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[コンシーラー]
容量・税込価格:2g・3,630円発売日:-
2012/2/22 22:47:57
初めてベアのコンシーラーを使った時は、まだこちらの色は日本未発売で、西洋人向けのピンクに寄った色しかなく明度も低いため、つけた部分がかえってシミのように見えてしまったものです。
QVCで一番最初にこの色が登場したときは、なぜか「瞼専用のコンシーラー」として紹介され、UV効果も無いものでした。確か分類上はアイカラーだったと思います。店舗販売がスタートしたあたりから、この色が手に入るようになって、しばらく愛用していました。ウェルレステッドとは、英語のWell Rested、つまり「じゅーぶん寝ましたっ!」という意味です。
ファンデーションと比べると、やや粒子が粗めで水分を抜いている(粉体でもゼロではないので)印象。そのためカバー力はかなりのもの。専用ブラシがタクロン製でけっこう厚くのるので、調子に乗ってあそこにもここにも・・・とやってるとあっという間に仮面塗り。かえって小じわが目立ってしまったり。
これはいかん!と頬に使うのをやめ、代わりにファンデーション(ゴールデン・フェア)を重ねづけしてみたところ、失敗しました。(・・・いえ、本人は全く気付いていなかったのですけどね。)ある結婚披露宴で隣に座っていた身内から、「顔にオレンジのシミがついてるよ。どうしたの?」と言われ、慌ててまじまじと鏡を見るはめになったのですが、皮脂に馴染むと黄色に寄りやすいファンデの特性を考えずに重ねた私のミス。見事なオレンジ色の点々が頬に散在しておりました。
「餅は餅屋」だね・・・(今更ですが)。
使うのであれば、限界を決めておくのがいいと思います。ある程度までカバー出来たら、一歩引いて鏡を見て、「このくらいにしておこう」と思いきること。あと、ブラシの幅分だけ色がのりますから、小さいシミのカバーなどには向きません。アイシャドウ用のブラシを流用するなど、工夫が必要です。店舗ですと、小さめのコンシーラー用ブラシも販売されているようですのでお買い求めになるのもよろしいかと。
ベアのファンデーションは「ひとつで5役」が売りですけれど、結果としてやはり役割は分散させた方が、ベアの場合はきれいです。その分、時間もかかりますので、そんなにあれこれ使ってられないわ!という方はプレスド・タイプにされることをお薦めします。
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2012/4/25 23:26:04
私がこのブランドを使い始めた三年前と比べると、ずいぶん商品構成が変わってきた感覚があります。
どのミネラル・ブランドさんもそうなんだけど、パウダーからプレストへ。パウダーからペンシルへ。結局のところ、品質と使い勝手を天秤にかけて、使い勝手に軍配を上げるケースが多くなりました。
この商品もしかり。実のところ、ベアエッセンシャルのCEOが熱弁をふるったインフォマーシャルを見ても、ピンとこなかった一品です。
通常のアイカラーより水分が少ない、よりパサッとしたテクスチャー。色がくっきりするように敢えて粒子を粗くしているようですが、細筆にとってドライのまま引くとほとんど着色しません。何度も筆でこすってやっと・・・という感じ。
じゃあ水溶きなら良いかというと、今度は水加減が難しい。多すぎても少なすぎても思ったような色にならない。
しかもね。ここが一番問題なのですが、どんなに気をつけても、元が粉ですから自然と目に入る。変な話、これを使い始めてから黒い眼ヤニ(?)が目頭にたまるようになった。
確かにミネラルだけの成分は肌に優しいかもしれない。でも言い換えれば「それだけ」です。アイライナーの本来持つべき機能性を無視すれば、使う側には負担になってしまいます。私もいつの間にかペンシル・タイプに戻っていました。
当のベアミネラルがペンシルに移行しつつあるのが、何より需要の方向を示していると思います。
アメリカ本国ではアイブローもパウダーのまま描いてましたね。色素の薄いアングロ・サクソン系の人でなきゃ、難しいだろうなぁ・・・。
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2012/7/18 22:12:23
2年ほど使っていたベアミネラルに代わるファンデーションを探していて、デパートの売り場でふと見かけたのがこれ。
ベアの硬い山羊毛ブラシのせいで肌の角質が厚くなり、ブラシでつける必要のないものを・・・と探し回り、プレストタイプならばと選んだのですが、あらら。普通のパウダーファンデと違って、こちらはスポンジではなくブラシでのせるタイプなんですか。(色を決めたあとで教わった。時すでに遅し・・・)
ビスクを使ってみました。
御多聞にもれず、ミネラル主体のファンデーションですから、つけてしばらくたつとクレイ系(黄土色)に転んできます。ややピンク味のあるこちらでも皮脂と混ざるにつれ黄味がかってくるのは否めず。許容範囲ぎりぎりといったところですね。
ただ、ミネラルオンリーではないためかテラテラしたつやっぽさが抑えられていて仕上がりがきれいです。わたしはあまりやりませんが、何度か重ねればカバー力も出ます。小さめのブラシで重ねづけすればコンシーラーの役目も果たします。
特筆すべきはブラシの品質。それについては別途クチコミしますが、ベアとは雲泥の差でございました。
惜しかったのは(同意見のかた多いですが)コンパクト。重いうえに蓋がパチンと閉まらない。なにかの拍子にバコーンと開いてしまいそうでこわいですよね。
あとはやはり、価格です。リキッドミネラルもそうですけど、やはり高いですね。ちょっとファンデ無くなったから・・・と、気軽に買えない(笑)。ブラシの値段も然り。もともとスポンジで使うものを探していて間違えちゃったというのもありますが、リピートは無いかなぁ・・・。
まぁ、普通に使えば1年くらいは優にもちますし、経済的にはベアとどっこいどっこいかもしれません。仕上がり感はこちらのほうが好みでした。
あと、単品でお使いになると、若干毛穴が目立ちます。私は同じジェーンのドリームティント(ライト)を下地として使いました。そのほうが上手くカバーできると思います。ご参考までに。
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[メイクブラシ]
税込価格:7,700円 (生産終了)発売日:2008/6/20
2012/7/18 23:01:21
ピュアプレスト・ベースを購入する時、ブラシで使うものと聞かされ慌てて買ったのがこれ。山羊毛のフラットトップです。
それ以前はベアミネラルを使っていましたが、いやはやブラシの質のお粗末なことといったら・・・。毎日使うものだからこまめに洗いたいのですが、ひと月に1〜2度でいいという。嘘ぉ〜!!私は週1で洗いましたが、8か月くらい経つともう硬くなって肌に痛い。熊野筆とまではいかなくても、普通の動物毛なら3年はもったんですがね・・・。中国で量産されているのも気になった。独特の臭気もありましたし、こうしたブラシを量産しようとすると、少なからず動物を殺傷しているケースが多いので、そういった点でも使い続けることに抵抗がありました。
その点、ジェーンのブラシはコンセプトがはっきりしている。
まず、動物を殺さない。山羊にブラッシングをする際に自然に抜け落ちる毛だけを使ってブラシを作る。大量生産がきかない分、コストは高くなりますが、品質は上等だと思います。
もうひとつ納得なのは、洗う頻度を最低でも週一回としているところ。私はブラシ専用の洗剤を使いますが、1年経っても毛の柔らかさはほとんど変わっていませんでした。
作るところが作ればブラシだってこうなるんよ、みたいな。
ただ、携帯に便利な分、洗う際にケースの隙間に入り込んだ水がなかなか出て行かずに苦労しましたが。
フラットトップは初めてで、使いにくいんじゃないかと思いましたが、プレスドファンデには相性がいいのだということも学びました。
今はスポンジでつけるタイプを愛用しているので使っていませんが、また何かの機会にお世話になるかもしれません。
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2012/9/19 21:25:02
ジェーンはもともと、肌にトラブルのある人でも安全にカバーすることをコンセプトとして、ショービジネス界の重鎮が起業したブランドらしいのですが。アメリカにはこの手の理由づけで生まれたメーカーが多いなぁ・・・。
で、他のミネラル・ブランドと比較しても使い勝手が良さそうと思えたのがこちら。
今はどのメーカーでも、タール系成分で着色させるアイテムって皆無じゃないのかな。よほど安価な代物でもない限り・・・。このごろ感じるのは、純正ミネラル100パーセント主義から、植物エキスなどと混合させる成分構成へと一斉に舵を切った感がありますよね。その先駆者としても、ジェーンには一日の長があるように思います。
こちらのティント、もとはピーチとライラックしか無かったのが、おそらくは日本からのオーダーなのでしょうが、肌色のバリエーションが増えました。私はライトを使いました。
あくまでも肌のトーンを整えるためと割り切れば、かなり使いやすい商品です。量がたっぷりで、1年以上は使えたかな。毛穴も目立たなくなりましたし、この上からピュアプレスト・ベースを重ねましたがかなり自然な仕上がりになります。
閉口したのはやはり香り。さすがアメリカというか、無香料とあっても原料臭が強く、バブルガムのような甘い匂いが鼻をつきます。
これに耐えられなかった(笑)。あとやっぱり、2年もミネラル・ブランド使っといて、ブラシで掃くタイプのファンデーションが合わないんだ(今さらか?)ということに気づいてしまったために、ジェーンも1年足らずでリタイアと相成りました。
ただ、かなり敏感な私でも問題なく使えたのはありがたかったですね。
ミネラルと植物成分の他はジメチコンが入っている位なので、シリコン系にうるさい方でもそんなに気にせず使えるのではないかと思います。
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