2020/3/1 23:38:03
秋冬向けのリップカラーが欲しくてテスターをいじっていたら、偶然見つけたのがこちら。
15 SULTRYです。一言で○○色と説明のつかない、ローズ、ベージュ、ブラウンの混ざった絶妙な色合い。ウール素材のアウターに合いそうな質感と、寂しくなり過ぎない彩度を兼ね備えたリップバームです。
同じ形状でラメの効いたシアータイプも出ていますけど、クレヨン型の特性を最も生かせるのはマットタイプだと思います。柔らかいベースでは型崩れしやすいですし、むしろ従来の繰り出し式容器の方が使いやすい。マットは油分少な目の処方でスルスルと伸びます。しかもリップペンシルが要りません。下地に滑りの良いリップクリームを塗っておくと、重ね方で色調も調整出来ます。近頃人気のオイルティントリップより、私はこちらの方が好きですね。マットですけれど保湿成分が配合されていて乾燥もしません。
あとレブロンらしからぬ香り(笑)。これまでは無香料でも油臭かったり、香料入りならバニラエッセンスのようなむっとする甘い香りが多かったのに、ペパーミントですと。進歩だね。メイベリンのベイビーリップス並みに好きですわ、これ。
閑話休題。
クレヨンタイプと言えば70年代のマリー・クワントですなぁ(………………あのさ、レブロン商品のクチコミになんでそれぶっこむ?!)。いやね、昔はあったのよ。ホントにクレヨンの形状してて、紙で巻いてあって減ってくると上から破くスタイル。10本入りと5本入りがあって10本入りは4800円。学生の小遣いじゃ無理だぁ〜!と諦めたら、研修旅行先のロンドンで当時のレートだと十分の一くらいで売られてた。ガーン!でしたわ、全く。
ともあれ(とっとと戻ってこい)現代のクレヨンは形も、使い心地もスマート。
久々のヒットでございました。
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メイベリン ニューヨークメイベリン ニューヨークからのお知らせがあります
税込価格:- (生産終了)発売日:2019/11/23
2020/2/28 22:59:33
発売時期が自分のタイミングと合わず、先にオイリー&ノーマル肌向けを買ってしまった私ですが、さすがに真冬のドライ肌には厳しいわ、と買い直したのがこちらの103番。
オイリー向けと同じ色番なのですが……あれ?なんか色味が違いません?
同じ色番だよね…そうだよね……と何度も見比べましたが、やっぱり違う。おや?
オイリー&ノーマル用はど真ん中のアイボリーなのですが、ドライ肌用はより日本人仕様といいますか、若干オークル寄りのアイボリーになってます。これは仕上がり感と関係あるのかもしれません。こちらはツヤが売りのしっとりタイプ。油分も多めでかなり伸びがいい。
少量でも充分いきわたるのでコストパフォーマンスも良さそうです。
オイリー&ノーマル向けと比べるとどうしてもカバー力では劣りますが、このクラスのケミカル系リキッドファンデーションにしては珍しくビタミン類を配合していたり、今までの潔いまでのごっついケミカル処方に比べて進化したなぁ…と感心しきりであります。またこちらはオイリー&ノーマル向けと違って、しっかりSPF値があります。やれやれ。
オイリー向けが完全無香料なのに対して、こちらは若干香りがありますね。消し香料かな?
気になるほどではありませんけど、後発だからか色々変化がみられて面白い。
ガラス製のボトルを採用しているプチプラブランドはほとんどが外資系です。リキッドファンデーションの場合、日本の気候や使用期間を考えると、ガラス製の方が確実に安心なんですけどね。
ただこちらのドライ肌用はオイリー&ノーマル向けより色数が少ない。なんで?
幸いにも同じ色番を入手できましたけど。ディスプレイのスペース事情?まさかね……。
まあ、前任者ドリームホイップスムースのように、ディスプレイの色数が6色から3色に減っちゃう…なんてことの無いようにしていただきたい。
だって、色数の豊富さが「売り」なのですから。
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メイベリン ニューヨークメイベリン ニューヨークからのお知らせがあります
税込価格:- (生産終了)発売日:2018/10/27
2020/2/27 23:03:11
長らくミネラル系リキッドファンデーションを探して堂々巡りした挙句、防腐剤不使用の製品を過信してトラブルを起こし、ようやく化粧品にとって安全性がピカイチに重要なんだと気づいた愚かなわたくしが、リキッドといえばここ!と戻って来たのがこちらのブランド。
以前愛用していたドリームホイップスムースは本当に良かったです。ところが合う色が店頭に並ばなくなり、じゃあ公式通販サイトで……と思ったら通販サイトそのものが廃止に。八方塞がりで仕方がないので再度ミネラル系リキッドファンデーションに託しましたが失敗。なんてバタバタしている間に発売されていたのがFit Meでした。
ここまで色展開するファンデーションはありませんでしたよね。
70年代の半ばに上陸したマリー・クワントみたい。
日本人の肌トーンに合わせているらしい。で、自分にはこれだろうと103を購入しました。
そこで気がつかなかったんです。これがオイリー&ノーマルスキン用だということに。
しかも最近のリキッドファンデーションにしては珍しく、SPF表記が無い。あれ?
ちょっと勇み足だったかな……慌てましたが、考えてみればオイリー肌向けは仕上がりがマットであることが多い。対してUVカット成分は光沢が出るので、配合しづらいのかも。
オイリー向けがあるならドライ肌向けもあるんじゃ?と公式サイトを見たら確かに発売されている。でも店頭には無い。何でぇ〜?とは思いつつ、せっかく買ったんだからと使ってみました(因みに、ドライ肌用が店頭に並んだのは一週間後でした。タイミング悪…)。
ただね。買ってよかったかもです。
ドライ肌でも、スキンケアの段階でしっかり保湿すれば、全く問題なくスムーズに伸びます。
量の加減でカバー力も変わりますが、ビシッとマットになるわけではありません。
主にインドアのシーンで活躍させる分にはUVパウダーの必要もありませんし、仕上げのお粉も少しで済みます。
何より良いのは、ツヤツヤのベースよりもポイントメイクの色味が映えることです。
最近は「汗だくでどーしたの?」と言われかねないくらい、でらっでらのツヤ肌が流行りですけれども、あれでは目元に凝った色使いをしても消し飛んでしまいます。ちょっと今日は色味にこだわりたい…っていう日はこちらがお薦めです。
メイベリンのリキッドファンデーションが良いと思う点は品質だけではありません。
ミネラル系ブランドですら実施しているところの少ない、ガラス製容器。徹底して無香料なところ。安全性への配慮がきちんとされている。価格も手頃ですし、デパコスに負けとらんぞ!と声を大にして言いたい。
もちろん、ドライ肌向けも試してみます。
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2019/11/1 00:30:02
これって限定なのですか?それともレギュラー化決定……だと嬉しいんですけど。
これまで(失礼ながら)どちらかと言うとロレアルは口紅のイメージが強く、アイシャドウ・パレットは種類が少ないしテクスチャーも今ひとつ……という感じだったのですが、こちらの登場で印象が一変しました。
まず16色という驚きの色数。そして乗せたときの滑らかなテクスチャー。ロレアルは硬めで乾いたポサポサのイメージがありましたが、真逆の使用感でびっくりしました。
色設計は二種類。今どきの言い方をするなら01はイエローベース、02はブルーベース向きということなのでしょうが、ブルベの私は自然と02に惹かれましたです。
でもこれ、ブルベ向きながらニュートラルな色調が結構入っているのですよ。
ここでは便宜上、縦軸をアルファベット(A B C D)、横軸を数字(1 2 3 4)で説明します。
A列の1〜3まではベージュの濃淡。B列の1と 3がブラウン、間の2はオレンジ。ここまでがニュートラル。B列の4とC列の1、2、4がテラコッタ系でこれもイエベさんの得意色。残りの色、A列の4とC列の3、そしてD列全色がライラック、パープル系ピンク、ラベンダー系グレーと質感の異なるラベンダー2色、パープルのラメを仕込んだアメジスト系ブラック、となります。
ここまで色の幅が広いと何をどう使おうか迷いまくりますね。色によって細かいフロストあり、同系色ラメあり、完全マットありと楽しい。入ってないのはブルーやグリーン系ですが、ここまで入れたら節操がない。調和のとれた美しい16色になりました。
こんなにあったらなかなか使い切れないわ、と思うのが自然なところ。基本、メーク用品の使用期限は開封後1年と言われております。でもご安心あれ。こちらのパレットは2年は大丈夫です。よく輸入品のパッケージで見かけたことがあると思いますが、外資系メーカーの化粧品に表示されているアルファベット大文字のMと数字。Mは月、数は期間を表します。
このパレットにはM24とありますから、2年ですね。これは嬉しいですよ。何せ、昨年嬉々として購入したディオールのサンククルールはなんと!M6でしたから。あーー勿体ない。
ネックは香りかな。気になるほどではないんですけど。多分ベリーの香りですね。
たっぷり時間をかけて楽しむには、もってこいのパレットです。
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2019/10/21 22:44:09
新色012のインディゴブルー。
まあ綺麗だこと。
クリームタイプのアイカラーは滅多に買わないんですよ。ほとんどのブランドは水分が抜けて硬くなる、粉体と油分のバランスが難しいなど、同じテクスチャーが長期間持続しにくいアイテムという認識がありました。
今は本当に技術がすごいですね。この製品は配合されている細かいラメがコーティングされており、ラメ同士がくっついて固まることを防いでいます。発色もキレイで、このブルーでも塗るとすぐになじんでいきます。時間が経ってもわずかにグレー寄りに退色する程度で、つけたての色とほとんど差がありません。
リンメルはパウダータイプのアイカラーも、しっとり感とぼかしやすさを併せ持っていて品質の良さを感じさせますが、このクリームタイプもしかり。プチプラメーカーの中ではやはりダントツの高品質だと思います。
どうせ色で楽しむなら、狙った通りの効果が得られてナチュラルな仕上がりの製品は必須。
思わずコレクションしてしまいたくなる、色設計にも頭が下がります。
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