2014/2/18 20:43:05
よくできてるお品だと思います。毎日のメイクに使い易いです。
アイメイクに凝らない方がどうも褒められるので、
ゲランかthreeの淡色アイシャドウで瞼につや出し+アイライナー+マスカラ
でシンプルに纏めていますが、その分目立つアイライナーの仕上がりの
美しさにはこだわりがあり、ペンシルアイライナー2本、ジェル、リキッドと、黒だけで常時5本コレクションする凝りぶり。
そんなアイライナーマニアの私がお薦めできる描き易さです。
極細でまつげの間をちょんちょんと埋めるor平筆で睫毛の内側を塗りつぶして強い目に、でまず2通りの使い方。
睫毛の上のラインですが、
・目の上を平筆で太く→目尻の方は極細、で丸い目
・目の上は極細→目尻の方を平筆で太く、で綺麗目のアーモンド型
と上手にデザインできます。
色はフィルムタイプによくありがちな艶の出る黒で、太めに引きすぎると
ちょっと安っぽくなるきらいがありますが、普段使いに細いラインを引くにはかえって目立って綺麗です。
普通に使っている分には崩れたり薄れたりする事はないですが、
あえていうなら乾く迄はこすれないのでビューラー注意。
液自体はごまんと出ている優秀お湯落ちアイライナーとなんら変わりはないので、筆がこの商品のキモですね。一度テスターしてみて、筆さえ気に入ればgo,と言える商品だと思います。
超感動、とかじゃないんですけどね。なんとなく手放せなくなってそのうちリピートしていそうな手触りの商品です。
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[マニキュア]
税込価格:- (生産終了)発売日:2012/10/24
2014/1/16 15:50:11
赤いネイルを普段使いする…というイメージが、どうも沸かなかったのです。
どちらかというと淡い色が好きですし、きれいに磨いた素爪が桜色なら、
それが一番動いたときには美しいのではないかなと。
写真の中で真っ赤な爪をや唇をした女性がいくら美しくとも、
それが現実に動いたときにはけばけばしく、或いは爪だけ浮いて見えるのだろうと…そう思っていました。トムフォードの赤に会うまでは。
ふとカウンターで並ぶストイックなボトルの美しさに足を止めたのが運の尽き。
トムフォードはよほど赤にこだわりがあるらしく、赤いネイルだけで4色も出しているのですね!
13 カーナルレッド は明るい赤
14 スカーレットシノワ はそれこそ旧き時代の上海を象徴する朱赤
15 スモーキーレッド はいよいよ混じりけのない青みすらある深紅色
16 ボルドーラスト は黒味すら感じさせるようなシックな深紅
一本ずつ塗ると、指の白さが一本だけはっきりと違うのです。
きっと実際に爪に載せれば、どれを買われるか迷うことは無いと思います。
色の美しさ、個性はそれぞれ、好みもそれぞれですが、
女性には「その人に似合う赤」というものは、若しかしたらひとつしかないのかもしれない、
そしてそれは豊かな赤のヴァリエーションを知っているアーティストの処でしか見つけだせないものなのかもしれない、と思いました。
どうせなら欲しかったのは一番濃い18のボルドーラスト、
しかし指が一本だけ白く見え、私が購入したのは17のスモーキーレッドでした。
強烈な美意識を感じさせる鮮やかで深い赤ですが、
決して下品にも見えず、普段使いのニットや毎日着るトレンチコートにもすんなり彩を添えてくれます。
吃驚したのは、濃い色が嫌いなはずの彼に「その赤きれいな色だね」と言われたこと。
トムフォードの赤だよというと「あの靴のトムフォードか」と納得していましたが、
強烈に上品な(矛盾しているようですがそうなのです)色の放つオーラは、お化粧に興味のない人にも分かるものなのだなと。
世にも綺麗な赤い爪は、私自身にびしっとエネルギーを入れてくれる感じがします。
ペンキのように、ぺかぺかと表面的な赤であれば、けばけばしくも見えるのでしょうが、
この赤には確かに奥行きと、爪にすっと吸い付いて一体化するような上質さを感じます。それも一度塗りで、速乾、ムラなし!
赤いネイルについてばかり書いてしまいましたが、
同時にベージュを購入した友人も「美しすぎ!」と悶絶していましたので、
きっとそれぞれに良さがあるのでしょう。
この赤い爪を堪能しつくして要らなくなったら、
次の色を味わいつくしに、またカウンターに行きたいと思います。
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2014/1/16 15:14:16
この時期の日本女性のスキンケアに、これ以上に効果的なものがありましょうや。いや、ない。
この時期の毛細血管が縮こまりがちな日本女性の身体に、これ以上に効果的なものがありましょうや。いや、ない。
大体、この時期の敢えての暖かい部屋で赤い切り子のグラスに注いだ冷酒を舐める以上に、旨い酒がありましょうや!!(それは関係ない)
酒粕の使い方は自由自在といっていいほど膨大ですが、
一番美肌に効くのは「塗る」ことより「食べる」ことだと思っています(笑)。
ちまちま顔に塗るより丸ごと身体の中に入れてしまえ!!と。
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いつものお味噌汁をちょっと具だくさんにして、
酒粕をちぎって溶かしてはふはふ言いながら戴く粕汁。。
野菜やお魚の旨みが溶けた汁まで戴いて、ぽかぽかしているうちにスコンと寝ますと、
次の日のお肌はつやっとしてくすみが抜け、顔色があかるくてびっくりします。
・
酒粕をお水と一緒にお鍋に入れて、お砂糖をちょっと足して作る甘酒もいいですね…。
これはお休みの日の朝ご飯にしたり、夜寝る前によく飲んでいます。お塩を少しだけ足したり、レモンや柚子を絞るのが我が家流、甘いばかりのものが苦手な方にはお勧めです。。
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酒粕を溶かすお湯の分量を変えると、もちろんのことながらパックになります。
はちみつを入れるとしっとり度アップ。そんじょそこらのシートパックなどたじたじの抜群の美白効果! 原価を考えると笑いが止まりません。
・
お風呂に入れる際はガーゼにくるんで、と言いますが、
にごり湯の風情を楽しみたいとき以外は私は日本酒をそのまま入れる派です。
だってちょっと面倒なんですもの。栄養価でいったら、酒粕風呂の方が高いんでしょうね。
すっきり老廃物を出して汗をかきつつあったまりたいなら日本酒風呂、
お肌にとろとろの栄養を与えてしっとりリラックスしたいなら酒粕風呂。
酒粕を溶かして上澄みを化粧水で使うかたもいらっしゃるようなので、
このお湯で絞ったタオルで顔も蒸します。気持ちいいです…。あ、後肌も和らぎます。
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米ぬか、日本酒、酒粕でのお手入れは、
お肌が内側から元気になって、きめが細やかに、くすみヌケして内側から
白〜くなるのが特徴かな、と思います。
以前何かのインタビューで、あの小雪さんが
「フランス式のオイルを使ったスキンケアをしてみたけど合わなかった。
やっぱり日本人の肌には水と発酵食品がいちばん…」
ということをおっしゃっていたのを思い出します。
まああれは、SK-2の宣伝だったのでしょうが(笑)、
SK-2の10分の1?のお値段で、同等の効果が得られているような実感が、
私にはあります。何よりからだも一緒に元気になっている感じがたまりません。
塗るより食べる方が効く、というところが、一番のお気に入りポイントかもしれませんが(笑)。
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2013/12/29 01:20:18
”
まだ見ぬ運命へ誘う、ランスタンマジー。
中心となるホワイトムスクがフェミニンで透明感のある優しさを描きながら、バラやフリージアの華やかなフローラルブーケやアーモンドウッディノートと共鳴し、センシュアルで鮮やかな印象に。
すれ違っただけで纏う人を記憶に留めるほど、躍動感のある香り
”
アーモンドのお茶目な甘さや、どこか柑橘の匂いすらするいつものゲラン・トップ・ノートを過ぎれば、ひたすらに透明感のあるムスクが香り立ち続ける美しいフレグランスです。
本家のランスタンを求めにいった積もりなのですが…あのアンビバレンスな独特の香調の美しさを引き出すには、私はまだ若かった(悪い意味で)ようです。ムエットに噴いてもらった本家は、うっとりするようなマグノリアとハニーのよい香りだったのですが、私の肌に載せると、まだ暴れ、香りの調和がきつくなりすぎたり、甘く崩れすぎたり。閉口しているときにBAさんが薦めて下さったのが、これでした。
ムエットの上ではムスクが感じられなかったのです。さわやかなよい香りのように感じました。フリージアの香りでしょうか?
それが、肌に載せたとたん、ふわっとたちのぼる甘いムスクの香り。薔薇とフリージアの、みずみずしくさわやかな香気を伴って。眩暈がするくらい素敵な香りでした。
花の気配は、生花がしぼむようにいつしか消えて、あとは美しい残り香のようにムスクが香り立ちます。パウダリー、というべきなのでしょうか。でも、古いとか、郷愁という言葉に結びつくムスクではない様に思います。白く濁るのではなく、透明なムスクには、やはり胸がきゅんとするようなみずみずしさ、なまめかしさと、好きになる人に初めてあったときのような新しい懐かしさを覚えます。
言葉をよく知る女友達と旅行に行ったときのこと、お風呂上がりにこれを付けて出て行ったら、「女神様みたいな匂いがする」と褒められて笑ったことがありました。私は横においておいて、確かに、この香りを美しくふくよかにまとった、いきいきとした女性が横に居たら私も両手を組み合わせて「女神様…!」とうっとり崇めそうな気がします。
本家より使いやすい、よい香りだと思います。
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[パウダーチーク]
税込価格:- (生産終了)発売日:2006/1/21
2013/12/29 01:01:11
世界でいちばん美しいチークです。
と、少なくとも私は思っているのですが、どうでしょうね…(笑)。
初めてこれのPKを使いました5年前以来、手元から切らしたことがありません。とはいえ、一個が2年くらいは持ってしまうので、まだ3個目といったところだと思います。
青みと黄味の両方の光を感じさせる希有な淡いピンクは、
ピンクを塗ると「可愛い感じの色を塗りました!」となりがちなかたにも、
上品な白ピンクの肌色を添えてチーク感を感じさせずに色を出してくれるものと思います。
ハイライトは、わずかに紫を帯びた白で、これもまたえらく優秀です。
クレドの商品はどれも、女性のほのかな底光り、というのでしょうか、
表面で「反射」する光でなく、そのものの内側から「透過」する光を作り出すのです。仰天するべき技術と美意識、と思います。じんわりと滲むような光の美しさは、誇るべきもの、見せつけるべきものというよりは、見蕩れられるべきもの、見つけられるべきものと思います。
生涯にどれか一個だけチークを選べといわれたら、私は間違いなくこのチークを選びますね。塗った感じがなくどこまでも透明なのに、正装感も与えてくれ、顔立ちに透明感と気品の両方をもたらしてくれるからです。
これのBEを、先日購入いたしました。ブラウンでは在りません、ローズの陰…なのでしょうか。ほお骨の陰影に沿ってつけると、あるかなきかのひとはけで、顔立ちにほのかな血色感がひわっと添えられ、顔立ちが端正に見えます。けれど、威圧する端正さではなく、穏やかな端正さなのです。
日本女性のたおやかで優美で端正なうつくしさを味わいたいなら、クレドのチークはおすすめです。ここには、考え抜かれた美意識が在ります。
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