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AROMA KIFI モイスト&スムースシャンプー/トリートメント
容量・税込価格:500ml・1,320円発売日:2016/9/10
2017/3/16 21:02:47
同シリーズのエアリーは香りでつまずきましたが、こちらのスムーズは問題無しです。
温州みかんの皮を剥いた瞬間に香る、あの芳香に近いですね。ベルガモットとネロリの香りだそうで、柑橘系大好き人間としては全く抵抗ありませんでした。
配合成分も界面活性剤のラウロイルメチルアラニンNaなど、この価格帯ではまず入ってこないであろう秀逸な内容。ただしベタイン系やココアンホ酢酸など、両面性界面活性剤が複数配合されているので、すすぎはことのほか念入りに。両面性界面活性剤というのは、洗浄とコンディショニングを兼任する成分で主にリンスインシャンプーの主剤として使われますが、指通りが良くなる反面すすぎ残りがしやすく、残してしまうと一般的な界面活性剤以上に皮膚トラブルの原因になります。コンディショニング効果といえどシャンプーの成分ですので、残してはいけません。
またこの界面活性剤は髪や皮膚だけでなく、バスルームの床やバスマットの表面もヌルヌルにします。ここが一番のマイナス要因なんですよね。ぜひ改良を希望します。
まあそうは言っても、このシリーズは優秀だと思います。
地肌がクリーンになった・・・とエアリーのクチコミに書きましたが、あちらに比べるとむしろこのスムーズの方がさっぱりした感触で、髪の根元もそこそこ立ち上がります。さすがに夕方にはペタンコになるけれど、髪そのものがしっかりして来た感じ。
今は実験的に、基礎化粧品・シャンプー・育毛剤の全てをノンケミカル(もしくはそれに近いもの)にして、どういった相乗効果が出るのか待っているところです。他の方のクチコミでも、薄毛の部分に効果があった旨のコメントがありましたが、出来るだけ自然の成分で統一したケアを続けると、髪にも肌にもいい事がありそうに思えてきます。
その目的からしても、この製品はしばらく使ってみる価値ありそうです。
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2019/3/16 02:15:38
この手合いが最初に登場したのは確か、ロレアル・パリの製品だったと記憶しとります。
当時は完全に「使わず嫌い」でした。泡立たないシャンプーなんて…しかも髪版クレンジングクリームじゃあありませんか。 絶対かぶれるわ。すすいでもべとつくわ。目に見えるわ。
じゃあ何でこちらを手にしたかというと、出会った場所があろうことか行きつけの美容室でした。ウソみたいですが、会計の時にいきなりサンプルをくれた。美容室が!ですよ。自分とこで採用しているシャンプーをくれるならまだしも(昔はどこもそうだった)、ドラッグストアで買えるメーカーのサンプルを……時代?時代なの?変われば変わるもんだ。
そんな訳で、いただいちまった物は使わねばなるまい。
ところが、これがいささか予想外の使い心地。セグレタというシリーズはやはり花王の他ブランド同様、必ずと言っていいほど我が宿敵ベンジルアルコールを配合しているのですが、こちらには見あたらない。ややねっとりとした硬めのクリームですが、予め髪を濡らしておけばちゃんと伸びますし、地肌に適度な清涼感もあってうっとうしく感じない。まあ、思ったほど時短にはならなくて、マー&ミーラッテの方が早かったりするんですけども、しっかりすすいでもきしんだりもつれたりが無いのは良いと思います。とりあえず、一回は現品を買ってみようってなりました。
ただし!毎日使い続けるといくらかごわつきが出てきます。
個人差はあるでしょうが、言ってもクリームなので、確実に地肌の汚れを持って行ってくれるかとなると、どうしても弱い。けっこうしっかりすすぎ切れば大丈夫と思いますが、入れ替わりに乾燥しやすくなります。このタイプが難しいのは、すすぎ切るポイントが感覚的に分かりづらい事。しっとり感を残そうとすれば汚れが落ち切らず、すすぎを徹底すれば乾いてしまう。毎日というよりは、週末のエステとして使う方がいいかもしれない。
あとネックは香りかな。
花王のシャンプーってどうしてこう香りが強いのか。この手の香りが好きな人以外、ちょっと慣れるのに苦労しそうです。
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2018/7/18 22:59:44
本格的に薄毛のケアを始めてから、これで5品目になります。
エステシモ スキャルプコンク、ライオン フルリア、資生堂アデノバイタル、花蘭咲、そしてこちらの長春毛精。
エステシモは最も合っていたのに廃番。フルリアはエタノールにむせ返り販売方法に疑問。アデノバイタルは絶対に入れてはいけない成分を配合。花蘭咲は一番長く使いましたが効果が分からなかったばかりか毛根がやせた。ま〜よくもよくもこれだけ、時間とお金を無駄に使ってきたことか。
こうなると、一度選択肢をリセットする必要がありました。
基本的には刺激が弱く、長く使っても支障がない事。出来ればお財布に優しいこと。折角使うのだからきちんと浸透する事。条件を満たすものとして候補に挙がったのがこちら。
ネットで二千円台だったのでまあまあかなと。60mlでもつのか?と思いましたが、一日一回使用で二か月使えました。スプレー式ノズルとありましたが実際は噴霧するのではなくニュルっと粘液が出てきます。これなら直付け式のノズルで良かったのでは?
使用感ですが、こちらはナノコロイド化が売りのようで確かに浸透はします。ただ粘度が高いのでスッとは行かない。夏場など、頭皮が汗ばむ季節はこのベトつきが邪魔になります。さらさらした液性と違い、一回塗布する都度なじませなくてはいけないのも面倒。
無色透明で無香料。ここはいいのですが肝心の成分が良く分からない。
和漢の成分が主体ということで期待したのですが、何がどう効果的なのかがいまいちはっきりしない。またよく見ると、けっこう石油系成分が入ってますね。ジメチコンとか増粘剤など。
これまで使った育毛剤には無かった、グリチルリチン酸ジカリウムが配合されているのは良いと思いましたが、全体的に説得力に欠ける成分構成かな、と思います。
あとね、自分がしくじったこと。以前クチコミで「エタノールで抽出した植物エキスにグリセリンを合わせてはダメ」と書いたくせに、この商品よくよく見たら、エタノールとあろうことか濃グリセリンが同居しとった。これでは仮に有効成分が浸透出来ても、植物エキスがグリセリンにとっつかまって表面に留まったまま。ああやっちまった(ちゃんと成分確かめんかい)。ナノコロイド化の成果がどこまであるのか、こうなるとはっきり分からないですね。
肝心の効果ですが、約四か月しか使っていませんのでハッキリしたことは言えません。幾分毛根がしっかりしたかな…という感覚。夏になり、使いづらくなったのでここで止めました。
可もなく不可もなく、というのが正直な感想ですね。なんにせよ、育毛剤は最低六か月は使わないときちんとした評価はつけられないと言います。ただリピートは…無いかな。
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2016/8/21 22:54:21
シャンプーが同シリーズのタイムレスなので、とりあえずこれでいこうと思っていたら、コンビで使うかたが多いのか大手通販サイトではセットで売られていたりする。ありがたや。
最近美容室に行くと言われます。「ノンシリコンは使わないほうがいいですよ」
なんで?
そりゃ私の髪は超極細で少ないです。
だから絡まりやすい。よってシリコン入りが良い。これ、100パーセントスタイリストの論理ね。スタイリングしづらいからシリコン入り使えや。そんなところでしょ。
じゃあ頭皮環境の改善にはどうしろと言ってましたっけ?
アミノ酸系界面活性剤を使いなさい。これ、どうあがいてもノンシリコンがついてきますよ。
中にはシリーズもので、シャンプーはノンシリコン、コンディショナーはシリコン入りを謳っているものも多い。それはそれでいいんだけど、ほれごらん。サロン専売のこちらはトリートメントなのにノンシリコンです。で・・・大丈夫なんだろか?(本音)
大丈夫だった。
ただし、ミディアムまでの長さなら、という条件付きです。
長いとやっぱり櫛通り悪いかも。こちらはかなりしっかりしたクリーム状でアミノ酸と植物系オイルが中心。シリコンを含まない代わりに、すすいだ後の床なんか結構ヌルヌルします。
地肌にくっつかないようにつけるのがコツ。ベトっとしますがすすぐとサラサラ。というか若干ゴワっとする感じ。髪がしっかりする感触はありますね。
香りはシリーズの特徴であるアロマ系。「ZEN」の香りとか。あとブローは必須。
ブローする際には毛束の根元から持ち上げるようにすると、結構フワっとなります。
エステシモはシャンプーとトリートメントの組み合わせが自由なので、好みで選ぶことが出来ます。ただ安いものではないので、小さいサイズで試してから選ばれることをお薦めします。
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[頭皮ケア]
容量・税込価格:180ml・6,600円発売日:-
2015/12/10 20:42:06
正直、よくわからんです。
ライオンの育毛剤で地肌にブツブツが出来、強引な商法に嫌気がさしていたころ、こちらのクチコミで知った商品です。
こういうものは一様にサロン専売なのがどうも納得いかんですな。同じアデノシン配合の男性向けシリーズ(アデノゲン、だったかな?)は普通にドラッグストアで買えるというに。
しかもですよ。単価高すぎ。御多分に漏れず、わたくしめもネットで購入せざるを得ない。
聞けば、アデノシンという生体由来の成分を育毛剤に配合すること自体、資生堂が特許を取っているそうで、他のメーカーさんは否が応でもこれ以外の成分を模索しなくちゃならない。大正製薬がミノキシジルで医薬品を出してるのもその影響らしいです。発毛させる燃料がアデノシン、その燃料を出しやすくするスイッチがミノキシジルだと考えれば、やっぱり前者に軍配が上がりますものね。
かくして資生堂の独り勝ち!となるわけですが、ちょいと待った。
良いとこ尽くしに見えますがこちらの成分、鼻持ちならんモノが入っとります。
ラウリル硫酸ナトリウム。
これね、合成界面活性剤ですが、日本のほぼ全てのメーカーが既に使用を中止しているシロモノです。主にシャンプーなどに使われていたものですが、脱脂力の強さと浸透率の高さから、現在ではまず見かけなくなりました。それを、ですよ。シャンプーですら入れない成分を、塗り切りの、しかも外部からの物質を最も通しやすい頭皮につける製品に配合するとは。
これがどんなに効果的な1品だとしても、連用することは避けなければなりません。
実際の使用感はメントールが効いていて、かなりスーっとします。
ディスペンサーは一見使いやすそうですが、狙ったところにピンポイントとはならない。加えて塗ったところは結構べとつきます。
これで効果が実感できればまだいいとして、半年使った感じでは何も変化なし。
もともと遺伝的な要素もあっての薄毛なので、期待しすぎるのもどうかと思うんですが、わずかな望みをかけてる分、失望も結構デカいわけですよ。
まだまだ育毛剤のジプシーは続くかな・・・(笑)。
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