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360度「自然体で美しい女」のための香水。
どこからも「私は、洗練された美しい女です」と、静かに、そしてはっきりと宣伝するそんな香り。それでいて「上品」で、「セクシーでセンシュアル」。
突然ですが、私は巷に蔓延る「自然体」「エフォートレス」という言葉や概念が、好きではないのです。
大衆や市場ではその言葉を「手抜きをする」「楽をする」「怠慢さを言い換える」ための免罪符のように使うことが多いから。
でも、この香水は真の意味でエフォートレス。
例えるなら、ブラジャーを嫌がってカップ付きインナーばかり着たり、家ではノーブラでいるのは自然体でもエフォートレスでもない。
真のエフォートレスとは、上質な下着を選び、それを大切に手入れしながら、心地よく身につけ続けること。
おのれの身体、精神、心、魂に対して常に丁寧に向き合うこと、手入れをし、慈しみと心地良さを与える姿勢こそがエフォートレスであり、自然体であるということ。この香水はそうした真実のエフォートレスを教えてくれる。
そしてその「極上の自然体」を感じさせる姿勢に、「セクシーさ」が現れる。
「セクシーさ」は、ただ着飾って谷間を見せたり、女性性を過剰にアピールすることじゃない。
「丁寧に 心から ただひたすら芯から女である」ことを受け入れ、肯定し、それを味わう姿勢。
それは時に無垢で、儚く、危うげにも見えるかもしれない。だけど、その静かなる肯定の中に芯の強さがある。
それがこのナルシソ・ロドリゲスの香水が提唱してくれる「セクシーさ」。
セクシーとセンシュアルは両立するものであること、というよりも、どちらもあってこその「女性的な官能美そのもの」であること。
過剰なものは何もいらない。
静かにそこにあるのは女という私の魂と肉体と、それを受け入れる私の心だけ。そんな香り。
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何故ここではこんなに評価が低いの!?というくらい、素晴らしい香り。
「オスマンサス」(金木犀)が率いるトップノート、「ムスクやアンバー」が踊るミドルノート、「パチョリ(とほんの少しのバニラとペチバー)」で締めるラストノート。
つける人によってどのノートが強く香るかが違うようで。夫につけてもらったところ、甘さは常にゼロ、シトラス系だったかな?というくらいトップが際立ち続けました。
私がつけるとトップノートは一瞬(5分程度)で溶けてしまいます。私の肌でそこからはムスクとアンバーが踊りつづけ、数時間後には甘くまろやかで、うっとりするほど優しいパチョリの抱擁が待っています。
オードトワレなんて嘘、というくらい香りの持ちがよいです。そして拡散力もあります。
私は香水グルマン大好き民族で、重くて甘い香りが好きなほうなので、この香りはもう春夏向けでしかないでしょう?というくらい「軽やか」に感じます。(私からすると)一年中使えて場所を選ばないと思います。オフィスもOK。
評価がそこまで高くない・日本で知名度が高くないのは悲しいけれど
こんなに素敵ないい香りを「分かる人」、それを「楽しめる女」はそんなに居なくていい、という天邪鬼な気持ちもあります。
[口紅]
容量・税込価格:5.5g・1,320円発売日:2019/11/21 (2024/4/20追加発売)
2021/7/13 02:03:23
元々無類の口紅好きでしたが、コロナでマスク生活になり…、口紅をつけるとマスクにべったりつく問題が発生。
それでも唇に色がないと顔の印象や華がなくなってしまう地味顔としては、どうしても色をつけたい。そんな私にはこうしたティントが大活躍。
今までこれとは別のワンコインで買えるティントを使っていましたが、とにかく乾くのが遅い、かなり気をつけて塗らないと色ムラになる、たまにヒリヒリする、そして結構取れる…という感じで…ティントってこんなものかなと思っていました。
クチコミを見てロムアンドのを買って使ってみたらびっくり。
乾くのが早い、ささっと塗っても色ムラになりにくい、色もちが良い。これは確かに評価も高いし人気も出るのも納得。
私は電子タバコユーザーなのですが、吸口に全然つかないのも嬉しい。
香りもイチゴで可愛いし。
ただ発色はマイルドな方かなと思います。
ティントではないけれど、色鮮やかなシュウウエムラのリキッドルージュと比べると、ややぼやけ気味。
(値段が倍以上なので比較するのは野暮かもですが)
私は診断済ブルベ冬ですが
14 ベリーショットの鮮やかさが1番よくハマりました。
人気カラーの06や07だとそれに比べるとややくすみ色で、ハズレはしないけども、ベターな感じ。ベストではないかな。
[口紅]
税込価格:- (生産終了)発売日:2013/2/8
2021/7/13 01:53:25
大好きな口紅です。
クイーン オブ リップ。口紅の女王と勝手に名付けています。
もう口紅はジバンシィのこれ。
どんな女性でも確実に美人度が上がる。そんな口紅。
塗り心地のなめらかさではトムフォードやシャネルの方が上。でもこれがいいんです。少し固めで、良くも悪くもしっかりした感じ。The口紅という感じが大好き。
女度を凄く高めて、感じさせてくれる魔法のアイテム。間違えたくないのは、これは断じて「女のコ」のアイテム、ではない。ということ。
自分の中の「女」のための口紅。
そして何よりこの発色の美しさは素晴らしい。口紅をひいた瞬間、パァっと花咲くような。
他にも発色がいい口紅はあるのに、発色や、色自体の美しさが素晴らしいゆえでしょうね。
これを塗ると必ずテンションが上がり、心が沸き立ちます。
この口紅の人気が(シャネルやイヴサンローランなどと比べて)低いのが不思議なくらい。
パッケージの可愛さでテンションが上がる、みたいなアイテムは他にいくらでもあるけれど、これはアイテムそのものが自分を引き上げてくれる。
パッケージからでは推し量れないほどの究極のフェミニティー。
発色はいいけれど、乾燥はしにくい方だと思います。
昔のM・A・Cとかと比べたら段違い。
(M・A・Cは発色が良くても乾燥しやすくて、トムフォードはなめらかですが色がかなり落ちやすいんですよね…)
あまり人に教えたくないと思わせるほど、溺愛(!?)している口紅です。
エスティ ローダーエスティ ローダーからのお知らせがあります
ダブル ウェア ステイ イン プレイス メークアップ SPF10/PA++
容量・税込価格:30ml・7,590円発売日:- (2017/4/28追加発売)
2021/7/10 23:59:15
大好きです、このファンデーション。
もうこれ以外には考えられないくらい。
遺伝のニキビだらけで赤ら顔、思春期の頃から肌がコンプレックスだった私。
ゆえにファンデーションはありとあらゆるブランドのものをプチプラからハイブラまで試してきました。
(シャネル、ランコム、シュウウエムラ、レヴュー、カバーマーク、コスメデコルテ、レブロン、クリニーク、エレガンス等)
アラサーの今は、赤みもニキビも引き、思春期の頃よりかはだいぶ綺麗になり落ち着いたものの、ポッカリ開いたままの毛穴と鼻の黒ずみは健在。
そんな私の救世主です。
簡単に言えば、ダブルウェアをうすーく隠したいところだけに塗れば元々肌が綺麗な人に、全体に広げてハイライトをガッツリ入れれば完璧な肌の人に。
そういうファンデーションです。
これに似ているというレブロンを使っていたこともありますが、密着感は雲泥の差。
向こうは少し擦れただけで落ちるのに、こちらはピタッとくっついてなかなか落ちません。抜群の密着感。ゆえにカバー力も持続します。
ダブルウェアのカバー力についてですが、小鼻の赤みを隠すのは任せてくれと言った感じ。鼻の無惨に開いた黒ずみ毛穴も無かったことにしてくれます。
ただし扱いはやや難しい。乾くのが早いため、指ではムラができたり一部だけ塗りすぎたりしてしまうことも多々(私が下手なのもありますが)
エスティーローダーでは別売りの三角スポンジ使いをすすめられますが、ズボラでスポンジをどうしても使いたくない私。(スポンジの手入れが苦手)
面が楕円になっているファンデーションブラシを使って軽くクルクルトントンすれば馴染みます。そして更に崩れにくくなります。
ただ乾燥はしやすいかな。メイク前の保湿はしっかりと。そしてファンデーションを塗る前は適度にティッシュオフして、フェイスパウダーをブラシで乗せ、このファンデがピタッとなるくらいの手触りに整えておくのがキモです。
本当におすすめのファンデーション。浮気心を出して別のものを使うほど、戻ってきた時に良さがわかります。
もしメイク用品を一つしか持てないなら、間違いなくこれを持っていきます。それくらいオススメ。
2021/7/10 23:27:40
愛用しているジバンシィのランテルディが夏場には甘過ぎて、夏用の香水を探していました。
夏には爽やかさが欲しい。甘さも欲しいけど甘過ぎるのは香害になるから困る。
そして、嫌味がなく清楚でいい子ちゃん過ぎる香りは自分のキャラクター性に合わないのか、香り自体は好きでもだんだん付けなくなってしまう。そんな私が買ってよかったと思えた香り。
尖った個性があるかと言われたら、ない。
香りの変化もそこまでない。
でも飽きることも酔うことなくずっとつけていられる。
爽やかで適度に優しい甘みがあって。
街中でこの香りがしたら、あ、いい香りだと誰もが感じそう。
そんな万人受けしそうな、香水というよりボディソープのような香り。
梅雨の時期には確かにこの爽やかさで気分が明るくなります。
ミントというと確かにもっと爽やかさを全面に出して甘みがないのかと思われてしまいそうですが、適度に甘みがあるから、角が少なくまろやかで、落ち着きます。
不思議なのは、香り自体は、他のメーカーにも探したら似たようなものがありそうな印象があるのに、という点。
このミントヴァーベナは適度に軽くて、ラストノートはシンプルで、ラストに甘み要素がないのがいいのかもしれません。
(他メーカーならはじめはいいと思えるのに、段々としつこさが出てきてしまうような作りになりそうな感じ)
このバランスは、シンプルなロクシタンだからこそなのかも。
私の場合手首につけると比較的長く残ってくれます(4時間くらい)
ちなみにノーマルのヴァーベナは私の肌の上でキンチョールと花火の香りになってしまい、候補から外れました。
シトラスヴァーベナには少し惹かれましたが、一緒に買い物していた友人が「おじさんのヘアトニックのにおい」と言っていたので、香りの感じ方の個人差だとは分かっていたものの少し躊躇ってしまい、けっきょくミントヴァーベナを購入。
とにかく量が多いですし、ワンサイズしかないのが少し残念かな…。
お店の方曰く、部屋のルームフレグランスとしても使っているお客さまもいるのだとか。
香りもそこまで長持ちはしないので手軽につけなおせるようにもっと小さなサイズが欲しいなと。
香り自体に文句はないですし、好きですが、通年でつけたい自分の香りかと言われたら、やはりそこは物足りなさがあるので。
夏限定でミントヴァーベナを愛用したいと思います。
私事で落ち込むことがあり、今まで潜っていましたが、復活しました。ゆっくり口コミしていきます。 続きをみる