analaighさんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）61件〜65件 - My@cosme

DAME Perfumery

SOLIFLORE Rose de Mai

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：-発売日：-

パフュームオイルの方のレビューです。EDT もありますが、アメリカ国外へはパフュームオイルのみ配送可（でもおまけのサンプルは EDT でした）。

一輪挿しを意味する「Soliflore」シリーズは、名前が示すようにシンプルにかつ純粋に、一つの花そのものの香りの再現を目指した香りが揃っています。

こちら Rose de Mai（ローズドメ、五月の薔薇）は、センチフォリアローズとも呼ばれ幾重にも重なる花弁を持つ華やかな薔薇の香りの再現を目指したものです。

ちょこちょこ集めている薔薇の香水は特に本物に近い系統のものが好きで、Perfumer's Workshop の Tea Rose を長いこと使用しています。他の人はどう感じるのかなあとレビューをあちこちのサイトで読むのですが、そこで「Tea Rose が好きな人には DAME Perfumery の Rose de Mai も合うと思う」というレビューを読んだのがきっかけでこちらを知りました。

そこで Rose de Mai の方のレビューも覗いてみると「Perfumer's Workshop が目指しながら実現できなかった香り」というなんとも心を鷲掴みにされるレビューがあり、先述のとおりアメリカ国外では基本的にパフュームオイルしか入手できませんが送料無料なので思い切って注文しました。どんなものかも分からず買うのは躊躇いもしましたが、レビューを信じてよかったです。

薔薇の香りは「女性らしい」と評されますが、こちらの薔薇は女の部分を利用するような媚びを感じさせない自然な香りです。可憐で儚い薔薇でなく、生命力あふれ生き生きとしたポジティブな薔薇。天真爛漫のようで落ち着いた甘い優しさがあり、嫋やかで洗練されていて、かと思えば棘を持ち自衛できる強さを供えた凛々しさもあって、切り取ったところで表情が変わります。

パフュームオイルということでアルコールが（たぶん）入っておらず揮発しないので香りをまとっている感じにはなりません。つけたてこそそこそこの強さがありますが、馴染んでしまうと肌に鼻をくっつけてようやくわかる程度の香り方。持続もそんなにしないです。パフュームオイルでもしっかりめに香るものありますが、こちらは密やかな香り方。自分の香りを周りに香らせたい方には向かないと思います。

つけたては元気なレモンとゼラニウムを強く感じます。ほんのりとした葉や茎の青さもあってとってもフレッシュ。トップの香りはずーっと愛用しているローズウォーターにそっくりです。そこから徐々に薔薇の花びらの甘さへシフトしてそこからはもう大きな変化はありません。

この、薔薇の花びらの香りの再現に脱帽。本物の薔薇のような香りというと、どうしても精油のような香りや、青っぽくローズウォーターに近い香り、どちらといえばゼラニウムのような香りが多いのですが、これはまさに花びらの香り。優雅で美しい。変にパウダリーに寄りすぎることもなく、自然な薔薇の甘さです。

Tea Rose と似た系統でありながらやっぱり違いがあり、とくにトップはこちらはかなりレモンが強いです。Tea Rose の方が出だしからまろやかで甘め。アルコールの入った EDT 同士で比べるとまた違って感じるのでしょうが、アルコールの入っていないパフュームオイルと比べると Tea Rose の方がよりシンセティックに感じます。こちらは本当にナチュラルな香り。

同じく近い系統の Jo Malone の Red Roses と比較すると、Red Roses の方がはちみつ系の甘さが強いです。こちらもセンチフォリアの特徴の一つであるはちみつっぽい甘さをミドル〜ラストで感じますが、控えめでほんのり。

サンプルを５つもつけて頂けて、そちらはすべて EDT でした。EDT はどれもシヤージュ、持続力共に優秀だったので、アメリカに行くことがあれば絶対に EDT 購入しようと思っています。惚れました。

今、薔薇系香水で一番好きな香りです。

もしかして興味を持たれた方のためにアドバイスですが、注文から７営業日経っても音沙汰（発送完了連絡）がなければ問い合わせた方がいいです。結構忘れている模様。メールでの問い合わせには即お返事がきますので、気にせず急かした方がいいかと思います。アメリカだしな〜で気長にと思っていたら注文から二週間経ってしまいました。慌てて「注文通ってる？」と確認メールしたらその日のうちに発送…。「奇遇だね！今日送ろうと思ってたとこ（ウィンク）！」みたいなメール返ってきたんですけど絶対忘れてましたよね〜＾＾；

使用した商品

• 現品
• 購入品

DAME Perfumery

SOLIFLORE Osmanthus

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：-発売日：-

EDT のレビューです。

一輪挿しを意味する「Soliflore」シリーズは、名前が示すようにその花の香りを忠実に再現した香りが揃っています。

EDT とパフュームオイルがあり、アメリカ国外へはオイルのみ配送可（送料無料！ただ、USPS の安いやつなのでそこそこ時間かかります）。Rose de Mai のパフュームオイルフルサイズを購入したのですが、サンプル５つもつけて頂いて、そのうちの一つがこちら Osmanthus（金木犀）で、サンプルはすべて EDT でした。

蓋を開けた瞬間、おお！金木犀！と感動。肌につけず直嗅ぎの段階では、金木犀フレグランスの中でも「舞妓はんの練香水 うさぎ饅頭」の金木犀に割と近いと思いました。ピーチっぽい香り立ちで、とても甘くふんわり。

いざ肌につけると、最初はのピーチっぽいような甘いジューシーさがあるのですが、いったん乾くと、なんていうか……スモーキー？本当に燻したような煙っぽさがもくもくと金木犀を覆うのでびっくり。そしてちょっと苦いです（でも甘さもはっきりあるんです）。良い言い方をすればユニークですが、あんまり好きではないかな〜…。オリエンタルなお香の煙のようであればまだよかったのですが。金木犀の木の下で不都合なものを燃やしているかのような。。

しばらく待つと煙が消えて、甘さ、ほんのりしたビターさ、ちょっとの青っぽさが残ります。甘さの系統はまさに金木犀。ビターさと青さの重なりで、金木犀フレグランスにしては子供っぽくなりすぎていないように思います。

手首にちょんとつけただけでもかなり香るので、これは香害を気にする日本ではパフュームオイルの方が合っているかもと感じます。持続力もなかなかあります。つけたてでもアルコールをあまり感じないのは嬉しいところ。

生花の金木犀の香りは好きですし、こちらの香りも嫌いではないのですが、強く香っているともやもやっと眉間が痛くなってくるんですよねえ…＾＾；

ビターさと青みは徐々に薄れて行って、ラストは金木犀の甘さのみ。トップのジューシーな甘みよりは、梔子っぽいようなクリーミーな甘さ。ここまでたどり着くと、頭の痛みも解消されます。

ほんのりとだけ香らせられるとなんだか子供に返ったような、懐かしいような、ほっとするような、きゅんとするような、それでいて胸騒ぎがするような。記憶の彼方に隠れてしまった思い出が思い出せそうで思い出せなくてもどかしいというか。すごく不思議な感覚に陥ります。

金木犀は子供の頃から好きだったけれど、家に植わっていたわけでもないし、特に金木犀にまつわる思い出はないように思うのに、どうにも記憶が刺激されて。もう会えない人たちに会いたくなってしまいます。亡くなってずいぶん経つ大好きな祖父、亡くしたばかりの伯父、一緒に育った愛犬。

そんな感じなので、引きこもって物思いにとことん耽ってしまいたい日にひっそりつけています。

ジョーマローンで頂くサンプル（1.5ml）よりちょっと多いのでたぶん 2ml 前後だと思うのですが、片腕にほんの１滴以下で十分なのでなかなか減りません。コスパ良し。

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品

Jo Malone London(ジョー マローン ロンドン)

バジル ＆ ネロリ コロン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格：100ml・19,030円発売日：2016/9/2

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雨上がりの庭園の香り。

雨が上がって太陽が出て、温まった蒸気で花の甘さも草木の青さもわっと香り出すあの感じ。初夏のバルセロナ散策中にオレンジの花の咲く雨上がりの中庭を通ったことがあるのですが、そのとき感じたのにとても近い、自然な香りがします。

グリーンさ、ネロリのフローラルと苦み。すっきりしているけれど温かい、温かみはあっても重すぎず、とバランスがいいです。

つけたては、私の肌の上では割と甘いです。強いホワイトフローラル系の甘さがあって、梔子やすずらんのようなガツンと主張するまろやかで甘い香り。乾ききるとすーっと薄れてネロリが前に出てきます。そこからは「ネロリとその他の花々になんらかのグリーンノートを添えて」といった感じ。私の鼻ではあんまりバジルがわかりません。

ジョーマローンはラストに惚れ込んだ香水がいくつかあるのですが、こちらもラストの香りが大好きです。クリーンで優しく、吸い込むと肺から浄化されるような。透明感があるのですが、アクアティックな透明さというよりは澄んだ空気のような透明感。好きです。

手持ちのジョーマローンの中では結構持続します。

バジル＆ネロリはジョーマローンのフレグランスディレクター、セリーヌ・ルー氏と調香師アン・フリッポ氏がコラボして、目指したのはロンドンに根差した香りだそう。製作にあたってはお二人でよくロンドンを散策なさったとか。

大都会でありながら、意外なほど自然に恵まれそこかしこに緑あふれるロンドン。それを表現するにあたり、ジョーマローンを代表するノート「バジル」を採用。そしてフリッポ氏のアイディアでネロリと合わせることになったそう。ということはバジルありきでスタートした香り作りだと思うのですが、本当にこのバジルを捉えられない自分の鼻が悲しくなります＾＾；

フリッポ氏お気に入りのコンバインはブラックシダーウッド＆ジュニパーとのことでした。

コンバインの組み合わせとして好きというわけではないのですが、レッドローズをバジル＆ネロリがラストになった頃に重ねるとどういうわけかレッドローズのモチがよくなる気がします。レッドローズはかなりすぐ飛んでしまうのですがこういう風につけるといつもより１、２時間長く楽しめます。ただ重なり合って多少香りが変わってしまう（薔薇よりユリっぽくなる）んですけどね…。重ねるのが早いとバジル＆ネロリが勝っちゃいます。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ばら園

オードパルファム RX

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：50ml・3,080円発売日：2008/2/21

評価ひとつ上げます！

手首につけて、それを嗅いでいるとあまり好きな薔薇ではないなと思っていたのですが、腰など低めの位置につけてそこから立ち上ってくる香りは結構好きだなと気づきました。ふしぎ〜。


--以前の口コミ--

初めて購入したのは大学生の頃でした（リニューアル前の縦長ボトル）。特に大のお気に入りだったわけではないのですが懐かしくなったのと、すりガラスのレトロで乙女ちっくなボトルにそそられ久しぶりに購入。

ボトルの首部分に巻き付けてある薔薇柄の紙がちょっと安っぽいのですが、それを含めてもレトロっぽいなと思います。ボトルは白（無色透明をすりガラスにしたもの）ですが、キャップは紫がかったような淡いピンク色をしています。これが薔薇の蕾のようでなおさら可愛らしい。おばあさんのドレッサーにあったらものすごく素敵だと思うので、辛抱強く保管していつか素敵なおばあさんになれたらな、と願っています(笑)

薔薇の香水というと超のつくメジャーなジャンルですが、ゆえに色んな種類の香りがあると思います。生花に近いもの、精油の香りを生かしたもの、薔薇が象徴するものを再現したもの、いかにも化粧品くさい香りのもの、春向きの軽いもの、冬向きの重いもの、等々。こちらは石鹸ぽさのある薔薇の香り。「天然ブルガリアンローズ（エッセンシャルオイル）、ティーローズ・リビングローズ（香り成分）配合」だそうですが本物の生花とも精油ともはやっぱり違う香りです。

本物の薔薇に近い香りを目指した香水によくあるトップのレモンっぽさやゼラニウムっぽさはなく終始パウダリーさを感じる甘い香り。本物の薔薇の香りと比べて一番違うなと思うのは、青さ、瑞々しいフレッシュさがなくまろやかで、特に湿気のある時にはもったり香るところかなと思います。公式には「みずみずしい」とありますが、ごめんなさい、さっぱりわかりません。

EDP ながらキツくはなく、あまり外側に広がりすぎず、皮膚に残りこそしますが「香る」という意味では持続もそこまでしないと思います。ふんわりしていて使いやすい部類ではないかなと。湿気のひどい盆地住まいなので夏ど真ん中は遠慮したい香りですがそれ以外では季節問わず使えそう。

こちら、新手の男受け香水といいますか…これをつけているとき男性から心配して声をかけられることがしばしばあるんです。曰く、「大丈夫？病院の匂いがするね。体調悪いの？」と。病院の匂い…はしないと思うんですけどね……？？？？ でもこれ本当に何回も言われたことがあるんです。不思議。大学時代の元彼さんとはそれが縁でお付き合いに発展したくらい（苦笑）

儚げな人がつけていたらもう雰囲気ばっちりなのではと思います。

使用した商品

• 現品
• 購入品

ラリック

レーヴ ダンフィニ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：-発売日：-

昨年KLMの機内販売で購入しました。

いかにも女性らしい曲線的なデザインと色合いのボトル、そしてフルーティフローラルウッディという説明文に惹かれて買ってしまいました。これは、店頭で試していたら買っていないと思います。

普段は EDT を購入することの方が多く、EDP を購入したのが久しぶりだったのもあるのかもしれませんが、とにかく香りが強い。手首にワンプッシュしたらそれを他の個所にぽんぽんと移すだけでも、もう全身香ってしまうタイプ。シヤージュも強いので半径５メートルくらいは香りに気づくのではと思います。

香水酔いとはよく聞きますが、私自身はあまり酔うという感覚になったことがなく、合わない香水はお腹が痛くなるというタイプでした。ところがこちらは、酔います。二日酔いのような、船酔いのような、ウッとこみあげてきてしまう種類の酔いなのであまり使えないので本当に残念です。

購入したのが初夏だったので、乾燥した冬まで待てば大丈夫じゃない？と思いましたが冬でも春先でもダメでした。。

香りの系統はボトルにぴったりの上品でクラシカルなもの。桃とライチのポプリにたっぷりパウダーをふりかけたような、甘い香りがします。砂糖っぽいベタベタな甘さでなく、どこかすっきりひんやりしているところがあります。体質と合いさえすれば春〜初夏にぴったりだったのかもしれないです。

ハンカチに軽〜く吹きかけたりすれば使えるかしら〜？と色々試してみたいところではあるのですが、いかんせん吐き気はどうにもこうにもしんどいのでまだ色々は試せていないです。

いずれ好きになれたらいいなあと思っています。という期待をこめての星４です＾＾；

使用した商品

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• 購入品