2023/5/24 12:52:41
大好きです。家が火事になったら救出するフレグランスの一つです(あと二つはサムサラとシャリマー)。
ココ・マドモアゼルも好きなのですが、、元気過ぎるのです。
「シャネルでーす!!!」と全力で外に叫んでいる感じ。
その点ココ(EDP)は、肌に馴染む感覚があります。
それもこれも、私がシャネルを受け止められるだけの貫禄を付けたからでしょうか。。
クローブの香りがメインに感じられ、スパイスたっぷりのグリューワインみたい。
クローブとピーチのおかげか、ロシャスのファムを思い出します。
ファムも「いい女」系の香りですが、ココの方が角が取れていて(=肌に馴染んで)使いやすく、優しい感じがします。ファムはハンサム!って感じだけど、ココは優美です。最高にエレガント。
私は今、とても難しい問題を抱えています。
できるだけ裁判にしたくないのですが・・・(海外住まいです)。
この件が無事に治まったら、ココのパルファムを自分にプレゼントすることにします。
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2023/12/22 16:28:03
★5か6で迷いました。が、やはり好きなので6で。
元気はつらつ!な香りです。柑橘の香りがバーッと広がって、気分を上げてくれます。
よっしゃ!やるぞ!と思わせてくれる。
普段はゲラン派なのですが、気まぐれで手に入れたココ・マドモアゼルは意外と良かった。
ゲランのフレグランスはいくらマダムっぽいと言っても、穏やかに肌に馴染むのですが、ココマドは実に攻撃的というか、外に向かって「シャネルですよーー!!頑張りますよーー!!」と叫んでいて、肌に馴染むという感じではない。戦闘用ですね。。でも女にも気合を入れて戦わなくてはいけない時があるので、そういう時の味方です。
同じ「ココ」でも、マドモアゼルじゃない方のココは、「強烈!」とか言われていても、実に良く肌に馴染む感覚があります。ココとココ・マドモアゼルは、似たところがありません。
ちなみに先日、会議室で会議の準備をして、一旦部屋を出て戻ってきたら、会議室になにやら華やかな良い香りが。「あれ?誰か香水つけてた?」と思ったら、自分のつけているココマドの残り香でした。恐るべし。衣服の中、お腹辺りに1プッシュだったのですが。強力ですので、取り扱い注意です。
ああ、しかし、ココマドに★6をつけてしまったら、ココは確実に★7だな・・。
↑ 01 July 2023
↓ 22 Dec 2023
追記です。その後、職場で一番仲良くしている同僚(中国出身)がココマドモアゼルEDTを購入。彼女はこれまで全然フレグランスを使わない人だったのですが。
さらに、二番目に仲良くしている同僚(イラン出身)がココマドモアゼルEDPを購入。彼女は浴びるようにフレグランスを纏う人なので、歩くココマドの広告塔のよう。
こんな身近でココマドだらけになるとは。それだけ女性を魅了する香りだということですね。
そんなわけで、私のココマドは封印かも。
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2023/5/12 21:16:04
「ベージュに安心感を覚えるのは、それが自然な色だから。」
かつてココ・シャネルはそう語ったらしい。そのベージュの名を冠したフレグランスがシャネルの高級ライン、「レゼクスクルジフドゥシャネル」に存在する。画像は昨年12月から日本で再販されるようになったP濃度のもの。
「ふーん、元々あったEDPの濃度濃くしたヤツなのね」と考えがちだが実は少し違う。レゼクスクルジフシリーズは2007年から始まり、2015年発売のミシアまでは基本がEDTとして作成され、2016年のリニューアルの際にオードゥコローニュ以外のEDTはEDPにリフォーミュラされた。ベージュの場合EDTの発売が2008年、パルファムの発売は2014年のため、ベージュP=EDTの濃度を上げたもの、という認識がより正しい。
紐と薄紙で封をされたフラコンボトルを開ける。一般的なスプレータイプに慣れていると、このタイプのボトルを開封するときはこぼしてしまわないか少しドキドキする。気を付ければ首元の丸い飾りを付けたまま開けることもできる。
アトマイザーに入れて使えば便利だが、今日はスポイトで少量ずつ付けてみよう。トップに感じるのは若干のシトラスのニュアンス。ベルガモットとかレモンとか、はっきりした印象はなく、曖昧な輪郭がわかる程度。
そしてすぐに柔らかなフローラルの三重奏がやってくる。フリージア、フランジパニ、セイヨウサンザシだ。クラシカル寄りで花粉のようなパウダリーさ、蜜っぽい甘さも感じる。ベージュには、かの有名なNo.5や他のレゼクスクルジフのフローラルメインのフレグランスのような華やかさはない。むしろ地味。香りが薄いというわけではない。ローズや、ジャスミンのようなホワイトフローラルが鮮やかな色だとするなら、この香水のフローラルは落ち着いたトーンのカラー、まさに「ベージュ」だ。ここまででだいたい4時間ほど。
ドライダウンになると、ほんの少しハチミツのようなコクがフローラルに厚みを添える。基本的には香りの起伏が控えめで、シングルノート風に展開していく。持続は5、6時間程度。
フレグランスは濃度が高ければ高いほどいい、というわけでもないが(濃度が高ければ一応高級とは言える)、このベージュに関してはPが一番綺麗な香り立ちだと思う。香りの構成としては、旧EDT、EDP、Pでそこまでガラッと変更されているわけではないが、完成度の高さはPが群を抜いている。フローラルの三重奏が優しく寄り添ってくれるようだ。EDPやEDTはかなり拡散しやすく、それが良くも悪くもシャネルらしいキャラクターを演出しているが、ベージュの持つ「安心感」を与えてくれるのはやはりP。
やはりココ・シャネルの言っていたことは本当のようだ。
ノート:フリージア、フランジパニ、ハニー、サンザシ
調香師は、ジャック・ポルジュ。
(fragranticaより)
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2023/4/28 11:48:34
5月1日はスズランの日。フランスでは自分の大切な人にスズランの花を贈る習慣があって、贈られた人は幸せになれるそうだ。そんな日を祝って発売されるゲランの「ミュゲ」が今年も発売された。2006年に復刻して以来、2010年以外は毎年限定販売されている。2023年のボトルデザインは陶芸家のカレン・スワミと、今年のチェリーブロッサムのデザインを手がけたオートクチュールの刺繍メゾンのアトリエ・ヴェルモンのコラボレーションだ。
いつものように20mlサイズのパーススプレーが付属している。ビーボトルの方開けるのもったいないしね。さっそく付けてみると、ぱっと拡がる清々しく、みずみずしいグリーンノート。水分をたっぷり含んだ青葉を感じさせてくれる。ベルガモットはあまり感じないな、緑の青さが際立ったオープニング。
蕾が徐々に花開くように、ローズとジャスミンがミュゲの香りを形作っていく。ジャスミンがやや優勢か。スズランからは香料が採取できないため再現香だが、ゲランのミュゲのアコードは秀逸だと思う。高いけど。昨年よりさらに値上げして90,000円+税だけど。それでも可憐で控えめなミュゲのホワイトフローラルには抗えない魅力を感じる。
基本的にトップ→ミドルの印象をそのまま崩すことなくフェードアウトしていく。ムスキーにもウッディにもならない。持続はだいたい3、4時間程度。
近年は大半のクリエイションをNo.2パフューマーのデルフィーヌ・ジェルクが主体で作っているゲランだが、いくつかは五代目ティエリー・ワッサーの名で出されている。このミュゲももちろんワッサー名義の作品で、その名にふさわしい香りのクオリティだとは思う。しかし、いくら限定品とはいえ香水としてはかなり高額の部類であるため、購入する際はよく考え、納得した上で買うことをオススメする。
ノート:スズラン、ジャスミン、グリーンアコード、ローズ
調香師は、ティエリー・ワッサー。
(fragranticaより)
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2023/3/7 20:27:34
リニューアルという事で店舗に行って来ました。
元々現品を持っており、香りは好きだったので香り含めたリニューアルなのか聞いてみた所、パッケージのリニューアルのみとのこと。
少し残念でしたが、オンラインのカスタマイズが今回のリニューアルで対象となり他の製品よりもお安くカスタマイズできるのが良かったです。
現品をすでに複数持っているので今回こちらは購入しませんでしたが、EDTかつ万人受けする使いやすい製品なのでオススメです。
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