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ラルチザン パフューム / アンバー エクストリーム オードパルファム

ラルチザン パフューム

アンバー エクストリーム オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:100ml・26,180円発売日:-

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6購入品

2017/9/27 20:38:23

お香の香りがするフレグランスといえば、ラルチザンのアンバーエクストリームが思い浮かぶ。
お香を焚かないため、そもそもお香の香りとはどんな香りだろう?と調べてみると、ものすごい種類があり、調べようという気持ちすら萎えてしまったが、アンバーエクストリームはお香の色々な表現を楽しませてくれる。

調香師は、ジャン=クロード・エレナ。好きな調香師の一人だ。

L'EAU D'AMBRE「ローダンブル」(1978年)の世界をより極めたエクストリームバージョンとして、2001年に発売された。

トップはスパイシー。まず、ナツメグ、カルダモンのスパイシーなピリッとした香りが、鼻先にスッと抜ける。特にカルダモンのスパイス感と、奥のほうからオリエンタルな甘さがうっすらと香ることで、東南アジアのお香のようなイメージを感じる。

ミドルはオリエンタル。トップからミドルに移りかける時、パチョリとローズに、スパイシーが合わさることで、一瞬、梅を思わせるような日本的な香りを感じる。徐々にスパイシーが抜けると、パチョリを中心に、ローズ、サンダルウッドが、少しウエットな柔らかいオリエンタルなお香のような香りを作り出している。

ベースはアンバー-ウッディ。サンダルウッド、パチョリ、ベチバーと、スパイシー感の強いドライなアンバーに、バニラ、クマリンの柔らかな甘さが柔らかく香る、ドライなお香の香り。

一気に空気の乾燥が進む、秋から冬にかけての雨の日、アンバーエクストリームを少量ムエットに付けて、この香りを漂わせることで、どこか懐かい暖かい気持ちなる、とまるでお香のような楽しみ方をしている。

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メゾン フランシス クルジャン / ア ラ ローズ オードパルファム

メゾン フランシス クルジャン

ア ラ ローズ オードパルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:35ml・22,440円 / 70ml・36,300円発売日:2014/10/1

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6購入品

2017/9/29 00:42:53

天才調香師と称されるフランシス・クルジャンの香りのなかで、日本のために特別に作られた「ア ラ ローズ」はもっとも好きな香りだ。

グラース産センティフォリアローズとトルコ産ダマセナローズ2種類のバラの香りを贅沢に使った香りとあり、確かに、華やかなローズと、フルーティな甘さのあるローズがそれぞれが主張しながらも、全体的には繊細で控えめな香りで、日本のためにつくったローズの香りという点に納得する。

トップはシトラス-フローラル。爽快なレモンと、ジューシーなベルガモットと、アルデハイド的で少しパウダリーなネロリのような香り。特にこのベルガモットは、爽やかでありながらもフローラルな甘さもあり、気持ちが良い。

ミドルはフローラル。華やかなアブソリュートローズに、バイオレットが加わった香り。バイオレットの青臭さやローズオキサイドの粗さが出すぎてしまい、良く言えばナチュラル、悪く言えば少しエグみを感じる。このあたりのローズの表現は、同じくクルジャンが調香したニナリッチのレクスタス ローズ レジェールに似ている。青々しさが抜けてくると、フルーティな甘さのある上品でまろやかな甘さのあるローズオイルの香りに。このローズはとても良い香りで、素材の良さも感じる。

ベースはウッディ-ムスキー。フルーティな甘さのあるローズの残香と、セダーウッド、ムスクの香り。時間が経っても、ダマスコンのフルーティローズの甘さや、サンダルウッドの奥深い香りが持続する。

華やかさもありながらも可愛らしい、繊細で可憐なローズの香り。
ジメジメしない晴れた日の日中に、ア ラ ローズを身に纏うことで、その晴れ晴れした気持ちにフレッシュな華やかさを添えてくれるのだろう。
個人的には、ミドルからベースにかけての、透明感のあるフルーティなローズが特に好き。ローズでこういうフルーティ感を出されると、いわゆるフルーティフローラル系の香りがチープに感じられてしまう。逆にトップからミドルにかけては、少し粗さを感じるため、マイナス★。

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ル ラボ / GAIAC 10

ル ラボ

GAIAC 10

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:1.5ml・1,650円 / 15ml・18,480円 / 50ml・40,920円 / 100ml・66,000円発売日:2008年

7購入品

2017/10/2 23:49:53


私がルラボに強い興味を感じたのは、ネットで創業者のエディ・ロスキーのインタビューを読んだ時に、彼が日本人というアイデンティティを実に的確に捉えていたからだ。
特に、彼自身が実際に体験したという華道について、ただ花を観るという結果だけではなく、そこに辿り着くまでのステップバイステップというプロセスをすごく大事にしていることを、とてもいい文化だと感じた、その感性に興味を持った。
さらに2007年、創業の地ニューヨークにつづく2店舗目の路面店を、パリやロンドンでなく、正直、ほとんどフレグランスが売れないこの日本(代官山)を選んだことに、思いっきり好感を抱いた。

ガイアック10はそんな日本を象徴した、東京限定の香り。2008年発売。

この香りは禁断の香りだと思う。
なぜなら、ガイアック10のコンセプトは、賦香率が30%とパルファム級に高いも関わらず、その香りは周囲にフレグランスを付けている印象を与えないくらい、繊細さや気遣いをキーワードにしているからだ。
それくらい香りが優しく肌になじむため、“スキンパフューム”と呼ばれているとのこと。
このフレグランスを理解するには、時間と知識も必要になってくるとのこと。

こういう香りに触れて、こういう香りを理解してしまうと、もう後戻りできないのでは、と距離を置いていたが、何回か店頭で試しているうちに、ついに我慢できず買ってしまった。

ガイアック10にはトップが存在しない。店頭でムエットにつけても、繊細すぎて店内にあるさまざま香りに埋もれてしまい、ほとんど香りを感じ取れないため、外で香りを嗅いでくださいと言われるほど。

実際には、アルコール臭が飛んだ後、ガイアックの少しだけスパイシーで、硬さのあるウッディ感に、ウエットなムスクが合わさった、スモーキーなウッディ・ムスキーな香り。
スモーキーな中に、少しずつオリバナムのミルキなー酸味が加わり、透明感、清潔感が増していく。
2時間ほど経つと、ガイアックとセダーウッドのドライなウッディ感が増して、さらにオリバナムの酸味がアクセントになることで、柔らかいムスクに沈むことなく、硬いウッディが香る。付けてから2時間くらいは至福の時間を味わうことができる。

さらに2時間ほど経つと、オリバナムが弱まり、ウッディの余韻と、柔らかいムスクの香り。その後は儚げなムスクの香りが6時間以上続く。
男性にはムスクの香りに気づきにくい人が多いという。もしかすると、ウッディが抜けた後のムスクの残香が分からないのではと感じてしまうくらい、柔らかいムスクの香り。
そもそも香り立ちもソフトなため、両腕に1プッシュずつだと、周囲の人にほぼ気付かれないレベルだ。

このフレグランスの主役は、何と言ってもガイアックウッドとオリバナムだと思う。
ガイアックウッドのスモーキーで、バニラのようなふくよかな甘さのある香りは、人をリラックスさせ、身をゆだねるような気分にさせるため、瞑想をするときに役立ち、神経の緊張を和らげる作用があるとのこと。
また、オリバナムはフランキンセンス、和名では乳香といい、柑橘系の酸味と、樹脂のクリーミーな甘さを合わせたような香り。古代エジプト時代から、その金色の樹脂を焚いて、不安や緊張、強迫観念を取り去るために使用していたとのこと。
このガイアックウッドとオリバナムを、上質なムスクがフレグランスとしてまとめ上げたような香りだ。

個人的には、ムスクに包み込まれてしまう手前の、ガイアックとオリバナムが肌に寄り添って、安らかな癒しを与えてくれるところまでが好みだ。

トップに効く香りもなく、賦香率も高く、アルコールが少ないため、香りはほとんど拡散しない。電車などで近くにフレグランスを付けている人がいると、完全に負けてしまう。鼻に刺さってこない香り。

周囲に気付かれず、自分だけが柔らかくて、少しだけ甘さのあるウッディに包まれているようで、完全に自己満足の世界。贅沢なフレグランスだと思う。

しかし、フレグランスが好きな人間としては、この素晴らしい香りを、少しだけ広範囲に、少しだけ強く香ってほしいと願ってしまう。

いや違う、このフレグランスのコンセプトはそうじゃない。このフレグランスを理解するのには、もう少し時間と知識が必要だと感じる。

まだまだ理解するところまでは至っていないが、周囲に香りを拡散せずに、過度なストレスから安らぎ感を得て、自分自身をリセットするための香り。少しずつではあるけど、こういう香りがあってもいいのではと理解しはじめている。

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エルメス / ナイルの庭 オードトワレ ナチュラルスプレー

エルメス

ナイルの庭 オードトワレ ナチュラルスプレー

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)]

税込価格:-発売日:-

5購入品

2017/10/5 23:24:55

エルメスの「ナイルの庭」は庭シリーズの第2弾として、2005年に発売され、大ヒットとなり、日本でも人気のあるフレグランスだ。

「川の流れと共に」をテーマとして、ナイルの河口付近に広がる庭園をイメージして作られた、さわやかなフルーティーグリーンの香り。

調香師は、エルメスのハウスパフューマーのジャン=クロード・エレナ。
この「ナイルの庭」について、自書にて次のように語られている。

「ナイルの庭」のテーマを選んだのは、アスワンのナイル川のなかの庭を散歩しているときだった。マンゴーの並木道、五月。マンゴーの木の枝は青い果実の重みでたわみ、果実が手に届くほど低く垂れていた。ひとつ、実をもいだ。花床から透明な乳液があふれ出た。鼻に持っていった。匂いに魅了された。樹脂、オレンジの皮、グレープフルーツ、にんじん、オポポナックス、社松、酸味のある匂い、甘い匂い、強い匂い、優しい匂いなど、香りのイメージがあふれ出てきた。抗わず、感覚を愛撫されるままに、匂いを自分のものにする。この喜びと感覚を、私と一緒にいる人びとと分かち合いたい。こうしてテーマが決まった。(中略)青いマンゴーが匂いが記号となり、ナイルの島の庭の象徴になった。(「ジャン=クロード・エレナ著、芳野まい訳「香水−かおりの秘密と調香師の技」白水社より)

本人が語っているとおり、このフレグランスのキーは、グリーンマンゴーの香りだ。
このグリーンマンゴーを、ラクトンのような重甘いフルーティではなく、フレッシュなシトラスやグリーンを効かせることで、ニンジンやトマトのような野菜の香りの甘さを引き出して、結果、ありがちなトルピカルなマンゴーではなく、アフリカのナイル河口の庭のイメージをうまく作り出した。

トップはシトラス-グリーン。フレッシュなグレープフルーツと、リーフグリーンの香り。グリーン感にニンジンの思わせる甘さが増し、確かにマンゴーのような香りに感じる。

ミドルはフルーティーフローラル。ニンジンに酸味が増して、トマトとマンゴーを合わせたような香りがしばらく続く。その背後から可愛らしいピオニーと乾いたロータスの香り。

ベースはウッディ-ムスキー。フルーティグリーンの残香に、イリスのパウダリー感が加わり、フルーティな抹茶のような香り。シナモンのような少しクセのあるウッディとムスクから、最後はややメタリックなヒヤシンスグリーンと、イリスのパウダリーな香り。グリーン感の強い硬いパウダリーノートが少し鼻に付くが、しばらくすると、グリーン、パウダリー、ムスクのバランスが整ってきて、柔らかいお茶石けんのような清潔な香りになる。

トップからミドルの、とても爽やかシトラス-グリーン-フルーティな香りに対して、ベースの石けん調の香りは、「ナイルの庭」のイメージと少し離れて感じてしまう。そして、1時間くらいでベースの香りになり、このベースが3・4時間程度とかなり持続する。
とはいえ、嗜好も高く、清潔感な香りなので、春から夏にかけて出番の多い香り。

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ブルガリ / ブルガリ プールオム オードトワレ

ブルガリ

ブルガリ プールオム オードトワレ

[香水・フレグランス(メンズ)]

容量・税込価格:30ml・7,920円 / 50ml・11,110円 / 100ml・15,510円発売日:1996/11/21

5購入品

2017/10/7 10:50:44

確かめる術はないのだけれど、ブルガリプールオムは、日本で一番売れているメンズフレグランスではないか、しかも10年以上に亘ってだ。ネット通販のランキングを見ても売れているようだし、フレグランスを相当売っていると思われる安売りの殿堂の売り場を見てもドヤ顔で常に良い棚を陣取っている。

なぜ、このフレグランスは売れ続けているのだろうか。

当たり前だけど、まず香りがとても良い。世代や性別を問わない、非常に嗜好性の高い清潔な香り。正直、この香りを嫌いな人は、ひねくれ者ではとすら感じてしまうくらいだ。
私もフレグランスに興味を持ったきっかけは、ブルガリプールオムだった。
しかし、香りの面白さや、奥深さ、幅の広さ、ストーリー、原料など、知らない世界を見たい知りたいという欲望には勝てず、今も新しい扉を開け続けている。
だからと言って、ブルガリプールの香りが飽きたわけでもない。たまにその香りを嗅いでみると確かに良い香りだ。

次に、買い求めやすい価格と、どこでも買える手軽さが、人気の理由だと思う。
あの高級ジュエラーのブルガリのフレグランス(プールオムを中心とした一部)が、かなり手頃な価格で、近所のスーパーマーケットでも買うことができる!

嫌われない嗜好の高さ、どこでも買える、手ごろに買える、しかもブランド品。
ひねくれ者の私にとって、残念ながら、そのフレグランスを買わない条件を全て満たしてしまっている。

とはいえ、香りそのものは非常に完成度が高い。全体的には、ウッディ、ムスクを軸とした重厚な香り。しかし、ベルガモットやティ、スパイシーなどが絶妙なバランスで配合されていて、性別、世代を問わない、柔らかく清潔な香りに仕上げている。さすがジャック キャヴァリエ。難を言えば、全体的に香りが薄く、あまり持続しない点くらいだ。

トップはシトラス-アルデハイド。爽やかなベルガモットとラベンダーと、ソープ調のアルデハイドと、うっすらとオレンジの甘さ。かなりキーの高いところでスパイシーノートが効いているため、全体的にとてもすっきりした香りで、清潔感がある。

ミドルはグリーン-ウッディ。ベルガモットから連なるティノートに、ブラックペッパー、コリアンダー、ガイアックウッドを合わせることで、軽快でありながら木々のぬくもりを合わせた、とても気持ち良い香り。

ベースはウッディ-ムスキー。ガイアックとティの甘さが飛び、ベチバーのアロマティック感が増す。少しメンズぽくなるが、最後はムスクとセダーウッドの柔らかいウッディムスキーな香り。

香調を見ても、もっと香りが持続しても良さそうなのに、本当に持続しない。持って3時間程度だ。トップのエタノール臭がはっきり出てしまうのをみても、やはり賦香率が低いのだろう。そして、この香りの薄さも日本で人気の理由かもしれない。

フレッシュなナチュラル感の強いアトリエコロンのウーロンアンフィニや、清潔で柔らかなガイヤックウッド感が強いルラボのガイヤック10を知ってしまった以上、ブルガリプールオムは完全に卒業したフレグランスになった。

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  • 年齢・・・48歳
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  • 髪量・・・少ない
  • 星座・・・乙女座
  • 血液型・・・O型
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  • 読書
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  • 食べ歩き

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自己紹介

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