2006/8/2 03:22:40
私が今、街中でこの香りを纏った男性とすれ違ったとしたら・・・きっと涙が頬をつたって流れてしまうでしょう。
とてつもない儚さを秘めた香り。現実には確かに存在する香りなのに、私にはまるでシャボン玉のように次々と消えてなくなってしまうよう。まるで永遠なんてない男女の仲を象徴するかのような香り。
昔の彼の愛用フレグランスでした。金髪に青い瞳の年上の彼、彼がこの香りを纏うだけで、当時若い小娘だった私は心身共にトロトロに溶けてました。もしかしたら、ただこの香りに酔っていただけなのかもしれない。あの恋愛は幻だったのかもしれない。
一瞬、女性が纏っても大丈夫?と錯覚してしまう程、ユニセックスで石鹸の様にまろやかで爽やかで優しい香り。
でも2面性があるのです。ビターな男性らしい逞しい一面が。ここでワタクシ、いつもノックアウトなのです。アンバーとムスクの香り立ちの調和が絶妙、このムスクが底知れずセクシーで美しい香りです。だから切ないのでしょうか。
世の成熟した男性陣に是非試してみて欲しい。
私、少女の様な気分になってしまう・・・いつかこの香水を纏った素敵な殿方に出会う事を夢見てしまう・・・いや、現実に出会えると確信してる。
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2006/9/10 07:59:10
流行り廃りが激しく、次々と新作が出ては廃盤となり世の中から消えるファンデーションが数多い中、このデュウだけは絶対絶対、なくならないで欲しい。
粉フェチの私は今まで毎シーズン欠かさず、パウダリーはチェック、勿論、そのシーズンの流行りのファッションに合わせた肌作りの為に、また、技術は日々進歩してるので、最新のファンデーションも購入します。
しかし!どんなに今季のマキアージュが良くても、どんなにインプレスが素晴らしくても、どんなにクリエイトミーの評価が高くても、どんなにサンローランやゲランが艶肌作りに不可欠だとしても!このデュウだけは、一生手放せません。
全て総合して絶妙です。欠点がありません。ポーチには必携です。携帯電話と同じレベルです。忘れて外出はできません。
仕上がりは奥ゆかしさのある艶肌です。そう、奥ゆかしいのです。女性らしいというか。
ファンデーションに顔があるなら、此方は大人しく佇む成熟した美女。サンローランやゲランのようにハイライト不要な位のぴかぴか立体的な迫力ある外人っぽさは皆無。
感触はとにかく、細かい紛がしっとりしっとり均一に吸い付く。重ねても重ねても決して厚くならず。
カバー力は適度。薄い薄いベールをフワリとかけたようなカモフラ効果。
色だしも綺麗です。オークルDは夏使用。オークルCが普段には一番好きです。色だしは明るめ。
それにしてもカネボウのファンデーションは本当に粉が細かく素晴らしい。これは不動の事実です。今季のレビューも綺麗ですが、通年使用できる物をお探しで、乾燥や過敏な方にはこちらをオススメしたいです。
自然な艶肌、持続力、優しい感触はナンバーワン、とにかく仕上がりが綺麗です。一言で表すなら、決してモードではありませんが、男性受けする肌演出。お化粧直しにブラシ使用もオススメ。
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[マスカラ]
税込価格:- (生産終了)発売日:-
2006/9/11 18:06:18
わが恋は色にでにけり・・・ディグニータの製品の能書きの出だし。
素敵なフレーズです。
最近の製品には能書きすら添付されてません。みな、エコの為に外箱の内側に説明書きがあるだけで。情緒も無く、新しい化粧品との出会いの胸の高揚感も無いです。時代の流れで仕方ないのですが。
ディグニータ、全ての製品が大好きですが、やはりこちらのマスカラを最初に試した時の感動は今でも鮮明です。
ボリュームが出る訳でもありません。ロングラッシュ効果がある訳でもありません。カールアップ効果も特にありません。
ならば何故このマスカラにこんなに魅了されるのか?
根元は濃く太く、毛先に向けて細くなり、扇のように広がり、濡れた様な漆黒は何と表現すべきか、、、伏せた目元を美しく見せてくれます。
人は自分の顔を必ずしも真正面だけから見てる訳ではありません。思いきりカールアップした睫毛にボリュームマスカラで目元を協調した睫毛が必ずしも美しい訳ではありません。正面から見て、目が大きく見えて可愛くなっても、横から斜めから見るとむしろ不自然です。
このマスカラは、この重要な点を教えてくれました。
こちらのマスカラを控え目につけて、真正面から見て、睫毛が目立ってなくとも焦る必要はありません。
見てる人は見てます。その伏せた目元の陰影に魅了される殿方が意外と多いのに驚くかも知れません。
若い女性にこそ、強くすすめたいです。
品があり、付けていくうちに優雅な気分に浸れます。
化粧品はこうでなければ・・・魔法ですもの。
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2006/9/11 20:35:36
今でこそ当然となってる、二色セットチークのハシリだったのではないでしょうか?
お値段がいいからでしょう、ケースもブラシも素晴らしいです。
私はRS所有してますが、どちらかというとオレンジ寄りの肌馴染みのいい色出しです。イエベ、ブルベを超越して使える色だと思います。
カジュアルの対極にあるお色です。限りなくエレガント。発色もいいです。
骨格に沿ってシャープに入れ、薄いハイライトカラーで調整します。控え目なパールが艶を与え、顔立ちを立体的に演出します。
最近のチークで、ここまで丁寧に作られた物、ありますでしょうか?
お値段がかなり違うので比較にはなりませんが、同じ資生堂で話題のインテグレートのチーク、何故あのレベルで世の中に出て来たのか信じ難いです。同じ女性が開発したのでしょうか?最終的なゴーサインを同じ女性が出したのでしょうか?似た様な物は既に沢山出尽くしてます。何より妥協しまくっている作り。
同じく今季マキアージュの単色チーク、ゴールド粒子が売りですが、一歩間違えるとゴールドが悪目立ちします。付けてからの時間の経過を見てから、開発されたのでしょうか?先シーズンのマキアージュのチークもしかり。配色の列に大いなる違和感を抱きました。
最近、めまぐるしく新製品が出て来ては廃盤となります。大女優を登用し、莫大な広告宣伝費をかけてブランドのイメージアップに貢献してます。
何か大切な物が置き去りにされている気がします。
メークアップするのは、一生活者の私達です。女優でも無ければ、メークアップアーティストでもありません。
ディグニータは、常に表情が動き、様々なシーン、シチュエーションに対応しなければならない、私達一般人を想定した化粧品作りをしている貴重なブランドだったと思います。私達一般人にも夢と優雅さ、オンナを強烈に、でも決して押し付ける事なく静かに感じさせてくれた。
こういうブランド、時代の潮流なのでしょうか、本当になくなってしまった。残念です。
僅かに残像を抱かせるブランドは強いて言うならルナソルか?でもあちらはモードですね。
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2006/9/11 21:19:06
ピュアナチュラル・・?いえいえ、こちらのファンデーションは決してピュアでもナチュラルでもありません。
何と言ってもコンシーラーいらずのカバー力が素晴らしい。でも何故か厚ぼったくはならない。不思議。
感触はカネボウ独自のお家芸、とても細かい粉体でお肌に優しい。少々のトラブルがあっても限りなく安心して使えるファンデーションです。30代の子持ち主婦がターゲットなのでしょう。
短時間でしっかり、しっとり、綺麗な仕上がりが可能です。
私はお肌の調子がイマイチでしっかりカバーしたい時に使用してます。皮膚呼吸を妨げず、でも仕上がりはしっかりカバーでトラブルは何処?と言う位綺麗。
店員さんがすすめて下さったオークルCのお色が透明感があり綺麗です。カネボウはくすみ知らずで本当にお粉の技術がハイレベルです。
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