表示
一覧
個別

絞り込み:

168件中 46〜50件表示

★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 42歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
クリード / ベチバー オードパルファム

クリード

ベチバー オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:30ml・20,900円 / 75ml・30,800円 / 120ml・40,150円発売日:-

5購入品

2017/10/14 16:30:33

クリードは1760年に設立され、設立以来250年間、代々創業家から調香師を出しているフレグランスブランド。
特長は徹底した原料へのこだわりと、ハンドメイドによる製造方法。
また、他のフレグランスブランドよりもメンズが充実している。

ケミカル原料よりも天然原料を多く使うためか、良く言えばナチュラルテイストな柔らく繊細な香りが多い、しかし、悪く言えばキャラクターや強度が物足りない香りが多いと感じている。

ベチバーは2004年発表。6代目調香師オリビエ・クリードと、7代目アーウィン・クリードの共作。

その香りは、ユニセックス用に作られているため、ベチバー感全開の香りではなく、フレッシュさ、甘さ、柔らかさの奥行きのあるベチバーの表現となっており、性別や季節などあまり気にしない、汎用性の高い香りに仕上げっている。

トップはシトラス-グリーン。苦味の強いマンダリン、ベルガモット、リーフィーグリーンの香り。シャープなグリーンシトラスで、メンズ色が強い。少し落ち着いてくると、ベルガモットとグリーンの組み合わせに、アクセントとしてジンシャーを加わることで、リーフィーグリーンの特有の青臭さがなく、ナチュラルなティーノートを思わせるような香りになる。

ミドルはスパイシー-ウッディ。グリーンやシトラスの残香に、少しアーシーなベチバーが主張してくる。さらにアイリスのパウダリー感と、ジンジャーが香り、フレッシュでありながらも、少し甘さのあるとても魅力的なベチバーの表現に。

ベースはウッディ-ムスキー。ジンジャーやグリーンの効いた少しメタリックなベチバーと、サンダルウッドやアイリスの重厚なウッディの香り。それ以上にアンバーグリスやムスクの柔らかさが強く、やさしいベチバーの表現。最後のややパウダリーなベチバーの残香と、アンブロクサン、ムスクのどれも主張しない中庸的な香りが、やさしいなかに、どこかゾクゾクするような刺激を感じてしまう。

個人的にユニセックスの香りが好きだ。嗜好性も高く、何より使いやすい。
クリードのベチバーはユニセックスだけあって、ウッディ感の強いゴリゴリのベチバーや、アロマティックなベチバーや、クラシカルなベチバーとは異なる。ベチバーとジンジャーを軸に、グリーンやシトラスで爽やかさを、ムスクやアンバーグリスやアイリスで柔らかさを付与した、ケミカル感のない、ナチュラルで優しい香り。男女問わず、春夏につけたくなる、気持ちの良い香りだと思う。
ただ、ベチバーの良さを活かしているというよりも、別の香りに作り込まれていないため、店員さんもベチバーらしくないです、と言いたくなる香り。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 42歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
ディオール / フォーエヴァー アンド エヴァー ディオール オードゥ トワレ

ディオール

フォーエヴァー アンド エヴァー ディオール オードゥ トワレ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・14,520円発売日:2003/9/5

ショッピングサイトへ

5購入品

2017/10/19 21:39:34

ディオールのフォーエヴァー アンド エヴァーは評価が難しいフレグランスだと感じている。

フォーエヴァー アンド エヴァーは、香りの全体像は上品で繊細なフローラルノートでありながら、終始キーの高い青っぽいホワイトフローラルが効いたフレッシュフローラルな香り。
しかし、トップ、ミドル、ベースに進むにつれ、全体的な香りのキーは低くなっていくにも関わらず、トップから続くフローラルグリーンのキーがなかなか衰えないため、ベース付近の香りはキーの高い香りと低い香りに開きがあり、私の鼻では一緒に嗅ぐことができない。どうしても別々に嗅いでしまう。
一緒に嗅ぐことができたらどんな香りなのだろうか。

このフレグランスは元々、2001年に免税店限定品として発売されたが、人気があったためか、2003年に定番になったようだ。
とはいえ、今現在売られている香りが、2001年当時と同じ香りはどうかは不明。ジャドールやミス ディオールや、ディオリッシモのように、フォーエヴァー アンド エヴァーも、現調香師のフランソワ・デュマシーが作り変えてしまったかもしれない。

この香りのコンセプトは、ピンクのボトルに秘めた、永遠の愛を 約束する香り。 美しく咲き誇るバラのエッセンスをベースにフリージアとジャスミンをブレンドした、みずみずしいフレッシュ フローラル ブーケの香り。

香りを見てみると、ブーケ感というよりも、朝露に濡れた採れたてのフリージア、ジャスミン、ローズをそれぞれ1本ずつ嗅いでいくような、フレッシュ感溢れる繊細なフローラルの香り。

トップはフローラル。ディオリッシモのようなミュゲに、グリーンの効かせた、フリージアの香り。

ミドルもフローラル。フリージアのグリーンが、鼻先でキーン香っているその奥から、仄かにハニーのようなコクのあるジャスミンが香る。ゼラニウムのような硬いハーバル調がアクセントになっているため、とてもみずみずしさも感じる。爽やかなジャスミンだ。ジャスミンのコクが収まると、ダマスコンのようなフルーティな甘さのあるローズの香りが合わさった、可憐なフローラルの香りに。

ベースはウッディームスキー。キーのホワイトフローラルノートを残しながら、セダーウッドが香ることで、ドライなジャスミンとローズの香りに。さらに薄っすらとバニラの甘さと、少し粉っぽいムスクの香り。

フリージア、ジャスミン、ローズがそれぞれ主張しすぎず、フローラル以外の香りがほとんど見当たらない、女性らしい上品な香り。にもかかわらず、似たような香りのフレグランスもないため、長年人気があるのもうなずける。

女性らしさを醸し出しながら、一線を越えさせない緊張感のある香りだと思う。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 42歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
ディオール / ミス ディオール オードゥ パルファン (旧)

ディオール

ミス ディオール オードゥ パルファン (旧)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格:- (生産終了)発売日:2012/10/5

5購入品

2017/10/25 00:16:56

突如、このフレグランスに(旧)が付けられてしまっている。

1947年、クリスチャン・ディオールは「パルファン・クリスチャン・ディオール」を創設し、彼が思い描くモダンな女性のエレガンスにぴったりのフレグランスとして、初のフレグランス「ミスディオール」が創られた。
ミスディオールは、モダンシプレの名香として、シャネルNo.5、ゲランのシャリマーなどと肩を並べるような存在だ。

このフレグランスは2012年に、ミスディオールをハウスパフューマーのフランソワ・デュマシーが、現代風にアレンジした香りだ。
香りはライトシプレ。フルーティな甘さが抑えられており、柔らかくてどこか懐かしい香り。

トップはシトラス-フルーティ。ジューシーなマンダリンオレンジと、少しグルマン的な甘さのあるピーチやプラムのような香り。トップから、パチョリのアーシーな香りが顔を出しすぎているように感じる。

ミドルはフローラル-シプレ。パチョリを骨格に、綿菓子のような甘さのあるフルーティを残したローズの香り。少しスパイシーの効いたジャスミンが香ることで、かなりすっきりとしたライトシプレの香りに。

ベースはシプレームスキー。フルーティやジャスミンの甘さを残したライトなシプレに、オークモス、ムスクが香る。オークモスよりもムスク感が強く、柔らかくマイルドなシプレの香り。フルーティやフローラルの残香が、暖かく柔らかいパチョリやムスクにうまく溶け込んで、とても心地よい。

シャネルのココマドモアゼルやチャンスと比較して、少しキャラクターが弱く感じるが、オリジナルのアレンジなので、ヘタなキャラクターを出すべきでないとも感じる。


ここからは独り言。
最近のフランソワ・デュマシーは迷走していると感じる。
特にミスディオールはそれが顕著だ。
ここ数年、香りの出入りが忙しい。
今回は、2012年にアレンジしたばかりのミスディオールをリニューアルして、昨年発売したばかりのアブソリュートリーブルーミングと同じような、ケミカル頼りの香りに差し替えてしまった。
元々ディオールやシャネルは、フランスのグラース産オイルにこだわり、グラースに契約農園を持ち、農家の生活を保証することで、他にない上質なオイルを確保しつづけてきた。
ところが最近のディオールの香りは、水彩画のような淡く繊細な天然の香りの良さを、まるで油絵のような強いケミカルで塗りつぶしてしまっているようだ。
もちろん、ケミカルの強い香りを否定しているのではない。でもこういう香りを、何も長きにわたる歴史があるミスディールに採用しなくてもいいのではと感じてしまう。
天然の香りは、高価格で、ほとんどの店舗で取り扱いしていないレ エクストレだけがあればいいと考えているのであろうか。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 42歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
ゲラン / ネロリ ウートルノワ

ゲランゲランからのお知らせがあります

ネロリ ウートルノワ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:100ml・49,500円 / 200ml・70,290円発売日:- (2021/9/1追加発売)

ショッピングサイトへ

7購入品

2017/10/27 02:19:08

大好きなネロリと、ティーを組み合わせたら、どんな香りになるのだろうか。

そんなこと想像したこともなかったが、ゲランのネロリウートルノワは、ネロリとティーノート、さらにミステリアスなバルサム調を合わせた、フレッシュエレガントな神秘的な香り。

ネロリウートルノワは、ゲランの高級ライン、ラール エ ラ マティエールの一つで、日本では2016年の伊勢丹サロンドパルファムで先行販売された。

ラール エ ラ マティエールとは、素材と調香師との特別な関係の意。ゲランならではの調香師の技と貴重な天然素材が織りなすことで生まれる独創的な香りの世界。

このシリーズはどれも素材の良さだけに収まらない、まるで麻薬のような、五感を鷲づかみされるゲランらしい世界観があって、一度その香りに触れると、その世界にどっぷり漬かっていたい衝動にかられる。
個人的には、フレグランスはジプシーでありつづけたい。だから、ラール エ ラ マティエールとは距離を保ちつつ、甘噛み状態でいたのだが、店頭で大好きなネロリと聞き、何気なく腕に試したその数分後には、この香りに骨の髄までしゃぶりつくされてしまった。

まさに商品説明にある「華麗なオーラを漂わせる稀少な香りが、心を揺さぶり、感情に語りかけるフレグランス」。

トップはシトラス-グリーン。レモンやグレープフルーツの爽やかなシトラスと、ペチグレンの強いグリーンノート。その奥から、ベルガモットとティのみずみずしい甘さがうっすらと香る。肌に乗せると、タンジェリンのようなシトラスの甘さが増したティーノートに。

ミドルはフローラル-グリーン。ベルガモットの甘さから、一気にフローラルなネロリの香りに変わる。しかし、ザラッと硬いペチグレンも残っているためか、オレンジフラワーのように感じる時もある。そして、キラキラとしたネロリの香りのすぐ下から、重厚で柔らかなスモーキーなティノート。ティーノートだけ嗅ぐと、かなり燻したようなビターなティであるが、その香りの上をネロリやオレンジフラワーが明るく香る。この組み合わせがとても魅惑的で、このミドルにハートを鷲づかみされる。

ベースはバルサミック。ティーノートやオレンジフラワーが飛ぶが、ネロリはしっかり残っている。ネロリのフローラル感に、ミルラの濃厚なスモーキーな香りと、ベンゾインのバルサミックな甘さ。徐々にバニラの甘さが出てくるが、オークモスも香るため、バニラぽい甘さよりもミステリアスな樹脂の深みに、どこかさっぱりとしたアーシーな印象を受ける。最後はビターなバルサミックの甘さのあるムスクの香りに。

ラール エ ラ マティエールの中では、ベースよりもミドルの比重が高いためか、持続時間は5〜6時間とやや短い。とはいえフローラル-ティという香調を考えると、かなり持続する方だと思う。また、シリーズの中では、キャラクターよりも嗜好重視なので、少し物足りなく感じるかもしれない。

とはいえ、フレグランスを選ぶ際には、ビジネスシーンでも使える嗜好性の良さ(嫌われにくい)、他と被らないキャラクター性、安っぽくない上質な香りを重要視しているため、そういう視点で見ると、このネロリウートルノワはかなり満足できる香り。

大好きなネロリとティを組み合わせた香りは、大大大好きな香りだった。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品
★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済
  • 42歳
  • 普通肌
  • クチコミ投稿168
クリード / レ ロワイヤル エクスクリュジブ ホワイト フラワーズ オードパルファム

クリード

レ ロワイヤル エクスクリュジブ ホワイト フラワーズ オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:250ml・62,700円発売日:-

6購入品

2017/10/31 23:49:01

伊勢丹のサロンドパルファンを見ていても、最近、チュベローズ、ミュゲ、ジャスミン、ネロリなどホワイトフローラル系の香りが目立って多かった。
クリードでも、2011年に発売された、高級ラインのレ ロワイヤル エキスクリュジブ ホワイトフラワーズをイチオシしているように感じた。

ホワイトフラワーズは、その名前のとおり白い花々が咲きみだれる夢の世界を表現した香り。どちらかというと、白い花々が咲き乱れるブーケ調ではなく、草原の中に自生する花々に囲まれているイメージを感じる。高い嗜好性とナチュラル感を併せ持った、上質なホワイトフローラルの香り。

トップはシトラス-グリーン。レモンと、バイオレットリーフの爽快なグリーンシトラス。グリーンアップルが良いアクセントになって、バイオレットグリーンのエグミを感じさせず、とても爽やかさなトップノート。うっすらホワイトフローラルも香る。

ミドルはフローラル-グリーン。フルーティなシトラスグリーンの効いた硬質なミュゲから、爽快なゼラニウムローズの香り。青々しさの中に、花々の甘さを感じ、とても清々しい。その後、グリーン感を残したまま、ジャスミンが香る。透明感やみずみずしさの強いジャスミン。

ベースはフローラル-ムスキー。グリーンの余韻を残しつつ、ジャスミンのフローラル感が落ち着き、ホワイトフローラル的なコクのあるナルシスの香り。柔らかいムスクやサンダルウッドをベースに、フルーティなハチミツのような甘さがわずかに加わることで、青々としたナルシスの香りを最後まで楽しませてくれる。

妖艶なジャスミンやチュベローズの表現とは対極にある、爽やかで透明感のあるジャスミン-ナルシスの香り。最初から最後まで、嫌味のないナチュラルなホワイトフローラルで包み込んでくれる。

元々、このフレグランスは、彫刻のようにかたどられた、非常に存在感のある250mlのハンドメイドボトルで展開されていた。どう考えても使い切る自信がないサイズ。
さらに香りを見ても、主張のない、みずみずしいホワイトフローラルに囲まれるような、気持ちの良い香り。
結果、晴れた休日の朝、窓を開けて、外から入り込んでくる風に、このフレグランスをシュッシュッと乗せると、春であればナチュラルな花々の甘さを、秋であれば凛としたフレッシュな花の香りが部屋を満たしてくれる。そんな使い方をして、楽しんでいる。
2016年のサロンドパルファン から、煌びやかなデザインの75mlサイズになったため、もしリピートした場合は、こういう使い方はもうできないだろう。

もちろん、肌にのせても、透明感のあるすっきりとしたフローラルノートが優しく包み込んでくれて、とても心地良い。ベースのムスクやウッディは、フローラルノートを支えるような脇役的な存在のため、持続は3〜4時間程度。

使用した商品
  • 現品
  • 購入品

168件中 46〜50件表示

★キャプテンD★さん
★キャプテンD★さん 500人以上のメンバーにフォローされています 認証済

★キャプテンD★ さんのMyブログへ

プロフィール
  • 年齢・・・48歳
  • 肌質・・・普通肌
  • 髪質・・・柔らかい
  • 髪量・・・少ない
  • 星座・・・乙女座
  • 血液型・・・O型
趣味
  • スポーツ観戦
  • マンガ
  • 食べ歩き
  • 映画鑑賞
  • 旅行

もっとみる

自己紹介

キャプテン ドラです。 いつもクチコミやブログを見ていただき、ありがとうございます。 この度、フレグランス専用「フレグランス アッセンブル… 続きをみる

  • メンバーメールを送る