2019/12/15 22:15:56
ムエットで試しただけなので、評価控えます。
「心を落ち着かせるオリエンタルな香り」の INCENSE CLEAR は、
「目を瞑り鼻から深く息を吸い込んでみて オリエンタルな香りが呼吸を整え 心を落ち着かせてくれるから 心の声に耳を傾けてみて」
というストーリーを表現しているそう。公式による香調は、
TOP:
ベルガモット、パイン
MIDDLE:
スパイシー、ジャスミン
LAST:
ムスク、モス
となっています。INCENSE CLEAR という名前の印象から、お香系の重くオリエンタルな香りながら透明感のある淡めな香りなのかしらと思っていました。実際嗅いでみると、こちら、ド直球にお香の香り。和のお香の香りです。
白檀・丁字・龍脳・桂皮・大茴香・山奈・かっ香・甘松・栂の9種の香原料セットを持っているのですが、INCENSE CLEAR は、このセットの箱を開けたときの香りとほぼ同じ香りがします。
白檀、丁子、桂皮が引っ張るまさに日本の和の香り。SHIRO のパフュームシリーズは6か国の調香師が手掛けていますが、こちらは日本人調香師の担当だそうで、納得。ハンカチにスプレーして枕元に置いていたら安眠できそう。
ほぼあらゆる香水の香りがダメな友人と一緒にお買い物していたのですが(練香水なら大丈夫かも!と期待して SHIRO を選んだそうですが、練香水でもダメだったみたい…)その友人が「この匂いは大丈夫だ!」と感激していたのでびっくりしました。大丈夫だけどつけたい香りじゃなくて残念と^^;
トップからラストまで想像していたような淡さはないですが、きりっと澄んだ空気にすっと立ち昇るお香の煙のような、凛とした面にクリアさを感じます。ミドルからジャスミンが出てきてふっと優しく、嫋やかに。ジャスミンの甘さが加わってか、沈香のように香ります。
子どもの頃なら、うわっおばあちゃんちの仏間のにおい!と思ったかもしれませんし、おそらく20代までの若い層にはほぼ受けないと思います。けれどもし十代のお嬢さんが和装でこの香り纏っていたら、合わないどころかむしろしっくりきすぎて旧華族様ですか?世が世なら武家のお姫様だったんじゃない?となりそう。とても上品で、高貴。
ある意味、真にタイムレスでエイジレスな香りだと思いました。これは肌でどう変化するのかみてみたい。
SHIRO のパフュームシリーズは香りごとに異なる大きな絵を等分に切り分けたような、一枚一枚が同じテイストながら違った表情のムエットがとても素敵なのですが、NICE CLEAR のムエットは空気に溶ける煙のような、じゅわっと墨をにじませたようなデザインで香りのイメージにぴったり。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品
2019/12/14 17:23:55
こちらのハンドクリームと、シンギュラーオーデパルファムのリサンドラがセットになったプティデュオを購入しました。リボンのついた三角錐のボックスがすごく可愛い^^
ハンドクリームはいくつあってもいいなと思っていることと、シンギュラーオーデパルファムシリーズの香りをともかくどれでもいいので試してみたかったので(トラベルコレクションが在庫切れだったため泣く泣く…)注文し、特に期待していたわけではなかったのですが、とっても気に入りました。
使い心地がよく、手がすべっすべになります。今年は手がまだ荒れていないので、乾燥して荒れ切った肌には物足りないかもしれないなと思いました。こっくり潤うタイプではないです。でもすーっごく気持ちい手触り。べたつかないのでスマホなどもすぐ触れますし、紙を扱うお仕事のお供にもぴったり。香りが強すぎないのも、ハンドクリームを香水代わりにしようという気のない私には合っていました。あまりに気持ちがいいのでしょっちゅう手を触ってしまいます。
アクアサクラエの香りは、白い花々の咲くミニム会修道院の庭で過ごす宵のような、エレガントなパウダリーフローラルの香りとのこと。きゅんと酸っぱいマンダリンの香りを効かせることで、アールグレイのような爽やかさと官能的なホワイトフローラルという対極の二つの面を持つ香りなんだそう。
核となる香りとしてジャスミンとチュベローズがあげられているのですが、私の鼻にはマンダリンが強いです。言われてみれば本当にアールグレイのような、柑橘の風味がつけられた紅茶のような香り。気持ちがちょっと上向きます。奥から淡くフローラルも感じられて、さっぱりしすぎずキュート。
香水の方のアクアサクラエはまだ試したことがありませんが、この通りの香りならちょっとほしいかもと思いました。
成分は、
水、アーモンド油、グリセリン、ステアリン酸グリセリル(SE)、トリ脂肪酸(C10-18)グリセリル、シア脂、香料、変性コーンスターチ、アクリレーツコポリマーNa、安息香酸Na、レシチン、クエン酸、ソルビン酸K、ステアロイルグルタミン酸Na、キサンタンガム、ヤシ油、カルナウバロウ、ヒマワリ種子油、トコフェロール
となっています。サルフェート、パラベン、シリコン不使用。原料のうち最大97%が天然由来。ヴィーガン処方。
ヴィーガンについてはイギリスの The Vegan Society 認証マークがついています。こちらは、動物由来成分を使用していないこと、動物実験を自社でも第三者機関によっても行っていないことを認証するものです。また The Vegan Society の認証を得るには遺伝子組み換え作物が使用されているものは表示義務があり、その遺伝子組み換え作物には動物由来の遺伝子が使用されていないこと、開発の過程に動物由来の原料を使用していないこととしています。クヴォンデミニムのハンドクリームには表示がありませんので遺伝子組み換え作物は使用されていないということになります。
手持ちのハンドクリームは 75ml が多いので、30ml すごく小さく感じます。持ち運びには便利ですが、大きいサイズがあってもいいな〜と思いました。
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2019/12/14 01:32:17
お浄め塩スプレー、恋スプレーともにリピートしています。
ずーんと重たく心静める塩スプレーとは打って変わって、ぱっと心が華やぐ香りの恋スプレー。成分表によると、
エタノール、水、乳酸Na、ニオイテンジクアオイ(ゼラニウム)花/葉/茎エキス、ジャスミン油、オレンジ果皮油、ラベンダー油、ミネラル塩
となっています。
ゼラニウム中心で華やかながらオレンジとラベンダーの爽やかさが加わったすっきりめの香り。ジャスミンはゼラニウムの影に隠れて捕獲しづらいですが、ときおりふっとその存在が感じられます。
お浄めスプレーは、びびりな性格なのにしょっちゅう飛行機に乗らなければならないので心の鎮静化と「これがあるから大丈夫…な、はず……」と言い聞かせ縋るために塩スプレーの方を使い始めたのがきっかけで、恋スプレーは排卵前の片頭痛期に塩スプレーのフランキンセンスだと頭が痛むためサブとして使っていました。パートナーいるので、恋を引き寄せるなどといった効果は求めていませんでした。
長女気質のせいか、何なのか、私はひとに頼ることが苦手でへたくそなうえほとんどのことは自分ひとりでやった方がいっそ楽だと思っているために相談なしに事を進めてしまうよくない癖があります。そのために後からパートナーと揉めることもしばしばあるのですが、「しまった、これは怒られるぞ…」というときに、こちらを着ている服にスプレーしておくとなんとなくですが、悪い方へ悪い方へ行ってしまう(売り言葉に買い言葉とか)のは防げているような気がします。
恋スプレーそのものの霊験あらたかな効果というか、うーん何ていうんでしょうか、いざ向き合ったときにふとこの香りがすると、物言いや態度に気を付けて円滑に話し合おうという気になれる、そのおかげなのかなと。ちょうど間に入ってくれてワンクッション置ける感じ。
すごく助かっています。廃盤になったら不安になると思うので末永く販売お願いします
〜。
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- 購入品
2019/12/6 09:57:38
ムエットで試しただけなので、評価控えます。
こちらは、
「澄んだ空気に包まれたフラワーマーケット 花束を抱えて嬉しそうに通りを行き交う人たち 水やりされたばかりの花々は 太陽が反射しキラキラと輝いている」
というストーリーだそう。公式による香調は、
TOP:
アップル、アプリコット、ベルガモット
MIDDLE:
グリーン、ローズ、ピーチ
LAST:
ホワイトフローラル、ムスク
となっています。
生花のような香りが大好きなので、期待値が一番高かった香り。トップは、その期待を裏切らない、みずみずしくフレッシュな、お花屋さんに一歩足を踏み入れたときのような香り。ブーケでなくて、まだそこで水に浸かっているいきいきした花々の香り。
これは欲しい!と、すぐ買ってしまいそうでしたが、なんとお財布を忘れていて…^^; 冷静になることができました。はずかしい。。
ムエット嗅ぎながら帰宅したのですが、どんどんどんどん香りが変化しまして、ベルモットらしきものが後から出てほろ苦さを足してきたかと思うと、ガツンとムスクが前にしゃしゃり出て…あれよあれよでいつの間にやらどことな〜く、ブルガリのプールオムみたいな香りになってしまいました。
この系統の香り、ダメなんです。。嫌いとかでなくて、頭が痛くなったりお腹が痛くなったりしてしまうんです…。2000年代の初めの頃、ちょっと人の多いところに行くと必ず誰かプールオムつけていたあの時代、外出が苦痛だったくらいに体が受け付けないんです。悲しい。ムエットでは消えかけまで待っても根底にこの香りがあって、しぶとい…。
肌の上では異なる変化をしてくれたらいいな〜と願わずにいられませんが、いかんせん体調を崩しかねないのでまだ肌で試す勇気がないです。でもトップは本当に好みだったので、頑張ってそのうち試しに行こうと思います。
パフュームライン全体として「世界各国のパフューマーの記憶から生まれた12通りのストーリー」がテーマで、私が今回試した FREESIA MIST と POMEGRANATE はたまたまどちらも日本の調香師さんが担当でした。それぞれの担当は以下の通りで、かっこ内は担当調香師の性別です。
日本:
BON WOOD(female)
FREESIA MIST(male)
INCENSE CLEAR(male)
POMEGRANATE(female)
TAKE IT EASY(female)
フランス:
PARISIENNE FAVOURITE(female)
SPICES AND TEASE(male)
SPICE OF LIFE(male)
アメリカ:
MARVELLOUS STAR(male)
ドバイ:
INTRODUCTION(female)
シンガポール:
PARISIAN SHIRT(female)
スペイン日本共同:
SMOKED LEATHER(both male)
出身国と性別を明かすなら調香師の名前も明かしてクレジットしてあげてほしいなって…。特に日本の調香師に光が当たることって、日本国内でも業界の外ではあまりないですからね。
それぞれの香りに合わせたムエットが素敵で、香りごとに異なる大きな絵を等分に切り分けたような、一枚一枚が同じテイストながら違った表情。全部集めて飾りたいくらいおしゃれ。裏に説明も書いてあってありがたいです。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品
2019/12/6 09:52:33
ムエットで試したのみなので評価控えます。
こちらは、
「香りはまるで、時間とともに形を変えるオブジェ まとうことでなりたい自分になれる 変幻自在の洋服のよう ザクロのような真っ赤なドレスが夜風に揺れる」
というストーリーだそう。公式による香調は、
TOP:
ポメグラネイト、プラム、ラズベリー
MIDDLE:
カサブランカ
LAST:
ムスク、パチュリ
となっています。
真っ赤ななザクロ、”夜”風、と見て、もう数年ずっと惚れ込んでいるジョーマローンの「ポメグラネートノアール」みたいなダークで大人っぽい感じかな?と思って気になっていたんです。
肌の上でどう変化するかわかりませんが、直嗅ぎとムエット上だと、これはまんまジョーマローンの「ポメグラネートノアール」です。一卵性双生児くらいに似ています。ほぼ同じ。血のように赤いザクロが漆黒の背景から浮かび上がるような、背徳的にすら感じられるほど官能的で、大好きな香り。男性にも◎
ひとつ異なるのは、ジョーマローンの方はつけたての喉を刺すようないがらっぽさが数十分続きますが、こちらはつけたてからジョーマローンのミドル一歩手前くらいの香りな点です。香りもちもおなじくらいかな?肌だとラストには違いが出そうな感じはします。ムエットだとまったくといっていいほど変化しませんでした。すごい安定ぶり。
常々ポメグラネートノアールのつけたてのキツイ荒々しさがなければなあと思っている自分には、抗いがたい魅力を感じてしまいます。100ml で 15,000円なので、ジョーマローンを日本で購入するより千円安いですし。でも後出しじゃんけんで勝ちを宣言されるような微妙な気持ち…^^;
お店の雰囲気も、店員さんの対応もとてもよかったのでいずれ買ってしまいそう。
SHIRO が新しく発表したパフュームラインは、これまでの人気作が揃うフレグランスとは別ラインとしてカテゴライズされているので、勝手に覚悟のようなものを感じますが、サイトでは戸惑ってしまいました。フレグランスカテゴリー見ていたので「新発売されたらしい香水はどこ???」となってしまいました^^;
「世界各国のパフューマーの記憶から生まれた12通りのストーリー」がパフュームライン全体としてのテーマで、私が今回試した POMEGRANATE と FREESIA MIST はたまたまどちらも日本の調香師さんが担当でした。それぞれの担当は以下の通りで、かっこ内は担当調香師の性別です。
日本:
BON WOOD(female)
FREESIA MIST(male)
INCENSE CLEAR(male)
POMEGRANATE(female)
TAKE IT EASY(female)
フランス:
PARISIENNE FAVOURITE(female)
SPICES AND TEASE(male)
SPICE OF LIFE(male)
アメリカ:
MARVELLOUS STAR(male)
ドバイ:
INTRODUCTION(female)
シンガポール:
PARISIAN SHIRT(female)
スペイン日本共同:
SMOKED LEATHER(both male)
出身国と性別を明かすなら調香師の名前も明かしてクレジットしてあげてほしいな〜と。特に日本の調香師に光が当たることって、日本国内でも業界の外ではあまりないですからね。
それぞれの香りに合わせたムエットが素敵で、香りごとに異なる大きな絵を等分に切り分けたような、一枚一枚が同じテイストながら違った表情。全部集めて飾りたいくらいおしゃれ。裏に説明も書いてあってありがたいです。
追記:
結局誘惑に負けて買ってしまいました^^;
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- 購入品