2014/6/8 02:46:42
今年あたりから、ベースメークについて改めて考えたり発見したりすることがあり、必要とするアイテムも変化してきました。
ベースは何しろ薄く薄く。印象が明るく見えるものを。
折からのCCクリーム大流行(!?)。
タイムリーだなぁと思いつつ、TVCMに惹かれて試したのがこちら。
スフレ・ファンデと銘打つだけあり、本当に軽い。ツツーと伸びて均一に極薄の膜を張る感じ。カバー力が売りのBBとは真逆で、色調補正がメインのお仕事。しかもこちらの商品は、最低限のカバーリングと補正にかかわる成分だけの構成で、主にシリコンと揮発性シリコンオイルで出来ている。いわゆるトリートメントのための成分はいっさい見当たらない。ある意味潔い作りです。CMの通り空気感があって、全く重さを感じません。
初めてこちらを使った時は、うっすら色がのっただけで、明るく見えはするものの、そばかすやホクロ、クマはむき出し。さすがに「うわぁーー」と思いましたね。無理かな・・・と。
でも。そこで自分に言い聞かせた。「見慣れろ、見慣れろ」と。
そうです。これが今年の、自分への課題。
我々の世代ってどうしてもベースメークが「壁塗り」になっちゃう。
何故か。まぁ、年齢と共に隠したくなる要素が増えるというのもあります。
でもその真相は、「見慣れる」ことにつきるんです。
ここをカバーした。よしよし。やがてそこに見慣れると、次にカバーすべき箇所へ目が行く。塗り重ねる。見慣れる。そしてまた次。
ベースメークなんて、厚塗りすればするほどシワやくすみ、たるみが目立つ。見慣れることで、それが当たり前になる。
だったら、逆やればいいじゃん。そう気がついて、薄付きメークに転換しました。
すると不思議なことに、こっちが普通になるんです。
おまけにベースメークが薄くなると、小じわやたるみが目立たない。透明感が出るからくすみも減らせる。なんでもっと早く気付かなかったんだろう、と後悔したくらい。かえって、ほんの少しカバーしすぎただけで「うへぇ、化けたな」なんて思ったり。
かくのごとく、脳はいとも簡単に騙されるんだよ(笑)。
粒子がとても細かいので、毛穴を目立たせない効果もちゃんとあります。
下地を加減すればパウダーは必要ないですが、汗ばむ季節にはさすがに厳しい。この特性を生かすためには、春先とか晩秋とか、気温がそう高くない季節に活躍させるのがいいと思います。
今はやりの言葉で言えば、時短メークに重宝するアイテムです。
本当にこの形状はユニークですね・・・。
にしても。
BBが流行ったから、次がCCとかDDとか・・・。
何もアルファベット順にこじつけなくたって(笑)。
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[ルースパウダー]
容量・税込価格:8g・3,300円発売日:2014/6/25
2017/1/10 22:52:07
以前は24hコスメのパウダーを使っていましたが、あそこのメーカーはミネラル系といってもタルク・フリーではないし(夏場は必要、と書いたこともありますが、基本はタルク無しが自分のスタンダード)、少しマット過ぎたかな…しっかりのせると「塗りましたぁ!」感がある。
で、何やかんやで結局戻ってきたのがエトヴォス。
UVパウダーは粒子が粗い気がしましたが、こちらは本当に細かい、セミ・マットの質感があるトランスルーセント・タイプです。
マイカとシリカ主体なのでほど良いツヤがあり、覆ってます!という印象にならない。
汗をかく季節はどうなるか分かりませんが、もし崩れやすいようならその時だけUVにスイッチするとか、やり方はあります。
粒子が細かいので、小鼻周りの毛穴も綺麗にカバー出来ます。
透明感のあるベースを大切にしている向きには、お薦めしたいパウダーです。
リピートはないかな・・なぁ〜んて以前は書いたけど、ミネラル系で一番仕上がりが納得できるブランドは、もしかするとここかも知れません。
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[ルースパウダー]
容量・税込価格:20g・2,310円発売日:2012/6/19
2014/6/3 04:14:35
仕上げ用のルースパウダーは、何だか知らんが3〜4個持ってる。これはその中でも使いやすい一品で気に入ってます。
プチプラというのはパウダーがとにかく貧弱で、低価格だから我慢してよ!と言わんばかりに量も少なければ容器も使いづらい。
とにかく小さい。そして粉が出てこない。大抵はどこのブランドも仕切りの中栓に穴が開いてて、そこからパフに振り出す仕組みなんだけど、小さいから量が取れない。私はセミマットの仕上がりが好みなので、ある程度の量が欲しいのですが、そうすると何回も振り出さなきゃならなくなる。時間もかかりますし、急いでいる時はイラ〜っとしてきますね。
その点、これはカウンセリング・ブランド並みに容器が大きい。パフも大きく柔らかで広く覆ってくれるので、短時間で済みます。
肝心のお粉も透明感があって優秀。そもそもカバー力を目指すものではないのでこれで十分です(CP1使用)。
あと、乾きにくい。タルクなども配合していますが、それを感じさせないしっとり具合です。どんなファンデーションとも相性はいいはず。
ほんと、エクセルは粉ものが優秀です。
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2022/9/28 00:49:12
オーガニック系の日焼け止めクリームにはあまり良い印象が無くて、テクスチャーが硬い、伸びない、肌真っ白、匂い強め(てか臭い)、時間が経つとデラデラ……などなど。そもそも毎日使うには価格が高すぎ。なのでもっぱら、顔・からだ用のケミカル系でしのいでいました。費用対効果の面でもそれで正解だと思っていました。テクスチャーも軽いしね。
ところが昨年あたりから、ケミカル系の日焼け止めを顔に使うと、かなりの確率で発疹が出るようになりました。痒みとかは感じないんですけれども、一部が赤くなってブツっと出る。合わないのかなと思って物を変えてみても同じ。これは共通の成分に反応してるな……と気がついた。
加えて最近は欧米のリゾート地を中心に、ケミカル系日焼け止めを使用禁止にする動きがあります。海やプールの水質改善のためですが、実際大きな効果があったそうで、こうした流れは日本にも影響しそう。一方では米国FDAがケミカル系日焼け止めの成分(主にオキシベンゾンなどのベンゼン系)はサンゴ礁に悪影響を及ぼすほか、発がん性の疑いがあるという理由で規制をかけています。ひと昔前までは安全とされていた成分が、ここへ来て再認識される事態になっていることに注目しています。
で、たまたま現在はジュリークの製品を使わせてもらってますし、ここの日焼け止めはどうなんだ?と試してみることに。価格の高さはちょっと目をつぶって。(前振り長いわ……)
これまで使ったオーガニック系日焼け止めとは一線を画す存在ですね。
テクスチャーは柔らかめ。スルッと伸ばせるのでストレスがありません。ぎらつきも少なく悪目立ちしない。一番気に入ったのは香り。ジュリークのことだからどーせローズなんでしょ!あらびっくり……予想外のシトラスノートです。個人的には懐かしさを覚える香りでかなり嬉しい。もちろん、原料臭を緩和するための消し香料ではあるんですが……。
唯一の難点は塗った後のベットリ感。汗ばむ季節には少々使いづらい。下地として使うならクリームの行程飛ばして化粧水か美容液のあと直塗りでOKかも。ただこの保湿力のせいなのか他の成分のおかげなのか、落とした後の肌がもの凄く滑らかでつるつる。乾燥気味の部分もしっとりしているのがすごい。むしろ冬場の使用におすすめできるのでは……ウィンタースポーツとか。一年を通じて使うのに向いてますね。
でよくよく見てみると、数あるジュリーク製品の中で、これは日本製なんですね。自慢するわけじゃないけど、サンスクリーン作らせたら日本が世界一だと個人的には思ってるんです。
欧米のメーカーさんが日焼け止めクリームの必要性に気づかされたの、私に言わせりゃつい最近ですから!見向きもしなかったんですよ。ええ、ホントに。
ただ……パッケージの英語表記を見るとね。「25℃以下で保存すること」とある。
ええええ―っ!日本でですかっ。東京でですかっ?…………そりゃ、難しいわ。
日本製なのに。ぐすっ。
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2014/6/8 19:16:41
実は以前、リンメルのパウダーファンデーションを購入する時、こちらのスキンプロテクトと並べてかなり迷いました。
色はがぜんこっちなんです。
ただ私の場合、色素の薄い肌なので同じ明度のファンデーションをのせるとハレーションを起こしてしまう。
学生の頃、たまにノーメークで登校すると友達から「病気?」と聞かれる程の青白い顔で、隠すためにわざわざ濃い目のファンデでごまかしてた記憶があります。
なので今でもファンデーションを選ぶ時は迷います。で、くだんのリンメルに落ち着いちゃうわけで。
ただねぇ・・・地肌の色より濃い目を買ってしまうと、どこか自分の中で納得してない部分があるんですよ。自分に嘘ついてるみたいな。
だったら一度、正直に地色を出してみろ!っていう勝手な理由づけをしつつ、今回はこちらを購入。色は01。
やっぱりこれだ。これが私の肌色です。
で、確かに白い。当然、それ覚悟で使ってるんだもんね。
国産メーカーのファンデーションでここまで明るい色ってなかなか無いので、スージーニューヨークには感謝なのですが。あとは自分の工夫次第だな。どうすれば病気っぽく見せずにすむか・・・。
あとスージーの特徴として、処方が優しいです。
ファンデーションで無鉱物油というのはなかなか無い。
ただタルクの配合量が多いので、本当に夏向け。エアコンの下では少々乾燥するかも。
乾燥肌の方で年間を通して使いたい向きは、下地をしっとりタイプに変えるとか、スキンケアの段階から工夫されるといいと思います。
テクスチャーは文句なし。毛穴のカバーもそれなりにこなしてくれます。
せっかく自分の色なのだから、しっかり使いこなせるようになりたいです。
少しプレスが硬めなので、ブラシ使いがお好きな方なら良質のフェイスブラシでのせるのもあり、ですね。
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