kar_56_enさんのLikeしたクチコミ（新着順） - My@cosme

シャネル

レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル ベル レスピロ オードゥ パルファム（ヴァポリザター）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：75ml・27,500円 / 75ml・33,000円 / 200ml・50,600円 / 200ml・57,200円発売日：2016/10/14

200mlボトルを購入。調香師はジャック・ポルジュ氏。
香調はグリーンフローラル。


先に結論を申し上げますと、
今は亡きシャネルの為に「休息の為の香り」としてトリビュートされた特別な香り
という認識で間違いないのではないかなと思います。

「深呼吸」という意味合いのベルレスピロ。
事故死した恋人、ボーイ・カペル氏への傷心を癒やす為に建てられた
別荘の名前とのこと。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


【以前のクチコミ　2020/5/15記】


爽やかな５月の気候にぴったりな商品。

新緑、モスグリーンの葉、白い花々が見事に表現されている。
全体的にシャープで甘みは淡く、上質な穏やかさ、清々しさを感じる。

澄んだ青空、雲。雫が光る湿った草。新緑の香り。白い花々。
例えば犬を繋いで散歩に出かける本革のリード。それとも革のバッグの香り。
爽やかな風。ゆっくりと時間が流れているような感覚。のどかな田園風景を想像する。

とても幸せな時間。

牧歌的な田舎の庭園に囲まれた別荘で
そよ風に吹かれながら昼寝をすることを「贅沢」と感じられる人にこそ
価値を感じられるものだと思う。それが逆に都会的でマスキュリンな印象を受ける。


クラシカルなシプレ系の上品な香りがお好きな方や、
N゜19やクリスタルの上位互換品を探している方には向いていると思う。


ネガティヴな書き方をするのであれば、
「そよかぜを纏ってどうするの？」と言われればそれもそうですね、としか言ようがない。
この香りがあまり評価されない理由は、他人にアピールする気配が全くないからかもしれない。

意味があるか分からないものに価値を感じる事こそ、豊かで贅沢なことだと私自身は思うが
客観的に見てそうではない人のほうが圧倒的に多いだろう。


一応女性向けの商品ですが、
これが似合う女性は年齢問わず自尊心と自立精神が強い人かも。
男性が付けてもそこまで違和感はないと思います。

そしてベルレスピロに並べるなら”BOY”も良いなと思う。



個人的には香りを理解する為にもう少し時間が欲しい。
香水は季節によって感じ方が全く違うので最低１年は付き合わないと分からない。
更に言うならフランスで作られた香りはフランスで嗅がなければ理解できないのだろう。


＿＿＿＿＿


Basenotesによるコンポジットは以下の通り

Top Notes
Citrus, Grass, Crushed leaves, Galbanum, Rosemary, Thyme
柑橘、草、砕いた葉、ガルバナム、ローズマリー、タイム

Heart Notes
Daffodil, Honeysuckle, Rose, Hyacinth
水仙、スイカズラ、ローズ、ヒヤシンス

Base notes
Leather, Vetiver
革、ベチバー
　

概ね納得
本物のハゴロモジャスミンを感じる時や微かに梔を感じる時もある


＿＿＿＿＿


　
2016年に殆どの商品がEDT→EDPに再構成されたレゼクスクルジフシリーズですが、
嗅げば嗅ぐほど若年層顧客をぶった切って熟年層顧客向けに再構成されたように感じます。

EDTはもっと香りに取っつきやすく、大衆受けを目指している分かりやすいものが多かった。
EDPは全体的に香りのトーンが押さえられ、シックな仕上がりになっているものが多い。
これこそが同じ香りでも再構成によって好みが分かれた原因なのではないかと思います。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
　
　
【追記2021/05/13】


購入から1年以上この香りと付き合って感じたこと。

・梅雨の夜　→「こんなにこの季節に似合わない香りってある？」と。
　初夏に感じられた長閑さが微塵もなく、何故か無個性でつまらない印象を受けた。

・夏　→想像していたよりも全然不快ではなかった。
　これはこれで悪くないけれど、元々夏はシトラス系ばかり使うため出番がなかった。

・秋冬　→まるで寒い中、半袖を着ているような違和感。出番がなかった。



結論としては、ベルレスピロを心地よく楽しむには
春から初夏の晴れた休日の、午前中から午後にかけてがベスト。
　
　
　　
【※2024/03/27付けで価格改定されたため更新】
※1mlあたりの単価は75mlボトルは440円/200mlボトルは286円（税込み）
　　　

使用した商品

• 現品
• 購入品

シャネル

レ ゼクスクルジフ ボーイ シャネル オードゥ パルファム（ヴァポリザター）

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：75ml・33,000円 / 200ml・57,200円発売日：2016/10/14

75mlボトルを購入。調香師はオリヴィエ・ポルジュ氏。


現在、シャネル・ゼクスシリーズのラヴェンダー系フレグランスは２つ。

１つ目は、父であるジャック・ポルジュ氏の「JERSEY」
(※勘違いしている方が多いようですがJERSEYはEDP/EDT/Pの3種全てジャックポルジュ作です)
２本目は、息子であるオリヴィエ・ポルジュ氏のこの「BOY (EDP)」

親子でCHANELのラヴェンダーを引き継ぐ形となっています。
もちろん単純なラヴェンダーの香りとはかけ離れており、
調香の複雑さやレベルの高さが伺えます。



この「BOY」はCHANELの歴史を語るうえで絶対に外せない、
恋人兼事業支援者であったアーサー”ボーイ”カペル氏とシャネル女史のための香りであり、
この作品のラベルだけが「BOY」と「CHANEL」の間隔が狭くデザインされています。

1919年に”ボーイ”を事故で失った経緯から、
「二人が少しでも傍にいられるように」というストーリーがこのラベルに込められているそう。


＿＿＿＿＿＿



先に結論を書くと、

この「BOY」は、男性用のフレグランスの王道である「フゼアノート」を
男女がシェアできるように再構成したフレグランス、と書くのが一番わかりやすいと思います。
コンポジットを見ると、レディース用とメンズ用の素材を巧妙に組み合わせていることが良くわかります。


ラヴェンダーやゼラニウム、モスやクマリン等がメインとして構成されるフゼアノート。
私自身は大好きな構成ですが、基本的に男性向けの香りとされているため
「ジェンダーフリーで曖昧なフゼア」という定義が存在することがとても興味深い。
ただ、フゼア自体があまり女性に好まれない香調のため好き嫌いは分かれそう。


香り自体は他の方も仰る通り、序盤は特に古典的なGURLAINの香り
(この商品については具体的にはJICKY)をCHANEL流に洗練させた雰囲気を持っています。


スタートダッシュ自体はCHANEL"らしい"のですが、香りがどんどん変わっていきます。
序盤からラストまで高品質で上品に纏まっており、香料展開が非常に綺麗です。
余韻も複雑。この展開の美しさがGUERLAINぽく感じるのかも。

自分の肌では日によってあまりにも香り方が違い、かなり気分屋な香り方をします。
いつも同じ香りが出て来るわけではないため、良くも悪くも曖昧で掴みどころがない。
毎日違う香りが出て来るものの感想を一体どうやって纏めればいいのだろうかと。
それが男女関係のややこしさを表現しているようにも感じて逆に面白い。



”オリヴィエ・ポルジュ氏の作る香水はシャネルではないが、素材は紛れもなくシャネルである”
というのが、彼の作るフレグランスに対する私の率直な感想ではあります。


とりあえず季節ごとの変化を確認したいので、
暫定★６で、半年から一年くらい使ってから再評価しようかなあと。


【2022/05/07記】

私の肌では秋冬よりも春（多分夏も）のほうが綺麗に香ると感じた。
冬場に感じたクリーミーなベース類が春夏は籠った感じになりそうで不安だったのですが
５月の連休に入って試してみると、思った以上に軽やかで穏やかに美しく香る。
フゼアはやはり春夏が綺麗に香るのかなと感じた。


【2022/08/07記】

結論としては、私の肌ではBOYは夏が一番綺麗に香った。今の季節が一番良いと思う。
何よりシャネルのフゼアの透明感が異常に際立っているし、
冬場に少しくどいと感じていたヘリオトロープもなぜか今はとても綺麗に香る。
夏の季節によく似合う、素敵な「夏の香り」の１本。


約１年使った結論として、
星（評価）については夏は★７/春は★6.5/秋冬は★６が妥当と感じた。

四季アベレージで6.375なので星の数はひとまず６とした。



＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　　

Fragranticaによるコンポジットは、

TOP　　　　ラヴェンダー、グレープフルーツ、レモン
MIDDLE　　ゼラニウム、オレンジブロッサム、ローズ
BASE　　　ホワイトムスク、ヘリオトロープ、サンダルウッド、ヴァニラ、クマリン、モス



【※2024/03/27付けで価格改定されたため更新】
※1mlあたりの単価は75mlボトルは440円/200mlボトルは286円（税込み）
　

使用した商品

• 現品
• 購入品

アディクション

ザ アイシャドウ パレット

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：6,820円発売日：2022/8/5 (2024/1/5追加発売)

ショッピングサイトへ

001購入。ブルベ春です。
ありそうでないエキゾチックなお色です。
薄付きなのですが、自然に彫りを深く見せてくれるお色でキュートよりは美しい印象に仕上がります。
周りからなんか最近綺麗になった？と言われるようになり、アイシャドウでこんなに印象が変わるのかと今更ながらメイクの重要性を再認識しました。お色も色々あるのですが、なかなかタッチアップに行く時間を取れないのでいきなり現品購入してみましたが、大満足しています。

使用した商品

• 現品
• 購入品

フレデリック マル

ポートレイト オブ ア レディー

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：10ml・9,240円 / 30ml・25,300円 / 50ml・32,450円 / 100ml・46,200円発売日：- (2018年11月追加発売)

小分けを使い切った後、現品(50ml)購入済みです。他のどの香水にもない個性的な香りが忘れられなかったのです。ローズがふんだんに使われているけれど、他のローズ香水とは全然違います。パチュリとスパイシーな何かの香りをどうしてもまといたくて。

わたし的にはこの香りは梅雨?夏に活躍する香りですが、冬でも良いと思います。値段がお高いのでここぞという時に使ってます。

星7つの理由は、この香りを付けていると人に褒められるからです。

友達とコンラッド東京のアフタヌーンティーに行った時、
「なんか凄く良い匂い。ここ(コンラッドのロビー)の匂い？シャリマーさんの匂い？」と言われました。コンラッドのロビーにはルームフレグランスなど使われてないみたいなので私だ、ということになりました。

別の友人と会った時も「すっごく良い匂いがする！何？お香？薫の君(源氏物語的な笑)？」と言われました。

香水をいろいろ使いますが、他人から褒められたことがあるのはシャネルのココマド、ゲランのシャリマー、そしてこのポートレイトof a ladyの3つです。

ココマド、シャリマーは現在使っていませんが、この香りとはしばらく付き合っていこうと思ってます。

---以前のクチコミ


1.5 mlの小分けで買いました。
世の中のローズ香水とは全く違います。ローズなのにフェミニンさがない。キリッとした香りです。

何度か使ってますが、「ああ。薔薇の香り」って分からないような香り。スパイスとパチュリの今まで嗅いだことのない香りです。

黒のパンツスーツなどが合いそう。下半身に1プッシュなら仕事にも行けるのでは。

かっこいい男性にも合いそう。


そして持続性と香りの強さがすごい。ウエストに1プッシュして9時間くらい経つけれどまだ香ってます。コスパ良さそう。

悪くないと思いますが、すぐ欲しいってほどでもないです。

ジョーマローンのポメグラネートノアールに少し感じが似てるかな。。。

使用した商品

• サンプル・テスター
• モニター・プレゼント  (提供元：未記入)

ルナソル

アイカラーレーション

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：6,820円発売日：2019/8/7 (2024/5/17追加発売)

ショッピングサイトへ

王道中の王道アイシャドウ。
定番色はいつでも買えるという安心感＆それなりのお値段するということでずっと買いそびれているのですが、限定品をいくつか買い揃えています。
限定でも挑戦的な色というよりは、あくまでも使いやすさがあるところが好きです。
また、シーズンごと、心惹かれるテーマなので、うっかり課金してしまうという恐ろしいアイシャドウでもあります。

全体にきめ細かくてサラッとした粉質で、私は特にラメの質感が絶妙だと思っており、大人が使うのにちょうどいい上品さ。仕上がりも綺麗です。目元になぜかたまりやすいのですが、美しさゆえに許しています…笑

EX36 Stardust Sky
2023年ホリデー限定商品。ピンク系の配色がどストレートで可愛いです。
キラキラとしたラメ感も相変わらず綺麗。
ただ、キラキラ感は多めですが全体的に落ち着いたくすみ系トーン。そこが肝。
デイリーユースしやすい配色、ガツっと色がつく感じではないので使いやすいと思います。


EX18 Mystic
限定発売時も再販時も人気すぎて全く手が出ず撃沈していたのですが、受注販売でようやく購入できました。ありがとうルナソル。

もうこれはめちゃくちゃ可愛い。予想してた通り最高に可愛いとしか言えない好みど真ん中の配色です。青ラメ好き、青みカラー好き、透明感推しの人々の心に刺さるドストライクカラーかと思います。
ルナソルさんこれもう定番にしてはどうでしょうか。特にブルベの人はみんな大好きだと思うから…笑


EX22 Night Fall
2022夏の限定品を先行で購入。
届いてみたら想像とちょっと違う色だったんですが、それ含め凄く気に入ってます。真夏の夜の月のような色合いが本当に素敵です。
目元の印象が強くなりますが、あくまでも上品で、凛とした強さがある目元になります。本当に夏の夜に映えそうな、凄く素敵な4色の配合です。
メインカラーはネイビーかと思いきやダークパープル味や黒に近い感じもするいい色です。
左上:ホワイトベースにホワイトゴールド系のラメ。塗るとラメだけ乗る感じ。ゴールドの色味が白み強いのでそこも綺麗。
右上：黄味のないかなり薄づきのベージュ。ベージュに惨敗している私も使える色で、色調整え＆少し目元にくすみをもたらしてくれます。
右下：安定と安心のダークブラウン　締めに使うと、メインカラーの少し奇抜な感じが収まり、安心感のあるメイクになります。


EX12 Flawless Clarity（限定の時に購入、祝定番化！）
なんといってもテーマが最高（宝石職人て！）だったのと、ルナソルといえばブラウンはお家芸のイメージ。それと、最高輝度のラメというのに心惹かれすぎて購入。

開けた瞬間に、わー！！きれい！！と思えるほど美しい。
ラメは大粒なんですが、ギラギラせず、キラキラ。品良く、質のいいキラキラ。この匙加減が凄くいいです。

多色ラメとか、カラーのラメばかり使っていた為、潔いくらい金銀（銀というよりはプラチナっぽい色ですが）のシンプルなラメの美しさを改めて再認識しました。
右二色はラメを引き立てるため、ほんと整えて影をつけるのに徹してるみたいな色合い。似合う似合わないを超越して万人に自然な陰影ができる感じの色です。
ただ、個人的にはこの右下がやっぱり盛れない色ではあります。（ブルベ夏、多分セカンドは冬）総じて、多分、イエベの方の方がしっくりくるパレットだとは思います。

職場が厳しい方などは、昼間は右メイン、夜ラメ盛りとかもいいかもです。

使用した商品

• 現品
• 購入品