2008/11/7 22:17:49
ヤフオクで小分けを購入。
王妃の水、ガーデニア、ローザ、マグノーリア、テュベローザの5品です。
品質は高いと思います。
でも、どうしても個人的になじめなくて……評価控えさせていただきます。
これは本当に個人的な香りの記憶と深く結びついてると思うので、ご容赦下さい。
どの香りにも、共通の匂いがあって(それはまるで水のにおいのように基本となっている感じ)、それが……
……
亡くなった祖母の鏡台のにおいがする……=□○_
サンタマリアノヴェッラ、元は中世ヨーロッパの薬屋さんなんですね。
そのせいもあるのか、どうしても「薬」を思い出してしまうのです。
どっちかというと「薬草」かな。
これを上手に纏えたらどんなにいいかと思うんですが……残念。
私には無理でした。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
2018/11/11 21:57:44
大好きな香りで数年愛用しています。
みなさまの口コミを拝見し、廃盤になってしまったことを知り、とても残念に思います。
トップのはじけるようなピンクのスパークリングワインのような香り、
ほのかに香るピーチの香り。大好きなシャクヤクの香りも。私的ベストです。
大人の女性というよりは、誰かに汚されていない少女のような純粋さを秘めた
ピュアさがあります。
安っぽくなく高級感があり、他とはあまり被らないと思います。
わたしはミスディオールとレイヤードして使っていました。
こちらだけだと、年齢的に若々しすぎるので・・・
甘酸っぱくて、胸の奥がキュンとなる、
初恋や二度と戻らない青春の情景を思い出す香りです。
名前の通り、愛しい人という言葉が似合います。
みなさん午後には消えるとおっしゃっていますが、
わたしの場合、香りは弱まりますが夕方でもほのかに残っています。
なくなったらもう買えないことが非常に残念で、
失恋したような気持ちとも似ていますが、いま残っているものを大切に大切に使っていこうと思います。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2014/5/16 20:33:52
テスターをオークションで購入しました。
以下、私の主観です。
香水の香り立ちや感じ方は個人個人違いますからね。
つけた瞬間、脳内がセピア色になりました。
上質の紅茶にたくさんのレモン、蜂蜜をスプーン1杯。
そんな香りです。
アイスレモンティーではなく、ホットレモンティー。
だから柑橘系の香りですが、夏よりも秋を思わせる香りです。
私にはレモンが強く香りました。
奥深いレモンティーの香りが長く続き、
レモンの香りが弱まってくると、花の香りが。
レモンティー7 : 花3 くらい?
爽やか過ぎず、甘過ぎず、
どこかノスタルジックで、あたたかみのある、ほっとする香り。
男性が纏っていても素敵なんじゃないかと思います。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品
2023/1/17 23:39:49
商品登録状況にムラがあるので、こちらにまとめて記載します。
フエギアは以前伊勢丹新宿本店にあり、その頃に購入していた物を中心に記載します。試した物から随時追記します。
調香師はジュリアン・ベデルです。
いくつも種類が出ており、同系統の香りをミニサイズで買って嗅ぎ比べたら、大体ベースが変わらないのかほぼ似た香調になってしまい、1つ1つの差別化が難しかったので、総合点は☆5で据え置きし、個別に所感を書きます。
【El Dorado】
購入ロットはI-XVIIIです。
マンダリン、ネロリ、コパイバ(南米のマメ科の木)の3種だそうです。最初に癖のあるパチュリのような漬け物臭が来た後、爽やかなマンダリンの柑橘とキレのあるウッディ系の香りが出てきます。
こちら単体だと☆5。トップの癖がなければ☆6でした。
【Endeavour】
購入ロットはI-XVIIIです。
ローズウッド(パリサンダー)、ヒノキ、ピンクペッパーの3種だそうです。冒頭は柑橘っぽさがあり、ベースのヒノキ(サイプレス)の他になんとなくシダーウッドのようなファッションフレグランスによくある男性向けの香りを高級にしたような物です。欧米・南米系の旅行客やビジネスマンがまとっていそうな香りです。同時に買った物に似ており、特徴をイマイチ掴めませんでした。
こちら単体だと☆5。
【Entre Rios】
購入ロットはI-XIXです。
ベルガモット、ローズウッド、レモンの3種だそうです。重厚感のあるウッディ系がベースにあるので、表層をレモンとスパイスの遊び要素を入れても安定しています。手首の近くだとスパイス系、マスク越しに嗅ぐと高級そうな木の香りなので、欧米・南米系のビジネスマンがスーツと共に纏っていそうです。
こちら単体だと☆5。
【Humboldt】
購入ロットはI-XIXです。こちらのみ現品ボトルを買いました。
ベルガモット、パッションフルーツ、タンジェリンという柑橘系3種しかクレジットに書かれておりませんが、スパイス系の混ざったウッディノートをベースに感じます。どの瞬間を切り取っても気に入りました。気温の高低ではあまり変わらず、最後にスプレーしてからの期間によって香調が微妙に変わります。頻繁に使っていると購入時と同じように戻るので、空気に触れた時間に左右されそうです。
こちら単体だと☆7。
【Luz sin Freno】
購入ロットはIII-XVIIです。
ジャスミン、レモン、バジルの3種だそうです。最初だけレモンの爽やかさがありましたが、以降はバジルとその他のファッションフレグランスによくある男性向けの香りを濃縮させて純度を高めたような物です。欧米・南米系の旅行客がまとっていそうな香りです。同時に買った物に似ており、特徴をイマイチ掴めませんでした。
こちら単体だと☆5。
【Muskara Apis】
Celesにてワンタップ分を購入。購入ロットはI-XXIIです。
自分の体臭、セイヨウミツバチ(ハチミツ)の2種だそうです。最初は少しチョコの香ばしさの混ざった激甘ハチミツでしたが、10時間程度経つと少し苦みのある木の要素も出てきました。基本はハチミツです。
こちら単体だと☆4。
【Muskara Cacao】
Celesにてワンタップ分を購入。購入ロットはI-XXIIです。
カカオ、ムスカラフェロジェイの2種だそうです。カカオ80%くらいのミルクチョコレートです。甘みと粉っぽさと苦みが混ざっています。食べる物の印象が強いチョコレートが手首から香る事にどうしても違和感を拭えません。それだけ調香技術が高いのかもしれませんが…。
こちら単体だと☆4。
【Muskara Phero J】
店頭でテスターを手首に噴霧。
完全無臭です。フォーミュラXも無臭なので、自分がニュートラルスキンだとやっと認めました。(それまではウッディ混じりのムスキースキンだと自称していました。)
香りがないので評価不可。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2018/5/24 16:45:42
フエギアの香りは表現しにくい!
「木」「土」「草」「水」のような自然の香りがどっか根底にあります。
文字の情報からのイメージと実際の香りは絶対違うのでご注意を。
以下は参考迄。
*ムスカラ アピス
ムスカラシングルノートコレクションの一つ。
私には「そのまんま蜂蜜」の香り。
(店員さんは「蜂蜜に感じるのですね?なら相性良いです。」と。
違う香りに感じる方もいるようです。)
と言ってもボディソープやボディミルクでありそうな「ハニーの香り」とは違います。
ただ甘いだけではなく、ちょっと「木」のようなニュアンスも。
私は養蜂場のミツバチの籠を想像してしまいました。
甘めのフローラルとの重ね付けや、ナツメグジンジャー等の食べ物の香りと
あわせて使うことも多いですが、アピスは極少量にしないとあわせた
香りを消してしまいます。
*フアン マヌエル
ローズとピンクペッパーらしいですが、私の鼻ではローズは全く感じません。
もはやフローラルっぽくもないんですよね。
よく分からない、不思議な香り。
パルファムではちょっとアルコールが気になりましたので、最初からまったり香る
パフュームオイルを使ってます。
これの後、ヴィトンのローズデヴァンを重ねる事が多いです。
そうすると薔薇(当たり前)。
*キロンボ
ミルク、キャラメル、バニラ、サトウキビの甘〜い香り。
手を掛けたお菓子って感じではなくコンデンスミルク(に香りはないけど)のような香り。
食べ物の香りは人から嫌われにくいので、ある意味安牌。
*ラ カウティーバ
カシス、ムスク、バニラ
捕らわれるほど魅力的な女性のうなじから漂う香りのイメージとな。
カシスからイメージする甘酸っぱいフルーティな香りではないです。
3つのうちどれが強いかと聞かれたらムスク。
因みにキロンボにも共通してますが、フエギアのバニラはよくありがちなバニラビーンズの
甘い香りではないです。
もっとウッディ。
なので、バニラの嫌いな方にもちょっと嗅いでみて欲しい。
*タイース
オスマンサス、マテの花、グリーンティ
ここで言うオスマンサスは金木犀ではなく銀木犀と伺いました。
銀木犀を嗅いだ記憶がないのですが、金木犀のようなフルーツ香ではなく、もう少し
すっきりとしたちゃんとフローラル。
それに緑茶の渋みが足されて甘さを引き締めています。
オスマンサス自体は秋の花ですが、香りは春に使いたくなる明るく華やかな香り。
*アクアマグノリア
お店ではティンタロハの派手なガーデニアとあわせて使ったので分かりませんでしたが、
単体で使うと薄ら甘い花の香り。
アクアというだけあって、ちょっとオゾン系というか水っぽい。
華やかな花の香りを好んで付ける私には中途半端すぎました。
華奢な花の香りがお好きな方は好きかもね。
フエギアは結構一癖ある香りが多いです。
イギリスやフランスなどのトラディショナルな香りがお好きな方はフエギアはちょっと冒険。
価格も香りも生産時期によって変わるという所は面白いですが、気に入った物があっても
次の香りは変わるってのは面倒なので、マストな香りにはしたくないですね。
気に入った香りはずっとその香りでいてくれないと困るよね。
とは言え、次狙っているのはシトラス系のEl Dorado。
夏だし。
ヴィトンのLe Jour Se Lève(ルジュール・スレーヴ:マンダリン、ジャスミンサンバック、
ブラックカラント)と合わせたい。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品