2020/7/13 18:08:57
【ウォーム】【ライト】【ディープ】
2017年に初登場、大人気だったパレットに2018年6月新色(ライト、ディープ)が加わり、さらに2020年6月ウォームが新色として加わりました。以前からあるカラーはミディアム、ディープのみ限定色。
◆特徴◆
LES BEIGES レ ベージュ、数年前からシャネルの夏の定番になっているベージュのパケのシリーズから出ていて、日焼けした肌に合うヘルシーメイク。
【粉質】私の手持ちのシャネルのアイシャドウの中では一番やわらかい。
【ツヤ感】ライトは繊細なパールのツヤ、ディープはマットにラメのツヤ。
【発色】基本的にナチュラルですが、ディープのみしっかり発色でした。
【持ち】ブラシでふわっとのせているだけですが夕方までしっかり持ちます。
【+要素】アイシャドウ以外にも使える!詳細は後ほど。
レ キャトル オンブルはカラーによって質感が違いますが、こちらはどの色も粉質がやわらかいというのが最大の特徴だと思います。
◆こんな人に向いている・・・!◆
メイクパターンがたくさん作れるのでメイク好きな方。
一方で、 1色でも美しいナチュラルメイクができるので時短メイクしたい方にも。
◆購入色◆
【ライト】
最近また改めていいな、と思いました。
発売前から話題だったようで、私は発売1ヶ月前ほどにテスター見せてもらいましたが、その時点で予約が埋まっており、発売当日販売分で購入。既存色でこの人気はすごい!
ピンク、トープ、モーヴ、ボルドー。女性らしく、健康的な色気を出せるカラー。そしてカッコいい!
ここのところシャネルでは個性的なカラーのアイシャドウが多かったような印象ですが、こういうみんな大好きなカラーは久しぶりに発売されたそうです。
私のお気に入りは左の2色。ツヤ感がとてもキレイ!
私、限定発売されたレ キャトル オンブルの292 ジャルダン エクラタンがお気に入りで、キャトル、リニューアル後こんなに艶やかな粉質になったんだ〜と思っていたんですけど、他のキャトル購入したら全然違う。ジャルダン エクラタンが特別だったんだと思っていましたが、このライトのツヤ感似てるんです。メイクブックでは、一番上のカラーをまぶたに入れたら、左上のトープをアイホール、モーヴを際に入れると書いてあるんですけど(ブログに貼ってます)、この組み合わせで入れるというのは私には思いつかなくて、でもやってみるとすごくキレイなんです。
ボルドーは目に際にがっつり入れてしまうと私の場合くすむので、試しに眉に入れてみたら垢抜けました!ということですべての色をまんべんなく使っております。ナチュラルだけど個性を引き立ててくれる魔法のようなカラーだと思っています。
【ディープ】
ライトがお気に入り過ぎて、当初「似合わなそう」と思っていたこちらも欲しくなり購入。
軽やかなライトに対し、こちらは濃い〜ブラウン。私はPC夏ですが、こちらはイエベさん向きだと思います。でも、BAさんの「彫り深い目もとを作れますよ」という言葉にクラっと。
ディープは限定で、人気なのはライト。でもこちらはライトとはまた違うよさがあります。
キラキラのゴールド以外は黄みがそれほど強くないのと、この3色のマットブラウンたちがかなり使えます・・・!
まず一番上。ハイライトにしては暗すぎる!って思い、これをまぶた全体に入れたらくすむでしょ!って見た目から決めつけてましたが、実際のせてみるともうこれだけでグラデしたような立体感のある目もとになります。若干ピンク味がかっているところもポイント。そこに左下のブラウンを目の際に入れるとさらに立体感!右上のブラウンを加えるとさらにさらに。でも私は一番上と左下だけのナチュラルな彫りが好き。ゴールドは目の下に入れます。ゴールドは2色とも似てると思ったらやっぱり似てますね(笑)
一番上のカラーはノーズシャドウとしても使えるし、ブラウンは眉にも。注意点は、チップだとかなり濃ゆくなるのでぜひブラシで。
【ウォーム】
最新色。太陽の日差しを浴びたようなオレンジブラウン。仕上がりは一番シアーかも。
1年中使えるカラーだと思いますが、やっぱり光を浴びたときの輝きを見ると、この季節が一番美しいのではと感じます。
一見地味で、他にもありそうに思えるナチュラルなカラーですが、ナチュラルだからこそ、美しい!CHANELだからこそこの質感を出せるんだな、と唸ってしまいました。とくに右下のラメの濡れたような質感が本当にキレイで、CHANELでも珍しいカラーです。
文字数オーバーしてしまう・・・詳細はブログで!すみません。
画像はディープ、ライト、ウォームの順です。
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- 52歳
- 乾燥肌
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2018/6/2 18:22:09
セーヌ川の岸辺一人、何度も立ち去りかけて、古いトランクを胸に夕暮れを見つめている。夕映えのパリ。茜色の夕日が、オルセー駅の巨大な長屋根を赤々と照らし出している。
今日の仕事を終えて家路へ急ぐ人々。ロワイヤル橋のたもと、語り合う恋人たち。ぬるびた風が川面を渡ってくる。遠く響く鐘の音。また一日が終わる。どこかもどかしい思いに胸がかき乱される。夜のとばりが心に静かにおりてくる。暗いシルエットになった下流の橋にも、もうすぐ灯がともるだろう。彼方のエッフェル塔は、堕天使の黒い矢のように、群青色の空を突き刺している。
やがて陽が沈む。残照が赤紫のインクを空と川面ににじませる。あたりは急速に光量を落とし、不意にひとときの静けさに包まれる。そして世界は一瞬、全ての光を失い、静寂の蒼に包まれる。
ルール・ブルー。
精一杯生きたとしてなお、たかだか100年にも満たないであろうこの命の道行きで、こんなにも切なくて美しい香りにめぐり会えたことを心から感謝している。
1912年、ゲラン3代目調香師ジャック・ゲランによる入魂の逸品。本レビューはオーデパルファム(EDP)の物。ルール・ブルーはパルファム(P)もオードトワレ(EDT)もあらゆる意味で他の作品を凌駕しており、どれも甲乙つけがたい。ただ、香りの変化が特に顕著で、黄昏どきの光と影の移ろいを表現しきったように思えるEDPが、個人的には一番のおすすめだ。自分がこれまで出会った中でも、最もドラマティックな映像美をもったフレグランスだと思う。さながら、時代の常識を塗りかえた印象派絵画の様式を香りにも取り入れたような前衛的作品。EDPは日本では未発売ながら、並行輸入品や海外通販により75mlボトルが1.3万前後で入手可能。
「たくさんの秘密が守れるように。」そんな意味深な思いをこめて中をくり抜いたという逆さハート型のキャップを外し、パフスリーブつきの女性用ドレスを模したアールヌーヴォー調ボトルからEDPをスプレーする。その瞬間の衝撃。
ベルガモットの酸味、ヘリオトロープの花粉の甘さ、カーネーションのスパイシー、薬っぽい樹脂香、ス―ッと引くようなアニスの冷たい香り。それらが渾然一体となって狂おしく空気を攪拌する。1つ1つの香料がクロード・モネの原色の点描のように明確にカラーを主張し合っている。それでいて、拡散力の強いアルデヒドによって各色の境界はぼかされ、全体的にはオレンジの光を照射しているイメージ。さながら沈む間際の太陽が、あたりを最も強い光で染めている情景。そう感じるトップ。
夕暮れ時は刻々とその光と影のバランスを変える。同様にルール・ブルーはつけてから5分までの間に、最も複雑に香りの様相が変化する。心がとらえられ、常に香りを確認していないと気がすまないほど、前述の香料がたえず色と濃さと輝きを変えて明滅してゆく。その千変万化の洒脱さ。本当にうなるしかない。ライトな香りが好きな方にはこの複雑にゆらめくトップは敬遠されがちだろう。香水の秘密と深淵をのぞきこみたい者にのみ、ルール・ブルーは閉ざされたドアを開く。
強烈な残照を放っていたワックス香のようなアルデハイドと、アニスの暗い清涼感が次第に消失すると、ルール・ブルーは一転、静寂のミドルを迎える。メランコリックで静謐なアイリスのパウダリーな香りが、風景全体を青白く染め上げてゆく。それは、快活な昼と抑制の夜の狭間。一瞬の蒼い空白のとき。自分の全ての肩書を捨て、ただ一人、闇の中で己の深淵と向き合う時間。冥色の逢魔が時。
このアイリスの切なく美しい粉っぽさは、まるでクロード・モネが放った作品「印象・日の出」そのもの。対象を写真のように写実的に描くのでなく、全体の印象を光の具合で表そうと原色の絵の具を塗り重ねたモネ。彼のように、アイリスとヴァイオレットのくすんだ香り、ヘリオトロープの甘さ、樹脂のインセンス香、トンカビーンの甘苦み、ヴァニラのクリーミーさ、それらの色を虹のパレットから直接キャンバスに置いたような印象。その点描は、近くから見れば各色が明瞭に分かり、離れて見ると全体が蒼の風景に映るという、印象派が描く夕闇の抽象。甘くせつなくたゆたう至福のパウダリー。
そんな柔らかく穏やかなミドルが6〜7時間、静かに続く。それは、すっかり夜の闇が下りたパリの街にさまざまな色の灯火がともり、心が再び落ち着きを取り戻した夜の情景のよう。パリの街の灯が煌々と夜を彩り始める。橋上の街灯がセーヌの水面を映し、金色の波をゆらゆらと燃やす。
天上からおりたヴェールはいよいよ蒼を増し、星々が夜空にまたたき始める。そして人々は再び家路を急ぎ始める。
一人歩く夕闇のプロムナード。愛しい君が待つ家へ。ルール・ブルー。
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NEW
[口紅]
容量・税込価格:3g・1,760円 / -・880円 / -・1,540円 / -・1,760円 (編集部調べ)発売日:2021/5/1 (2024/4/20追加発売)
2021/9/9 10:57:36
もう皆様口コミもされていて、今さら感がありますがわたしも遅ればせながら参戦させていただきます。
話題になっていることは知っていても目にすることすら叶わなかったリップモンスター。近くのドラッグストアを何となく行くたびにチェックしていたところ、つい最近やっと再入荷が始まったのか、ある程度の品番が揃っていたのでPinkBananaとラスボスを迷わす購入。
リップクリームでも合う合わないが出てしまう、疲れがたまると唇の荒れがすぐ起きてしまう敏感族のわたしですが、失敗したとしてもプチプラだから落ち込み度合いは少ないとチャレンジ。
マスク生活になってから、やはりマスクにうつることを気にして本当にお気に入りのリップが使えなくなってしまいました。リップコートを使っても元の色味と質感が微妙に変わってしまったり、完全には色移りはカバーできなかったりと、使うリップが限られている現在。
リップモンスターは救世主になるのか…。
使ってみた印象はピタッと密着して、唇がコーティングされたような質感。初めてといってもいいような感触ですが、不快ではありません。そして、唇敏感族である自分でも痒みや荒れは出ませんでした!たぶん、つけてから1回ティッシュオフしてからマスクだとうつらないのかもしれませんが、うっかりそのひと手間を忘れたところ、うっすらマスクにはうつりました。ただし、飲食の際食器への色移りはなく、色落ちも最小限で塗り直す回数は少なくて済むところから、話題になるだけあるなぁというのが感想です。
・PinkBanana→わたしでは濃いめのピンクベージュに発色。メイクや服も選ばない万能選手。つける人も選ばなさそう。
・ラスボス→わたしでは明るいローズ系の色味。顔色がよく見える。若干、ブルベ向きかなぁ。
話題性にとびつきましたが、確かにいいものだと思います。機会があればもう一色くらいあれば、ほとんどのメイクに対応できるのではと思って欲しくなってきました。ますます、使うリップが片寄りそうな予感です。
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- 47歳
- 敏感肌
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2020/9/27 03:21:26
<2020/9/27> 写真、レビュー更新
私は、かなり色白、ブルベ要素もイエベ要素もある
ニュートラルな肌色 40代です。
普段、薄付きのアイシャドウを愛用していますが、
こちらは、1回でバチっと発色します。
時短になります(^ ^)
アイメイクに慣れている方向けのパレット
<追加レビュー 2020/9/27>
【769 チュチュ】(← ブルベさん向き ピンク、ライラックパレット)
よりグレイッシュな【159 プラム チュール】と悩み、こちらを購入
【159】より、イエベさんも
左下の偏光ライラックを控えめに使用するといけそうです。
とても似た雰囲気の
トムフォード アイクオード 13、25 との比較写真あり
とにかく女性らしい雰囲気にしたい時
また、パープル、ライラック系のお洋服の時に(^^)
<2020/8/12 のレビュー >
【559 ポンチョ】←(イエベさん向け ベージュ、ブラウンパレット)
【649 ヌード ドレス】←(ブルベさん向き ブラウンパレット)
ブルベ感もある肌質ですが、
ベージュ〜ホワイト系の洋服を着るときに
【559 ポンチョ】
イエロー、ゴールド感のあるベージュメイクができます。
クールでかっこいい雰囲気に。
私に肌色からは、若干浮くお色なのですが、
ベージュ系のお洋服には、こちらがぴったり!
発色が強すぎないので、
失敗がしにくく、デイリーユースしやすいと思います。
お洒落にも、落ち着きと上品さが必要な場でも
シーンを選ばず、使いやすそうです。
【649 ヌード ドレス】
イエベさんもブルベさんも使えますが、
ブルベ感のある私の肌には、【559】より、よく合っています。
少し甘さのあるブラウンメイク
【559】より可愛げ、甘さが出ます。
雑誌25ansでオススメされていましたが、
雰囲気がそんなイメージです。
【689】より、発色が強すぎないので、
失敗がしにくく、デイリーユースしやすいと思います。
こちらも、シーンを選ばず使いやすいパレットだと思います(^^)
<2020/7/31 のレビュー>
【689 ミッツァ】←(イエベ秋さん向け)
【879 ルージュ トラファルガー】←(イエベ春さん向き ブルベ夏さんも)
どちらのパレットもお仕事というより
普段、おしゃれしたい時におすすめです。
【879 ルージュ トラファルガー】
イエベ スプリングさん向け
ブルベサマーさんもなんとか
ピンク、ブラウン、キャットウォークで使われたレッド
実物は、イエベさん向きに感じます。
左上のお色は、サーモンピンクです。
ダークブラウンとサーモンピンクのお洋服に時に
全てのお色高発色ですが、
真ん中のレッドだけは、かなりバーーーンと発色しますので、
上手に使う必要があります。
レッドは、下まぶた目尻より、
アイライナーの上の目尻寄りの位置にアイライナー的にのせると
いい感じでした。
甘めなデートメイク、幼い、可愛らしいイメージの目元になります。
【689 ミッツァ】
イエベ、オータムさん向き
レオパードのようなコッパー、ブラウン、ゴールドのパレット
ブルベ夏とイエベ春の間の私の肌色には、
一番似合わない、苦手色なのですが、
ブラウンベージュ系の服の時、ブラウンメイクしたくて購入(^ ^)
マスクで顔が半分見えませんし、
私の肌色からあえて、色を浮かして楽しみます。
真ん中の赤みのあるお色があるおかげで、
なんとか使えます。
赤みのあるお色、高発色すぎないので
上下目尻に入れたら、今年の秋らしいメイクができます。
こちらのパレットは、お仕事というより、
おしゃれしたい時に使いたいです。
かっこいいイメージの目元になります。
今まで、ディオールは
ブルベさん向けパレットの印象が強かったですが、
今回、日本人にフィットするお色が選ばれたと
雑誌にありました。
まさにそのような感じです。
サテン、ラメ、配色などおしゃれな目元が作りやすいです。
綺麗にブレンドしやすいのですが、
かなり高発色なので、
初心者さんより、どちらかというと
アイメイクに慣れている人向けです。
まぶたをパウダーや薄いクリーム色のアイシャドウで
さらっとさせてから塗るのがおすすめです!
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ガブリエル シャネル エッセンス オードゥ パルファム (ヴァポリザター)
容量・税込価格:35ml・11,550円 / 50ml・16,500円 / 100ml・23,100円発売日:2020/4/3 (2021/7/9追加発売)
2020/10/17 12:54:34
50ml購入。とても気に入ってます。2017年に発売された「ガブリエル シャネル」の派生であり、日本では今年の4/3に発売されました。シンプルで、明るく、透明感のあるホワイトフローラルの香り。ややフルーティなアクセントが添えられています。ラストまで香りは濁らず綺麗に消えていく。なお、オリジナルのガブリエルより私はこちらの「エッセンス」の方が遥かに好きです(個人的な好みであって、香りの優劣ではありません)。私にとっては、オリジナルのガブリエルの好きな部分だけを切り取ったような香りで、かなり愛用できそうです。
※このフレグランスの正式名称?は、「ガブリエルシャネル エッセンスオードゥパルファム」ですが、以下「エッセンス」と略します。
<香り>
シトラスやフルーツ、かすかにアクアティックさを含んだトップは数分ほどちょっとファッションフレグランス的ですが、ほどなくしてホワイトフラワーが花開いてくるとほどよい落着きと華やかさを兼ね備えた綺麗なフローラルブーケになっていきます。
エレガントで都会的洗練を感じさせる香りですが、お高くとまっていたりピリピリとした神経症的な要素はなく、心を明るくリラックスさせてくれる香り。
オリジナルのガブリエルと同じく主軸となっている4つの花:オレンジフラワー・ジャスミン・イランイラン・チュベローズは同じだそうですが、チュベローズがオリジナルの10倍強化されているとの事で、確かによく香ってきます。チュベローズ以外は渾然一体のブーケ調となって個々の判別はできない中、チュベローズはよく分かる。
(ここまで強化してもチュベローズによく含まれるモヤっとした雑味が無いのですが、その理由としてシャネルのチュベローズアブソリュートの抽出法が優れているからという、本フレグランスについて書かれた海外ライターの記事がありました。(フレグランティカ、2019/7/31のSophie Normand氏の記事:“Chanel, L'Essence: A More Voluptuous Variant of Gabrielle New Fragrances”)
ラストノートらしいラストはないまま、香りは徐々にフェードアウトしていく消え方です。
オリジナルの方が、ラストノートはかなり強め。私はエッセンスの方が好きです(何度も書きますが、純然たる個人的好み)。
拡散も比較的控えめで、扱いやすい香りだと思います。
年齢も問わないと感じます。
トップのみちょっと若いかな〜と思いますが、ハートノートはトーンが高すぎも低すぎもしない。重すぎず軽すぎず。若すぎでもマダムすぎでもない。チュベローズが主体だからといって無駄にセンシュアルすぎる事も全くない。昼でも夜でも似合いそう(仕事向きではないですが)。なんというかバランスの取れたニュートラルな香り。かといってキャラクターが弱いとも私は思わない。なんだか不思議な感じです。
<他>
ボトルと液色の色彩がオリジナルより濃い事で、オリジナルより重い香りと思われるかもしれませんが、実際にはオリジナルより透明感がある(しかし「薄い」わけではない)。
日本では緊急事態宣言発令の数日前の4/3に発売されたこともあって、存在を知らない方ももしかしたら多いかもしれませんが、ぜひ一度試してみて頂きたい香りだと思っています。
ここ数年の、全国全カウンターで発売された香りには、かなり辛口評価が多かった私ですがこのガブリエルエッセンスは久しぶりにとても気に入った香りでした。
綺麗めのスタイルで瀟洒な街を歩くにももちろん適している香りですが、私は仕事から帰宅して気分を切り替えてリラックスする為の用途にも今、大いに活用しています。
かねてから書いていますように、アロマテラピーとフレグランスを混同するのは好きではないのですけれど、チュベローズのリラックス作用や心を明るくしてくれる作用、あまりにそのまんまなので驚いています。
エフォートレスな香りであるガブリエルエッセンス。品質も良く汎用性が高く、今の時代の空気に良い意味で適合していて、中々おすすめできる香りではないかと思っています。
<画像>
右の画像は、オリジナルのガブリエルと並べてみました。キャップ・ラベル・液色とも「エッセンス」の方が濃いです。
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