2017/12/20 01:20:29
300ml購入。シャンプー単品のレビュー。アミノ酸系でもml単価の安めのものは合わない事も多いのですが、本製品は予想以上によく、今後のリピートほぼ確実。
しっとりかつ手触りはさらさら。頭皮への刺激も全く感じられない。
インバストリートメントははほぼ必要性を感じず。(ドライヤー前に多少アウトバストリートメント。翌朝、スタイリング前に状態に応じ少量のヘアクリーム。程度で大丈夫でした)
なお、洗浄成分がアミノ酸界面活性剤のみのものの常として、爽快感は全くないタイプです。
かといって、頭皮や髪のベタつきは全く起こらないので、私には本当に合っているのだと思います。
◆水分保持力が高い
油分で落ち着かせるのではなく、水分を保持させる機能が高いように感じる、私の好きなタイプの仕上がり感。
髪の水分が保持されているかどうかって、髪を触ったときの「ヒンヤリ感」ですぐわかりますよね。もちろんドライヤー乾燥後の、日中の話ですよ(肌も同じくですよね)。
髪が乾燥している時または、水分不足で乾燥している髪をオイル等でとりあえず保湿している時って、触った温感がなんというか周囲と同じ「常温」なのですが、水分が十分保持されている時はまさに水を触る感覚で冷たく、「ヒヤッ」とします。そのヒンヤリ感がちゃんとある。
しかもエアコンの効いた室内に居ても乾燥していかない。
◆うねりやクセがでにくく、まとまりやすい。
◆香りがよい。
洗っている最中は甘ったるいレモン飴みたいな匂いでいまひとつに感じますが、
(メーカーサイド解説ではゆずの香り)
ドライヤー後の残り香がよい。今まで使用した事のある全シャンプーの中で最も気に入ったかも。わざとらしくない仄かで甘爽やかなシトラス系です。
残り香も含めてシャンプーの香りが好きでない事の多い私にしてはめずらしい(それで近年無香料のドゥーエ主体で使ってきたくらいなので)。
◆難点
300mlタイプのディスペンサーですが…
購入の時、今まで見た事のないほどの吐出口の細さ(ちいささ)に気づいて「?」って思いましたが、使ってみてやはり、こんなにワンプッシュの吐出量が少ないものは初めてです。
何度押さなあかんねん位にプッシュしないと適量が出てきません。
なんでこんな仕様にしたのかな。300ml位ならワンタッチキャップでひっくり返して押し出すパケで十分いいような気が。
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購入するまでは、解析サイト類で大絶賛なのがむしろ「造られた評判」っぽくてどうかな…と思っていたのですが、なかなか良いです。かなり気に入りました。
なお解析サイトの類でとても高評価なシャンプーでも全く合わなかったものは今までたくさんあります。逆に、大した事ないという扱いの製品が素晴らしかった事の方がとても多い。解析サイト類は今では一般化粧品まで拡がっていますが、私の視点からするとズレている見解が多く、特定の成分には拘る方ですがああいうものが参考になった事はありません。
◆参考
近年気に入って使用してきた他のシャンプー いずれもクチコミ済
・資生堂 ドゥーエ
・カネボウリサージ ヴォーニュ「モイスト」
いずれもそれぞれ優秀なシャンプーで、これらもリピート予定。
本シャンプーはかつて使用してきたなかではマーガレットジョセフィンの使用感に似ていますが、残念なことに実店舗ではマーガレットジョセフィンは見かけなくなりました。
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2017/12/20 01:19:43
シャンプー単品のレビュー。使用していたのは今年の前半位でしたが、合いませんでした。全て使い切る事ができず。過去にも書きましたが、アミノ酸系であってもml単価安めなものはこういう事が多いです。
合わなかった点を羅列。
・洗っている最中から頭皮にかすかにチリチリと痛痒いような刺激
・抜け毛が多い
・洗髪後・ドライヤー後も刺激感が微妙に継続
・これは好みの問題ですが香りもかなり苦手。ローズの香りではないです。籠るようなクセのあるパウダリーな香り。
・頭皮が乾燥する
・ドライヤー乾燥後の仕上がりもクセが出る感じでまとまりがいまひとつ。高機能ドライヤーで底上げしてるはずなのですが…。
割と定評あるシャンプーだと思うので慣れたら大丈夫かもと、勿体ないので暫く使っていましたが、使用が進むにつれ違和感が更に増大、半分強使ったところで使用断念。
但し、本製品はトライアル用ミニパウチも販売しているので良心的だと思います。なのにそちらを買わずいきなり通常サイズを購入してしまったのは迂闊でしたし自己責任です。
使用中のシャンプーが本当に切れてしまう時に慌てて買ったのが一因。新規のシャンプーに手を出す時は気をつけないといけないのは分かっているのですが。(自分内定番でよく使用しているものは普段の行動ルーティンから外れた店舗にしか売ってないので、余裕を見ないといけない。)
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2017/10/28 00:32:11
ダークブラウン購入。過度な期待はしてなかったのだけれど、なかなか良いです。
塗布部分のごわつき・束感・変なテカリ一切なし。
使用にちょっとコツというか…髪の分け目は特にひと塗りではサッと色が付かないので、
ブラシにとっては塗り、の動作を数度繰り返す必要ありますが。
(製品説明通り、分け目はブラシを寝かせて面で効率的に塗布してます。)
あと、摩擦でちょっと薄れやすいのかなという感じはします。
数年使用し続け、最も気に入っていたホーユー シエロ コーミングカバーも中々良かったのですけど、乗り換えるか、あるいは状況により両方併用で今後もリピートしていくと思います。
ただ、シエロより更にナチュラルかつしっかり隠せる良品ではありますが、価格はシエロの約2倍ですね。
やはりDSポイント10倍還元分は元からしっかり上載せされてる感はあります…。
一個がどれほどもつものか、まだはっきりしていない為星は暫定の面があり。
なお、やっぱりプリオールのパケデザイン、私は結構好きです。
本品はブラック基調で地味ですが、プリオールのデザイン上のアイコン、ジュエリーファセットカットのデザインがプリントだけでなく蓋裏に立体的に施され、表側から視ると、かすかに透けて角度によってきらきらと3D的に浮かび上がっては消えます。
ユニバーサルデザイン的要素とは今回は関係ないけど、こういう遊び心も中々志が高いと思いますね。
あと、希望を言うならば別売オプションでもいいのでもっと効率的に塗れるブラシがあればもっといいかも。ブラシの毛量、大きさ等がちょっと貧相で、まばらな数本に立てて塗るにはいいけど、分け目には塗布に時間がかかってしまう。
それにしてもつくづく、エイジングサインの出方ってきっと人によりかなり偏りがあるのだと思う。
私の場合は顔そのもののエイジングが今だに緩やかなのと引き換えにか(?、&だから誰も聞いてないって(自爆))、若年時分から人一倍早く白髪が始まりました。20歳前後の時からちょっと髪をかき分けたら簡単に数本見つかってた。その後、白髪ってそれこそ日々増えるのではないかと思う位の勢いの幾何級数的に増えていくので、普通でも大抵はなんらかの対処が必要になってくる年齢のいま、それはもう、一度染毛を辞めてみたらどうなるのかがもはやわからないほど増えてます(^^;)。
で、私はセルフカラーリングはせず、絶対美容室派。サロンで綺麗に色を入れるには、徐々に染まるカラーリングトリートメントなどもしない方がいいと思い、この種の、次にシャンプーをする迄の一時着色料で次のサロン染めの日まで凌いでいるのですが、また私の髪の伸びが速いときてます(2か月で余裕で3cmは伸びる゜゜)。
この手の製品にかかるランニングコストもばかになりませんが、なんだかとにかくきっと、エイジングは誰しも平等に訪れ、それに掛かるコストも均せば皆似たり寄ったりなのであろう。と思ってなんとか納得してます。
でもこの手の製品も進化しましたね。かつては超絶キツく耐え難い着香(資生堂の髪マスカラでもありました)、しかも不自然な使用感のものが多々ありましたけど、それらとはもう比べるべくもない良品です。
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-
[美容液・フェイスオイル・バーム・アウトバストリートメント・ボディクリーム・オイル]
容量・税込価格:75ml(レフィル)・14,300円 / 75ml・15,400円発売日:2016/10/21
2016/10/28 00:46:41
発売前にサンプル2包試用、現品を発売初日に購入。ファーストインプレッション的・感覚的な印象は殆ど星7に相当します。が、今は暫定星5。(今秋冬の使い込み後見直ししますが下げる事はなさそうかな?)
クレドポーならではの巧みな、外さない製品造り。本製品は容量・価格設定等も絶妙ですし、本当に様々な意味で「巧い」です。
私にとってのネックは「医薬部外品」である事ですね。(だから、星を今後上げにきても7にはしません)
なお分類としての本品の名称は「オイル状美容液」であり、組成はオイルそのものではありません(公式HPで全成分は簡単に閲覧可能。原料名は多くかなり複雑な組成です)
【使用部位、購入動機】
スキンケアの行程のどの段階にでも、ボディ、髪にも使用可という大変自由度の高い製品です(但し夜用なんですね、一応) 。私は顔、首、手脚、爪に使用。
最初はボディ主体で使うつもりでした。今年はボディケアをちょっと強化しようと思っていて、秋口にクレドかフューチャーソリューションLXのボディクリームの購入を(ついに?笑)検討していたのですが、丁度その頃本品の発売の報があった為、それらの購入は見合わせました。また今月初めに、フェイスの保湿・エイジングケアものの購入で全く実用レベルに達していないものを掴むという失策(まあ価格帯は違いますが…)があり、本品をフェイス用としてもメイン使用する事となりました。ボディは他のものとも併用しますし一度の使用は少量で済むのでマルチに使いまわしてもかなりもちそうです。
ちなみに、ジェルネイルをセルフでオフする為にアセトン濃度高めのリムーバーを使用する機会が先日あり、オフ前に爪周り、オフ・手洗い後に爪に本品をよくすり込んだのですが、見事ほぼノーダメージですみました!
【使用感】
良いです。流石の洗練ぶりで、高価格帯(でもクレドの美容液にしては容量の単位単価/絶対価格ともに抑えめですが)の醍醐味ここにありの使い心地です。
保湿感は十分、かつ表面はなめらかでべたつきません。塗布後の肌は保湿感・ハリ感とモチっとした感触がかなり長時間維持されます。
なお、ちふれの化粧水→本品、でも十二分な保湿感と後肌感。ゲランのスーパーアクアセロムにも相当する懐の広さを感じます(笑)。
【香り】
いうまでもなく調香巧みですよね、やや濃厚なフローラルですが。
香りは強めでかなり持続もしますので購入前に確認をお勧めします。
発売前でしたが店頭でまず試用した時に感じたのが瞬時に心が浮き上がる高揚感。あ、これ絶対買おう!と香りだけでも思わせる力があります。
それでいて、高揚感と相反した鎮静効果もあり。
高揚・精神賦活作用だけだと夜のスキンケアには絶対不向き(寝られなくなる)のですが、それが就寝直前でも全く大丈夫。こういう調香も資生堂は蓄積したノウハウでお手の物なのでしょうね。なんだか本当に色々な意味で感心します。国内向けのみマーケットの製品と違って、単なる無難の範囲に収めない造りにしているところが本当に大変良いです。私はそういう要素を高価格帯コスメには強く求める人間なので。
【パケ】
ピンク色(濃淡全ての段階)がとても好きな私にとってはツボです。
ただ、わりと濃いピンク×ゴールドのパケ画像を見た瞬間、『おっ、、、クレドが、プリオール路線…か…?』ってちょっと思っちゃいましたけど(^^;)。(注:私はプリオールはとても好きですよ)
なんだか、数年前のルージュアレーブルのリニューアルあたりからクレドは旧来イメージの払拭というか柔軟性を持たせる方向というか何か色々模索して顧客の反応を探っている最中という感じがとてもしますね。
機能的には、スポイト式は若干使いにくいかな(またスポイトの長さが長いので)。
【参考】
医薬部外品を警戒する理由については、問題の無い健常な肌に薬理的作用のある成分を日々連用する事に関する是非、疑問である事はこれまで他製品でも度々触れています。
本品は酢酸DL-α-トコフェロール、グリチルリチン酸ジカリウムがその成分で、これはもう様々な製品に配合されており『例によって例のごとく』ですね。
主には下記の過去のクチコミで考え方について書いています。
2013/6/11 ユースキン製薬 薬用ユースキンSローション
2014/4/21 ポーラ サインズショット
他にも書いていると思いますが、とりあえず参考として。
勿論あくまで極めて個人的な考えです。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2016/3/28 23:51:04
【追記】
その後リピート、とても快調に使用しています!抜け毛もとても少ない。
コスパ・使用感両面で本当に久々に納得できる良い製品です。
星5→6に上げました。
※以下、2016/2/9のクチコミ※
ローテーション使用でしたが、ほぼ1本使い切り、良いシャンプーでした。単なるシンプルシャンプーではない、総合バランスの取れた良品。最初は臨時使用の心算でしたがリピートもするかもしれません。私はコスメ・トリレタリー製品全般について、例外はあれシンプルこそ最上と思うタイプではないし、ケミカル成分に関しても特定の成分以外はほぼ許容できますし(どころか、くどいけどバリバリケミ派)、そんなわけで、
後述の購入動機以外は、ドゥーエの本来コンセプトを評価しての好印象であるわけではない事はお断り申し上げておきます。
【購入動機、選択基準】
まだ、昨年の病気の関連ネタが続いていてなんですが、購入のきっかけは昨夏〜秋にかけての病気でした。(完全にに諸症状の余韻も抜けきるのは12月末位までかかった。)
入院中も含めほぼ普通に動けるようになるまでは手持ちのシャンプーを使用していたのですが。病気の症状のひとつに、頭皮の激しい皮膚炎があり、皮膚炎や病気自体は回復途上ではあるが病後の脱毛も激しく、完全回復迄の養生・用心の為にもっと低刺激寄りで香りもないシャンプーを使用しようと思い本製品に行き当たりました。
なお、過去にも使った事のあるアミノ酸系無香料シャンプーはあるのですが、
・ガイアメディ→実店舗では何処でも見かけなくなってしまった。
・カウブランド無添加→過去、健常時に使ってさえ全く合わなかった為論外。
なお未購入のその他の無香料商品も調べ、色々と消去法で本製品に行き当たり、取扱店である梅田阪急の薬局で購入しました。
【香りなどについて】
・無香シャンプーの快適さというのは一度味わうと止められないものがあります。洗浄中は勿論の事、洗髪後ドライヤーで香りが熱風とともに再度鼻腔に強引に侵入して息苦しい思いをする事がなく本当に快適。
あと、無香シャンプーの方がかえって頭皮の匂いが発生しにくく思います。
・家じゅうのトイレタリー製品なにもかもに香りが付いているのはフレグランスを楽しむのにも全く不適なので、その点でも優秀です。
・但し原料臭は有り。洗う一時だけですが、アルコールの匂いがかなり凄いです。
推測ですが、やはり保存料代わりなのかなぁと思います。
容器には大きく「火気注意 エタノール」の文字が。
全く批判では無いですよ。ただ、シャンプーで火気注意の表示がある製品って初めて見た気がします。
このあたり敏感肌用製品としてはどうなのかなと思いますが、アルコールに弱い方は成分の事前チェックはされますでしょうし余計な心配だとは思います。
【成分、他】
で、その分といいますか、全成分表示の成分数は本当に少なく、ケミシャンプーとしては本当にシンプル成分だと思います。(公式HPで簡単に閲覧可能)
・病状回復・皮膚炎終息と入れ替わりにかなり多量の脱毛が約3か月続いたのですが(もう本当に焦ったし、一時はどうなる事かと。今は治まりました)、それが止まるかと期待したのですが自然に脱毛が止まるまでは効果は無かったですね。まあこれはシャンプーなどではどうしようもないものだったと思います。皮膚表面の症状が収まっても、恐らくその時深部でダメージを受けた分の髪が抜けきるまでは収まらなかったものだと推測しています。
多量脱毛終息後は、本製品を使用時の抜け毛も普通の量…という事は、相性的には問題なく合っているものと思われます。
・ノンシリコンである事はわりとどうでもいいのですが、キシミ防止の合成ポリマーはきちんと入っていますのでキシミは殆ど無し。(褒めています。)
・すすぎ時いつまでもヌルヌルせず快適。
・インバストリートメントを使用しなくても、洗髪→乾燥後の、髪のまとまりや、軟らかさ、それでいて適度なハリもあり、ツヤも良いです。これがかなり意外で本当に優秀だと思いました。
同時期、ローテーションで、オブコスメティックスの1Rシャンプー、2Rトリートメントも使っていたのですが、それよりもドゥーエ単品での洗い上がりの方が優っており、価格差を考えても本当に優秀です(但しオブは他にも種類が多いですのであくまで上記製品のみとの比較。)
・ボトルデザインも良いです。
・コスパ良し。
総じて優秀、エタノール高率配合の部分のみ懸念はあるかもしれませんが、私には合っていて快適に使えるシャンプーでした。石鹸シャンプーではなくケミでなるべくシンプル成分シャンプーを探している場合などには候補に入れてよいのではないでしょうか。
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