2020/8/7 13:56:02
発売情報を見た瞬間、購入を決めた多色チークパレット。
チーク色4色、ハイライトカラー2色のセットです。
結果、やはり大満足のパレットでした。メイク研究にも◎。
容量は16.5グラム、一色当たりでいえば2.75g。
ブルーベース夏の私には元来難しい下3段にむしろ惹かれました。私同様、ご自身のPCと違う色が入っている事こそが購入理由という方が多いのではないでしょうか。
欲しくても撃沈/お蔵入りする可能性の方が高いチークを、単色で(スックのレギュラー品の場合7.5g入り5500円(ハイライトとセットですが))購入する事は中々勇気が要る事ですから。セット品であれば、「ベストカラーからかなり離れてるけど常々欲しいと思ってる」色も、大手を振って(?)試す事が可能です。
そういう色はプチプラで試せば?というお声もありましょうが、異論はあるとは思いますが低価格帯と高価格帯のチークは、色出しのみならず、質感やモチ、メイクの完成度が著しく違う事が多いので、解決策とは私にはなりません。これは年齢が上がるごとに実感されている方が多いと思っています。
【色】
上段、左から
<左>低彩度ローズ。グレイッシュなベージュローズ、ベージュビンク。アンティークな雰囲気で色自体に物語性があって全色の中で一番気に入ってます。ブルーベース夏向きですが、くすみが強いと似合わなくなる方にはベストとまでは言えないかもしれません。
<中央>高彩度ローズ。ビビッドというよりはわずかに黒みの入ったストロング〜ディープトーンの印象が、SUQQUらしいですしA/Wの雰囲気を醸し出しています。
ブルーベース冬向きで、私は量に気を付けてふわっと入れる必要ありです。
<右>明るめのシェルピンクで黄みのライトピンクですが、ブルーベースの多くの方にも難なく合う色です。ハイライトカラーが最もシマー質感ですが、大粒ラメは入っていない。
下段、左から
<左>テラコッタブラウン。セットの中で正に最も秋色。イエローベース秋向き。明るすぎず暗すぎず。私は似合うかの側面でいえば大変な鬼門色ですが、色としては大好き。右上のハイライトと重ねてなど工夫して、この秋冬使い切る位の気概で使いたいです。
<中央>ソフトトーンとダルトーンの中間のような絶妙オレンジ。セットの中での比較でいえば彩度はやや高めです。イエローベース春、秋の方どちらも似合いそう。これは、もう今の夏に纏いたいオレンジメイクに使っても違和感なしです。早速付けてみましたが、私にはベストとはいえなくても、上質なオレンジカラーが頬を彩ってくれて大満足でした。引きつづき秋も使います。
<右>シマーなサンドベージュ。イエローベース秋向き。これは、色としては大変良く大好きですが、私の場合ハイライトには暗すぎ、シェーディングにするにはシマーなので私には違う。(シェーディングはマット質感のものを使います。シマーは、基本的には「出っ張って見せたい」ところに使うものなので。絶対ではないですが。)
なので私はアイカラーとして使います。なお他の色も全色アイカラーとして使えると思います。
勝手な欲を言えばこの色はゴールドをセットしてほしかったですが、そうすると同時発売のマルチグロウスティックの102とかぶっちゃうからかな。
総じて、チーク色4色はPCCSのトーンでいえばストロング、ソフト、ダル、ディープの範囲で更にその中間的なくすみ感を選んでいるような大変絶妙なカラー。
ハイライトを除くチーク4色のPC4シーズン、もう一度ざっくりいうと
夏 冬
秋 春
のパレット上での位置関係です。
【質感】
右2色のハイライトはパーリーなシマー質感ですが、大粒ラメはなく上品です。
チーク4色、バールは入っているんですが(こういった処方で絶妙に立体感が出るのだと思います)、頬での実質の質感はマットに近い。
オイル入り処方との事でしっとり吸い付くような質感。かなりの高発色。
【総評】
SUQQUかつ秋冬ものなので重厚感のある色と質感の設計。でも右2色、得に右上のライトピンクを重ねる事により、PC春夏タイプの方にも明度調整しやすいのが魅力。スキ無しに近いパレットですね。なかなかこういった高品質な多色チークパレットは出ないと思います。
これで税込み1万を切るのは大変お買い得だと感じます。そこも購入の大きなポイントで、たとえば1万円台後半などであれば、半分の色は厳しいから、やめた・・・となっていたと思います。
なお、付属ブラシ等はありません。
限定品ですが今のところ在庫はあるようでホッとしています。
こういった良いものはひとりでも多くの方にいきわたってほしいです。
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2020/3/14 08:14:02
3/1の発売日に購入。色は01と04、どちらも定番色です。
いやもう、本当に良いです。マット〜グリッタリーまでの質感と様々な色で瞼を彩るわけですが、とても上品でエレガント。マットの美しさは勿論の事、シマー質感のシェードもマブタのキメを悪目立ちさせる事が最小限。ジバンシイの素晴らしい粉質を私は勝手に「ジバンシイマジック」といつも呼んでいます。
昨夏に出た、(日本では限定の)プリズムイシムアイズより大型です。(2g多い8g。面積も広くブラシも付属)
本国では01〜05の5色展開ですが現時点では「03」のみ日本未発売。
そして日本では「02」のみ限定。「01、02、04」が定番扱い。
今回購入の01と04は、全体的に軽く明るめの色調という点で共通しています。
【01】
雑誌の美容記事で2月に見てひとめぼれ。とにかく今年らしくてお洒落。
ブランド解説より引用すると、
「ヌード・コーラル・ピーチをミックスした、ベージュ&ブラウンのハーモニー」。
まぁ、正にそのまんまです。
パーソナルカラーとしてはイエローベース春向き。
パーソナルカラー夏の私ですがまずテンションが上がったのはこの01の方。
軽やかさのあるヌードカラー、アクセントにパーガンディやオレンジが入っていますがそれらも重すぎず浮遊感のある、これからの季節向きの色調です。
下段真ん中のオレンジが私には一番厳しい色だけれど使いますよ。見た目より実際の発色はイエローが強い軽やかなオレンジです。
他、濃淡2色のペールオレンジはブルーベース夏・セカンド春の私にもこなしやすい色です。
あえてゴールドではなくシルバーが入っていて外しも効いているところ、微妙なトーンや質感の違いが大変洗練されていてただの無難なヌードパレットではないです。
組み合わせによってオフィスメイクにもリゾート風も自在です。
【04】
こちらもブランド解説より引用すると、
「様々なニュアンスのグレーに青みで遊び心をプラスした、ダークグレー〜ピンクのハーモニー」。
この色番がブランドの今季のビジュアルカラーのようですね。
少し80年代レトロな雰囲気のあるパレットでしょうか?
ウォーミーな要素は無く、涼し気なアイメイクが出来ます。
私にはこちらの方が似合いますが・・・。肌に透明感が出、白目も澄んで見えます。ウデに塗布のスウォッチでも分かりますが(画像有)。
展開色の中で一番「おしとやかでフェミニン」にも見え、あるいは逆に「機械的で玩具的でキッチュ」にも見える結構面白い色番だと思います。ビジュアルイメージのモデルのメイクはメイクというよりフェイスペインティングのようなアートな塗布をしていますね。
グレー(シルバー)濃淡・ペールライラック、ピンク、バイオレットのパレットで、外しがほとんどなくてワントーンな感覚に見えますが、質感のメリハリと微妙な色差がやはりさすが。
グレー・シルバー系が9色中6色を占めるので、昨夏のプリズムイシムのグレー系の方と被るかな〜とこちらの色番はさすがに一瞬迷ったんですが、やはり違うといいますか購入してしまいました。
この04の中では、下段中央のタンザナイトのようなバイオレット(質感はメタリック)がしいていえば一番のインテンスカラーでしょうか。でも濃淡調節が簡単にできますので淡く入れればとても自然です。
パーソナルカラーは、コントラスト弱めの組み合わせで使えば夏タイプ、強めに持って行けば冬タイプに向いていると思います。
【粉質、モチ等】
これらはもう言うまでもなく◎。
超微細、ふわっと柔らかく軽さがありながらも密着度が高く、経時で色褪せもヨレもない素晴らしい品質です。
色を重ねても濁らないのもさすが。
成分は色番によっては残念ながらタール色素は入っていますが、その部分は全色番まとめての表示の為、どのパレットのどの色にか、詳細は不明。
【他】
●2本の付属ブラシは繋ぎ合わせてダブルエンドにもできます。つなぐと大変持ち易い。実際にはあまり使わないかもですが・・・。
●ケースの大きさは前述の通りかなり大きく、トムフォードのクォードよりやや大きい位(画像右)。でも9色・ツール付でこの大きさに抑えているのはむしろすごいのかもしれませんね。
●日本未発売の03、本国版サイトで見るとかなり魅惑的です(現物を見てないのでなんともいえませんが全シェードの中で一番好きかも)。日本では後に限定で出たりするのかな?発売されれば絶対に買うと思います。
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2019/7/29 20:57:09
01エッセンスオブグレー、02エッセンスオブブラウンどちらも先行販売で購入。
良いです。2つはキャラが正反対ですが、プリズムデザインの魅力も含めてジバンシイ独特の個性が楽しめるアイシャドウです。
炎暑時季に秋コスメのレビューはほんとに勘が狂う感じですが、
特に02の製品外観は温かみのあるツイードのような、やはり秋物感のある質感です。
デイリーに使い易いのは02エッセンスオブブラウンで間違いないものの、
01エッセンスオブグレーも魅力的な要素が詰まっています。
両色番とも、キーとなる華やかなメインカラーは上段中央(画像左、丸囲い・bの位置)でしょう。bのラメは、
01エッセンスオブグレーは青ラメ、
02エッセンスオブブラウンは赤ラメ。
どちらも大変綺麗です。
そして近頃の青ラメ大人気の傾向からすると、画像だけで02に決めていた方も実物を見て01に心変わりする方も多いんじゃないかなと思います。
粉質はどちらもしっとりきめ細かく、高発色、これはもうジバンシイだから当然ですね。
【01 エッセンスオブグレー】
クールでグリッタリー。押し出しの強いモードなパレット。
全体に光輝強めで、左上のブラックがマットですがそれ以外全てシマー。
ラメも多彩で、多色のイリデッセント、ピンク、シルバー、青ラメと、ラメが好きな方にはたまらない色番ではないでしょうか。
私は年齢的に(笑)、光輝の強い01パレットのみで仕上げるのはちょっと抵抗があり、
手持ちシャドウのニュアンスチェンジ用途に主に使います。リップにおけるグロスのような感覚で。これだけの多彩なラメ質感がひとつのパレットに一挙に揃うというのが素晴らしい。
PCは一番似合うのはブルーベース冬。
【02 エッセンスオブブラウン】
輝きは全体に抑え目。
フェミニンかつ行き過ぎない、ベーシック〜華やかまで、いかようにもアレンジできる低彩度ピンク〜パープル〜ブラウン。常に人気の色調のシャドウですね。似た色調を持っていようとも・・・理屈抜きで惹かれてしまいます。
01と比べればデイリー使いしやすいですし年齢も幅広く対応すると思います。
メインカラーにはしっかり赤ラメ入りの華やかなバーガンディーがあるので、
日常から華やかな席まで万能ですね。
日中は抑え目のシェードで仕上げておいて、夜のお出かけには赤ラメバーガンディーをさっと重ねて華やかにチェンジ等、とても便利に使えると思います。
PC的には全体的にはブルーベース色・・・ではありますが、
低彩度、バーガンディ、プラム、イエローベージュ等、秋タイプに向いた要素も多々あり。
ブルーベース夏とイエローベース秋両方にお勧めです。
【パレットの特徴、他】
標準的なシャドウと変わらないかやや小さめ位のサイズ(6.5×6.5×1.5cm)に9色入っているわけなので、当然1マスは小さく、ブラシやチップに取りにくくはあります(笑)。
6gですので1色が0.67グラムほどという事になりますが、シャドウってまぁその位でも十分ですね・・・。ただ、淡色はもしかすると減るペースが早いかな?
ブラシやチップ省略の仕様は、個人的に最近気に入ってます。朝いちばんのメイクはまず付属ツールは使わないですし、コンパクトを傾けた時にチップが落ちたりするストレスがなくて、かえって快適です。
同一色相あるいは同系色濃淡の超多色パレットは例によって、アーバンディケイのネイキッドスタイルですが、この様式は微妙な色差・質感差の妙が、コスメ好き・色彩好きの心をとらえて離さないですね。
一色が少量といえどもジバンシイのハイクオリティの粉質でこの形式が堪能できるというのはなんと贅沢な事でしょうか。
2パレットだと9×2=18色!
本製品はイタリア製。
意外なことにというか、01、02ともタール色素不使用です。特に02、ん、ほんと?と何度も見返してしまった(笑)。私は色素に非常に反応しやすい激弱瞼でして、ほとんどの方にはあまり関係ない情報ですが・・・。
私のマブタはそれ以外にも色んな成分に反応するので、それだけでは喜べないもののとてもありがたいです。
【画像】
〈右〉bを丸囲いしていますが、01、02ともこのシェードがパレットのメインのキーカラー。
〈中央〉イマイチうすぼんやりですみません。シマーシェードは見る角度で色みが激変しますので、@コスメブログの方には正面からの撮影と、ナナメの角度からラメパールの光輝が判るもの、2種類載せてます。こちらには後者のみ。
〈左〉外函、成分一覧表示の接写。こちらはブログ記事には未掲載です。
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-
[ジェル・クリームアイシャドウ・口紅・ジェル・クリームチーク・メイクアップキット・パレット]
税込価格:6,490円 (生産終了)発売日:2019/5/24
2019/5/10 23:50:21
画像でかなりの期待をいだき、先行販売店舗でテスターを腕に試用しただけですが・・残念ながら私は見送りとなりそう。
〈理由3点〉
1.テクスチャー
2.色出し
3.パケ
各項の説明は以下。
1→指に取った感触はかなりヌルヌルとオイル感のあるテクスチャー。瞬間的に苦手と思いました。理屈ではなくほとんど感覚的な私個人の好き嫌いですけど。
んー、オイリー感触のフェイスカラーで手持ちにあるといえば、たとえばシャネルのボームエサンシエルなんかだと殆ど無色のツヤ出しアイテムなんでまぁ何とか許容範囲なんですが、
高発色でグリッタリーなフェイスカラーでこの感触、どんどん蒸し暑くなる季節が目前の今、ヨレとか持ちとか大丈夫なのか?と。限定だから他の方のレビューを待っていたらもう、無いでしょうし。
実際に顔には載せずモチも確かめてないので中途半端な情報ですみませんが。
2→色出しが全体にかなりイエローベース寄り、は、まぁオーガズムシリーズだから当然ですが、画像ではもう少し青み色もある混合パレットかと思っていたらそうでもない。
モーブやライラックも入ってるとの事でしたが実際の発色はそうとは思えず・・・イメージとは違ってました。全体にブラウンぽい。クリームイエロー/ベージュ濃淡/コーラル/ゴールド/ブラウンのパレットです。
うめ阪のコスメフロアの照明は、色の正確な判別に適してなく(照明が黄色すぎる)、その場でオフしてしまい、場所移動して確認してないのでどうかなと思ったのですが、他のとあるサイトのレビューに、見て感じた実際と近い画像がありました。
とっても綺麗なんですけどね。私は出来うる範囲でイエローベース色も積極的に使うし(好きですから^^)、中央下段のグリッタリーなトパーズ色とかメチャ好きですが、最近の購入品と被ってる気がするし。テクスチャと相まって使いこなす自信がない。
NARSは各色に付ける色名称が、一般的な色名からイメージする色とずれていて独特だと思います(全然、批判じゃないです)。
3→本当にとても綺麗な、透明感と立体感のあるフタとカラーリングが素敵なパケなんですけどね。パケも中身もインスタ映えしそうというところですね。
ただ、なんだかほんっとうにズッシリ重い(持ち歩きはしないつもりでしたが)。
*****
というわけで、発売の報でおおっと思ったものの、実物を見てほぼ断念でした。
断念理由としては1、2、3の番号順に比重が高いです。(7:2:1位か?)
サラっとしたテクスチャだったら買ってたと思う。
すっかり市民権を得た(得てしまいすぎてコモディティ化してしまった)?オーガズムの名称を更に攻めたものにして驚かせてきた(^^;)ところや、見た目は文句なく華のあるアイテムで、本当に買う気満々だったんですけどね・・・。
でもさすが、はっきり個性を打ち出しており、無難な中途半端アイテムでないのがNARSで、その点とてもいいと思います。合う方には本当に最高に合うでしょう。
今回の限定シリーズ、どちらかというとチークの大容量版「3998」が実物を見たらとても魅力的でした。って、通常サイズ4013は過去2回リピし、もう卒業して興味なかった(はずの)色番なのですが、かなり心が動きます。コスメはほんとに実物を見るまでは分からないものですね。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
- モニター・プレゼント (提供元:百貨店のテスター試用)
2019/4/30 00:10:22
コナー・ティングリーのアートワークに一目ぼれしてのパケ買い。
過激なパケに反して中身は同系ナチュラルカラーの濃淡、かつ明度差の少ないトーンイントーン配色、アクセントカラーのグレイッシュな青紫も低彩度で、ほぼネイビーに近い感覚、
ベーシックで失敗のしようもないといった感じの殆どの人に使い易い配色になっています。
但し、全色シマーで光輝は強い(ほぼメタリック)ので、決してナチュラルメイク用ではなく使うシーンはやや選ぶかもしれません。ってまあNARSですから言うまでもないですか。
【色】
パーソナルカラー的には、左・中央上下4色がイエローベース色。
(添付画像に振った番号でいうと1、2、4、5)
右上下2色がブルーベース色(3、6)で、
しかし、3も実際の発色はイエローベース色に近いかな?
全体的にはイエローベース春・秋向きですが、
ブルーベース夏の私が実際に付けてみて一番気に入ったのは2:中央上段のブラウンと6:右下グレイッシュラベンダーの組み合わせだったので、理屈にとらわれず色々試してみるべきですね(これはもちろん言うまでもないですが。)
なお色素ですが、このパレットは全色タール色素不使用です。
【モチ等】
時間と共にやや薄れますが、目だったヨレや崩れは全くないです。
私はアディクションのプライマーを使用。
【パケ】
今般のパケのアートワークに関しては、これはもちろん好き嫌いが激しく分かれるし、あえて、ほとんどの人が「えっ」と思うイメージにあえてしたのでしょう。
攻めてなければNARSではないですが、近年、NARSのアイテムやイメージが売れ筋の保守路線のような気がしてならなかったので(上陸当初のような先鋭的な、エッジの効いたイメージが薄れてきている)、今回はちょっと目を惹かれましたね。
あと、ここ数年?特に去年あたりからかなぁ、各社の限定がガーリーも通り越してキッズコスメみたいな一種幼児退行現象のようなアイテムが流行っている気配にうんざりしていたので、「意外路線」であれば私はNARSのこの方向性の方が好きです。
もちろん、「今までにないようなもので目を惹くもの」を追求した結果という点では発想の根っこは同じなのかもしれません。
なお、色彩・デザインですが、鏡面仕上げの表面へのプリントがコントラストを抑えているので、人前で出してもよっぽどまじまじと見られない限りなんの柄が描いてあるのかは分からないと思います。その辺りも絶妙に計算されていると思われます。
機能的には、付属ツール一切省略のシンプルなパケです。
先般レビューしたrmsのシャドウもですが、パケを開けたときにガチャガチャもたつかないので、むしろ取り回ししやすくなかなか良いですね。
【他】
Web限定のシャドウを購入するのは、事前TU本来必須の激弱瞼の私には冒険なのですが、
まずまず良い買い物ができました。
今回、瞼の刺激はなんとか大丈夫という感じでした。
評価は、アートワーク星6、中身星4で中間の5としました。
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