ガガーリン号さんのクチコミ投稿一覧（Like件数順）16件〜20件 - My@cosme

シャネル

シャネル N°5パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：7.5ml・17,380円 / 7.5ml・18,150円 / 15ml・31,350円 / 30ml・44,000円発売日：-

冬、スーツなどのフォーマルスタイルで装う時は
五番の香水(小さなスプレイタイプ)をよく使います。

肌には過酷な季節でも、香水にはうってつけの冬。空気も程よく乾いて、
ジャスミン香がべたっと重く濁らないので五番には丁度良い季節です。
北欧の白夜・オーロラにインスパイアされた香りとか？確かに冬の雰囲気…

ココが求めた‘女の肌‘のあたたかな香り…　確かにそんなイメージ。

私がはじめて五番と出会ったのはモスクワの空港、
美大の卒業旅行でした。シャワーが壊れていたホテルに泊まったので、
レニングラードに着くまでにコロンで体拭いてサッパリしたいと思い立ち
ふと購入したのが五番。いわゆる免税店のような空間でしたが品揃えも
少なくてこれしかなかったような記憶も…仕方なく購入した品でしたが、
到着したレストランでは店の男性陣にかしづかれ丁重に扱ってもらえましたねぇ、千鳥格子のスーツによく似合う香りでもありました。正統派シャネルスーツにジャストフィットする設計でしょう。完璧なグランドデザイン！

私の数少ない経験から感じるのは、海外ではシャネル５やカボシャール、
レールデュタン、ミツコといった銘香を上手につけこなすことで、快適で
丁重なサーヴがうけられる特典がうまれます。
これは女として嬉しいことであり当然の権利でもあると感じています。
二十歳、あのレニングラードのレストラン以降、私はつねに普遍的な美しさを意識する、賢く　欲深い活力に満ちた女性でありたいと痛感しました。

また、どうみてもこれは正真正銘‘昼の香水‘であると思います。
マリリン・モンローの有名なセリフは　いってみればマトメ買いに走るアメリカ顧客に対してフランス側が呆れ返った象徴的なエピソードだったと聞きました。それを伏せ庇うことなく、あえて世界に公表することが、傍若無人かつ大味なアメリカおよび成り上がりハリウッド女優への痛烈なアイロニーであった　と。

明らかにキリリと清楚でアクティヴな昼の香りである五番を、夜つけるというチグハグ振り・とんちんかんっぷりを嘲ったというわけですか・・・
たしかに良識やバランスを欠いた彼女の感覚およびアメリカ人の無頓着な雑食ぶりについては度肝抜かれますね？フランス人は影でそんな連中を思い切り笑い飛ばしていたと聞きましたが、今日あの名セリフがここまで強い認知度をもつといまやどっちが正しいのかは謎になりそうですね。

名香と誉れ高い香水の中には、気軽なトワレやコロンの方が素敵なものも
多くありますね。しかしこと五番に関しては香水が最高！
五番ならではの柔らかさ・滑らかさ・しなやかさが余すところなく発揮され
ラストノートの麝香っぽい暖かな温もりに包まれる瞬間は至上の歓喜です。
これがまた昼にもいけるという威風堂々な麝香トーンであることもポイント高しでしょう。いうまでもなくシンプルなカットのボトルも最高に素敵♪

使用した商品

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• 購入品

マキアージュ

トゥルーアイシャドー

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：3,850円 (編集部調べ)発売日：2012/7/21 (2015/3/21追加発売)

粉質が格段に改良されましたね！
驚愕のレベルアップ…

しかし質感だけでなく色展開までどっかルナソル路線を忠実に
なぞりはじめたような印象。何のひねりもない単なるマネっこは
ちょっと退屈だなぁ。資生堂ならではの最新テクノロジーや
斬新な素材、面白いパッケージデザイン提案があれば唸るんだけど、
今回はそれもないような…？

マキアはマキアならではの、あっけらかーーーんとした？
最大公約数色みたいな単純に強い色彩展開とドライな粉質や
何も考えてないかのような配色レイアウト、あのとんでもなく
無骨なパレットがもつ大雑把っぷりが他にはなくて
私にはよかったのですが。

どれもがシットリ傾向に向かう中、ベースの濡れ加減次第で
いかようにも仕上げられる？　マキアやシャネルみたいに完全乾式の
ぱっさぱさ系も一方で存在してくれないと困るな…かのシャネルさえも
今夏シットリに改良されちゃうしね。みんな同じじゃ無意味ですよね？

ま、ほぼルナソル的パレットが安価(ほぼ半額に近い？)に
入手可能になったわけですから、こりゃ爆発的に売れそうな予感します。
ハイ…

使用した商品

• サンプル・テスター

クレ・ド・ポー ボーテ

オンブルクルールクアドリ(旧)

[パウダーアイシャドウ]

税込価格：- (生産終了)発売日：-

クアドリは美しいのですが色調が淡過ぎて興味を抱けませんでした…

どのパレットにもシッカリとキワを〆てくれる色が存在しないというか？
効かせ色・差し色がいまひとつ弱い印象でした。

しかし今回出た鮮烈なまでの地中海カラー＝蒼きアクセントは本当に素敵♪
化粧品というより‘旅券‘といっても過言ではないほど？　ココではない
異次元空間にオンナを『連れてってくれる』一品、そっこー両方購入デス。
蒼部分しか使わないほどに、この蒼さはお気に入りです。

年末年始、介護で大騒ぎでしたから到底化粧する気にもなれませんでした。
するとオンナの顔って不思議なもので、化粧品一切を受付けないほど険しく
冷え切った肌感&老けて疲れた顔立ちになっていくんですね？
ごわごわとニゴリくすみ　もう甘さが全部吹っ飛んじゃう…

仕方ないとはいえコレは強烈！久々に手鏡を覗いた瞬間に点滅した文字は
まさしく『game over』〜　ショックでした。そんな時、こういった大胆かつ鮮烈な一品を素肌に思い切りつけてみると意外や意外、化粧の気分をカオが思い出してくれるんですね。少しずつ復活しちゃいましたよ　笑

たぶんこういった万人受けはしない、下手すれば在庫思いっきり倉庫に残るタイプのメイク・カラー提案の必要性ってのはずばりショック療法を必要とする女性が存在するからだと私には思えるんです。

シャネルもゲランも日本人若年層に媚び始めちゃって、小便臭い色だしばっかになりつつあります。こうい大人っぽい辛口でマチュアなユーモアセンスを余すところなく提唱できるブランドは少ないですね。まさかクレドが！？
という感じですが見事やってくれましたな★感謝です！！！

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シャネル

ココ パルファム

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：15ml・31,350円発売日：1980/12/31

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冬場、キリリとタイトに決めたい黒のハイネックセーターに
最高に似合う香りですよね？
もちろんお約束は白肌と赤口紅…

ココそっくりな容姿で当時広告塔でもあったトップモデル、
イネス・ド・ラ・フレサンジュ女史の決然とした美しさが強く
印象に残っていますが、当時こぞってつけていた女性たちは…
‘つけすぎ‘系の極妻が多かったような気がします。汗

私は店員さんから聞いたつけ方指南は、ココを香水瓶から一滴取ったら、
香りの粒をつぶさぬように足首に移動させ、そのあと膝裏→おへそ周りへ、そのまま左右手首を静かに重ね、耳の後ろへ軽く触れるようにつけておくと一番良い香り方をする　とか。強く香りすぎる人は『こすりあわせ』ている
つまり残念なことに香りの粒をつぶしてしまっている　とも。

東洋的な深い思索を髣髴とさせる青い葉樹ベースに、
お香の静寂さが香りたち、思わず自省タイムに陥りそう　と思いきや
しばし花芯の粉が舞い吹噴くような甘い混乱…ほてりさえ覚えそうな？
凶暴なほど端正な麝香が幾重にも飛び出し奏でる官能のハーモニーが
真っ赤に舞い狂う、という具合に肌上で目くるめく変化を遂げる香水です。ずっしりと重く残る香りなので、つけすぎた翌日は部屋中をホーキで必死に掃きだしていましたっけｗ

時間軸や服の素材・気温＆湿度など、緻密な計算の上で＝確信犯での
巧妙な策略ならいざしらず、無頓着につけてしまうと大失態を犯す！
そんな香り。シャネルの個性的な香水はホント素敵なのに、つけ方を間違えている女性たちのおかげで多大な誤解をされている品が多いですね？
ココやマドモワゼルなんかはホント可愛そうな香水だと思います…

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シャネル

レーヴル サンティヤント

[リップグロス]

税込価格：- (生産終了)発売日：-

●追追記●

クリスマス限定カラー・367アントゥリーグです。
何故サンティアンにこの色がなかったのか？と思うほどに素敵！
パールなしのブラウニッシュレッド、まさに官能的な唇色です。ライナーで
かるく輪郭整えてさっと中央に乗せ上下すり合わせるだけで完成度高い
綺麗なリップの出来上がり、クリスマスカラーとしては少々地味ですが
多忙な女性には超便利色ですね。同じくシャネルのモルドレ=赤褐色という
名の、パール味が入った茶系リップライナーと合わせると丁度良い立体感が
でるみたい。いやはやシャネルの美しき色彩世界は奥が深いですねぇ〜

●追記●

新色シッコロ、見て来ましたよ。官能的過ぎて絶句しました。
液は間抜けなほど殆どシロップ状、甘くメルティなゴールドベージュです。
グロス史上　ここまで潔く‘ザ・蜜‘という質感＆色味を打出したのは
おそらくピーター・フィリップ氏が初めてなのでは…？？？
らしきものは山のようにありましたが、これはもう体液の域。

R18でしょう、というかこれって反則だろぉ？！こどもには絶対に
見せちゃだめだろうなあと仰け反っちゃった。買い　ですな！笑

‘スウィート・ベージュ‘もすごく格好いい色です。
しばらく小便臭い甘色ばかり続きましたが、やっとここにきて
大人っぽい色展開が始まったのかな？　嬉しい限りです。

コンシーラーなしで唇色がしっかり隠れる上にパキッと発色する
珍しいベージュグロス。どうもベージュ系グロスは幼いギャル調の
どこかもっさり田舎臭い色調が多くて手を出しませんでした。
しかしこれはクールで都会的ニュアンスですね。
甘くもなく、辛くもなく…　じつに潔く爽やかなクラッシュパールが
濃厚なスキンベージュに程よく配合されており立体感も素晴らしい！

ありそうでなかった、官能のドまん中を威風堂々と進むベージュカラー
でしょうかね？　何事もなく一日を終えることはまずありえない色…

このメガ盛り可能テクスチュアのグロスでこそ実現し得た厚い色彩？
他のグロス素材ではこのベージュは再現できんよ、ムリだと思うな。
さすがシャネル、ピーター・フィリップ氏を是非私のスタジオに雇いたい！
何本マトメ買いするか、今からばっちり計算しています。


●以前のクチコミ●

基本、グロス嫌い世代なんですが
40の大台にのってから、唇がやけに褪せ痩せてきたように思えて…

さんざん色んなグロス試しましたが『盛り！』というメガ重要ポイントに
おいていえばコレの右に出るもんはなかったような？
試し足りないのかもしれないけれど。　

ずいぶん前からまったくスタイルをチェンジさせずにきてるという
頑固一徹さもスゴイが、このとんでもなく濃厚な液体は今日えらく
稀有な存在かも。ずっしりと重くしっかり目のノリでプチ整形並みの
化け具合じゃ。スカーフ使う日は絶対使えないくらい。

希望をいえば、もっとラメなしや渋色等の応用効く色彩展開も願いたい所。
ワイルドローズ愛用してますが丁度よさげな色味はこのくらいだもんね。

シャネル程のベテランプレイヤーが若年層にばかり媚びていてどうする？！
と一喝したくなる幼い小便臭いカラーばかり。なんとかしてけろぉ〜

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