ポ〜さんのKANEBO / ルージュスターヴァイブラントへのクチコミ |
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[口紅]
税込価格:4,620円発売日:2024/1/19 (2024/7/26追加発売)
2024/1/28 18:01:13
#2024噂のバズリップの正体は?
#買うべき人と買うべきじゃない人の差
今年の初っ端から噂のバズリップが出てきました。
あのリップモンスターの本家KANEBOの新作です。
落ちなさと使い心地の良さを売りにした「デパコス版リップモンスター」なのか?ズバッとレビューします。
使用色、購入色:
大体店頭で試せました。
今回のカラバリをプロの方がPC別に仕分けるとほぼイエベ向け…ですがシアーな質感ですから実際に付けるとイケる色もあると思います。
私はブルベです。
02:雑誌のサンプルで。可愛らしい印象の黄味よりのピンクベージュ。明るめ、優しい印象
07:小田切ヒロ買い続出の色。
見た目ほどエグみは無く、しかし落ち着いた雰囲気はある。青みや紫みを感じるブラウン。
04:コアレッドの名前に相応しい。
少し黄味寄りではあるが、幅広い人に合いそうな赤。今回の3色の赤の中ではニュートラルに近く、肌の色がキレイに見える血色の赤
06:黄味が強い赤。オレンジぽくも見える。
鮮やかではあるがオレンジほど黄味に振り切ってはない。日差しが強くなる季節に似合いそう。
質感、使用感:
このリップの素晴らしいところはどこまでも滑らかな塗り心地と唇の荒れにくさ、乾燥の気になりにくさ。唇を3Dのように演出してくれる立体感だと思います。プランパー無しでここまでの再現性は凄い。
香りは特になし。ツヤ系です。縦シワのカバーは普通。
お直しでもリップ下地を塗らなくてもするする塗れます。
逆に申し上げると、そちらに振り切った分耐久性がだいぶ落ちています…飲食後は落ちるしマスクの擦れにも強くはない…
そこはリップモンスターとは違います。
塗り心地に関しては120点を叩き出せるポテンシャルはあります。落ちた後すら潤っているだけに…耐久性が惜しい…ここを何とかしたいので後述します。
△気になった点
今までのKANEBOの旧作のリップと違い「赤223」が配合されている点は個人的に気になります。
塗りたての色が段々変わるな/ピンク転びしやすいと感じる方は要検討orお試しで時間経過を見る方が良いかもしれません。それまでに落ちるかもしれませんが…
使用法:
さて唯一の泣き所である耐久性をどこまで高められるか?効率の良い使用法は?
単品での使用ならば「携帯してこまめな塗り直し」と「ティッシュオフして重ね塗り&定着を狙う」事でしょうか。
ともかく1日で塗る量と回数を増やす。
重ね塗りも3度以上。朝は気分が萎えるほど落ちますが午後、夕方と段々と色が残りやすくなります。
塗り直しが出来ない場合の奥の手は
リップモンスターなどの落ちにくいリップとの併用。ベースに似た色の落ちにくいリップやティントを仕込んでからコレを塗る。互いの弱点を補完するやり方です。
もちろんお直しはコレで。
唇に最低限の色を残しながらも塗り心地を保てます。
比較品:
ライバルの選定が難しいですね…1つ感じる事は
「落ちにくさ」においては、プチプラの方が競合リップが多く強い。
そしてやはりそこはリップモンスターが強い!
ただ「付け心地/質感」においてはデパコスリップ市場の方が元々得意です。
であれば、このリップは相当なインパクトを与えるでしょう。デパコス価格帯なら高い方ではないから。
仮にデパコスでリプモンのようなリップを狙うなら、同系列でそれと似た技術を採用しているルナソルかSENSAIのリップの方がいいのかもしれません。
「Notリップモンスター、but …アタラシイリップ」
と申すべきでしょう。今は発売直後で大変高い評価ですがこれから賛否が別れていくと思います。
元からデパコスリップ派の方には評判はよいと思います。この層の方は色や付け心地を重視する人が多いから。
しかし耐久性を求めるプチプラリップユーザー、とりわけリプモンのデパコス版と思って買うとがっかりするかもしれません。
ならばお値段的にも手を出さない方が結果ベターな人は多そう。
耐久性が売りのリップでは無いです。
とある美容メディア記事で読ませてもらいましたがリプモンと同じ担当の方(達?)が処方開発を担われたと。
それでも敢えて違う方向に持っていったのは端的に申し上げてリップモンスターユーザーとの棲み分けを狙ったものかと考えます。
そう思って買うと納得いく品。
今後リピート買い&評価が上がるかは、魅力的な色味を展開していけるかどうか…ですね。注目したいと思います。
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