ゆかり.*。゜+:*さんのLikeしたクチコミ（おすすめ度昇順）26件〜30件 - My@cosme

ルイ・ヴィトン

コントロモワ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：-発売日：-

繰り返しになってしまうけれど、ルイ ヴィトンのフレグランスは、やはり初期7作品のレベルが桁違いに高い。
2016年にジャック・キャヴァリエが最初に提示した7作品は、どの作品も香りのレベル、マテリアルの確かさ、唯一無二のキャラクター、ストーリーの全てが揃っていて、触れるたびにその素晴らしさに圧倒される。

コントロ モワ（2016年）は、旅をテーマにした「レ パルファン ルイ ヴィトン」の5番目の作品。コントロ モワ（もっと近くに来て）は、マダガスカル産バニラ抽出液、マダガスカル産バニラエッセンス、タヒチ産バニラを3つのバニラを使った、ドゥーブル ヴァニーユならぬトリプルバニラの香り。

トップはフルーティ・シトラス。
スプレーすると、お菓子をような甘いベリーとオレンジから、飛び出すようなフレッシュなレモン。若々しく、キュートなオープニングだと感じる。

ミドルはフローラル・バニラ。
トップの香りはパッと消え去り、ハーバルグリーンに近いペアの硬さを合わせたようなマグノリアのみずみずしい香りが花開く。
さらにフローラル感が増して、オレンジフラワーの輪郭がはっきりしてくる。このオレンジフラワーには第１のバニラ（バニラ抽出液）が重ねられていて、フルーティな酸味と甘みのあるとてもフレッシュなオレンジフラワーに仕上げられている。こんなフルーティなオレンジフラワー、もしくはこんなフレッシュなバニラの香りには出会ったことがない。
奥からは乾いたウッディのようなビーンズ感の強い第２のバニラ（バニラエッセンス）がうっすら感じられる。

ベースはバニラ・ムスキー。
フレッシュなバニラが落ち着いてくると、フローラル部分が可愛らしいローズとムスクのキラキラした香りに変化していたことに気づく。そのムスクと、第3のバニラ（よく知っているバニラ）を合わせた白バニラから、最後は少しずつココアのビター感が増していく。

かつてないフレッシュなバニラの香りなので、しっかりバニラが主張するにも関わらず、真夏以外は違和感なく使うことができる稀有のフレグランスだ。

そして、コントロ モワには罠が仕掛けられた香りだ感じている。

香りがまったく異なる3種類のバニラを使いながら、表層はフローラルやフルーティを装っている。でも奥の方から官能的な甘さも漂っていて、気になって近づくと、とろけるような甘いバニラに酔わされる。でも、そのままとろけてしまうと思いきや、そのバニラの甘さもココアの苦みで隠されている。予期できない香りだと思う。

確かなマテリアルだけで充分戦えるのに、調香師のこだわりや技が冴えわたっていて、他のバニラフレグランスとは一線を画すキャラクターがある。

コントロ モワは最初はノーマークだったけれど、ヴィトンの店頭で触れるたびに、マテリアルの良さ以上に調香の妙に魅せられ、発売から3年後に入手し、今ではすっかり虜になった。
そして先月店頭にて、もっとノーマークだったミルフーを試したところ、キュートなフルーティの奥にある深みやクラシカルな心地よさを感じ、これも素晴らしい香りではないかと新しい発見があった。

使用した商品

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キリアン

ル ルージュ パルファム サテン

[口紅]

税込価格：6,820円発売日：2019/11/8

ル　ルージュ　パルファムは全く同一のシェード展開でマットとサテンがありますが、昨年7月にサテンを2本購入。
色は、
160　テンプティングローズ
162　ローズクリュエル

濃密で高発色、順当に高品質の口紅です。
中身だけなら4000円台でも対抗しうる製品は山とありますが、やはり香りとパケが付加価値。
本製品のシェード群は全体にビビッドまたはダークな、インテンスカラーが多いです。
その中ではデイリー使いしやすい、相対的には最も低彩度・中明度の2色を購入しましたが、あくまで相対的にであって、この160/162もフォーマルでも十分対応できる色です。

160と162は、ちょっと薄暗いところで見ると見分けがつかないほど近似色に見えますが、実際の発色は黄み/青みの色で、かなり対照的です。

【色】
160　テンプティングローズ
ローズの色名ですが、黄みのコーラルに近い色。
百貨店通販等の色見本では青みのようにも見えますが黄みの色です。
パーソナルカラーはイエローベース春向け。
私はブルーベース夏ですが、イエローベース色のポイントメイクもよくします。ティッシュオフで発色を調整したり、アイメイクとのバランスを工夫して使う必要あり。でも「似た2色」の違いを手元でじっくり確かめられて収穫だったので満足です。

162　ローズクリュエル
ややくすみの青みローズです。青みは極端すぎず、やや暗さがあるので落ち着いており、浮かずに使いやすい色。ブルーベース夏にはラインナップ中、一番合う色でしょう。
私はやはりこちらの162を主に使う事となりました。自然と手が伸びますね。

【香り】
言うまでもなく、この製品を特徴づけている要素ですが。
ラブドントビーシャイの香りがつけられています。私はフレグランスの方は試香のみ(近日購入予定)なのですが、とても好きな香り。グルマン系の香りなので、口紅との相性も◎です。強度は、よほど強い着香かと思いきやそうでもなかった。90年代位までの外資系の口紅は、飲食したらその味をかき消して口紅の味と香りしかしないほど強烈なものが多かったですが、それと比べたら遥かに控えめです。
付けた直後はよく香りますが、徐々に減じて時間が経つともう気にならない程度。
好きな香り、ほどよい強さというのはもう理想的ですね。

ところでこの製品を、着香された口紅が苦手な人がわざわざ買う事はないと思いますが、プレゼントにする場合は、相手の好みを十分確認した方がいいです。口紅の香りは徹底してNGという人は本当に多いですので。

【質】
こちらのサテンは、ハーフマット程度のツヤ感。
順当に、なめらか、色持ちもそこそこ良く、不満な点は特になし。

【パケ】
とてもいいと思います。
古代遺跡の神殿の柱みたいですね(笑)。
この意匠は、キリアンのボトルやトラベルスプレーに使われているものと共通と思いますが(何か正式名称があったと思いますが失念)、ボーダー状になっている立体文様が、蓋と本体の境目をカムフラージュして、まるで一塊に繋がっているように見えます。
フタに本体全体を収納する形のルージュ(Diorのルージュアディクト、シャネルのルージュアリュールなど)ではないのに「1本の棒」のように見える製品は私は他にはあまり知らないです。
高級感に不可欠な「重量」も大変優れています。
キリアンの口紅は心地よいズッシリ感があり手になじみます。何かに挿さずに立ててもこの重みのおかげで安定する位。

【他】
キリアンは香水以外の製品もこれから増えていくという情報を見ました。
もしかすると、香水ブランドから徐々に総合コスメブランドになっていくのかなと感じています。
トムフォードと似ていますよね。
この口紅はTFの「リップカラー」と同価格。
トムやキリアンご本人がビジュアルイメージに登場するところ、トムフォードも最初は香水のみからスタートした(日本上陸はコスメがフルライン揃ってからですが)、両方エスティローダー、日本語公式サイトがなぜかないところ。
次に出るキリアンのアイテムは何なんでしょうか。キリアンは、製品には必ず香りを付けるという事なので、トムほどのフルラインナップにはならず、双方棲み分けしていくのでしょうか。
私の勝手な願いとしては、次はルースフェイスパウダーを出してほしいです。
何も乗ってないドレッサーの上に、それらしくなるように3つアイテムを置くとしたら？
「香水、口紅、おしろい」私ならこの3つを載せます。香粧品の象徴はこの3アイテムだと思っているから。
ドレッサーを一度スッキリ片付けキリアンの3アイテムをシンプルに置いてみたいかな、と。余談失礼いたしました。

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フレデリック マル

ル パルファム ドゥ テレーズ

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格：10ml・7,920円 / 30ml・21,780円 / 50ml・27,720円 / 100ml・39,600円発売日：- (2018年11月追加発売)

10ml所持です。
店頭で10mlが買えなくなるというので気になってた物を一気買いしたうちの１本。
（オンラインでは引き続き買えます）

こちらは何より物語が素敵ですよね。
奥様だけのために作られた香りを私なんぞが使ってよいのかという気もしますが、有り難く手にさせて頂きました。

一言で言うならやっぱりメロン。
どちらかと言うと瓜系苦手、メロンも苦手なんですけど、こちらは何回か試させてもらって不思議といつでも好印象でした。
カウンターで仰られるように原料のクオリティもあるのでしょうが、全体的な調香のバランスが非常に良くできているんだと思う。
モワッと瓜ですと終始主張することなく、青臭さが気になることもありません。
矛盾するようですが、終始メロンです。
でもそれもベタっとした甘さではなく、わりと乾いた甘さのメロン。
その奥からふわっとフローラルが香り、レザーがピリッと引き締めてくれます。
ふくよかな女性らしさ、その内面にある芯の強さが表現されてるようで、これはいい女の香りだと思います。
さらっと似合う人に私はなりたい。
良い意味でクラシカルで、しっかり骨を感じる香りなのも好印象です。

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NARS

リキッドブラッシュ

[ジェル・クリームチーク]

税込価格：4,070円発売日：2017/6/16 (2019/6/14追加発売)

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NARS非公認ストーカーなkinkinです 笑


NARSと言えばチーク、そしてその最右翼がOrgarsm。
その対極である最左翼と呼べるのはズバリ、マットな白ピーチピンクのSex Appeal ではないでしょうか。
実はパウダーブラッシュのSex Appealは初代からして3代目。
そのくらい使い勝手の良い淡くて明るいピーチピンクです。
ネーミングは流石のフランソワ。
この可愛らしさ満開のカラーを前にセックスアピール 笑
なぜだー！と頭を抱えても答えは出ないけど一度ほっぺに乗せると、、、
あれ、ちょっと、ちょっと、オルガズムと違うセクシーが。
いわゆるほんのーり火照っちゃったみたいなふんわり柔らかい桃肌。
唯一無二だわぁと感嘆を受けて底が見える度にリピ買い。
ただ、いわゆる白浮きが肌に乗せると気になる！って方もいらっしゃって。
相対的にオルガズムの方が色んな肌色に対応出来るので世界的なヒットアイテムになっているのかなって。
ただ色白さんには是非試していただきたい、可憐なピーチピンクです。
そんな中、待ってましたー！Sex Appeal のリキッドブラッシュ。
日本では6月に発売ってことで気になってる方もいらっしゃるかなぁとクチコミしまーす！
ついでに去年から使ってるオルガズムのリキッドも！！（←去年から使ってるくせに今更クチコミする筆が遅いタイプ 爆）

新色 0115番 SEX APPEAL
いやぁ、可愛い。
まさに人間ピーチ。
色白さんにはほんのり感が出ますが肌が暗いタイプの方は塗ってるのがわからないくらい馴染み過ぎるかも知れません。
ブロガーの中では目の下のクマ隠し、みたいな表現をする方もいらっしゃるくらい肌に馴染む感じ。
パウダータイプも発色が強くないため欲が出て粉っぽくなる失敗をしたりするのですがリキッドを先に仕込んでパウダータイプのチークをふんわり。

この技はリキッドのオルガズム + パウダーのオルガズムだときんきんキラキラでトゥーマッチ！！
か、顔赤いね、、、になっちゃうのであまり使えないですけど、、、
オルガズムのリキッドはほんの少しでかなり発色しますね。
ほんのりよりはジュワッと滲むように発色してすぐにツヤツヤセクシー。
個人的にはオルガズムは少し肌のトーンがゴージャスな小麦肌にしっくりきてセックスアピールは色白さんに合うような。
ブルベやイエベは私的にはあまり良く分からないですが w

あと付け方ですがファンデーションの後、手の甲にワンプッシュ、クッションパフでポンポンと付けます。
ちなみにパフは水つけて固く絞ってます！
オルガズムリキッドは半プッシュで両ほっぺ、セックスアピールは方頬にワンプッシュづつ。
セックスアピールは量が多いと思われますがクッションパフならば馴染む！馴染みます、大丈夫。

自信を持って太鼓判！！
オススメです！！

海外在住なもので色番号が分からず申し訳ありません！！
でもフランソワのネーミング、素敵じゃないですか？w

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ゲランゲランからのお知らせがあります

ラ プティット ローブ ノワール 香水

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

税込価格：7.5ml・17,600円 (生産終了)発売日：2012/12/1

ゲランのカウンターにて、シャリマーイニシアル（別途口コミ）を引き取った際に試させて頂いたラ・プティット・ローブ・ノワール。オーデトワレの方はまったくピンとこなかった私に、「香水の方は、『渋み』があって、とても女性らしいんですよ」のBAさんのひとこと。
渋みが女性らしい…との言葉の美意識に一瞬にして惹かれ、付けて頂いたパフューム。「いい香り！」と思わず声をあげてしまうほど素敵な香りでした。オーデトワレと全然違うのです。同じ名前で売ったらこの香水が可哀想、と思うほどに。
チェリーを貴重にしたピンクのボトル、ということで可愛いフルーティな香りのように思っていましたが、香水で初めて、HPに乗っている商品説明の「ダークな」の意味が分かりました。
甘酸っぱいチェリーの香りは、何故かこの香水においてとても高貴で妖しい雰囲気に。とっかかりがかわいらしい果物のぶん、その深さとのアンバランスさがまた魅力です。

トップ「ブラックティー、パチュリ、ブラックチェリーのダークなノートが香り立ち」、
ミドル「ゲルリナーデを象徴する優しいバニラや高貴なトンカビーン、そしてアイリスが織り成すミドル」、
「深みのあるダークでセンシュアルな香りが、ラ プティット ローブ ノワールの魅力を引き立てます」


’リトルブラックドレス’の名がついたこの香り、若い女の子が黒いドレスに身を包むときにつける用のゲラン流ライトフレグランス、ということだろうと思っていましたが、違いました。このピンクの液体そのものの香りが、実は黒くてなめらかで、一見とっつきやすそうに見えて魅力的にダーク…。そういう世界観を持つ香りだったのですね。
チェリーの酸味が消えていったあとは、ひたすらに甘く苦みをかすかにともなったラストへつづきます。この苦み、最初から通してひっそり香り続ける渋みが、物凄く癖になるのです。
もう…超好みという以外になんといったらいいか…。

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