2014/6/6 03:55:31
ポーチやバッグにメーク道具を入れて持ち運んでいる方、或いは能率的にラインメークを仕上げたい方には向いている商品です。
一方私のように、ほとんど家でだけメークをする方にとっては「・・・う〜ん」な一品です。
そもそもはダーク系ブラウンのライナーが見つからず、機能より色優先で選んだのがこれでした。筆ペンタイプのリキッドは色が濃すぎず、筆先が極細で描きやすく使いやすい。繰り出し式のペンシルライナーも細身で固すぎず色味もまあまあ。・・・なんですが。
先細りのチップに削り取るタイプのライナーはいささか赤みに寄りすぎて、しかも均一に乗らないのでやや使いにくい。
しかもこのタイプの難点は三つが三つともバラバラの減り方をする、ということです。私の場合はまずリキッドが無くなり(それほど使う頻度が高くなかったにもかかわらずです)、次いでペンシルが減るといった具合。
仕方がないと言えばそれまでですが、要は一種類無くなったら、同じタイプをバラで買わなくちゃならない。だったら初めからバラで買えばいいんじゃないの?しかも要るものだけで。という結論にどうしてもなっちゃう。
かくいう私も、後からKパレットのリキッドを買い足しました。
このくらいの容積なら、1本で持とうが2本で持とうがそう変わらない気がしますしね。
いっそこうしたらどうかな?
3種類のアイテムをバラ売りにして、気に入った物同士連結出来るようにしておく。組み合わせは自由。ほら、この間レブロンから出た単色アイカラーで、ケースを横並びにいくらでも連結出来るの、あったじゃないですか。
あれなんか参考になると思うな・・・。
モノは良いので、余りが出ちゃうの勿体ないでしょう?
ぜひ御一考を(笑)。
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2014/6/5 04:27:39
ファイブレイヤーズとは違って、こちらはビビッドな色出しが特徴の2色組です。
・・・っていうか、懐かしーーっ!
この頃ラインナップが増えないなぁ。それにしてもデュアルは息長いなぁ。
なんて思ってたら、ある日突然リニューアル。まあ、ビックリした(笑)。
少なくとも私の記憶の中で、プチプラ系ブランドのアイカラーシリーズが10年以上店頭に並び続けるというのは見たことがありません。それだけこのデュエルが、更に言うならピンミラが、多くの人に愛されたということなんでしょう。
なんかね、ピンミラ以外の色出し見てると、90年代に資生堂が発売した「28℃」のアイカラーを思い出します(Rats&Starのキャンペーンソングと共にご記憶の方も多いでしょう)。色設計が良く似ていたもので・・・。
今回は、02、03、04を購入。
何しろ、03のグリーンをどうしても春先に使ってみたかったのですよ。
これに合わせるお勧めはブラウン系のライナーとあったけど、私は敢えてブルジョワで出してるペンシルライナーのグリーンを合わせました(エクセルにはカラーライナーが無いしね)。やはり同系色で揃えると色味を相殺しないので綺麗です。
この他、02のオレンジは真夏のイメージ。ブラウン系だと沈んでしまう我々世代でも、明るく見せることが出来ます。
一番の収穫はやはり04のブルーですね。先日コメントを書いたヴィセのブルーより更に明度の高い、「オーシャン!!」て感じの澄んだブルー。ほんのりパールの効いたホワイトとの相性抜群で、何しろ発色が素晴らしい。
この発色を生かすためには、アイカラーベースとの併用が理想的です。
エクセル(サナ)と言えば、ノエビアが母体。サナとしてデビューしたての頃は、とにかくユニークな商品構成で話題となりました。覚えているのは、綿棒型アイカラーとリップカラー。マリー・クアントが初めてクレヨンを出した時以来の(?!)衝撃でしたね。
これからも、他社が真似できないアイディアを盛り込んだ商品を出してくれると嬉しいですね・・・。
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2014/6/5 03:32:41
数か月前のことです。
とある本屋で、30代・40代・50代それぞれの女性に向けた美容関連の冊子がシリーズで並んでた。当然、自分の年代本を手に取りますわな。
何気にメーク・テクのページを開いた途端、愕然としました。
曰く、「50代にはブラウンシャドウがあればいい。影色以外は要らない」
うっかり本を放り出しそうになりました。
おいおい編集者クン、君はいくつだ?該当年齢でこれを書いてるんだろうな。若い世代がアタマの中だけで結論付けてるんならぶっ飛ばすよ!
大体です。我々の年代はただでさえ肌の色素沈着が進んで、瞼なんて天然のブラウンシャドウがかぶってるわけですよ。おまけに皮膚が薄くなってたるみが出やすいし、小じわも出現するから疲れた顔になりやすい。みんなここを何とかしたくて必死にリカバーしてるのに、「影色以外は要らない」ですと。疲れた顔に更なる影入れてどーしようというの!!
事実、かくいう私も40代に入る頃から、ブラウン系が本当に似合わなくなってきました。何しろ疲れて見える。昔はこんな事なかったのになぁ・・・とため息をつく一方で、もともとカラーレスメイクに異論のある私は前にもまして綺麗な色のアイカラーを探し求めるようになりました。
さてこちらのパレット。近頃世に出た商品の中ではダントツの色設計です。
エクセルは粉ものが優秀・・・というのは何も、ベースメークに限ったことではありません。最近使った他社の製品と比べても秀逸です。
ブラシで掃いても粉が散らない。ラメが細かく適度の配合量なので、むやみやたらと顔に降りかからず後処理が楽。
肝心の色味ですが、こちらのシリーズは色出しが淡くコーディネートしやすい上に、当たり前過ぎない色設計で飽きさせない。ちょっと個性的なアクセントカラーが混じっていて面白いですよ。
カラーは03と05。
パープル系は重ねても色が濁らず、光の取り入れ方が上手い。ネイビーがアクセントの05はちょっと熟練が要りそうな組み合わせ。その分、ああだこうだと楽しめそうです。
しっとりしたテクスチャーなので二重の線でよれたりもしにくいです。
思い切り色で工夫したい!という方には、ぜひお薦めしたい一品です。
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2014/5/26 23:54:56
実に久しぶりですな。
いや何がって、クチコミがですよ。
私事ながら、パソコンを買い替えたはいいけどのっけから故障しまくりで、外れくじ引いちゃったのね・・・と思いつつも悪戦苦闘の末修理へ行ってらっしゃい。ついてないね。
さて、復帰第一弾はリニューアル前のこちら。
昨年購入したものです。
ブルー系を愛用中ですが、右上の明るいブルーにひとめぼれしまして。
大袈裟ではなく大真面目に、「世界一のブルー」と言い切ってしまいたい位の色。ほどよいラメと色のバランスが3月頃の海を思わせて気持ちが高ぶります。
これと左隣の明るいペールカラーを使っています。
ただし全色を均等には使いません。右下の紺色は締め色で使うにはトーンがずれていて、せっかくの透明感を生かせていない。
同系色のパレットはここが難しいですね。
因みに、リニューアル後のブルー系はやはりトーンずれまくりの色調で使えない。
これはと思っても質感が悪かったり、見た目と実際のせた色味が違ったり。
まあ今回は、この一色が欲しくて選んだので良しという感じですね(笑)。
ここ数年の、カラーレスメイク流行りにはいささかうんざりしていて、色で楽しむメイクが復活しないかなと思っていたら、今年あたりから綺麗な単品シャドウがずらずら。時代は繰り返すと言いますが、70年代に帰って来たみたいでちょっと嬉しくなります。
この後、パレットをあれこれ試すことになるのですが、そのコメントはまたいずれ。
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2013/2/15 23:58:37
1990年代、バブル末期の頃ですが、およそ10年にわたってランコムの愛用者でした。敏感肌の救世主だった(当時はね)こともありますが、絶対外せないメーク・アイテムがいくつか存在したのも理由のひとつです(・・・・だからほら、また始まった悪い癖。ここ、他社だから)
その中でも一番長く愛用したのが、クレヨン・スーシという鉛筆型のアイブロウでした。描きやすさもさることながら、他で見られない絶妙なチャコールグレイが自分にぴったりだったのです。
それが廃番になって慌てたのなんの。
いわゆる茶髪の方が好むブラウン系も、そのものズバリのグレー系も、色が浮いてしまって不自然極まりない。私は眉が濃いほうで、長さをトリミングするにとどめているのですが、眉尻だけは描き足さないとバランスが取れないため、色選びには苦労していました。
さあ大変。バラエティーショップを隅から隅まで探しまくり、偶然見つけたのがこちらの商品。
グレー963。欲しかったチャコール系です。
おまけに繰り出し式で、削る必要が無い。慌てて探した割には本当に良いものと出会えました。他の愛用品が引っ越しても、これだけは使い続けるだろうと思いますね。形状も楕円形でちょうど良い。極細の芯はすぐ折れるので結果もったいないことになりますし。描き心地も硬すぎず柔らかすぎず。けっこう長持ちします。
クレヨン・スーシは確か、1800円くらいしたんだよね・・・良い買い物した(笑)。
お若い方は、インテグレートというとプチプライスものという認識をお持ちでしょうけど、私くらいの年代は全く違うイメージがあります。
80年代の終わりくらいでしょうか、それまで主力だったフェアネスに代わってメイクアップの新ブランドとして登場したのがインテグレートでした。
今で言うと、ちょうどマキアージュのポジションにあたります。
資生堂が面白いのは、インテグレートにしろベネフィークにしろインウイにしろ、70〜80年代に一世を風靡したブランドをあるところで復活させている点。年齢層によっては郷愁を覚えるといいますか、まだ存続してくれている嬉しさを感じる人もいるでしょう。私もそのひとり。
インテグレートでもこのグレイシイは、大人向けブランドという位置づけらしいです。落ち着いた色調が多いのもうなづけますね。
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