2012/2/14 00:00:29
ロワイヤル・カーキ、新色シャドウは全色ともに
一見地味ながら、ずっしりとディオールらしい高貴さに溢れており
芸術品のような美しさです。すべてのパレットがヨーロッパ風景に
まつわるお色やディオール文化に根ざす伝統色で構成され、国産にはない
外資系ダイナミズムが濃縮されてまっせ…『うぅーん!こう来たかい!』と店頭で人目も憚らず大きく仰け反り唸りましたねぇ…
あまりにも光りすぎていた疾走五色シャドウが一転、
マット〜セミマット〜シルキィ〜パール〜メタル と、
すべてが‘使える‘お色ばかりとなりました。
しかも組合パターンも軽く17通りはあるよ。これは是非とも
手元に揃えたいラインナップですな???
粉質も格段に細かくシットリ、向上しているような印象。
気のせいかな。翳りある色も、一切濁らない処方で色の掛け合わせは
パターンが無限。こうゆうの、待ってました!!!!!!!
原点回帰? ドレスカラーと銘打った色彩展開による
口紅を始めとして 他に追随を許さぬ圧倒的な色彩展開の
最高水準を極めたと断言できちゃう。今後のディオールからは
目が離せないかも?
ミューズが 理知的なスレンダー女優ナタリィ・ポートマンに変わり、
登場感タップリにアイ・メイク押してきましたね?
蜂蜜成分入りの贅沢小ぶりマスカラや温熱ビューラー、優色パレット等
ユニークでアイディアフルなメイク提案が目白押しにドンドン出てきた!
肉感派モニカ・ベルッチ期の官能ムードは肌や唇で押してきたから
一気にシフトチェンジした感がありますね?
なんか面白くて拍手喝采♪
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[口紅]
税込価格:- (生産終了)発売日:2011/4/27 (2011/11/3追加発売)
2012/11/29 16:54:51
●追記●
モノクロ時代の女優さんたちが、7〜8色もの口紅を用いて
立体的リップを作り込んでいたと聞き驚き!さて私もそろそろ
しっかりめにリップライン描かないとダラシない印象になる年齢に。
在庫取り出して、立体的な唇つくりに愛用している品を並べてみたら
殆どがこのラインでした。複数色使っても各色の純度&発色は
そのままに自然な混ぜやすさがある点と、ライナーなしでも輪郭が
ぶれない優秀さ・ピタッ!とフィットするノリ良さが快適なんで。
特に サムサラ(赤茶)とジッキィ(辛口ベージュ)の組み合わせと
ローズベンガル(野生的ローズ)とバルドメ(肌色ピンク)のコンビ。
これらはライナーやグロスのトーンを変えながら色味研究してますが
もう表現は無限… 相性のいい口紅ってやはり存在するんですね。
いざ出陣!という時に備えて支度に熱が入ります。むふふ〜笑
●前のクチコミ●
○ミツコ (いわずとしれた香水名) と
○カン・ヴィアン・レッテ (夏はいつ来る の意?) 追加購入。
おいおい、人間の口がダイダイ色してるって
まずありえねぇし!??
と、流行関係なしに敬遠してたオレンジグループからランダムに
二本もチョイス。女心って、いきなりコンナ風に変わるんですねぇ〜
怖いっす!
某映画館で女任侠映画三本立てを観て、女優さんたちの迫力、オーラ?
あまりの美しさに完全ノックアウトされました。ちなみにキャストは
藤純子・梶芽衣子・大谷直子…他 いやぁ昔の女優さんメイクって素敵。
共通しているのは= とにかく目ヂカラ最優先キャラであるために、
アイメイク超強調路線! よってリップはあえて淡く軽いソフトピンクや
ミルキーオレンジの仕上げ… 目以外はひどくあっさりめの薄化粧なので
驚きました。指でラフに置いただけって感じ。もしかしたら強いオンナの
一番弱い部分 といった表現意図でもあったような。
当時の舞台化粧道具がそれほど高品質であったとは思えません。なのに
なぜにあれほどまで妖艶だったのか? においたつほどの色気でした。
とくに うぶな純情を隠し持ったような藤純子さんのオレンジリップが
なんとも可愛く無邪気でいとおしくしなりました。やはり外見よっか
先に精神ありき ですね。彼女らのキップのよさやビッとしたマインドが
化粧行為をはるかに上回っており圧巻でした。まさに口紅つける行為とは
オンナにとって画竜点睛なのだと認識させられた感じ…
丁寧に磨きぬかれた白い肌に、あるべき場所にあるべき色を少しずつ
重ねてく昔風メイクでしたがたぶん色以前に、クチアトのたおやかさ?
日本語ならではの言葉遣いの流麗さが勝っており 立ち姿の中の口元
という印象なんです。その不思議バランスが素敵すぎてしびれたんすねぇ…その足でゲランへ!思わず開口一番BAさん仁義切りそうになりました。汗
というわけで ワテ今夏はゲランのオレンジリップ片手に藤純子で
いきまっさかい。
以下、前回の書き込み↓
これ素晴らしいです♪
最近新発売の口紅を買いまくってたけど、
この商品全色揃えにて‘上がり‘かな?
近頃、イタズラにぬるぬる濡れた色彩?やたら厚ぼったい質感の口紅が主流でウンザリしてました。
が、こちらは珍しく… うって変わってビター&クール&タイトな仕上がりです。皮膚に触れたとたんに液状に変わり、ぴたぁ〜!!と見事に形状記憶するかのごとくフィットします。コレほど鮮やかな色調が、コレほど軽やかに心地よく潤う感触はかつてなかった邂逅…ライナー要らずかもしれません。
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2012/5/21 23:59:56
夏の新色買いました。大満足です!!!
ピーター・フィリップス氏が以前あるインタビューで
こんなコメント出してましたっけ。
『 僕は女性が愚かに見える色は作らない主義なんだ 』
納得ですぅ〜♪ でも この二色シリーズ、
在庫ハケ次第廃盤だそうで。とてもスキだったので残念です。
一見保守的な茶色とベージュの組み合わせですが、
そこはピーター・フィリップス氏ディレクション!
ひねりが効いています。世界一のお菓子王国から来た
このベルギー男が毎シーズン放つ超越した美意識には
ご用心ですな? 私など完全に‘あ、お財布盗られた‘感
ありです・・・毎回全部買ってしまう 笑
なんせこのベージュの美しいことといったら…
ありそうでなかった、まさに40代にとっての必要色です。
真珠のように抑え目な、グレイッシュな輝きを帯びた
フランス女優の伏せた瞼色そのものなんですよね。
指でタップリ目に中央から無造作に左右にのせ散らすと
もう気分はドヌーヴ姐さんですわ♪ 伏せた瞼を向き合った
男がガン見してるのがよーーーくわかります。是非お試しアレ!
茶は夏らしい、少しにぎやかなコッパー含みのやんちゃな赤茶。
これまた上記ベージュトーンを絶妙に引き立てるコントラストなのです。
微妙なグリーンパールが立体感を出してくれます。
この匙加減、他ブランドではできない シャネルワークの妙ですな???
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2011/11/28 20:32:26
鉱物系ミネラルオイルならではの品質における安定性や
良心的な価格はホント素晴らしいのですが 長いこと使っていると、
肌が少しずつマダラに赤黒く油焼けしてる感じが否めません。
一方で、開封したらなるはやで使い切らねばならない上に、
非常に高価な植物性オイルは個性が身上なだけに各商品アクも強いので、
気分や肌との相性も難しく コレだ!といえるお気に入りオイルが
なかなか見つかりませんでした。
そんな中出会ったこのマルチ・オイルは抜群に良いですね?
感動的なクォリティ。バーベナの爽やかな香りも快く、
軽やかでスッと肌に吸収されるオイル分子の細かさもダントツ、
肌上にオイルをすべらせる瞬間に嫌な熱が生じない事が
何よりも高品質である証拠。カシミアやシルクなどの天然素材冬服を
素肌にまとう時に 少量あっためてゆっくりと肌に伸ばしておくと、
衣類との摩擦もなく一日中快適、リュクスなツヤがたまりません…♪
一秋冬に一本使い切るとすれば お値段に見合った効果はありますしね。
そういえばパリのカリタサロンでの経験は衝撃的でした。
夕方、アラブの富裕層母子が押しかけて高圧的な態度で
店員にアレコレと購入商品について命令し始めた時…
奥から責任者らしき美しい女性が出てきて言い放ちました。
『 貴女にはまだ化粧品やケアは不要です、
それより心や脳、つまり中身を磨きなさいな。
今はじっくり旅や読書をしたり 人と出会い語り合うべき時期です。
いよいよ技術や商品が必要になったら、ご自身の稼いだお金で
改めてここにいらっしゃい。惜しみなく協力しましょう 』
店内はしーんとしてしまいましたが、カリタ哲学における真髄を表す
一言のような気がしました。シンプルに、ピンポイントでいく!という
独特な個性をもった商品たち。メイクアップが大好きでしたがこのオイルで
すっかりケア商品もスキになりました。
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容量・税込価格:1.2g・7,920円 / 2g・7,590円 / 2g・7,700円 / 2g・7,920円 / 2g・8,360円 / 2g・9,020円 / 2g・9,130円 / -・7,590円 / -・7,700円 / -・8,360円発売日:- (2024/3/1追加発売)
2012/12/2 11:58:01
●追追記●
ピーター・フィリップス氏による二番目の仕事=ジプシードリーム
(遊牧民の夢)の色展開ね、これが一番出番多しな私です。
かーなーりゴリ押しの強い、ワイン風味な茶系パレットで 私こんな色使うだろうか?と思いながら購入しましたが今じゃフル回転なので驚き!
新発見が多いこともシャネルの楽しさですね。
いうまでもなく お肌は真っ白な画用紙ではないわけで、すでに肌色という濃いゆ〜お色が存在している事実を考慮せず、お絵描き感覚で色選びしちゃうと大失敗するんですね、カウンターも自然光が入る店舗を探すべきと反省。
まったくリニューアルしない、自信たっぷりな独自製法/完全乾式の凝縮固形粉末もコレひじょうに理にかなっていますね。
もはやアイメイクが必須とされている人たちの発想のような気もする…
毎日の行為だけに、弱いマブタへの負担を極力軽く!しかしメイク効果は
最大限に美しく!という夢のような工夫が随所にこらしてあるパレットは希少。あえてランダムにふわっとつけてラインなしで煙るようなスモウキィアイを創れるのはコレが最高です。
●追記●
限定?なのかな、新色の二個お試しました。
サニートーンの暖色オレンジパレットと、
文学少女チックな寒色モーヴトーン。
おぅ、柔らかくてトロケそうな 本当に繊細な仕上がり…
まるでベルギー製の極上なお菓子のよう。とくに紫系ヴァリエが
秋冬らしい絶妙な美しさ、ピーター氏の仕事も これにて極まれり!!
といった印象のアイメイク愛好家をのけぞらせるマックス感さえあり。
同色のマスカラ&ライナー、丸いアイカラーまでご親切にセットで
おすすめするディスプレイ。。。誘惑に弱い女性は良い鴨ですな???
私も危うく掠め取られそうだった!
マットな二色アイカラーを早々に廃盤化し 限定と唄うこちらに一瞬
注意を向かせ、そして『ごめん、限定だよーん』とウィンクして
サッと鮮やかに引く際の見事さよ。
そりゃもうシャネル・ファンはのたうち回ってなりふりわず
欲しがる という仕組みになってるのかな?最近はもうそのへんが
読めちゃって綺麗なことは認めるけど意地悪すぎる商法な気がして
さめたね・・・ははは。ま、しかし仕事っぷりの腕は確かですよ、
マーケ部門の人たち もうすこし日本顧客にも親切にしてちょってこと。
●前の書き込み●
基本色+ピーター・フィリップス氏のカラーディレクション全色所有。
毎シーズンどんどん粉質がリニューアルされゆくアイシャドウ、
どこも激しく濡れ方向へシフトする中で、唯一のんしゃらんと完全乾燥製法にこだわり独自路線を貫くシャネルの4色シャドウ…
数十年来まったく同じ処方=ドーム型クッキー『釜焼き』製法こそベスト!と唱え、色味こそ旬なテーマに変えてもスタイル一貫してきた4色シャドウ。
異様なまでの頑固さ・強烈な信念です。
しかしながら40代前半にさしかかり、一番美しかったはずの瞼という場所が一番醜くい場所になり始める今日この頃 改めて感じるのは→意外にも
このシャネル、普遍的‘優しい美しさ‘でもって全面的に熟慮されしベストなかたちで提供されているのだなということに気づきます。
なにしろ粉のキメ細かく どこまでも軽やかでドライな粉質が特徴。
ふーっと息を吹きかけると美しい竜巻のごとく上方へ舞い上がるほどの…
この粉の細かさこそが肌に無理のない物理的定着性を高めており、朝一度
色をのせたら、化粧直し不要なくらいにフンワリ自然に定着してくれます。
目に何か塗っている という不快感・装着感ゼロなのもうれしい♪
極力余分な刺激を回避させるミニマムな働きをしてくれる、これって案外
とっても理にかなった処方かもしれません。水溶き使用だと水彩絵具の
美しさでシッカリ目に発色します。使い方次第でいかようにも再現可能!
減りが遅い上に、何色も要らないから結局は経済的なのです。ケースのゴツサや重さもご愛嬌なんですが、私は無印良品の箸入れケースに移し変えてしまいます。丁度二個分入りますよ。
各社刷新されるたびにアイシャドウベースもシノギを削っていますが、
果たして瞼をイタズラに塗らすのは賢明でしょうか? 一見肌に良いことをしている錯覚にとらわれますが、むしろ逆効果でどんどん乾いてしまうし、薄〜い薄い瞼皮にかかる負担が大きすぎ しかも短時間しか美色キープできない現実にも気づきます。なによりも一番恐ろしい色素沈着を起こしかねません。こうしてみると、シャネルのゆるぎない自信の根拠がわかる気がしますね。悔しいけど<シャネル万歳!>とシャッポを脱ぐしかありません…
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