-
[美容液]
容量・税込価格:- (生産終了)発売日:-
2011/8/22 21:46:27
自然派の化粧品に興味を覚えて、まずはジュリークから使ってみることにしました。とは言え、過去にオーガニック系で大失敗した経験から、一品ずつ試しながらライン使いまでもっていければ・・・と思ったのですが。
クレンジングと化粧水は、まあなんとか一度はリピートできました。この二品に関しては香りも良いですし、原則間に洗顔料をはさむラインなのですが、ローションがエタノール高配合のため、省いてもそこそこしっとり感を残せて良い印象でした。
問題はここから先。
美容液の価格帯がまず疑問。他はそうでもないのに、なんで美容液だけが抜きんでて高いんでしょうかね?ちょっと手が出ない。
ほとんどとろみの無いテクスチャー。複数の植物成分とエッセンシャル・オイルが配合されているようですが、まず香りがダメ。精油独特のツンとする香気が勝ってしまって、リラックス感からは程遠い。
で、つけてしばらくすると顔がバキバキに乾きます。こんなにつっぱる美容液は初めてで、よく見たらこれにもエタノール入ってるんですね。思えば精油の抽出に使うんだもの、入ってて当たり前か・・・。
某女医さんの著書で、各メーカーはアイテムによって得手不得手がある、と書かれていましたが、こういうことか・・・と納得しました。
そもそも暑い国生まれのブランドですから、このくらいさっぱりでないと合わないのかもしれませんね。乾燥しやすい向きには厳しい感じがします。
まず価格。そして感触。二つの点で私には使えない商品でありました。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2011/8/22 22:39:44
ハーバル・シリーズは美容液でがっかりしたのですが、どうもこのラインは香りに負けちゃうみたいです。
ラミネートやプラスティック製のチューブが当たり前の日本で、アルミ製のチューブはむしろ郷愁を誘いますね(笑)。オーガニック・ブランドの多いヨーロッパなどでアルミが使われるのは恐らく、プラスティック・チューブだと空気が逆流しやすいため。加えて埋め立て用地の少ない土地柄で、リサイクル意識が高い、ということもあります(ヨーロッパでペットボトルを見かけることはまず、無いでしょ)。
肝心の中身はというと。美容液ほどではないにしてもムッとする草の香り。テクスチャーはごく普通のクリームですが、なぜかキラキラのラメが入ってる。見れば酸化チタン配合とある。・・・なんで?
入れる意味がわからないですね。時々出くわすんですよ、アイクリームなのにソフト・フォーカス効果を狙うとかで、わざわざメイク用成分を入れちゃうパターン。昔RoCのくすみ対策ラインでもラメ入れてましたけど・・・。
スキンケア成分で対処する自信が無いのなら、初めから作らなきゃいいと思うんですけどね。その辺がどうも・・・国産メーカーとは違うんだなぁ。
保湿効果はそこそこ。小じわやたるみに特効はありません。シリーズ自体があっさりしてますので、そこまで期待はできないかな〜と。もう少し特徴があればね・・・リピートはしませんでした。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2011/8/22 23:17:36
ジュリークのクリームでは唯一使ってみた製品です。ブランド内で比較検討出来ないのが恐縮ですが・・・。
もともとかなりの敏感肌で、そのためかオーガニック系との相性が良くありません。おっかなびっくりで使ってみました。
少々硬めのテクスチャー。アルミ製チューブのためか一層出しづらい。
やや黄色味がかったクリームで、ほのっと甘い香りがします。これ何かに似てる・・・とあれこれ巡って、ふと思い当りました。
カスタードクリームでしょ。これ。それも本格的じゃない、下町のパン屋さんで作ってるような自家製のシュークリームに入った・・・。
まさにそんな感じ。ジュリークにしては香り控え目で、肌当たりも思いのほか柔らかいです。敏感肌用というだけあり、アレルギーも起こりませんでした。
ただ・・・それだけ。とりわけ乾燥に効くとか、肌表面を整えるとか、そういうことはありませんでしたね。無難といえば無難。
泣かず飛ばず、といった印象ですが、オーガニック系クリームとしては使いやすいのではないでしょうか。
ライン使いするより、エタノール・フリーの化粧水などと組み合わせて使えば、こっくりした感触で乾燥も防げると思います。
☆三つにしましたけれど、私としてはジュリークのなかで高評価なんです。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2011/9/13 00:02:04
全く自己流の命名なんですけど、最近オーガニックやら自然派やら、植物成分中心のブランドが主流なようでありながらどうも線引きがはっきりしないので、完全なノンケミカル製品と区別するために、植物成分にわずかの化学物質を合わせた成分構成のものを「セミ・オーガニック」と呼ぶことにしています。
よく議論の元となる、合成原料は是か非かの問題ですが、むしろ私は少しの化学物質は助けになると思っているので、最近はもっぱらこのセミ系を試しています。
天然の植物は確かに、地面から動けない分、強力な抗酸化物質を備えています。ただしそれは、自分に危害を加えようとする動物にとっての毒でもあるわけで、化粧品として皮膚に使う人間にもそれは当てはまります。
人間の皮膚組織というのは、思いのほか抗体を作りますから、やっぱり両方のいいとこ取りで作られた製品が良いかなと。
こちらのブランドはコスメキッチンで薦められました。
こくのあるクリームタイプのクレンジングです。
ジュリークはエタノールが含まれていましたがこちらは不使用。
敏感肌にも大丈夫ということで、いきなり使ってみたのですが・・・。
洗い流しが少し手間取ります。コットンでふき取ってから流しても、なんかすっきり落ちない。
あと、2〜3日使ったころから肌表面に違和感があり、続けて使うとまずいことになるぞ〜〜という天の声が聞こえたので(笑)、残念ながら途中でストップ。ラインの商品がいずれも合わずに断念しました。
どうにも分からないのが容器のノズル。
他のかたもクチコミされてますが、3分の1を残すあたりでいきなり出なくなります。この商品だけでなくクリームもそうなんだけど、どうして外資系のメーカーってこうなんだろ。本国でクレーム殺到しないんですかね・・・。
これとは別に、同ブランドで敏感肌用のクレンジングを発売してる意味がわかった気がします。これ、うたい文句ほど優しくないかもしれません。
容器の問題といい、ちょっとお薦めしかねます。ローズヒップ・オイルの匂いも私は苦手でした。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2011/9/14 22:28:35
アルコールフリーの化粧水が欲しくて、敏感肌でも大丈夫という触れ込みのトリロジーを使ってみることにしました。それ以前に使っていたジュリークがエタノール高配合で、かぶれこそ起こさないものの、後から重ねるアイテムによってはひどく乾燥してしまうため、しっとり感が欲しかったのです。
まずびっくりしたのはスプレー容器のまずさ。
初めのうち、直線的にジュッと出てしまうため顔に当てられず、3〜4日して偶然何かの拍子にミスト状で出るようになったものの、掌で受けたりコットンに取ってみたりといろいろ苦労させられました。
ジュリークのところでも書きましたが、外資系ブランドの容器でつまずくことは一度や二度ではなく、どうにかならんのかね・・・というのが正直な気持ちです。
アルコールだけでなくグリセリンやヒアルロン酸も不使用で、複数の植物エキスを配合した、かなりさっぱりタイプのローション。成分的に問題はなかろうと思っていたのですが、なぜか使いだして数日たったころから赤い発疹が出始めました。
これ単品のというよりは、クレンジングやオイル、クリームなどの相互作用だと思うのですが、どうも私にはローズピップが合わないみたいです。
あと、メチル系の薬剤が二種使われていて、これも炎症の呼び水になった可能性があります。
オーガニックだから肌に優しいとか、肌への効果が弱いとかいろいろ言われますが、私は自然派のものこそ気をつけて選ぶべきだと思います。
早い話がスキンケアというのは、長い時間をかけた壮大な抗体実験みたいなところがあるので。
ラインごとの個性が強い分、相性の見極めが難しいですね。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品