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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:-発売日:-
2022/12/3 00:31:32
冬になるとつけたくなる香水。ピンクペッパーが少しスパイシーな清潔な香り。寝香水にして布団の中から香ると気分が安定します。綿に包まれているような湯気が立つような優しい香り。男女ともに使えると思います。
買ってよかった香水の一つです。
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2023/3/3 22:38:56
第一印象「トムフォードらしくない香水」
モレロチェリー。日本ではあまり聞きなれない品種で、調べると海外ではメジャーらしく酸味があり、ジャムなどに使用するチェリーとのこと。確かに甘みより酸味と仄かな苦味を感じます。若干人工的。
チェリーを使用している香水と言われなければ正直分かりません。なんかのフルーツの香り?という認識。私達に馴染みのある甘くて美味しい佐藤錦とか、ザさくらんぼ!を使用していたらこの香水の印象もだいぶ変わったのかもしれません。むしろそれで作ってくれたら最高のさくらんぼ香水が出来たのでは?と思ってしまうほど。
なので最初にツンと鼻に刺さる匂いが個人的に苦手。後々香りが丸くなる事なく尖ったフルーティーフローラルが濃く纏わりつく印象。
公式説明文も香りの構成も魅力的で女の子らしい要素たっぷりなのですが、今までの“ロストチェリー”や“チェリースモーク”とはかなりかけ離れた香りの為、こちら二つを愛用してる自分としてはどの場面に付けようか迷います。何処かで嗅いだことのあるような若めの香りなので、特別この香水に手が伸びません。
今までTFの香水って良い匂いだけど大人っぽいし濃いしでドコつけてくねん系だった方には良いかもしれません。
高級感はないですが好感度はあります。
個人的には、この香りに50ml 5万は気が引けます。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:15ml・11,770円 / 50ml・26,950円 / 100ml・41,250円発売日:2006年
2011/9/4 05:14:12
<香りについて>
■JASMIN 17
ジャスミン、リッツキューベバ、ネロリ、オレンジフラワー、パルマローザ、ビガラード、アンバー、ムスク、サンダルウッド、バニラ
久々の香りアイテム、家族からのプレゼントです。
このブランドはコンセプトとしてトップノートのインパクトを重視しているようで、トップからいきなりぱーっとフローラルの鮮烈さが前面に出てきます。
ネロリ&オレンジフラワーの苦味と軽さが、ジャスミンの重めの甘さをうまく中和しています。
ジャスミンの香りのものには、俗に「猫のなんとか…」と例えられるクセが強すぎたり(このせいで夫婦ともども某大ヒット香水が苦手でした)、南国調の湿度感やワイルドさが出ていてセクシーすぎたり、と難しいものが多いですが、これはかなりフレッシュで軽やかなジャスミンです。
構成としてはありがちですが、ジャスミンを基調にした香りでこのフレッシュさはなかなか珍しいと思います。
トップからミドルまでこのフローラル優勢が続きます。
おそらくわたしの体温との相性だと思うのですが、ミドルあたりからフローラルと同時にリッツキューベバ+バニラのドラジェ的な甘さがしっかりベースに入ってきます。
べたっと湿った甘さではなく、パウダリーな甘さですが、砂糖菓子系。
この砂糖菓子的な甘さには「ああ、良くも悪くもアメリカのセンスだなあ」と感じます。
アンバー、ムスク、サンダルウッドの「よくあるラスト三兄弟」はあまり感じず、あくまでも脇役といった印象。
個人的にはリッツキューベバ+バニラの部分がちょっとポップすぎて邪魔かなあと思いますが、全体を通して嫌味や過剰な女臭さのない、風通しのいいフローラルです。
おそらく、ミドル〜ラストの出にくい体質の方だと、砂糖菓子調の甘さはそれほど気にならないと思います。
×クリーミーな、南国調の、セクシーな、男性を意識した、神秘的な
ジャスミンそのものの生っぽさや、上記の要素を求める方には向きません。
○フレッシュな、健康的な、明朗な、カジュアルな
上記のイメージでフローラルを探している方には良いと思います。
特に、トップノートのジャスミン・ネロリ・オレンジフラワーのインパクトは、なかなか他にない鮮烈さ。
この香りの合う方なら頭がすーっとクリアになるような気分を味わえると思います。
他の方も書かれていますが、体温・気温ともに低いときのほうがフローラル優勢が持続します。
また、ムエットやトップノートが前面に出ているときの他人受けの良さが抜群、という点も同じです。
トップの部分は清楚でフレッシュな花束のイメージで、「いい人の香り」なのですよね。
カウンターではこのトップを嗅ぐことになるのですが、ベースの砂糖菓子調には好き嫌いがあると思うので、購入検討には必ず時間を置くことをおすすめします。
このJASMIN 17はブランドの中でもかなり無難な部類で、ぐっと個性的なパチュリや、温かみのあるウッド調のGAIA、男性でも使えるというローズなどにも惹かれました。
香料の個性を生かしたラインナップや、トップノートの鮮烈さを重視する構成には魅力を感じます。
ふっと顔を出す「アメリカンポップな香りのセンス」にはずっこけてしまうこともありますが、うまく選べば気持ちよく使えると思います。
たとえば、「ジョー・マローンはよく使っていたけど、ちょっと流行りすぎたし、飽きてきた」という方だと、ルラボのバリエーションは目先が変わって楽しく使えるのではないかと思います。
ライフアート的コンセプト、香りの性格はアメリカ的なカジュアルさ、最小サイズの価格がほぼ同一……と、ジョー・マローンとは通じるものがあるので。
違う点は、捻った香りはけっこう大胆に捻ってあるという点、香料ごとの個性やインパクトがちゃんとある点、それなりにドラマチックな香りの遷移がある点でしょうか(遷移した先の香りが好きかどうかは別として)。
<パッケージ・使い勝手について>
なお、このブランドは購入してからその場でブレンドするというスタイル。購入後すぐ使わず、少し寝かせてくださいというアドバイスがあったのでご注意を。
また、ボトルはシンプルな瓶にロゴのみのシールというものですが、このシールに好きな文字を入れてもらえます。
購入した日付も入るので、記念日のプレゼントにも向きますし、使いきりの目安にもなります。
香り・パッケージのカジュアルさなりにもパルファムなので、価格はちょっと高め。トワレでもいいんじゃないかな、と思う香りですが、トップノートを持続させるというコンセプト上、パルファムが向いているのかもしれません。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:15ml・11,770円 / 50ml・26,950円 / 100ml・41,250円発売日:-
2021/6/17 13:37:41
肌のような香り、スキンパヒューム的な香りが好きなので、いつかは試そうと思っていたAMBRETTE9。
ルラボ自体はだいぶ昔から知ってはいたものの、メンズっぽい無機質なボトルデザインや理屈はわかるがやけに高価な価格設定に、今ひとつ惹かれなかった…ようやく、のお試しです。
うんうん、確かに洋梨みたいなフルーティ、その後は肌馴染み抜群のフワフワした白く粉っぽい様な、スキンムスク系の香り。
変な例えですが、ベタッとした濃い液状柔軟剤ではなく、良い香りの高級な粉末状洗濯洗剤みたいな…
洋梨と言うと明るく可愛いイメージですが、女の子っぽさは全く無し。しん…と静かで浮かれていません。男性でもイケます。
私の肌では、洋梨と洗剤的なムスク系の香りが行ったり来たり、時折、洋梨から来ると思われるドライな渋みの様なものを感じます。
時間経過による変化はさほどなく、2~3時間ほどで消え入りました。(肌の上では速攻で消えますが、服の上では一日香りが持ちました。)
最後まで重くならず、終始軽くてふわふわと漂ってくれるので、気疲れはしません。
何となく、以前試したディプティックのフルール ド ポーに雰囲気が似ています。あれよりずっとユニセックスでドライな肌系の香り。
自分でも付けた事を忘れてしまう極めて淡い香り立ちです。
周囲へのアピールや自分を演出するため、とか「なんかあの人良い匂いするねー」を狙うことはほぼ出来ないかと…恋人や家族など極接近もしくは密着しないと気付かれない、とてもパーソナルな香水ですね。
「普段着にはお金をかけない。でも人知れず下着は必ず高級シルクを身につける」なんてポリシーを持つ感じに似ているな…この香水を使うって。
一庶民の私は、価格との対照を考えると☆3、ボトル買いの決め手には欠ける香り。良い匂いだし、毎日でも苦にならないから使い切れるとは思うけれど…です。
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- モニター・プレゼント (提供元:未記入)
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:15ml・11,770円 / 50ml・26,950円 / 100ml・41,250円発売日:2013年
2021/5/19 11:12:26
量り売りサイトCelesにてミニボトルを購入。ル・ラボはフォロワー様のブログで拝見し、気軽に現品を買える価格帯でないのは知っていたので、Celesで入荷情報を入手した途端に買いました。
短期間でフレグランスのミニボトルを買っており、1ヶ月以内の購入数が初回購入時の買いすぎの本数に近づいております。
種類はEDPで、調香師はダフネ・ブジェです。
名前の後に書いてある数字は使われている香料の数のようです。
吹きつけてアルコールが飛んだ後、オゾンノートに使われているキャロンという香料がかなり出てきます。1つの良い香りを調合する際に使う材料みたいな印象で、こちらをメインに据えられると他に主だった要素がないか探したくなりますね。
30分経つと、数十cmの距離だとアイリスのようなバラとジャスミンが混ざったような石鹸のような優しい香りが漂い始めますが、手首の間近で嗅ぐとキャロンです。
更に1時間くらい経つと、手首ではオレンジ強めのオレンジブロッサム、数十cm離れたら石鹸強めのオレンジブロッサムに変わりました。キャロンがマンダリンの下支えになり、しっかりと香るように転じてくれたみたいです。
以降、手首も一瞬柑橘系がしっかり香った後に優しい香りが続き、甘いようなシャキッとするようなどちらとも言えない性別不詳のオーラを漂わせながらフェードアウトしました。
持続時間は7〜8時間でした。
ネロリと表現されているフレグランスは複数嗅いだ事がありますが、その中だとあまり甘くない部類に入ると思います。とはいえネロリ、つまりオレンジブロッサムは花の甘さを含んだ香りなのでフローラル系の甘い香りが苦手だと、こちらも甘く感じるかもしれません。
普段スイートフローラルが苦手でネロリを敬遠している男性も使いやすいと思います。
現品価格(15mlでも税別9300円)にびっくりしたので、量り売り等で香調変化をしっかり試してから公式通販で買われるのをお勧めします。
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