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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)・香水・フレグランス(その他)]
税込価格:-発売日:-
2018/2/3 11:37:03
おそらく、ルイ ヴィトンのインハウス マスター パフューマーとなったジャック キャヴァリエ自身がもっとも創りたかった香りはローズ デ ヴァンであり、ルイ ヴィトンのためにクリエーションした香りこそ、このダン ラ ポーではと感じている。
ローズ デ ヴァンでは、彼が生まれ育ったグラースのなかでも最高峰マテリアルのローズ ド メイを、従来の溶剤抽出ではなく、世界で初めてCO2抽出されたオイルが使用されている。香り自体もこのローズ ド メイがしっかりとなぞられており、何よりも最初にクリエーションした香りこそローズ デ ヴァンである。
一方、ダン ラ ポーは、ヴィトンの革工場に足を運び、その革の香りに感動して、実際のなめし革から抽出することに成功したレザーエッセンスの香りを色濃く残したフレグランス。鞄で成功したヴィトンのフレグランスであれば、レザーの香りは切り離すことができなかったと感じるし、今回のフレグランスコレクションの7種類の香りは全て、様々なレザーノートがアクセントとなっている。
ダン ラ ポーは、旅をテーマにした「レ・パルファン ルイ・ヴィトン」の3番目の香り。
旅とは、欲望を掻き立てる力を秘めたもの。
肌に纏った瞬間から、永遠に残る刻印のような香り。
トップはフルーティ-レザリー。酸味の強いフレッシュなアプリコットと、雑みのないクリアなレザーの香り。フルーティの甘さと、レザーのバランスがとてもきれいにまとめられていて、レザーノートがトップから香り立つことで、ラグジュアリーな印象を演出している。
ミドルはフローラル-レザリー。レザーを軸に、アプリコットとサンバックジャスミンのフルーティフローラルの香り。特にこの中国産サンバックジャスミンが、レザーをみずみずしくしている。それから、少しアーシーなナルシスや、ジャスミンのフローラル感が加わり、レザーの香りをソフトでナチュラルに印象に仕上げている。ダン ラ ポーにもグラース産ジャスミンが使われているが、ジャスミンの香りを楽しむのであれば、タービュランスがおすすめ。
ベースはムスキーーレザリー。フルーティフローラルの残香に、クリーミーなムスクが加わり、艶のあるスエードのような香り。
トップはかなりレザーが強く、ミドルのナルシスが少し乾いた印象のため、今回のコレクションのなかでは、もっともメンズ的な香りと思っていたが、それは大きな間違いだった。
実際に肌に合わせると、フルーティ感やレザーとムスクを合わせた、まるで肌のような香りが増した、かなりレディース寄りな香りになるため、個人的にはこの香りこそ女性に使ってほしいと感じる。
拙い妄想を広げるならば、、、
肌寒い夜に、ふっと目を覚ます。まどろみながら横を見ると彼女が寝ている。
冷えた身体は本能的に温もりを求めて、安らかに寝息を立てている彼女のことを、後ろから抱きしめる。
その時の髪の香り、肌の香り、体温の香りを合わせたような、至福の香り。
Dans la Peauは、「肌の内側」の意味。たしかに、ダン ラ ポーの濁りのないクリアなレザーと、柔らかいムスクの競演は、肌になじんで、肌の内側に溶け込むようだ。
さらに、レザーエッセンスは、なめし革から抽出されただけあって、通常のウッディやアンバーやケミカルを合わて調合されたレザーノートと異なり、最後の最後まで香りが崩れることなく、人肌のような心地よい余韻を楽しませてくれる。
今回のコレクションは、旅をテーマにしているため、トラベルスプレーも同時に発売されている。このトラベルスプレーがとても秀逸。ラグジュアリー感と機能を兼ね備えており、小物好きな男性心を掴んで離さない出来栄え。
2018/1/30 19:24:39
<追記+画像追加>
初回購入から2年1か月。最淡色がほぼ底をついた為リピートしました。
最濃色のみ底見えもまだなので迷いましたが、本品なしでは私のメイクは完了しないので。
現時点、マイベストコスメに登録してます。
前クチコミから今までのあいだに、旅行に持っていくのを忘れた時に、巷でかなり好評の某有名プチプラアイブロウパウダー(やはり濃淡3色、外観色はさほど変わりなし)をDSで買ってみたけれど、いやもう比べるべくもない、もちろんゲランの圧勝。プチプラブロウは平板で単調な仕上がり、今の私には実用レベルに達せず。30代迄ならきっとアリだったと思いますけど。
プチプラ品にも秀逸なものが増えつつある昨今とはいえ、圧倒的な品質差を感じさせるデパートブランド製品はいまだに数多くあり、本品はそのひとつであると自信をもっていえます。
なお最近の私のクチコミに、眉を含めたアイメイクの着画を載せてますが眉はもちろん本製品でメイクしてます。
◆以下 2015/12/6のクチコミ◆
アイブロウ用コスメは他のポイントメイクアイテムと違い極めて地味ではあるけれど、素晴らしいものに出逢った時の衝撃・感動は口紅やアイシャドウなどのそれを更に凌駕するものがあります。
本品に対する皆様の激絶賛に私も同意。
本パレットだけで高精細な眉メイクが完全に完了する。
今までは、アイブロウパウダーでは眉尻の特に終端の、細く鋭角的なラインは描けない、絶対にアイブロウペンシルとの併用が必須と思い込んでいましたが、完全に覆されました。
仕上り感もなんとも大人の境地といいますか、あまり早い(若い)段階でこの製品に手を出すのは勿体なく思いますね。
【長所】
・粉質が極めてきめ細かく密着性が高い。
・付属ブラシを使って、眉尻のラインまで完全に美しく描ける。こんなに短い付属ブラシなのに、なぜか快適に眉頭から眉尻まで、なんの苦も無く使用できます。
・持ちも良好。眉尻も夜のクレンジングまで消えずしっかり持っています。
・眉の艶が損なわれない。これがまた何気なく凄い。パウダー自体に艶があるというか…。他製品のアイブロウパウダーで眉を描くと、地肌だけでなく眉毛にどうしてもパウダーって付着してしまうので、なにか眉の質感がパサっとマットになって、生気がなくなってしまう事があるのですが、本品はそれがないです。眉毛の粉っぽさを払拭するテクとして仕上げに透明あるいはカラー眉マスカラを塗布するという手もあるのですが、それをする必要がなく、ストレスフリーです。
・ハイライト色の淡ベージュピンク(マットとシマーの中間のような質感も絶妙)、絶対常に必要という訳ではないですが、塗るとやはり更に完成度が高まります。
*****
本品の前はキッカの同価格のアイブロウパウダーを使用していました。
キッカの淡色の方がかなり底見えしてきたので、昨年の発売時から気になっていた本品を購入。
キッカの製品もクチコミ(2013年3月)では激絶賛しましたし、色出し的にも中々他に見つからない良い品だと思いますが、本品の品質はそれを更に上回っています。
キッカは、濃い方のパウダーで眉尻を描く事は私には出来ませんでした。ダブルエンドの細い方のブラシを使用しても、どうしても尻切れトンボ的な眉尻にしかならず、また、若干かすれたような輪郭が曖昧なラインとなるのでペンシル併用必須。(でも、パウダーってそのようなものだと思っていたし、比較してキッカの方を特に落としているわけではありません。)
また前述の、眉毛そのものにパウダーがかぶってしまうのが気になる事象が、時間の無い時や眉マスカラを切らしてしまった時少し気になっていました。
ゲランの本品でひとつ気になる事があるとすれば、色調はやや濃いめなので当然「濃いめの眉」になるという事です。
3段階のブラウンが入っているけれど、最高明度の上段のブラウンもやや濃いので。
付け方は、淡/中間明度/濃色3段階を、眉頭/黒目の上あたりの眉中央/眉尻に当てはめていくだけ(購入時BAさんからの指導)。まあ、普通ですし、それを逆にする方はいないでしょうけど、淡/中間色もわりと濃いので、濃淡混ぜてフレキシブルに髪色に合わせて調色するとかそういう使い方は難しいかと思います。また、色展開がこの00しかないですから、このパレットの色調が好みや髪色に合わない可能性はあるかも。
価格は高いですが、キッカで高価格アイブロウのハードルを越えてしまった事もありそんなに抵抗感は無かったです。
アイブロウ製品もまた果てしなく奥が深い…この製品を超えるものが今後出て来るのか?
もし、アイブロウパウダーの新調を考えている方は是非候補に入れてみて下さい。
2018/1/30 18:41:17
【03ココアミラージュ】マットな茶系パレット
これいいです!何をいまさら知れ切った事をと笑われそうですが、本当にいいです。脱帽。国の内外を問わずコスメアカの方々が絶賛されているのは知っていましたが、もっと早く買えばよかった。お人形さんとか美人製造機と冠されてますが、その通りとしか言えない。
◆左上のマットな白はよくある色ですがあると便利。ハイライトに。
◆右上のベージュは影色として秀逸。遅刻気味の時はこれをさっと刷くだけでお出かけ顔に。ただしつけすぎ注意です。くすみと紙一重。(わたくしチャレンジャーなので、ついでにノーズシャドウにもなるかなとトライしましたが、ちょっとお勧めできない笑。見かけより濃ゆい)
◆左下の赤みを帯びたラメ茶。私の最愛色。ちょーきれいです。これを二重幅に入れた瞬間に、連動して瞳が輝くのがわかります。
◆右下のマットなこげ茶色はまつ毛の際に最適。付属の細いチップを使うのが一番きれいで簡単です。私はインテグレートで引いた線の上からこちらをかぶせてます。インテのきつさが和らぎ色の統一感も出ます。
■順番@私の場合
濃い色から乗せています。ジェルペンシルでアイラインを引き→その上にこげ茶を細く置き→ラメ茶を二重幅より広めに→アイホールまでをベージュで→白は眉骨や顔中のあちこちに。
はっきり発色させたいラメ茶は馬毛、ベージュはふわふわのブレンディングブラシと道具に拘るのもまた楽しいんです。おすすめ。春コスメ満開でもおすすめ。
【4A ハネムーン】赤系パレット
ゲランのツァリーナ、ディオールのトラファルガー、シャネルのアーモニードゥソワール、トムフォードのピンクグロウのいずれかを所持されたことのある諸姉には「そっくりだから気を付けてねー!」としか言えない。。
発色はくっきりはっきり。しかし混ぜれば互いに溶けこむようにきれいに混ざり、決して濁らないのはさすがです。時間を置いても色や輝きが褪せない点にも★を追加しました。
粉質はしっとり(品番にAの付くパレットはしっとりしているそうです)
と、悪いところが見つからず順当なら★7ですが、ここから先は私見で。残念だったのは、トムの先鋭に期待したのに既視感が拭えなかったことと、上の2色がそっくりなので容量が大きい割には仕上がりのバリエーションが少ない点です。
とはいえ最初に列挙したのは最高に女っぽいと高評価された名品ばかり。私から見たらハネムーンは周回遅れでしたが、まだ赤メイクをご経験されていない方にはこちらは最強にお勧めであることは間違いありません。
■反省と結論
タッチアップ後に迷ったら、あえて断る勇気も必要だなと勉強になりました。
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:40ml・14,850円 / 125ml・31,680円 / 250ml・45,100円発売日:-
2018/1/27 10:25:39
2017年10月にディオール表参道をはじめ、世界3店舗のみで再発売されたディオールのラ コレクシオン プリヴェは、パッケージを見ると、メゾン クリスチャン ディオールと記載されていて、どうやら新ラインとして発売されたようだ。
このTHE CASHUMIRE(テ カシミア オードゥパルファン、カシミアティーの意)は、元ラ コレクシオン プリヴェから移行された11品とは別に、新たに創られた香りの10品のなかの1つ。
尚、販売員さんに、テ カシミアがどんな香りが聞いたところ、新しい10品については、具体的にどのような香りの構成になっているのか、販売員にも明かされていないとのこと。
テ カシミアは、とても明るいシトラスティの香り。かなりメタリックなグリーンノートが少々荒っぽく香るものの、全体像はとても軽やかで爽やかな紅茶の香り。
トップはシトラス。最初はすっきりとしたレモン、次に紅茶を思わせるみずみずしいベルガモット、その奥からジューシーなオレンジのほんのり香る、とてもフレッシュな幕開け。
ミドルはグリーン-フローラル。シトラスの爽やかな印象を残しながら、ベルガモットとオレンジフラワーのような明るいフローラルと、少しメタリックグリーンが強い紅茶の香り。紅茶の甘さや苦味よりも、爽やかなフローラルグリーンが勝っていて、キラキラとまぶしい印象。
ベースはグリーン-ムスキー。エレミのような酸味と、キンキンしたメタリックグリーンが鼻に付くが、その奥から少しビターな紅茶が香る。青っぽいミントを葉を1枚入れたような、とてもすっきりしたレモンティの香り。最後はグリーンが効いたまま、乾いた紅茶の淡い香りと、軽いムスクやアンバー、セダーウッドが加わり、フィニッシュ。
カシミアを思わせる、冬にぴったりの、きめ細かく柔らなティノートをイメージすると、思い切り裏切られる。
最後の最後には柔らかいクリーミーでビターな紅茶感があるものの、トップからミドルはかなり爽やかで明るい香り。嗜好はとても良いため、少し鼻に付くキンキンとしたグリーンノートさえ気にならなければ、高温多湿な梅雨から真夏にかけて活躍するのではと感じる。
全体的に軽くタッチな香りのため、持続時間は3〜4時間程度。
個人的には、一気に10種類もの新しい香りが登場したにもかかわらず、悪く言えば当たりさわりのないティノートを選んでしまったことへの後悔と、ああやはり自分はティの香りが好きなんだと気づかされた1品。次こそは、大好きなシトラス系(TERRA BELLAなど)ではなくて、もっと違った香りにチャレンジしたい。
[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2018/1/14 11:17:38
密かなマイブーム中のディオールのラ コレクシオン プリヴェ。もちろん21種類の豊富なナインナップ全てをチェックできていないが、天然素材が持つ複雑でやわらかな香りを楽しめる傑作が多い。(一部、!?と鼻を疑うような駄作もあるけれど)
なかでもラインナップ最古参の、2004年に発売されたボア ダルジャンは流行りに流されることのない、希少かつ高級なフィレンツェ産アイリス アブソリュートの香り。調香師はアニック・メナード。
香りの全体像はやわらかく静寂。それでいて、やさしく包み込んでくれるような包容力のある、どこか懐かしさを感じさせる淡い香り。
トップはオリエンタル-ウッディ。トップから一瞬、シャリマーを思わせるような、みずみずしいオリエンタルな香りと、うっすらとサイプレスの力強い香り。ジュニパーベリーが、パチョリやアイリスを軽くさせているのか?と感じる。
ミドルはパウダリー-バルサミック。しばらくすると、トップのみずみずさの正体こそが、アイリスの香りだったと気づかされる。この透明感のある軽やかなアイリスと、酸味とまろやかなコクのあるミルラを骨格に、サイプレスなどの硬質なウッディ感、バニラの柔らかな甘い香り。キーの高いところでフワッと漂う、アイリスとミルラの組み合わせは、包み込むようなやわらかさと、心地よいやさしさを感じる。中ほどに、アイリスのパウダリー感とやわらかなバニラ、低いところに重厚なウッディが香る。
ベースはバルサミック-ウッディ。酸味のあるミルラの残香と、淡いキャラメルのようなバニラの甘さと、パウダリーなウッディの香り。最後はレザーやドライアンバーのビター感と、ムスクが加わりフィニッシュ。
アイリス(イリス、オリス)はアヤメ科の植物で、花ではなく根茎を乾燥熟成させてからオイルを抽出するため、オリスルートとも呼ばれる。過去に、このオリスルートをかいだ時の印象は、スミレに似たグリーンフローラルと、パウダリーウッディを合わせたような重厚な香りだった。
ボア ダルジャンに使われているフィレンツェ産アイリス アブソリュートは、重厚なパウダリーだけでなく、とてもみずみずしくて軽やかな香りなので、ぜひこのアブソリュートそのものをかいでみたくなる。そう考えると、ミルラは効きすぎかもしれない。
まるで肌を優しく抱擁するように、静かに包み込んでくれる香りなので、男女や季節や時間を問わずに使うことができるのでは。下半身に少量使うと、ほぼ終日、やわらかな甘さや、パウダリーウッディの心地よい温もりを感じることができる。
日本では、表参道限定であるとはいえ、ここまでのクオリティの香りが1万円そこそこで買えることは、とてもとてもありがたい。
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