白芙蓉さんのクチコミ投稿一覧（投稿日時順）36件〜40件 - My@cosme

ゲラン

シャリマー パルファン イニシアル ロー オーデトワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：40ml・7,150円 (生産終了)発売日：2012/3/2

ベルガモットの、甘くてちょっと渋みと苦みのある濃厚な柑橘〜
ローズ&ジャスミン、
バニラとアイリス&ゲランお得意トンカビーンのパウダリーなラストまで、
あのシャリマーのパンチは感じられず、柔らかく使いやすくした甘い香り。
ゲランの奥深い香水の香りに魅せられつつ、実際には使いこなせないでいたわたしが、２６歳のときに出会って本格派香水の門をやっとひらけた、
とても素敵な出会いの香りです。

「羽のように柔らかな」と形容されたときには、あの(ツーンとくる）シャリマーが？　と不思議に思いましたが、なるほどこれはとってもスムースな香りです。

底にドライですこしきついスパイスの香り（シャリマーノート）をしっかり秘めているのに、
ふわっと香る表面はやわやわ、ふわふわとなめらかで夢見心地。甘い……。眠るときにもつけられそうなデリケートなやわらかさです。表面は柔らかでキャッチー、真はちょっと古めかしいほど高貴な。。。

限定ボトルで買いましたが、磨りガラスのようなクラウドピンクの本体、透き通った青い蓋、それにふわふわのなめらかなタッセル、と、どこをとってもおそろしいほどかわいいです。ゲランクオリティでこんな可愛く美しいものを作られたら、どうやって反抗すればよいというのでしょうか。

（タッセルの質感が通常版と違うのが、下の画像からおわかりいただけますでしょうか）

使用した商品

• 現品
• 購入品

ゲラン

ラ プティット ローブ ノワール 香水

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：7.5ml・17,600円 (生産終了)発売日：2012/12/1

ゲランのカウンターにて、シャリマーイニシアル（別途口コミ）を引き取った際に試させて頂いたラ・プティット・ローブ・ノワール。オーデトワレの方はまったくピンとこなかった私に、「香水の方は、『渋み』があって、とても女性らしいんですよ」のBAさんのひとこと。
渋みが女性らしい…との言葉の美意識に一瞬にして惹かれ、付けて頂いたパフューム。「いい香り！」と思わず声をあげてしまうほど素敵な香りでした。オーデトワレと全然違うのです。同じ名前で売ったらこの香水が可哀想、と思うほどに。
チェリーを貴重にしたピンクのボトル、ということで可愛いフルーティな香りのように思っていましたが、香水で初めて、HPに乗っている商品説明の「ダークな」の意味が分かりました。
甘酸っぱいチェリーの香りは、何故かこの香水においてとても高貴で妖しい雰囲気に。とっかかりがかわいらしい果物のぶん、その深さとのアンバランスさがまた魅力です。

トップ「ブラックティー、パチュリ、ブラックチェリーのダークなノートが香り立ち」、
ミドル「ゲルリナーデを象徴する優しいバニラや高貴なトンカビーン、そしてアイリスが織り成すミドル」、
「深みのあるダークでセンシュアルな香りが、ラ プティット ローブ ノワールの魅力を引き立てます」


’リトルブラックドレス’の名がついたこの香り、若い女の子が黒いドレスに身を包むときにつける用のゲラン流ライトフレグランス、ということだろうと思っていましたが、違いました。このピンクの液体そのものの香りが、実は黒くてなめらかで、一見とっつきやすそうに見えて魅力的にダーク…。そういう世界観を持つ香りだったのですね。
チェリーの酸味が消えていったあとは、ひたすらに甘く苦みをかすかにともなったラストへつづきます。この苦み、最初から通してひっそり香り続ける渋みが、物凄く癖になるのです。
もう…超好みという以外になんといったらいいか…。

使用した商品

• サンプル・テスター
• 購入品

エスティ ローダーエスティ ローダーからのお知らせがあります

ピュア カラー クリスタル シアー リップスティック

[口紅]

税込価格：- (生産終了)発売日：2011/5/6

集めているつもりはなかったのですが、『口紅を買いたいときに気に入ったものを買い足していたら集まった！』という感じで自己増殖していました。
最近アメリカ出張の際に空港で03を買い足したので口コミ。

01　クリスタルベビークリーム（テスターのみ）
ブルべの私には…色は本当に素敵なんですが、色の薄さも相まって唇だけが浮きがち。自分判断では似合ってはいないのですが、「いい色だね」とは言われました。
評判のリップとはいえ、購入する前に必ずテストが必要な色じゃないかな、と。
うまくいった日は上品で優しげで肉感的（←この生肉感が重要）な唇に。

03　クリスタルピンククリーム（今回購入）
こちらも評判なんですね！　知らずに買いましたがこちらはどんぴしゃ。０１より濃く色づくのに01よりナチュラルに見える不思議。血色のいい唇にほんのり青みがあって、とてもキュート。買ってから毎日これに手が伸びます。

10　カフェラテシマー
つやつやベージュです。外資のいいところでオレンジ味がないので、ブルべでもつかえます。ふんわり輪郭をとり、薄く塗って上にピンクのグロスを載せると、とても肉感的な唇に。多少きらきらするので、ナチュラルよりちょっと外交的な感じで好き

37　ヒントオブピーチシマー
何で買ったのか思い出せない…フラミンゴ色とか珊瑚色、という感じの柔らかいオレンジピンクに、ゴールドパールたっぷりのかわいいお色。チークの色なんかで調節して肌をピンクっぽく持っていって、ときどき付けております。


どれもクリーミーで柔らかく、たっぷり唇にのってくれてよくなじみます。
乾いてくるのも比較的遅いかなー。
乾いてからも唇にちゃんと色が残っているので、グロスやリップクリームを上に塗って発色を復活させれば十分なこともしばしば。
有名ないちじくの香りは、最初「あまっ」と思いましたが、
久々につけると「そうそう、この香り」と懐かしくなったりも…します。

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アメリカにいた間ずーっとエスティのコスメを使っていましたが、
思うに、このアメリカという国で働く女性は、
「私は健康でよく働く、強い種類（勝ち組）の人間です」という見た目からのアピールと同時に、
「私は男性に愛される準備ができています」「女性としても人生を楽しみます」
という意思表示が必要とされるのだろうなと。
どのような自分でいるかという外見上のステートメント（宣言）に応じて、「ああ、あなたはそういう人生（扱い）を選ぶのですね」
とシビアに周囲から与えられるものが違ってくるという…。

そんなアメリカの女性に、主婦キャリアウーマン問わず長年愛されまくっているエスティのお化粧品は、
決して周囲を遠ざけず、決して女性を不健康そうには見せず、わかりやすく魅力的にする色ばかり。
実は超コンサバティブなアメリカという国の本音を反映したハズレ無き色ぞろえも魅力です。

ある意味世界一「モテ」と「好かれ」を追及する日本女性が、アレコレ世界中のコスメを試した挙句、
「結婚するならエスティの口紅！」となったのは、ブランドの成り立ちから見てもとっても正しい嗅覚であり、
ローダーさんもさぞや本懐なのではなかろうかと…そのように異国の地でひとり考えを巡らせておりました。（ヒマか）

（ディオールは大戦後の世界に再び’夢’を与えるための壮大なプロジェクト、
シャネルは女性が一人で戦いながら生きていくためのお守りのようなものですからね…）

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ゲラン

シル ダンフェール

[マスカラ]

税込価格：- (生産終了)発売日：2013/1/18

最初に菫色を、後に良すぎて黒色も買い足してしまい、ただいま２本所有しております。最近「恋コスメ」が流行っているそうですが、私の恋コスメはゲランのマスカラですね。

がっつり付きそう、という外資系のイメージを覆し、限りなく繊細に、繊細に陰影をつくり、なのに何故か強い吸引力を持つゲラン流のお化粧ままの仕上がり。

ボリュームといっても、ばっちり均一に太くするドール系ではなく、ねっとり柔らかい液がまつげによくからんで、強弱のついた柔らかい睫毛が重たく太くなるような仕上がりです。
ばーん！　という作り物感のない、主張するより引き込む目元を作れるところが気に入っています。初めて使った日に、「そんなに目の色綺麗だった？」とまじまじと人に顔を覗き込まれたりしました。
薔薇の香りか菫の香りか存じませんが、ふわーっとお花の香りがするのもグッド。

いままでのゲランより格段にカール力が上がってますね。私の頑固なすだれ睫毛はくるんとカールまでは行きませんが、床と平行くらいまでは行きます。あまりがっつり塗り重ねなければ、にじみもクリア。にじみにくさも結構アップしてます。（そもそも塗り重ねると、迫力方向に仕上がりがシフトしてしまうので、一度塗りでいいと思いますよ！）

黒はほどよく、ちょうど日本人の地睫毛の色をちょっと濃くした、ツヤのある色。睫毛に陰影が生まれて、睫毛そのものよりもそれに囲まれた瞳の方へ目がいく適度な色。

菫色の方は黒ニュアンスはなく明るいですね、でも不思議とポップではなくシックに仕上がります。目の色が黒くても茶色くても程よく素敵に仕上がるのではないでしょうか？

菫色のマスカラを使う日は、やはり新色のゲランの４色アイシャドウの菫色をふんわり、睫毛のあいだの隠しラインをクレドのジェルアイライナーの３番（ブルーグレー）で仕上げると、ブルベドンピシャ。好みのメイクが出来すぎてうきうきします。うきうきします。。。

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ツバキオイル

黒ばら純椿油

[フェイスオイル・バーム・アウトバストリートメント・頭皮ケア・ボディクリーム・オイル]

容量・税込価格：47ml / 72ml (オープン価格)発売日：2005/8/1

お花の油で黒髪を手入れする、という行為になんとなくロマンを感じて手を出し、絶大なつやつやしっとり効果におどろいて愛用しだして早数年ですが、
始めに使った大島椿より、今は黒ばら派。
「黒ばら…なんと乙女な…」と薬局の店頭でときめいたのも理由ですが、
大島椿のさらっとした使い心地に対し、黒ばらはとろっとした使い心地だったのが大きな理由。

髪の仕上がりのさらさら←→しっとり度でいうと、
あんず油＞大島椿＞黒ばら　です。

キャップ以外すべて厚みのある硝子でできた瓶に入っている、淡褐色の油。よくよく見ると、レトロな薔薇の模様が一輪、浮き彫り模様のようになっています。

＊
多いときには月に数度にもなる海外出張には、アレコレ化粧品を持っていく代わりに、これをひと瓶スーツケースに放り込んでいます。
（海外長期滞在の際にはスペアで２瓶持っていったことも！）

どーしてもツヤ命！　の黒髪ゆるまきなので、アウトバストリートメントにしたり、シャンプー前に地肌をマッサージし、熱いお湯で絞ったタオルでくるんでパックしたり。
ヨーロッパの乾燥した風で髪がばっさばさになりそうでも、ものの見事につややかしっとりまとまります。パーマのウエーブもきれいにでてくれますよ〜。

その他黒ばら本舗のHPの使用方法をあれこれ拝見し、
椿油をたらしたお湯をお風呂上がりにかぶってボディオイル代わりにしたり、
１滴指先にとってくちびるマッサージをしたり、
ネイルオイル代わりに爪に塗ったり、
イザとなったらスキンケアの最後にクリーム代わりに顔に伸ばしたり、
いやぁ、海外の肌髪のお手入れ事足りちゃいます。

このシンプルさが、また精神的にもいいんですね。
イザとなったらこれさえあれば、という最低限が分かると、化粧品を沢山持ち歩かなくても自分なりに綺麗に生きていけるわ！　というささやかな自信になります（笑）。

日本人の命の黒髪と白いツヤ肌を、何かとキビシイ大陸でも守ってくれる頼れる伝統商品。もう発売されて８９年になるそうです。（！）
今後も長〜くお世話になるつもりです！

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