






















2010/5/10 21:05:20
都内某デパートのシャネルカウンターに妻の化粧品を買いに行った時のこと。
突然妻が『あ…』
私『ん?』
妻『ほら、あの人…』
見ると、カウンター前の椅子にどっかと腰を降ろした50年配のチョイ悪風オヤジ。
高そうな黒革のテーラードジャケットにダメージドジーンズを合わせ、ゴールドのゴツいブレスレットやネックレスをジャラつかせている。
白髪混じりの、高級美容室で整えたような洒落た短髪。日サロで焼いたとしか思えない黒光りした顔には見事にデザインされた銀色の髭。
ニヤケ顔でBAさんに相手をしてもらいながら、同時に、店内や店の外を歩く若い女性に、頻繁に絡みつくようなエロ視線を走らせています。
そして、そのオヤジの半径5m圏内は、強烈なアンテウス臭一色。
妻・私『キモチワル…』
妻は独身時代に2回ほどこのオヤジに遭遇したことがあり、商品を選んでいる間中このオヤジの舐め回すような視線を感じて、とても落ち着かなかったそうです。
そのオヤジが妻と私の共通体験となってからは、アンテウスは2人の間ではネタ香水扱いとなってしまいました。
基本好きな香水で、将来はアンテウスが似合う渋いオヤジになるのが目標だったのに…
あれから、アンテウスの香りを嗅ぐと、あのオヤジを思い出して思わず吹き出してしまいます。
困ったもんだ。
2010/4/15 11:39:08
学生時代にはグラビアの仕事をこなし、大学卒業後は大手生命保険会社の総合職として頑張っていた元彼女の愛用香水。
同じバニラ系でも、『トレゾア』のように妖艶ではなく『the one』のように挑発的でもなく、『COCO』のような心かき乱し系でもなく、とても癒されてほんわかとした気分になれる、いわば『幸せバニラ』。
とは云っても、シロップのような甘さベタベタの『お子ちゃまバニラ』ではなく、とても上品な上、香料の複雑な組み合わせが絶妙に作用しあっており、大人の女性のための『格のある香水』として、充分成立しています。
優しくて可愛らしい色気もある。
スーツ姿の彼女から香るこの香りも、彼女の『バリキャリ感』とのギャップを楽しめ、愛らしくセクシーでとても素敵でしたが、何より、休日の昼下がりに彼女の部屋でこの香水をほのかに感じながらウトウトする時間が至福の幸せでした。
これを読んでいる貴方がもし男性なら、この香水を屁理屈をこねながらああだこうだと『評価』するよりも、四の五の言わず、一度実際にこれを纏った愛する女性に膝枕でもしてもらってみればいいと思う。
たぶん、かなり幸せな気持ちになれますよ。
2010/3/30 15:37:30
かつての『モテ香水』の一つ。
そう書くといかにも浅薄そうな感じですが、なかなかどうしてボディもしっかりしており、ラストまで綺麗な印象をしっかりとキープする『ちゃんとした香水』です。
フルーティなトップからミドル、ラストまで、どの瞬間も明るくて嫌みが無く、優しさと、それにほんのり上品なお色気をも感じます。
『自称香水通』が好みそうな、いかにも凝った造りの香りもたまには悪くないと思いますが、その中には『それを付けて誰が幸せな気持ちになるの?』的な匂いのする香水が多いのも、また事実。
そこへいくと、このミラクには『なんだ、女の子の香水ってこれで良かったんだ』と思わせる単純明快な説得力があります。
纏った本人が幸せを感じ、隣にいる私も幸せを感じるのだから『それでいいのだ』と。
貴女が、ごく普通の、少しコンサバな雰囲気の明るく可愛い女の子なら、ぜひ使ってもらいたいですね。
同じ『モテ香水』でも、ベビードールのような『偽物感』は感じません。
『ガードのゆるさ』も感じません。
かといって固いわけでもなく、『ガードが程よい』感じかな(笑)。
安心して『モテ』ちゃって下さい。
これを愛用していた元彼女は、皆藤 愛子によく似た、明るく可愛いお嬢さんでした。
2010/3/19 08:58:12
自他共に認める面食いな私が付き合った女性の中でも、一二を争う美人だった女性の愛用香水でした。
彼女を見たほとんどの男性が目ん玉をハートマークにして見惚れてしまうのは勿論のこと、渋谷では女子高生の集団から『お姉さん超綺麗!一緒に写メお願いします』と騒がれ、銀座では上品な白髪の老婦人に『長生きしてるとこんな美人に会えるのね。目の保養をありがとう』と握手を求められる、等々。
美しい彼女を連れて歩き、世の男どもに見せつけることを無上の喜びとする下品で悪趣味な私でも、会う度毎回確実にあっけにとられるようなエピソードを生みだす女性。
さらにセンスも良く、性格も素直な彼女に私が唯一不満を持っていたのは…
私が最も苦手とするパリの匂いを常にプンプンさせていること(汗)。
それ、オバチャン香水だろ!
どう屁理屈をつけようともオバチャン香水以外の何物でもないだろ!
22才の君が、何故それを…
『その香水好きなの?』
『うん、これが私の香りなの』
そうですか。
なら、しょうがない。
一番好きな香水を纏っていたいという気持ちはよくわかる。
結局一度も変えて欲しいとは言わなかった。
でも、やっぱりこれはオバチャン香水です。
強烈!
2010/3/5 13:32:43
貴女が黒の細身パンツスーツが似合う安室奈美恵タイプのスレンダー美人だったら、迷わずこれを選んで下さい。
たぶん、恐ろしいぐらいはまります。
たとえ年齢が20代前半であっても躊躇する必要はありません。
いや、むしろそのぐらいの年齢の方が似合う。
なんだったら、手持ちのココマドもチャンスもアリュールも捨てちゃってかまいません。
貴女なら、少し派手めのアクセサリーも時計もバッグも靴も決して下品にならない。
お水にもならない。
そうならないように上手に身に付ける方法を知っているから。
そして、いつも澄ましてばかりいないで、時には顔をクシャクシャにして弾けるように笑ってみて下さい。
飲み会では、変顔で三枚目キャラを演じてみるのもOK。
もう、貴女の周囲、少なくとも半径1km圏内の全ての男性が悶絶します。
学生の頃付き合っていた、4才年上、大手レコード会社でOLをしていた彼女愛用の香水は『COCO』。
『COCO』が似合う女性のイメージは、今だに彼女の残像そのままです。
@cosmeの口コミは主に自分用備忘録として利用しています。 続きをみる