白芙蓉さんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）46件〜50件 - My@cosme

ラックス

バイオフュージョン ダメージディフェンス バイタルリペア トリートメント

[ヘアパック・トリートメント]

容量・税込価格：170g (オープン価格)発売日：2012/3/7

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黒髪、胸くらいまでロング、ゆる巻き、という髪型で、
理想は、艶が深い、重めの髪。
今まではいきつけのavedaサロンのオーガニックシャンプーを使用し、こっくりした使用感が気に入っていましたが、
ちょっと髪が慣れてきてしまったので気分転換もかねて久しぶりのドラッグストア買いとなりました。
３点通して使った感想をシェアさせて頂きますね。

＜シャンプー＞
はちみつ色系のとろっとしたジェル状シャンプー。泡立ちはよい方かな？
シャンプーをする際は、アナスイの豚毛ヘアブラシでよく髪をといてからにしています。これだけでシャンプー中に髪が絡んで痛むことがなくなり、だいぶ髪質が変わりました。
髪がやわらかく、水分をふくんだ洗い上がりになります。好感触。


＜トリートメント＞
説明の箱を読むと、コンディショナーの後にトリートメントとあるのですが、
各商品の説明を熟読すると、トリートメントの方が内側補修特化なんですねぇ。
コンディショナーでコートする前に髪にトリート成分を入れこむのが常道ですから、私はこちらを先に。
お気に入りメンバー様の口コミを参考に、固めのクリームを髪に揉み込みます。もみもみしていると、ただ髪に伸ばして洗い流していたときとは雲泥の手触りの差！　髪がだんだんとろとろした手触りになってきて、触っているだけで気もちいい。
ここでタオルを巻いて、１０分。


＜コンディショナー＞
コンディショナーはトリートメントよりやや柔らかいですが、
やはりずっしりした油分多めの使い心地。これも揉み込んで３分置いて洗い流すと、髪がとぅるんとぅるんです。

油分多め、シリコンも多めに入っているのかな？　
とにかく効果の見えやすいシャンプーですね。相当なダメージヘアかしっとり好きをターゲットにしたわかりやすさが、このシリーズの口コミの星の差の激しさに結びついているのでしょうね。

次の日、黒髪をいつものようにゆるく巻いたら、黒の色の冴えと深みが全然ちがって、うるうるとした艶が産まれていました。
黒髪は本当に艶が命で、ひかるべきところがひかると、その陰影でぐっと黒色に深みがうまれて、とても躍動的に、かつ上品に見えるんですね。
揉み込むことでムラなく髪に浸透し、ノイズのないなめらかな光沢感を得られるのも発見。
これにはちょっと感動。

商品自体の保湿効果の高さ…というかもはや激しさ（笑）と、使い方の工夫で、本当に美髪になれるシリーズです。
ただ、この効果の高さは成分の強さゆえかと思うとちょっと怖いような気がするので、併行して使えるオーガニックシャンプーを探したくなってきちゃいました…。

効果だけなら星６つ。

使用した商品

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キャンメイク

クリーミータッチルージュ

[口紅]

税込価格：- (生産終了)発売日：2011/10/5

うぅむ…プチプラなのに妙に出来がいい商品ではないか、お主。
と、うなってしまったのが７００円ほど（！！）で買える、こちらのリップスティック。

01番のマシュマロウピンクは、その名の通りクリームを混ぜたような白味のあるピンクで、これは使いやすいお色味。

こういったティーン向けのブランドでは、濃い色を選ばない、というのが、プチプラで遊ぶ際のオトナのひとつのお約束と思います。何しろ濃い色ほど、質感や色味にごまかしが効きません。
玩具のようなキャンメイクの赤と、ゲランの赤では何しろ世界観からしてまるで違います。これは仕方がないこととして。

ミルキーと名がつく色出しは、あんがい日本のプチプラブランドの方が、品よく仕上がる素敵な色出しをしてるんですねぇ。理想のメイク像がこの上もなくはっきりしているギャルにも使ってもらえるようにか、パッケージでうたう性能通りのお仕事をしっかりと果たし、とっても使い勝手がよいのです。


さて、クリーミー&セミマット仕上げをうたうこの商品ですが、私は固めのグロスでくちびるを覆ってから、グロスの層の上に重ねます。そこからでもじゅうぶんマットになるくらい、唇を覆ってもとの色を消す力の強い口紅です。さてここから一手間。

パッケージに書いてある「仕上がりワンランクupテクニック」に従って、指でぽんぽんとたたいてなじませます。こうすることで、マットな色味が上滑りしていたのがムラなく落ち着いて、本当にふにゅふにゅっとしたマシュマロのようなみために。パッケージに書いてある通り、「半なま」で「ふかふか」した質感になるんですねぇ。これは面白いです。

マットでふわふわした唇は、案外キラキラつやつやさせるよりもボリューミーに見えますし、顔立ち自体を引き立ててくれます。
グロスで作るくちびるの色っぽさや可愛さとはちょっと手合いの違った、ほんわりした女らしさとでもいうべきものを顔立ちに添えてくれるので、実は使い勝手がいいんですよね、半マットリップって。
……ほら。スカーレット・ヨハンソンだって、いつも卑怯なくらいのふわっふわのマットリップではないですか。あれを心に念じてくちびるをぽんぽんいたしましょう。

何気なくお遊びのつもりで買った口紅ですが、出勤メイクになんだかんだで毎日活用しています。使い勝手がよくて安くて、一手間かければお気に入りの仕上がりに。安い買い物したんじゃない？


教訓。ナチュラルな色、クリーミーな色は日本のプチプラで探せ。パッケージの効能は基本的に信じてオーケー（ただしそれ以外の仕事はしませんよ）。一回目は、パッケージの命ずる通りに塗ってみよ。

使用した商品

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ディオールディオールからのお知らせがあります

ジャドール オードゥ パルファン

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：30ml・11,550円 / 50ml・16,720円 / 100ml・23,100円発売日：1999/9/15 (2018/11/2追加発売)

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ひとふきすると、
花束に顔をうずめた時のようなリアルな花の香りと、甘酸っぱさのある馥郁としたプラムの香りがぱっと立ち、華やかな香りは時間とともに肌になじんで、最後にはゆっくりと安眠を誘うやすらかな香りになります。ゲランのイディールのフローラルさと、クロエっぽい厭味のない甘さのあいだにある香水です。

香水には肌なじみのよいものと悪いものがあると思うのですが、この香りは前者。肌そのものが匂っているような気配になってくれます。この、『気配になってくれる香り』というのは、私が香水を選ぶうえでの一つの条件です。


紺色のタイトスカートや、白の細身のジャケットなど、
ラインのきれいでシンプルなお洋服にあわせると、背筋が伸びて一日心地よく過ごせます。行き届いた香りなのです。「きれいなお姉さん」風。


彼から香水を贈ってもらえることになり、
愛用の香水は諸々あるのでどうせなら買い足してもらおうと（笑)、
店頭で、クロエ、エクラ、トレゾァ等々、男性にも人気のはずの香水を試してもらったのですが、最後に彼が選んだのはジャドールでした。
確かに、どれもとてもいい香りだけれど、ジャドールには高貴さがあるから一番いい。
と、いうようなことを言っていました。
常々、躾のいい女性や姿勢のいい女性を見かけると「レディだねー」と喜んで褒めるような美意識のひとなので、
そういうチョイスになったのかと。

仕事のときなどにうっすらつけていましたが、「凄く良い香りがするんだよねー」と私のいないところで話題にして貰えていたことを後から知りました。
・・・やつの好みに狂いはなかったようです。

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現在のシャーリーズ・セロンのヴィジュアルももちろん美しいのですが、ジャドールがデビューした当初は、超絶美しいエストニア系スーパーモデルが、この香水のミューズでした。
シャーリーズの氷の豪奢な美貌に比べると、どこか寂しげで、切なさをただよわせた美しい人でした。

エジプトの王女のような細面の高貴な顔立ちに、ほっそりとした長い首。その首に金色の首輪を何本も嵌め、首長族のような装飾で黄金の海に浸る、あでやかな女性。…その女性の首から胸元が、そのままジャドールのボトルのシルエットになっている。息をのむほど美しいポスターでした。

ジャドールの瓶を観るたびに、その女性の、はっとするほど美しく上品で個性的なあでやかさを思い出します。黄金のしずくのようなラインは、クリムトのダナエも思い出させる美しさで、やっぱり見るたびにため息をついてしまうのです。

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ミジャンセン

呂　含光毛シャンプー/リンス

[シャンプー・コンディショナー]

税込価格：-発売日：-

この'呂'シリーズのシャンプー＆コンディショナーは現状４色出ていて（＋新製品の抜け毛対処強化用）、それぞれ

赤：ダメージケア用
緑：地肌が乾燥している人用
青：地肌が脂っぽい人用
茶：加齢による髪と地肌の痩せ、抜け毛が気になる人用

という分け方のようです。一応、共通してどれも「地肌のバランスを整えて抜け毛を抑える」という効果を謳ってはいます。ポイントは、髪そのものというより、地肌の状態で選ぶところでしょうね。

赤を使ってみた感想ですが、仕上がりイメージはＣＭまんま。そう、キーセンみたいな恰好したやたらと色っぽいユ・ウネちゃんが黒髪をウネウネに盛って黒々ツヤツヤさせてる、あの仕上がりを志向するシャンプーです。

髪を柔らかくするというよりは、ずっしり、コシを出す。艶はがっつり出す。ただしあんまりカラーケアのことは考えていない（シャンプーはきっちり洗い上げる派向け）。

黒髪ゆるまきOLのわたくしとしては、大変ツボな仕上がりでした。

外見は赤いプラスチック製のボトルで、ポンプのところに、女性の簪の意匠があしらってあります。赤いジェル状のシャンプーは、薬草の苦い香りと、合成香料っぽい甘い香りが混じって独特。（漢方コスメ愛用の私はさすがに慣れましたが）

シャンプーは、きゅっきゅ！　といった洗いあがり。人によってはキシキシ。
リンスは普通の白い乳液状で、こちらは漢方の香りはいたしません。これをなじませるとするんっと髪の指通りがよくなりますが、流してみればこれもまたあまり髪に残らない。
普通のしっとりタイプの、髪をクリームでコートしたような洗いあがりを想像すると、はるかに髪が裸の状態のように感じられ、
「君はダメージケア特化型としてそれでいいのかい？」と鏡に問いかけたくなる感じです。

しかしながら、これが乾かすと凄いツヤ＆根元からの立ち上がり。
「うーん、ツヤツヤ！」と今度は鏡の前でうなってしまいました。
また、なんというか、力強いツヤなんですよね。
一週間も使うと、手触りも、髪一本一本が太ったようなコシを感じるようになりました。

黒髪にレイヤーをいれて毎朝ゆるく巻いていますが、
レイヤーがお昼をすぎてもはずむように弾力が出るようになったところと、
奥行きのあるツヤが出て黒髪が綺麗に見えるになったところがお気に入りです。

抜け毛対策の効果も、まあまあ、あったのかな。シャンプーのときの抜け毛は明らかに減ったので、ここから髪の毛フサフサになるか経過観察です。


お薦めしたい方は、
・猫っ毛で傷みやすい方
・コシとボリュームが欲しい方
・髪重めの仕上がりが好きな方

***

韓国コスメも、何もすべてが良いというわけではないので、
こういった現地でも評判のいいお品を、ちゃんと調べて使って当たると楽しいですね。
日本のメディアで著名な方がプッシュしていても、韓国の女性から見ると「？？？」なお品もたくさんあるようですから。そこは日本市場に売り込みたいメーカーの思惑があるわけですから、大人は賢く参りましょう。

web等を使って丁寧に調べれば、白くてもっちりした肌や黒々とした髪、猫のような目など、アジアらしい古典的な女性美をつくれる良品があるのが韓国コスメ。

せっかくのウォン安ですので、アモーレパシフィックやこのミジャンセンなど、韓国でも高級とされて信頼されているメーカーの安全なコスメを、ぜひ日本女性には使っていただきたいなと思います。あちらの最高級品も、日本円に換算すれば大した値段ではありません。

だって世界一高品質なお化粧品に、若いころから当たり前に囲まれてきたのが、我ら日本女性ですから。

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トレゾァ イン ラブ (オードゥ パルファン)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：- (生産終了)発売日：2010/5/21

本家トレゾァはかれこれ５年ほど手放せない香りとして一途に愛しておりますが、
そんな本家トレゾァファンの私も、トレゾァインラブ、とっても気に入りました。

私が調べた限りの香りのピラミッドはこちら：

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トップノート：ネクタリン・ベルガモット・洋梨・ピーチ
ミドル：トルコローズ・ジャスミン
ラスト：ヴァイオレット・シダーウッド・ムスク

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本家のトレゾァを一言で表すと、『母性』だと思うのですよね。熟れた桃の初々しさと成熟、白薔薇の清澄と甘さが絶妙なバランスを描いたのが本家なら、そのバランスは、調香を変えたインラブにも見事に受け継がれています。

トップは、青々しくさえあるような美しいフローラル・フルーティ。
でも安いフローラルフルーティとは明らかに格が違い、きゃぴきゃぴとはしゃいだ印象はありません。なんだか血筋がよい香りなのです。
家柄のいい若者が漂わせる、若い素顔に漂う気品というのでしょうか。

ミドルにかけてローズが青く馥郁と広がりだし、だんだんに硬いつぼみから花びらが幾重にも色をこぼしながらひらいていくさまが楽しめます。フローラル全開で、その青みを支えるように、まろやかな果実が隠し味として香りと香りを繋ぎます。
フルーティは早々に花の影に隠れ、前面には出てきません。あくまで、はしゃがないフルーツなのです。

ラストはとってもトレゾァ風味。　あの独特の、あとを惹く甘さが出てきます。　本家トレゾァファン、満足です（笑）。

・・・
トレゾァは男性的な男性に好まれる香りだなぁ…としみじみ実感することが多いのですが、トレゾァインラブも、やっぱり男性に好まれる香りのような気がします。数少ない、本能に訴えかける香りです。

「女」を香りにするとディオールのジャドール、「聖母」を香りにするとランコムのトレゾァ、なんてことを言った香水好きが知り合いにいますが、
ならば聖母を若くしたトレゾァインラブは、母性を秘めた処女の香りかしらん、なんてちょっと物思いに耽りながらトレゾァインラブを付ける日々なのでした。

余談ですが、女らしさを前面に押し出した香りだけに、濃く付ければイケイケおねーさん、うっすらつければ清潔感のあるまろやかな女性、といかようにも転ぶのがトレゾァファミリー。トレゾァインラブは、香りのマナーを身につけた大人の女性のためのフローラルフルーティですね。

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