも購入。名の通りのスモーキーカラー。ディオールに限らず今秋の新色は各社例年にもまして「濃ゆい」ですね〜。
30数年香粧品市場を観察していると、「美しく危険なファムファタール」っていうイメージももうお腹一杯的(゜゜)。ですし、濃色、暗色、インテンスカラーと質感で押し出しの強さや個性を強調している今季は好みとも似合うイメージとも外れるから全部見送りかとおもいきや。
実際に見に行ってみれば良かったです。サンクも。
まぁ、「流行りのアクセサリー」としてのアイテムで「自分のデフォルト仕様」とは外れますけども。
シーズンのテーマ、ブランドの世界観を一品で顕すことのできるサンクに比べると、どうしてもショウモノは製品としてのインパクトや華は弱いのですけどもなかなかいいと思いますね。
ついでにレビューしそびれていたフューチャリズムも併せて以下所感です。
【089 スモーキーガン】
グラファイトグレーといった趣。ある意味地味なグレーシャドウといえばそれまでなのですが。
やや青み、紫みを帯びたやや低明度グレー。質感はサテン。ツヤはややありますが点では全く光らない。
先日のヴィセ「安室ちゃんシャドウ」03の右上とも似てる。というか、紫みグレー収集にあの色で火がついてしまったのは確実ですけど。安室ちゃんシャドウよりは発色濃密。
更にヴィセの他色との比較でなんなんですが、以前レビューしたジェミイリッチアイズのブラウン寄りグレー系(PC春向けに近い)よりもこういった青みグレーの方が断然肌の透明感が出ますし、顔が締まってリフトアップ感が出る。
色彩自体は地味ですが、かなりスモーキーかつ自然な肌の延長線上の色から外れるのでやはりモード寄り、オフ向きではあります。
【478 スモーキーダイナマイト】
オリーブグリーン(カーキ)。多色ラメびっしりのグリッタリー。色はPC秋向け、質感もこんなグリッター質感はもう無理だしと思うも試しにTUしてみたら意外な良さで気に入り購入。
ラメも瞼上ではなぜかそこまで主張せず、上品な質感がドラッグ・バラエティストアコスメとはもう一線も二線も画しているところです。
色は、私にはベストとはもちろん言いかねるのですが、オリーブグリーンは服や小物でも好きな色で、イエローベース色のなかでもブラウンよりこなしやすい色なので好きです。
服とのコーディネート上もあると便利。PCにだけこだわってるとかえってお洒落から遠ざかってく事がありますからね。
オリーブグリーンはアーミー調にもなり、落ち着きも醸すという多彩な表情を持つ不思議な色。
【045フューチャリズム】
画像は無いですが以前購入。
旧品、本製品と、2度に亘るブーム凄かったですね。単色シャドウでここまで話題になり、普遍化までするカラーを出せるところにディオールの底力を感じます。
シアーな青みグレーに多色ラメ満載。ラメ密度がすごいのにやはり上品、プチプラとはやはりもう全然違います。単品だと瞼上では極淡いラベンダーグレーに発色。同系の上記のスモーキーガンと重ねても使えますし、応用がきく色番です。
フューチャリズムは粉質というかプレスが石のように硬い。触るとヒンヤリするし、グレーの色とあいまって本当に石みたい。
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★ショウモノの展開では、パープルを帯びたグレーは、まだ更に962 フューチャー(名前が似ててややこしい…笑)もあって、シルバー単色ラメですがこれもかなり素敵な色です。そのうち買ってしまうかも?
★ショウモノはリニュ直後に756フロントロウと826バックステージも買ったのですが、どちらにも見事なまでにかぶれ。これは私が激弱瞼にもかかわらず事前TUなしで購入した為で製品のせいじゃないです。今回レビューの色番は総て大丈夫でほっとしてます。
★089と478の外函接写の成分一覧画像アップしました。残念ながらタール色素はあり。
タール色素、ディオールのシャドウにはまずだいたい入っていて、シャネルだと「えっ、この色出しでも入ってないの!?」と驚くほど不使用が多いので、その点シャネルと対照的です。
なお、色褪せヨレなど終日ほぼないのは勿論いつもの事。持ち歩きの必要はまずないです。
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2018/7/31 02:42:01
TU備忘録です。
秋限定の087ボルカニック。先行の梅阪で試してきました。
癖のある見た目とは裏腹にかなりいい!お洒落です。星は6位の印象。
837デビリッシュはTUしてませんが、どちらの色番も完全オフ日にアクセサリーのように付けこなすことができたら本当に粋だと思います。
こういった定石を破る色の組み合わせの、モード感を前面に押し出した色番群に対しては、パーソナルカラー分析を持ち込んで云々するのはきわめて野暮ですね。
好きだったら使う、それでいいし、付けこなす気概がなければ無難色パレットは他にそれこそ星の数ほど市場に製品があるのですから。
2色番を比べたらとっつきやすい、つけこなしやすいのはやはり837より087でしょう。
それと実は、2パレットとも色相的には「2色組」に近いパレットです。(087のほうでいえば、オレンジと茶は同一色相ですし、あとはシルバー濃淡という、実はシンプル配色)デュオシャドーの拡張版みたいな感じです。
087ボルカニックですが、BAさんにお任せしたらシルバー2色(右上、左下)は完全省略で
ブラウン2色とオレンジでの仕上げでした。
(左上〜右下対角線上の色のみ使用。)
ベースカラーとして眉下〜アイホールには同時発売のルミナイザーパウダーを使ってました。
その後上瞼キワに右下のブラウン、アイホールに左上の赤みブラウン。
下瞼の本当にまつ毛キワを埋めるように、カラーライナー的に中央のオレンジ。
このタイガーリリーのようなオレンジは私が本来もっとも苦手とする色ですが、これが大変効果的で、この下瞼色があるおかげで旬のモード感が出てメイクが引き締まります。
ブラウンについても、このパレットは2色ともPC夏には厳しい色調と思ってましたが実際の発色は綺麗に映え、顔色が悪くなるどころか透明感が出ました。
その時購入したのはモノシャドウ(別途クチコミします)ですが、会計の間に自分で右上のシルバーをアイホール上部に足してみた^^;のですが、やはりよく合います。
水色ニュアンスのあるシルバーですので、ブラウンとはコンプレックスハーモニーとなりとてもお洒落。
左下のシルバーのみ手元に塗って色だしを見ただけですが、ショウモノの今回の新色(089スモーキーガン)とも被らないまったく違うシルバーですし、ほんとに色と質感のマジックとバリエーションが凄いですね。
今秋は他ブランドもラインナップの大幅リニューアルや、大物MAがディレクターの新ブランドも控えているようですから余力を残しておきたいし、サンクは今秋手持ちの757ドリームを使い込みたいし購入は迷うところですが…。自分のPC範囲内とベーシックカラーに安住して冒険を躊躇う心に活を入れてくれる素敵な色番です。
製品外観のデザイン含めて(今回のサンクはレザーの質感とステッチの型押し)、多色シャドウで旬のモード感を表現する実力はデパートブランドの中ではディオールのサンクが最高じゃないかと思っています。
※画像は公式からお借りしました
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- モニター・プレゼント (提供元:百貨店テスターのTU)