2018/10/23 13:57:44
トップからいきなりフローラルのいい香りが広がる。
キレイなお姉さんになった錯覚。
苦手なピーチが入ってるけど嫌じゃない。
その後の変化も、ジャスミンが表出してるけどそれだけではない、花達の嫌味のない香りがまろやかに広がる。トップで惚れる・・・。
このくらいなら1年中使っても周りにも嫌がられなさそう。
こういうの1本は持っておきたいなあ。
トップ:バジル、コリアンダー、オレンジブロッサム、グリーンノート、ピーチ、バイオレット、アルデヒド
ミドル:カーネーション、ジャスミン、ライラック、リリーオブザバレー、オーキッド、オリス、ローズ、チューベローズ、イランイラン
ラスト:アンバー、ムスク、オポポナクス、サンダルウッド、ベチバー
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2019/11/17 01:06:57
キリアン・ヘネシーが創り出す香りの世界観。その大きな特徴は、トップのキャラクター付けの上手さだと感じている。
一嗅ぎすると、一瞬で嗅覚が掴まれる、、、そんな香りが多い。特にフルーティに一ひねりあって、一度嗅ぐと忘れられない余韻を残す。
そして、2012年に発表されたフォービドゥン ゲームズ(禁じられた遊び)と題されたこのフレグランスも、やはりトップのフルーティにキリアンの世界観が凝縮されている。調香師はカリス・ベッカー。
そのトップ。スプレーするとキーの高い方から、爽やかなグリーンアップル、甘酸っぱいプラム、みずみずしいピーチの甘さの三重奏。そこにシナモンがほどよい癖を与えたフルーティ-スパイシーの香り。甘ったるさ、安っぽさがなく、複雑なのにみずみずしく、もっといえば冷たさすら感じさせる、非常に素晴らしい透き通るようなフルーティノートだ。
ミドルはフルーティ-フローラル。トップの香り立ちが崩れることなく、薄まっていく印象に。そして、奥から艶っぽいローズ、透明感のあるゼラニウムが奥行きを与える。そこから、ジャスミンとバニラを合わせた、女性らしい甘さのあるフローラルが存在感を増していくものの、主旋律はみずみずしいピーチとグリーンアップルの芯のような酸味だ。
ベースはハニー-アンバー。フルーティフローラルの酸味と透明感が調和し、ピオニー的な少し可愛らしい雰囲気を感じる。さらにとろけるようなハニーや、そしてパウダリーなバニラムスクの強い甘さ。オポポナックスの樹脂的な酸味も強く感じる。最後は酸味と甘さを、ムスクやウッディアンバーが力強くも、まろやかに包み込んだような香りに。
持続時間はフルーティが強く感じられるのは2時間くらい、グルマンを主体とした香りが5時間くらい。
フルーティがみずみずしく香り、そして甘さの強い香りなため、春に似合うだと思う。
だたし、個人的には甘い香りが欲しくなる冬、甘さだけではなく、カラフルなみずみずしさに浸りたいときに手を伸ばしてしまう。
全体的な骨格をみると、ピーチとゼラニウムを合わせた透明感のある甘さと、アップルの芯やプラムやローズの少し酸味の強い青っぽい甘さと、ジャスミンとバニラやハニーの女性らしい甘さと、ベース部分のウッディアンバーで構成されている。とても甘いフルーティスイートな香りだ。ところが実際に肌に合わせてみても、確かに甘さはあるものの、みずみずしさや酸味も効いているため、甘いに沈んで行かない。
フォービドゥン ゲームズの香りの説明をみると、
「フルーツとスパイス、そしてフラワーとアンバー、そこに禁じられた果実と称されるネクターを加えたコンポジション。陰りを帯びた、この香りは五感を魅了し、刺激し、虜にします」とある。
おそらくこの桃にゼラニウムを合わせることで、非常にみずみずしく透明感溢れる、禁断の桃に仕立てたように感じる。
このフォービドゥン ゲームズはエデンの園からインスパイアされた「イン ザ ガーデン オブ グッド アンド イーブル(善悪の庭)」コレクションの一品にあたる。
エデンの園で善悪の樹の実を食べたイブ(フォービドゥン ゲームズ)は、ついに禁断の扉を開けて新しい世界へその一歩を踏み出す(バットガール ゴーンバット)。そして悪魔との遊びに浸っていくのだ(プレイング ウィズ ザ デビル)。
香り、ストーリー、デザイン。その全てがキリアンらしい世界観で演出されたコレクションだと感じる。
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[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:40ml・14,850円 / 125ml・31,680円 / 250ml・45,100円発売日:-
2018/2/26 15:50:49
ニューフェイスの一つ。
カシミアのセーターやマフラーを纏った時の暖かな気持ちをイメージした香りだそう。
物理的な暖かさではなく、気持ちらしいです。
私には、どちらかというとリネンやコットンのようにナチュラルで優しくさっぱりして
いて、日の光を浴びている時の気持ちの方が近い気がしなくも無い。
春〜夏にとてもよく合いそうです。
キャプテンD様おっしゃるとおり、新しく追加された香りは公には構成が明かされていません。
こちら、テ カシミアは爽やかで柔らかく、ほんのり甘く、ちょっとだけ渋みのある香り。
とてもリラックスできます。
私の肌ではトップにシトラスなのかな?酸味と、ハニーのような甘さを感じます。
少し落ち着くと出てくるのがメインとなる中国茶のホワイトティー。
これが最後まで続きます。
好んで部屋で炊いているホワイトティーのアロマオイルに近い香りがします。
持ちは、さすがオードパルファン。
淡い香りながら自分の肌では4-5時間ちゃんと持ちました。充分です。
最初から最後まで大きな香りの変化は感じません。
ミドル以降のホワイトティーがお好きなら長い時間楽しめるんじゃないかな。
白茶だろうが、紅茶だろうが、緑茶だろうが、とにかくお茶の香りが好きな方には
普通にお勧め。
ただ、他に同じ系統の香りは無いかと聞かれたら、、、ありそう。
ブルガリとか。
ホワイトティーってちょっと独特の香りがするのでね。
香りが気に入ったのと、春が待ち遠しいので最近付けてはいますが、寒い日は
もう少しほっこりしたくて、右にこちら、左に違う香りを付けることが多いです。
すっきりとしたストレートな香りですので、フローラル系やシトラス系でしたら
喧嘩しないです。
すっきりローズや淡いジャスミン、オレンジブロッサムとあわせるのがお気に入り。
今回追加されたニューフェイスは全体的に軽い香り。
湿度の高い日本では濃厚な香水はちょっと付け難く、また香りの好みもライト。
このラインナップでの日本出店は「ああ、なるほど」と言った感じ。
大変光栄でございます。
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