


















2022/10/8 15:39:09
美容液成分配合でマットなのにしっとりテクスチャー。
シアーな発色でムードな目元へ
左上のベージュカラーがスキンリセットカラーでまぶたの色味を整えてくれます。
また、色ごとに仕切りがなくパレット内で色を混ぜて使えます。
左上からZを書くように4色をブレンドし上下のまぶたに囲みメイクもおすすめなんだそう。
今回は公式が勧めている塗り方で上まぶたのみメイクしてみました
右下のアクセントカラーがしっかり発色。
秋冬らしいシックな目元に
マットだけでメイクすることはあまりないのですが透け感のあるマットカラーがすごく使いやすかったです!
2022/10/9 09:20:22
イグニスのクレンジングや洗顔を購入した時にサンプルをいただけました。
名前を聞いたことはあったけど。衝撃的な出来事があったのでクチコミします。
まず店頭で、手の甲にイグニスのモイスチュアライジングミルク、そしてこのフローラドリップを。
馴染ませてもらうと、どんどんと白く明るく透明感に満ち、デコボコがないような美しい手に!
これにはBAさんも驚き「すごいキレイになりましたよねー」と2人で感激モードに。
スポーツで日焼けしたりお手入れをしてなかったのがダメなのかもしれませんが。どれだけ汚かったんだか 笑。
そして数時間で効果が無くなるのならそこまで驚きませんが。
これが2日から3日くらい続いているのです。つけていただいた左手のみ。
この効果だと顔も・・・と期待をして。
手の甲ほど驚きはしませんでしたが、やはり水分で満ちて、もちっとした感じはしますね。
キメも整って。
低刺激かというとそれほどでもない気がするので、カンフル的に取り入れてもいいかな。
香りはイグニスを使っている方なら、違和感なく取り入れられるような?薬草の雰囲気。
ただ、マスクの中で持続性があるみたいなので、サンプルでお試しした方がいいと思いました。
2022/9/24 08:36:13
資生堂150周年、ベネフィーク50周年記念の限定香水。
発売情報を見た時から大変期待していた製品でした。
香りはどうあれ予約すると決め、購入。
同シリーズには、パルファム・オードパルファム・ルームフレグランスの計3種があるのですが、私はパルファムを選択。
今回は限定、専門店ブランドからとはいえ、資生堂から全国発売される「新規の」パルファムって、いったいいつ以来なんでしょうね。
私のような往年の資生堂香水ファンにも今回の発売には心踊ったのではないでしょうか。
【香り】
予約時の試香では、いい香りだけど無難に走っている印象で、資生堂150周年の満を持した限定品、かつ「パルファム」ならばもう少し捻りと重みで攻めてもいいのになぁと思いましたが・・・改めて手元で香らせてみて、大きく印象は変わりませんが、悪くはない香水です。
なお根底には、過去からずっと変わらぬ【資生堂の香り】が。
各ブランド独自の共通の香りってありますよね。
個性の主張は抑え、多くの人に好まれるであろう、甘爽やかなシトラスフローラル。
トップはブランド解説通りのベルガモットやマンダリン、甘酸っぱく若々しい。
徐々にオレンジフラワー等のフローラルが重なってきますが、やはりトーンが高い。それなりに濃密さ、コクや複雑さも見え隠れし、そこはやっぱりパルファムの面目躍如だとは思います。
ラストは軽いウッディ。最後まで透明感のあるまま薄れていきます。
試香の時から思ったんだけど、
90年代のビバーチェコロンをブラッシュアップした香りのようにも思えます。
当時ビバーチェは大人気で、90年代前半辺りの女子の必需品って感じでした。今でも忘れられないという声が多いのは、資生堂シャワーコロンとも共通してますね。
3種類香り、ピンク、黄、緑があったと思うけど、じゃあそのどれに近い?って聞かれたらさすがに記憶が遠すぎて分かりませんが。
・・・いずれにしろ古い話で、ジェネレーションギャップで分からない方が多いと思います、すみません。
当時は、その上位に真の「パルファム」ラインナップがまだいくつもあった時代なんですが。アンジェリーク、シャンデュクール、ウィアなどの海外調香師の手によるものが。
香調を今のご時世寄りに調香(明るく、軽め、カジュアルに)した結果、昔の製品のコロンに近いものが出来上がるというのは理屈にあってる気がしますね。
様々思うところはあるも、概ね満足ですよ。価格に相応するインパクトが弱めなのでちょっと星は辛めですけど。
【ボトルデザイン、仕様】
ボトルは・・・これも本当に「らしい」です。
なんていうか、資生堂デザインなんですよね。
華奢で線が細い、生真面目な感じの。
外資の香水(最近はシンプルな画一的デザインが多いしP 自体やはりほとんどないですが)ともまた違ってて。
つぼみのイメージかな?渦のようなデザインに、表面は偏光してとても上品で綺麗。
そしてこのパルファムはスプレーではなくフラコンです。
パルファムは昔から、国内海外ブランドを問わず概ねこそれがデフォルト。
フラコンは私の大好きな仕様。
(現在の主流の密閉スプレーはとても苦手)
キャップの、栓状の一番下の部分で、肌に直接スタンプを押すように付けます。
パルファムのアルコール濃度の低さと相まって、
付ける際に空間に無駄に飛散して充満してしまうこともない。
濃度は高くとも一番慎ましやかで、実は香害になりにくいのがパルファム。
キャップをはめる際には、変質防止の為に肌に触れた箇所をしっかり拭う必要がありますが、さほどの手間ではありません。
【その他】
こういった昭和・平成初頭ノスタルジーを感じさせる香水を、これからも折に触れて発売してほしいですが、おそらくよほどの名目(今回のようなキリよい周年記念等の)がないと無理なんでしょうね・・・
なお現行の資生堂のパルファムには、定番で、伝統のホワイトローズナチュラル、すずろ、新しめのものではザ・ギンザパルファムなどがあるのですが、いずれもオンライン以外の実店舗は極めて取り扱いが限られており、試香はかなり困難です。(銀座のショップなら確実なんでしょう)
今回のような実店舗全国販売は、ベネフィーク取扱店だけとはいえ本当に貴重ですね。
※パルファムがほぼ市場からなくなっている今現在は、オードパルファムを「パルファム」と略して言うのが普通?らしきことは知っているのですが、このクチコミで書いているのは賦香率最高度の本当のパルファム(エクストラクト)のこと。ただし、率にハッキリした基準はなく(15%〜上限は情報源によってバラつきあり)、業界慣習による呼称の面も大きいです。
2022/9/23 05:53:40
ゲランの香水、モンプレシゥネクター。それは一言で言うなら「お花から蜜を吸ったらその甘苦い切なさに思わずよろめいてしまった香り」だ。
思い出す。子どもの頃、女の子たちがなんかそのへんのお花を摘んで、花弁の根元をラッパみたいにチューチュー吸ってた。で「何してんの?」とか聞くと「ミツ吸ってる。甘いよ。」とか仏のような陶酔した顔で答えるのでさらに驚愕して「なんと!女の子の遊びって花のミツを吸うことだったのか」と思って試しに自分も吸ったら、なんか甘いけど苦くて少し青臭くて思わず「んー…」と微妙な感じになったな。以来、その女子を見かける度に「あの女は花のミツを吸って生きている…」というワードが脳内グルグル再生するようになってつい彼女とは距離を置いてしまったが、あのとき吸った蜜の甘くてちょっとえぐい味は今も忘れられない。
モンプレシゥネクターは、それだ。香りを嗅いだ瞬間「あ…」と言ったっきり、脳が揺さぶられて機能停止してしまうような香り。だから言葉がうまく出ない。(←語彙力?)
そんなモンプレシゥネクターの香りのいいところを2つ挙げると
・ゲラン最高級の「幻の香り」といっていいほどの作品なので、これを知ってるだけで自身の戦闘力&防御力が500アップする。だから、ふだん思わず躊躇してしまうデパコスカウンターにも堂々とイキって入れるようになる。「大丈夫。私はモンプレシゥネクターをまとっているんですもの」感は強い。「いい香りですね、何を?」「ええ、ゲランのモンプレシゥネクターを少々…」たいていこれで勝てる。相手はスライムのような顔で汗をたらし「?」顔になること間違いなし!なにせ伝説の最高級の香りだからそれはもう、レベル1の勇者見習いがたまたま拾った宝箱に入ってた伝説の鎧を着てドヤ顔で歩いているような無敵の強さを得ることができる。
・今のゲランの香りの主流をなす「ビターアーモンド」とホワイトフラワーブーケのバランスが秀逸で、なおかつシャリマーにも通ずるオリエンタル性も感じられる優れた調香であること。モンプレシゥネクターは、元々ゲランパリ本店で販売された1Lボトル100万円越えの超稀少限定作品の廉価版のような仕様(他レビュー参照)。そのため、非常になめらかかつ丁寧にアコードが組み立てられている。以前レゴブロックで組み立てた原寸大のドラえもんを見たとき「なぜこんな四角いブロックでこんなに丸い奴をこんなになめらかに!?」と驚愕して顔がスネ夫になったことがあるが、それぐらいなめらかだ。
とはいえ、そんな強力な伝説の香りにも弱点はある。それは何かと言うと。
めったに売ってない。ネットでも見かけない。それなりにお高い。三拍子そろっている。まるでPS5だ。いつになったら普通に売ってくれるんだ。何だそんなほぼ入手できない香りなんか紹介すんじゃねーよ。そういう声もあるだろう。確かにそうだ。だがあえて言いたい。
だからこそ萌えるんじゃないか?
そしてそんな斜に構えた野郎どもの萌え燃え欲求を凌駕して余るほど人を惹きつけるパワーがこの香りにあると思う。だから紹介するんだ。どこかで出会えたら幸運と思え。そう。見習い勇者がたまたま拾った宝箱の中に伝説の鎧を見つけたように。
モンプレシゥネクターの香りは字数がないのではしょる。
つける。なんかの花のミツを吸ったときの甘くて苦くて青い香りがしてクラクラする。以上。言葉にできない。しかし小田さんはすごいな。あのお歳でまだ声が割れないんだから。喉にはハチミツがいいという。そうか!もしかしたら彼も
花のミツを吸って生きている?(←やめなさい)
展開で見ると、やはりトップのビターアーモンドのキリッとした苦み、これだな。杏仁豆腐とかディオールのヒプノが好きな方はビビッとくるはず。きて。そこにプチグレンの青くささがアクセントになってジャスミンやオレンジフラワーの甘くて芳醇なフローラルを引きたててる。あれだ。スイカにかける塩。甘さ引き立て役。持続時間は長め。7〜8時間程度。
とろり花のミツ。せつなくて。甘くて苦くて。ああ子どもの頃を思い出す。今ほどおいしい物がなかったから「浅田飴みずあめ」を買ってもらったとき、むさぼるようにスプーンですくってはなめ、ねぶりなめ、5分で完食してしまい、こっぴどく叱られたっけな。ニッキの効いた甘い味。あの味を思い出すモンプレシゥネクター。似てるわけじゃないけど、あのミツ感。やめられないとまらないお花のみつ。
あなたもどこかで出会えるかな。モンプレシゥネクター。最後に1つ。この香水の一番好きなとこは
モンプレシゥの「シゥ」のとこ
私の大好きな花みつ。
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:50ml・4,950円 / 100ml・6,820円発売日:-
2022/9/17 08:56:55
ロジェ・ガレのジャン・マリ・ファリナは、世界最古の香水「ケルンの水」の門外不出レシピを受け継いだ「伝説のオーデコロン」だ。100mlで6820円。
◎どんな方、どんなときにおすすめか?
・歴史と伝統に培われた本物にこだわりたい方
・よい香りは好きだけど、昨今のケミカル香水や柔軟剤の香りに辛い思いをしている方
・薬効を考えた天然香料の穏やかな香りに癒されたい方
・TPOを問わず、一瞬でリフレッシュしたいときに
・自然なフルーツやハーブの香りを「一瞬だけ」楽しみたいときに
◎この香水のよさを3つあげると?
・目の覚めるようなシトラスから始まり、ハーブ→フローラル→ウッディへと、軽やかな天然香料のやさしい香りが短時間にあっという間に変化していく伝統的なピラミッド構造をもっていること。それは、果実→葉→花→木と、植物全体の命の香りをめぐる自然な変化の道すじ。
・香水の始祖としての歴史を守り続けていること。1693年にジョバンニ・パオロ・フェミニスが、18の薬草をブレンドして創った万能薬「アクア・ミラビリス(驚異の水)」。この薬効を受け継ぎつつ、甥であるジャンマリファリナが世界初の香水として誕生させたのがこのオーデコロン(ケルンの水)だ。以来、幾多の模倣品が続出するも、決してたどりつけなかった「ケルンの水」の極秘レシピ。この最大の秘密を唯一受け継いだのがロジェ&ガレであったこと。
・安くて賦香率が低いため、バシャバシャ浴びるように体中につけられる点。賦香率が低いので周囲に迷惑もかけない。香水は「安くていい香りで気分があがる」のが絶対テンプレ。特に初期オーデコロンはアロマテラピー由来であり、「薬」としての概念を受け継いでいるため、心と体にもやさしく作用する。
▲逆にここは「うーん」と感じる点
・すぐ消える。もって30分。跡形もなく。これはオーデコロンの宿命。だからこそこの「ケルンの水」の発明以来、世界中の調香師はあらゆる方法で「長持ちする香水」や「最初のシトラスが長続きする香水」を求めて、香料抽出方法の進化や人工香料の発明にいそしんできた。この「すぐに消える」点をどうとらえるかはもちろんその人の価値観次第。自分は世界中にあふれている「オーデパルファム表記なのに1時間で消えるし、そのくせ3万円以上する香水」は万死に値すると思っているが、安くていい香りがするオーデコロンがそれなりに短く消えてしまうのは当たり前だと思っているのでむしろ好感度は高い。
○香りの詳細(つけてからの展開)
・つけた瞬間、広がるのはレモン、ベルガモットのシトラスシャワー。鼻を通して脳髄の奥まで染み渡るフレッシュな酸味に気持ちが高鳴る開幕。すぐにマンダリンのジューシーな甘さ、レモングラスの酸味と草感などが出てきて、スッと鼻を抜けていくトップ。
・ミドルはつけた瞬間から香り出していたラベンダーの清涼感が、タイムのドライ感、ローズマリーの香ばしい香りを引き出してくる。そこにプチグレンの葉の香り、オレンジフラワーの甘い花の香りが少しずつ混じり、ローズやゼラニウム系のフローラルがかすかに奥にある気配。ベルガモットの酸味とコクの下で、アロマティックとフローラルがバランスよく鳴り響くアコードが感じられてくる。
・つけて10分もするとシトラスは完全に消え、フローラルも見当たらなくなる。ドライ&スパイシーなハーブミックスの下からベチバーっぽい土感やサンダルウッド様の木の香りがしてきてドライダウンに向かう。この点、ネロリでスッと消えてゆく軽やかな4711よりもウッディで低い終わり方をする分だけ、若干持続時間は伸びる。といっても20〜30分でほぼ消失。
世界で初めて香水を創った人物、ジャンマリファリナ。彼はイタリア出身でありながらドイツに渡り、香水製造で貢献したことが認められ、当時入植者に厳しかったドイツで市民権を得られたという。彼はその感謝をこめて、自身が香水店を出したケルンという土地の名を冠し「オーデコロン(ケルンの水)」と名付けた。当時、フランス語が主流であったヨーロッパ社会にこの名はとどろき、以後ナポレオン一世がことのほかこの香りを気に入って愛用したとされるいわくつきの香水。ロジェ・ガレは創業以来160年、この伝統的な処方を守り続け、今なおジャンマリファリナの名を世界に知らしめている。
雨上がりの庭園を歩くジャンマリファリナを思う。木々の葉からしずくがこぼれるたび、青い匂いがする。花から水がしたたるたび、花粉と蜜の匂いが広がる。どこからかみずみずしい果実の匂いがしている。彼は知っている。美しい香りが水から生まれることを。
彼は今日もケルンの水を作り続けている。
お運びいただきましてありがとうございます。いつまでも女性でいたい!外見も内面も...お若い方から先輩の皆様、もちろん、同世代の方々のクチコミ、ご意見を… 続きをみる