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シャネル / レ ゼクスクルジフ オードゥ コローニュ オードゥ トワレット(ヴァポリザター)

シャネル

レ ゼクスクルジフ オードゥ コローニュ オードゥ トワレット(ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:200ml・48,400円発売日:2009/6/1

7購入品

2018/6/2 10:38:23

今から遡ること300年前。
1709年に、今日のフレグランス(アルコールを使用した香水)の祖先と云われる「オードゥコローニュ(ケルンの水)」が、ドイツ・ケルンのヨハン・マリア・ファリナよって世界で最初に製造販売された。現在のオーデコロンの語源になったとされる。その後、オーデコロンは様々なブランドから発売され、その人気は現在でも続いている。

その298年後、シャネルから発売されたレ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル オードゥ コローニュは、世界香水ガイドでも「パーフェクト コロン」「地上で最高のコロン」と評されている。

レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネルは、純粋に本質を究めた、シャネルの特別な香りのコレクション。創業者のココ・シャネルとともに香水のクリエーションに関わった、初代調香師エルネスト・ボーによって創り出された香りや、現調香師が最高峰として相応しい香りを集めたコレクションだ。

そんな厳選されたコレクションの中になぜオーデコロンがあるの?
真っ先に疑問が沸いてしまう。

もともとシャネルには、オーデゥコローニュ(1924年)があった。2007年に3代目専属調香師のジャック・ポルジュによって再解釈されたオードゥコローニュを、なぜわざわざ最高峰ラインのレ ゼクスクルジフに加えたのだろうか。
それはこの香りに触れてみると納得できる。素晴らしいオードゥ コローニュだからだ。

レ ゼクスクルジフ オードゥコローニュは、最高級のマテリアルと調香師の技が交錯した、シャネルだからこそ実現できた「極上のオーデコロン」。ハーバルノートを削った、いわゆる古典的なシトラスコロンとは別次元な、とてもフレッシュで、クリアなネロリ、ムスクが香るシャネルらしいレディースオーデコロンに仕上げられている。

トップはシトラス-グリーン。まず、とてもフレッシュなレモンの香りから幕が上がる。すぐにマンダリンやベルガモットが追いかけてくるが、レモンがフレッシュなため、マンダリンやベルガモットの甘さが映えている。さらにグリーンノートが爽やかさを添えてくれる。喜びの5分間。

ミドルはグリーン-フローラル。マンダリンやベルガモットのシトラス感の後ろから、グリーン感の強いペチグレンと、シトラス寄りな甘さを抑えたネロリの香りが広がる。雑味のないクリアなネロリの香り。最初はネロリよりもプチグレンが強めだが、次第にネロリのフローラル感が増して、逆にプチグレンのウッディな香りが、ネロリをナチュラルに演出する。ここまでの30分間は至福の時間だ。

ベースはムスキー。ネロリやプチグレンの穏やかな残香と、トンカビーンを加えた甘さのある柔らかいムスクが、とても上品に香る。さらに、ピンクペッパーのようなスパイシーな香りをほんのわずか添えることで、コロンらしいフレッシュな印象を残した香り。安らぎの3〜4時間だ。

もともとオードゥコローニュは水のようにバシャバシャ使うタイプのフレグランスだ。だから通常レ ゼクスクルジフは75mlと200mlがあるのに対し、このオードゥコローニュだけが200mlのみの展開だ。とはいえ、バシャバシャ使わなくてしっかり香り立つ。
春から夏の朝、シャワーを浴びた後にオードゥコローニュのシトラスシャワーを浴びる。一瞬で気持ちが晴れやかになる。こんな贅沢な時間はなかなか味わえない、至極の瞬間。

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シャネル / レ ゼクスクルジフ ジャージー オードゥ トワレット(ヴァポリザター)

シャネル

レ ゼクスクルジフ ジャージー オードゥ トワレット(ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:200ml・36,300円発売日:2011/10/7

7購入品

2019/4/15 01:10:08

ジャージー オードゥパルファムにすっかり魅せられてしまい、結果、オードゥトワレットも入手した。

全体的な香りの骨格は、ラベンダー、バニラ、ムスクとほぼ変わらないが、先に発売されたトワレ(2011年)の特徴だったアロマティック感にクリーミーな深みを持たせた香りがオードゥパルファム(2016年)だと感じる。実際に肌に合わせてみると、やはり違う。

そしてトワレの香り、
トップはアロマティック。カチッと硬質なラベンダーでありながら、ラバンジンのようなハーバル感ではなく、うっすらと甘さも漂うアロマティックな香り。ジャージーの特徴は何と言ってもこの透き通るようなこのラベンダーだ。奥からミントを思わせるグリーンが少し冷たく香ることで、ラベンダーの香りを柔らかく見せる。

ミドルはアロマティック-フローラル。硬質なラベンダーのアロマティック感をしっかりと残しながら、甘さの部分が、グリーンやトンカビーンを合わせた白イメージフローラルに入れ替わった香り。じっくりと嗅ぎ込むとジャスミンサンバックのようなみずみずしいフローラルにも感じ取れる。このミドルはカチッとした硬さと、まろやかな甘さがどちらにも偏らない、バランスが取れた素晴らしい香りだと感じる。

ベースはバルサミック-ムスキー。硬さのあるラベンダーを残しながら、クリーミーなバニラムスクの甘さが全体を柔らかく包み込んだような香り。次第にクリーミーな印象から、バニラムスクがパウダリー感を増していくが、ラベンダーの硬さも残っているため、清潔感のある香りが最後まで続く。

シンプルな、とても清潔なラベンダー、バニラ、ムスクの香り。特に、ラベンダーとムスクに支えられたこのバニラは、こんな清潔なバニラは他にないのではと感じている。
そして肌に合わせてみると、トップにこそラベンダーが強く香るものの、ミドル以降は大きく香りが変わらず、さらにしっかりとするため、朝つけても夕方以降も薄っすらと硬さのあるバニラムスクがふわっと香る。

トワレは、ラベンダーの香りがカチッとした硬さがありながらもシャープ過ぎず、甘さも白を連想させるような香りのため、シトラスのような爽やかな系な清潔感とは異次元の清潔感の溢れる香りで、とても使いやすく、使用頻度も高い。

一方オーデゥパルファムでは、トワレにはなかったヘリオトロープのコクのあるフローラルな甘さや、よりクリーミーなムスクが加えられたことで、ジャージーの特徴のアロマティック感の柔らな深みを持たせることで、ゼクスクルジフにふさわしい高級感があると感じる。

拙いイメージとしては、トワレもオードゥパルファムも同じ白いイメージで、トワレはパリッと糊の効いた白ワイシャツに対し、オードゥパルファムは表面は硬さがありながらもふわっとした柔らかさのある厚手のホテルタオルのように映る。

父ジャック・ポルジュが創り出した独創的でもやや荒削りな香りに、息子オリビエ・ポルジュがラベンダーとバニラとムスクに一体感を持たせて高級感を与えた。コンセプトは同じであるが、それぞれ素晴らしい香りだと思う。

しかしながら、ゼクスクルジフはオードゥパルファムに統一されてしまったのが残念でならない(一部パルファムもあるが、現在日本での取り扱いはあるのかな?)。

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シャネル / レ ゾー ドゥ シャネル パリ ビアリッツ オードゥ トワレット (ヴァポリザター)

シャネル

レ ゾー ドゥ シャネル パリ ビアリッツ オードゥ トワレット (ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:50ml・14,520円 / 125ml・20,900円発売日:2018/6/1 (2019/6/1追加発売)

4購入品

2019/6/17 00:34:55

シトラス系の香りが好みで、夏場に限らず、それこそ冬場以外はシトラス系の出番が多い。
さらに嗜好性重視で、清潔なシトラス-フローラルの香りであれば間違いなく好みのカテゴリーに入ってくるのに、このパリ ビアリッツはしっくり来ない、、、なぜだろうか。苦手な瓜系でもないのに。

レ ゾー ドゥ シャネルは、ガブリエル・シャネルの人生に深くかかわる地からインスピレーションを得て誕生したシリーズで、なかでもパル ビアリッツは、シトラスやグリーンを効かせたとても嗜好の良いフレッシュフローラルの香り。同時発売の3品のなかで、初見でも個人的にはもっとも好みだった。ただしキャタクターはかなり薄め。

ところが使い続けるうちに、嗜好重視、キャラクター弱めというよりも、わざとピントをぼかして作られているのでは、そのモヤモヤしている点にしっくり来ないのではと感じてきた。

トップはシトラス。果皮感の強いピリッとしたグレープフルーツに、少しフレーバーのようなジューシーなオレンジをミックスさせたシトラスの香り。思った以上に果皮感が強く、どちらかというと和柑橘のイメージに近い。

ミドルはグリーン-フローラル。オレンジの甘さや果皮感を残しながら、まろやかなミュゲやネロリのフローラルノートが香る。果皮感から移ろったグリーンが、特にミュゲの水っぽい感じをフレッシュでみずみずしいフローラルに仕上げている。

ベースはムスキー。果皮感やグリーンをしっかり残したミュゲの残香に、淡いムスクが柔らかく包み込んでいるような香り。
トップとミドルの香りをムスクが覆い隠してしまう流れで、肌に乗せると3-4時間持続する。

ムエットではシトラスやグリーンがはっきり香るため、水っぽいフローラルと合わせることで、爽快で清潔なフローラルとなり、とても嗜好が良い。

ところが、実際に肌に合わせてみると、途端に淡さが倍増して、特徴だったフレッシュ感が霞んでしまう。良く言えばどこか都会的で洗練されたイメージ、悪く言えばわざと上品ぶっていて付け心地が悪い。

おそらく、ゼクスクルジフの新作1957と同じように、複数のムスクを重ね合わせることで、トップ、ミドル、ベースそれぞれにフワッと柔らかい印象に仕上げたような香り。しかし1957は、ウッディやスパイシーやフローラルやシトラスのバランスが良く、それらをムスクでまとめることで、現代的で洗練された印象を受けたのに対して、パリ ビアリッツでは特にトップにムスクを効かせすぎることで、せっかくのフレッシュフローラルを上品にしすぎてしまい、結果として、個性を殺してしまっているように映る。

フレッシュでみずみずしいフローラルの香りであれば、パリ ビアリッツよりも先に発売されたヴィトンのル ジュール ス レーブの方が香りがはっきりしていて好みだ。

このレ ゾー ドゥ シャネルといい、1957といい、マドモワゼル・シャネルの愛した場所とか時代とかテーマにしながら、彼女のイメージに重ならない。果たして、シャネルはそんなお上品な香りが好みだったのだろうかと思ってしまう。
この柔らかさ7割、フレッシュさ3割の香りは、フレグランスよりもボディローションの方が向いているのではと感じる。
それと50ミリを出すのであれば、最初から出してよと言いたい。

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シャネル / レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル	シコモア オードゥ パルファム(ヴァポリザター)

シャネル

レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル シコモア オードゥ パルファム(ヴァポリザター)

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:75ml・27,500円 / 75ml・33,000円 / 200ml・50,600円 / 200ml・57,200円発売日:2016/10/14

6購入品

2020/12/15 20:23:56

シャネルのレ クルジフ コレクションのシコモア(EDT 2008年、EDP 2016年)に対して、ずっと地味なイメージを持っていたけれど、このコロナ禍でようやくその素晴らしさが分かってきた。

先行きが見えない不安や、いつ感染するか分からない緊張感のなか、今日は家から一歩も出たくない、でも一日家にいると気が滅入るからリフレッシュしたい、公園や山に行って自然に囲まれたい、でも人が多い場所は避けたい、、、。
シコモアは、そんなささくれだった心をリセットしてくれるような、まさに自分だけの香り。

シコモアとはエジプトイチジクのことで、旧約聖書にも登場し、古代エジプトでは、生命の木として扱われていたらしい。
シャネルが創り出したシコモアは、堂々とした一本の樹をイメージした、樹木が色づく秋や、大地に根を張り、空まで届きそうな枝を思い起こさせる、ピュアで雄大なフレグランスとある。


トップはウッディ・アロマティック。
硬質なサイプレスのアロマティック感と、鋭いピンクペッパーの刺激。そこにジュニパーベリーがみずみずしいを加える。透明な空気と、木々の硬さや湿気を連想させるようなオープニング。

ミドルはウッディ。
鼻先はピンクペッパーやカルダモンのような爽やかな風、中ほどはメタリックなバイオレットを効かせたサイプレスの木枝感を、奥からはスモーキーなタバコとチンキのようなベチバーが全体を包み込む。とてもスモーキーなウッディノートだ。
そこから鬱蒼とした森の香りに沈んでいくと思いきや、鼻先にアルデヒドが現れることで、枝葉の隙間をぬって陽光が差し込むような明るさを添えてくれる。
実際に肌に合わせてみると、ジュニパーベリーのみずみずしさがさらに増して、まるで森の中にいるような心地よさを感じる。

ベースはウッディ・ムスキー。
チンキのようなスモーキーなベチバーと、嗅ぎなれたドライなベチバーの二重奏を、クリーミーなサンダルウッドが柔らかく包み込んでいく。サンダルウッドに隠れたムスクが、ウッディ感やクリーミーなコクを目立たせることなく、まろやかにまとめていることに気づく。
このベースの香りはウッディの温もりと柔らかさのバランスが良いため、肌に合わせると得も言われぬ安心感を与えてくれる。

持続時間はみずみずしいウッディが3時間程度、柔らかいウッディとムスクの香りは8時間くらい続く。


個人的にはシコモアはもっともシャネルらしくない香りだと感じている。

ココシャネルのようなアイデンティティや、華やかさ、着飾った感、さらには高級ラインらしいラグジュアリー感もない。癒される香りというレベルではなく、心に直接働きかけてくるような、とても内観的な香り。
ではアロマ的かというとそうではなく、紙ではなく肌に合わせることで香りが完成するため、間違いなくフレグランスだと思う。

そして、クリストファー・シェルドレイクの影響がもっとも色濃く出ている。明らかに他のジャック・ポルジュの作品と作風が異なっている。
私の鼻では、2種類のベチバーを感じ取ることができる。チンキのようなベチバーにジュニパーを合わせることで生き生きとしたベチバーに仕立て、力強いベチバーにサンダルウッドを合わせることで柔らかな深みを与えている。さらにそのサンダルウッドをムスクで薄めることで、サンダルウッドが出すぎることを防いでいる。素晴らしい調香だと感じる。

シコモアは自分の心をリセットしてくれる、自分のためだけの、真のラグジュアリーな香り。
こういう香りまでラインアップできるのは、シャネルとレ クルジフ コレクションしかないのではと思う。

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ルナソル / シームレスマットリップス

ルナソル

シームレスマットリップス

[口紅]

税込価格:4,180円発売日:2020/1/10 (2023/1/20追加発売)

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6購入品

2020/8/9 15:02:14

色味がとてもちょうど良くて持ちもいいです!

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花と蝶さん
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自己紹介

2022年12月 スナックのママをやっている花と蝶です。cosmetic、tatto、フレグランスaddict。デパコスはほぼ現品見られないタッチア… 続きをみる

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