GENKI90703さん
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Parfum d’Empire / Equistrius

Parfum d’Empire

Equistrius

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

税込価格:-発売日:-

評価しない

2008/1/12 04:28:05

バイオレット、グリーンノート、アイリス、チョコレート、ライスパウダー、アンバーグリス、アンブレットシード、サンダルウッド、べチバーで構成された優しいパウダリーな香りです。

バイオレットやアイリスの瑞々しいすっきりした香りから始まります。
次第にパウダリーさが増してきたかと思うと、甘さとウッディーさが混じり始めます。

プラダのアイリスよりも芯の強さが現れていて、メテオリット(ゲラン)よりはパウダリーさが控えめ、バイオレットプレシュース(キャロン)やイリス(エルメス)より青さがなく円やか。
ルールブルー(ゲラン)よりも現代的で使い易さもあり、ボワドアイリス(DC)よりもウッディが控えめ。

真っ直ぐなSMNのアイリスに甘さとほんのりとウッディを効かせた感じでしょうか。

優しくて品があり、芯の強さを持った女性にお薦めです。

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Tomokohanさん
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ラボラトリオオルファティーボ / マンダリーノ

ラボラトリオオルファティーボ

マンダリーノ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)香水・フレグランス(その他)]

税込価格:-発売日:-

5購入品

2022/2/27 15:05:47

ノーズショップに赴き、テスターを嗅いで気に入ったイタリアシリーズ3種の入った3mlミニボトルセットを買いました。

種類はパルファム・コロンと書かれていますが一般的な種別のどれに相当するか分からず、調香師はジャン=クロード・エレナです。知らないブランドに手を出したら頻繁にエレナさんの作品に遭遇する気がします。

実際に手首に吹きつけるとマンダリンといった感じはなく、アルコールが過ぎた後はブラックカラントの土っぽさ?草っぽさ?がメインです。冒頭30分は柑橘は分かりません。
その後、ブラックカラントの主張が弱まり、少しフルーティーさが増します。そこから30分くらいかけてマンダリンのような柑橘系が出てきます。
そこからはマンダリンとブラックカラントが良い具合に混ざり合って、甘くないフルーティーさかずっと続きました。

持続時間は8〜9時間程度でした。
最初の1時間はあまり気に入りませんでしたが、それ以降は最低限の香料でずっと長続きするシンプルながらも良い調和が保たれた物でした。フレデリック・マルのビガラード・コンサントレと使い比べたくなります。
しかし筆者の手首ではブラックカラントの主張が最初強く、現品を買うまでは惹かれませんでした。

使用した商品
  • サンプル・テスター
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キリアン / ローリング イン ラブ オード パルファム

キリアン

ローリング イン ラブ オード パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・30,800円発売日:2019/10/11

5購入品

2022/2/18 19:34:27

ローリングインラブは、スキンフレグランスという装いの、嗅覚と想像力を刺激する香り。他のキリアンの香りが華やかなドレスや鮮やかなリップ、スタイリッシュなスーツだとすれば、このローリングインラブはまるで下着のようで、明らかに異色な存在。そんな異色な世界観を真っ赤なボトルに託しているのではと感じている。

ローリングインラブは、ムスク・ド・ポー(肌のムスク)で肌に潜りこんでいく香りとしている。それは踏み入れたら抜け出せない二人だけのコクーンであり、魅了される愛に昂揚する感覚を捉えた香り。ダイレクトでシンプルに、ただひとつの感情にフォーカスしたモノクロマティック(単色使い)な世界。単色でありながらも単調ではない、官能的で甘く、奥行きのある香りを描き出したとしている。


では官能的な肌のムスクとはどんな香りなのだろうか。
トップはフルーティ・アンブレット。
スプレーすると甘酸っぱいチェリーに包まれた、アーモンドの香ばしい硬さを、アンブレッドが霧のように真っ白い靄(もや)をかけていくようなオープニング。フレッシュな甘さ、ミルキーな白さ、それでいて軽く、コクのない、すっきりしたアーモンドミルクの香り。ムスクでは出せないだろう、この白っぽさにハッとしてしまう。

ミドルはアーモンド・パウダリー。
そんなフレッシュなアーモンドミルクのフレッシュ部分には、フリージアの硬いフローラルが絡まっていく。このフリージアの青くささを絡めたアーモンドはまるで蕾のようで、息を飲むようないやらしさがあり、どこか背徳的だ。
逆にミルク部分は、アイリスのキメの細かいパウダリーが上品に包んでいくようで、どこまでもなめらかに仕立てていく。
そこにバニラの甘さがうっすらと漂うことで、ミルク感が増していき、気持ちも落ち着きを取り戻していく。

ベースはムスキー・バニラ。
ところがミルクの奥から、チュベローズの強い酸味と艶やかな甘さがツーンと立ってくる。さらにチュベローズのスパイシーやウッディな一面も嗅覚を刺激してくるものだから、急に落ち着かなくなる。きっと、真っ白いミルクに溶け込んだ中から、官能的なフローラルの艶っぽい香りだけが見え隠れするから、焦るのだと思う。
そして、気が付くとチュベローズの誘惑は消えて、バニラやトンカのビーンズ感のある甘さやクリーミーなムスクがまるで何事もなかったように、そのまま肌に溶け込んでいく。


可愛らしいフレッシュなアーモンドミルクが30分、そこからミルクのなかに潜むフローラルな香りが2時間くらい、そこからミルクのようなバニラムスクが5〜6時間持続する。

あまり季節を問わない香り。というのも実際に肌に乗せていると、香り立つのは最初の30分くらいで、あとは肌に纏わるように静かに香っていく。その時々でムスクが立ったり、フローラルの酸味が立ったり、甘さが立ったりと、香りが掴みづらいと思う。

ローリングインラブは香りだけみれば、キリアンの他の作品と異なものとして映るけれど、その本質は実にキリアンらしい世界観に溢れている。
ローリングインラブは肌のムスク、つまりはスキンフレグランスのため、まるで体臭のように肌に馴染む香りだと考えてしまう。

違うのだ。キリアンがイメージしたスキンフレグランスとは、肌に溶け込むように香るだけでなく、それだけ肌に密接した相手がどのように感じるかを意識した香り。お互いの肌が密着し、それぞれの肌の匂いを感じる。それこそ、踏み入れたら抜け出せない二人だけの世界。行為は単色でも、お互いの感情は単調ではなく、ぐるぐる転がる。そんな感情があらわになるように肌の匂いも変化していく。ローリングインラブは下着のような香り。

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ロジェ・ガレ / エクストレド コロン テ ファンタジー

ロジェ・ガレ

エクストレド コロン テ ファンタジー

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

税込価格:- (生産終了)発売日:2017/9/14

5購入品

2022/2/16 19:21:27

ロジェ・ガレはその名のとおり、義理の兄弟という関係だったアルマン・ロジェとシャルル・ガレが1862年に誕生させたパフューマリー。ここ数年は日本でも人気があり、特にテファンタジーは男女問わない嗜好の高い香りだと思う。

テファンダジーは、スモーキーな紅茶を飲みながら、次第に異国情緒あふれる物語へと引き込まれ夢中になる、時を忘れさせるファンタジーなフレグランスとしている。

幻想的にたゆたうスモーキーなティーとはどんな香りだろうか。


トップはシトラス・グリーン。
スプレーすると、フレッシュなレモンと、明るいオレンジやマンダリンのシトラスミックスを、針葉樹のキリッとしたグリーンが硬くしていく。そんな爽やかなシトラスグリーンのなかから、ティーの香ばしい甘さがフワッと漂う。

ミドルはスパイシー・グリーン。
ティーそのものの強さは変わらずに、グリーンやスパイシーはどんどん強くなっていく。
カルダモンの青っぽくもスモーキーな香りがティーに深みを与え、ナツメグがティーのグリーン部分をメタリックに拡散していく。そんな青さを、ピンクペッパーがキラキラと乱反射させているような香り。
奥からはアロマティックなゼラニウムやセージが、みずみずしい印象を付与している。
香りの大部分がグリーンやスパイシーであるのも関わらず、甘い部分がティーのみのため、逆にティーの存在感が際立つような香り。

ベースはウッディ・アンバー。
キーンと鳴り響くスパイシーグリーン部分が剥がれてくると、ベースの鋭いサンダルウッドやドライアンバーがはっきりしてくる。そこにアロマティックなベチバーやベンゾインの甘さを、さらにはコパイバの硬い甘さや、シピオルの土っぽさを添えることで、最後までティーの雰囲気を残していく。最後は淡いムスクを加えながらドライダウンしていく。


爽やかなシトラスとグリーンに包まれたスモーキーなティーの香りで、春や夏に似合う香り。

シトラスやグリーンを効かせたフレッシュティーが1時間くらいで、そこからグリーンの余韻を残した、ティーとウッディの香りが3〜4時間持続する。

一言でいうとアンバーティーの香り。そこにテカシミアのようなメタリックなグリーンを置いたグリーンティーに、ケミカルサンダルウッドで焦がしていくことで、ブラックティーのように仕立てている。全体像はとてもシンプル。

それでもシトラスやスパイシー、ベンゾインなどで仕上げ、さらにムスクは最小限に抑えることでナチュラルな香りとしてまとめている。アルベルト・モリヤスの熟練の技が光っていると感じる。

ティー以外の甘さを最小限に抑え、爽やかなシトラスをグリーンで装い、スパイシーでナチュラルさを添え、あえて香水ぽくしていない。特にカルダモンやナツメグがどこか美味しそうに感じられる点が、人気の秘密だと思う。

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メゾン フランシス クルジャン / バカラ ルージュ 540 オードパルファム

メゾン フランシス クルジャン

バカラ ルージュ 540 オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:35ml・27,170円 / 70ml・43,890円発売日:2016/9/1

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6購入品

2022/2/19 16:22:20

バカラルージュ540は、クリスタルの「メゾン バカラ」のブランド生誕250周年を記念してクリエーションされた香り。

バカラグラスの、透明なクリスタルに24金の金粉を混ぜ合わせ、540度の高温で少しずつ溶解することによって生み出される、独特の深みのあるスカーレットレッド。バカラルージュの名はそこから採られたとのこと。

そしてバカラグラスの人工的な輝きと同じく、バカラルージュもクリスタルがルージュのような赤みを帯びていく姿を、甘いアンバーで表現した、人工的な美しさが際立つ香りとなっている。


トップはスパイシー・フローラル。
スプレーした瞬間、爽やかなスイートオレンジがフワッと香るものの、華やかなサフランの鋭いスパイシーと、官能的なジャスミンの甘さ。奥からは焦げたカラメルのような重厚な甘さも立ち上る。

ミドルはアンバー・ウッディ。
鼻先では、ジャスミンの酸味をまとったサフランを香らせつつ、焦げたカラメルの甘さに包まれたアンバーの厚みが増していく。このアンバーを焦がした甘さが、いわゆるグルマン系とは異なる、独特なキャラクターを創り出している。底からは、アンバーグリスの酸味や塩味、針葉樹のような硬さもじんわりと漂うため、アンバーの甘さが抜け、甘いけれども甘さに沈んでいかない。

ベースはウッディ・アンバー。
カラメルアンバーの甘さをしっかり残しながら、少しずつジャスミンのコクや酸味、アンバーグリスや柔らかな酸味、さらには鉄のような硬い酸味が香る。この様々な酸味がカラメルアンバーの甘さより前に出ている点がユニークだと思う。そして、カラメルの甘さを残した力強いアンバーと、ドライなセダーウッドが重なりながらドライダウンしていく。


甘いアンバーを中心にしたシングルノートに近い香り。華やかなサフランやジャスミンに包まれたアンバーが2時間程度、そこからウッディの深みを加えながら、酸味に包まれたアンバーは8時間くらい持続する。

グルマンではなく、アンバーを焦がしたような甘さが甘ったるくなく、真夏以外は使えると思う。とはいえ冬を中心に、春や秋でも無性にこのバカラルージュの香ばしいアンバーに包まれたくなる。

数多く存在する甘さの強い香り。以前は、甘さの強い香りが得意ではなかった。このバカラルージュを初めてかいだ時も、その濃厚なカラメル甘さに、これは無理!と感じてしまった。やがて嗜好の幅が広がり、いわゆるグルマン系が好きになったある日、バカラルージュを使ってみると、これはグルマンの香りではなかったことにようやく気づいた。

バカラルージュは、アンバーやウッディを焦がすことで、カラメル色の輝きと、香ばしい甘さを帯びた香り。グルマンの深い甘みではなく、また適度の酸味を効かせることで、琥珀色の深みある甘さが、硬さを伴ってフワッと広がっていく。肌に乗せると、金粉が体温で溶解されたような甘さと輝きを放ち、その人工的な美しさに酔いしれる。一度でもその輝きを味わうと、新世界のアンバーの魅力に取り憑かれてしまうような、中毒性の高い香り。

フランシス・クルジャン自身もアンバーの魅力の虜になってしまったのか、バカラルージュ以降、アンバーを効かせ過ぎた香りが多いのではと感じている。

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Cookieyukiさん
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アロマセラピーの勉強をしているうちに香水の魅力にはまりました。皆さんの口コミをいつも楽しみにしています。外国在住のため日本で手に入りにくい香水の口コミ… 続きをみる

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