2016/4/9 23:55:16
大好きすぎる配色「12 ドリーミングフラワー」「13 サニーガーデン」
よくよく考えると思い切ったことしたもんだなぁ、キャンメイク様
5色パレットを春コスメで2色もってくるなんてさぁ
そしてキャンメイクの商品にしてはお値段高め設定のものだしぃ
うっとり
捨て色がナイ
見ているだけで気持ちのイイこのパレットの解説を勝手にまた書かせてくださいです
粉質。。。
5色とも用途が違っていて、その用途別にそれなりにまとめてきていて、質感がイイ
蓋にミラーもついていて・・・
どの色も共通的に発色は悪くないのに、ヨレをみせないちょうどイイ色味の出方で使いやすい
色もちはすんごいべったしってわけではないから瞼負担が少なくて嬉しいo(^-^)o
色もちの面で気になるならシャドウベースをつければモチもアップするしね(o^-')b
大きさは異なる大小ラメ入り
このパレット、5色も入っているのに、¥1000きってんのがスゴイし
質感もイイし、ラメ・パール感もほどよいし
ベース使えば色もちもアップするしぃ〜
さぁさ、能書きはイイから勝手な言いぐさいっちゃうわねぇ
ではでは色とか色々すこしだけ語らせてくださいですぅ
★12 ドリーミングフラワー
A ・・・ベース
薄いピンク色で少しパールがかっている
瞼のくすみをとってくれるような色
B・・・メイン色(ナチュラル系)
可愛い女の子ピンク
腫れぼったくならない色
C・・・メイン(華やか系)
BかCがメイン色みたい
Cは薄紫。
好きなラベンダー色で優しいイメージの色。
D・・・〆色
濃いめの紫のような赤茶のような・・・
ちょっと赤紫っぽいようにパレットでは見えるんだけれどもねぇ(´0ノ`*)
使いやすい可愛い〆色
E・・・涙袋用?(トッピングジュエル)
コレが1番ガツンとくるラメ
色はそんなに主張しないけど、瞼にのせるとキラキラ
しいて色を言えば薄いピンクと薄い紫の中間くらいの色
★13 サニーガーデン
わかっていただきたいこのパレットのすばらしさ
1つのパレットで2種類のタイプのメイクができて美味しいのよねぇ
同系色もってこないでさぁ
「春夏メイク楽しんでよぉ〜('ω')」って言ってるみたい
A ・・・ベース
薄い、薄すぎのベージュがかったオフホワイトなような感じの色で少しパールがかっている
瞼にのせると少し白っぽく感じる時も・・・
B・・・メイン色
トロピカルなオレンジ
色ののせ具合で、明るいベージュから、ガッツリオレンジまで自由自在に変化させることができる色
色を少しだけしかのせなければ、普通の明るめなブラウンメイクに見えてとてもナチュラルでオフィスでもぜんぜん使えると思う色
C・・・メイン
BかCがメイン色みたい
明るいグリーンって感じ!
D・・・〆色
使いやすく、なじみやすいブラウン
E・・・涙袋?(トッピングジュエル)
コレが1番ガツンとくるラメ
色はオフホワイトのようなそんなに主張しないけど、瞼にのせるとキラキラ
このキャンメイクの新色アイシャドウ・・・
・・・とここで何故に2色のパレットを用意してきたんだろうって不思議だった
しかもこのバージョンのパレットで!
でも、ちょいとだけキャンメイクのパワーが垣間見られた感じが!
これね・・・
12 ドリーミングフラワーの場合・・・
BピンクとCパープルを混ぜるとなんと青みピンクになるの
13 サニーガーデンの場合・・・
BオレンジとCグリーンを混ぜるとなんとイエロー(黄色)になるのよ
こんな優れたパレットが存在するなんて、本当に感動しているの
この頃アイシャドウ混ぜて使うこと多かったからわかったのかも、嬉しい(´0ノ`*)
皮膚だともっと色味がわかりやすいわよぉ( ゜Д゜ノノ☆ハ゜チハ゜チハ゜チハ゜チ
混ぜる時は利き手と反対側の手の甲に指で色をのせて、よく混ぜて色調整してからのせてねです
青みピンクも、イエローも、好きな感じの色に調節できるの!о(ж>▽<)y ☆
山吹色系にしても可愛い
なんだか楽しかったし、使いやすいし、やり手だし!?これからも、このパレットの研究をもうちょいしてみようかと思っちゃってますぅ
・・・とまた語ってしまいましたぁ・・・( ゜Д゜ノノ☆ハ゜チハ゜チハ゜チハ゜チ
※No.11は別のクチコミ枠にかいております
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2017/1/3 16:22:11
これ、口コミ投稿したと思っていたのに投稿できていなかった悲しみ・・・失意の中もう一度書いています。
MACのエクストラディメンションは、ほかのパウダー製品とはまた違った、粉っぽくなくて滑らかで非常にブレンダブルなテクスチャーが特徴的。私はとても好きです。NARSのデュアルインテンシティが好きな人は絶対好きだと思います。
定番品となるということで全色見せてもらいました。
どれもベースのカラーと、発光するピグメントのカラーが異なっていて、光を受けると色が変わるのが楽しいです。偏光好きさんどうぞ〜!
基本、どれもハイライトカラーなのかな、光を受ける部分に乗せると思うので、光ったときのカラーの印象がメインになると思います。というか、ベースとなる色がわかるほど乗せると顔がピッカピッカの人になります。うっすらつけるのが基本なので毛先がすいている、毛足の長いブラシがいいと思います。店員さんには#137ラージブレンディングブラシをお勧めされて買いましたが、手持ちのものも試してみます。またよさそうなものが見つかれば追記しますね。
・ソフト フロスト (ホワイト&バイオレット)
ベースがホワイトで、光るとピンクパープル。偏光系のカラーはこの色になることが多い気がします。エクストラディメンションのアイシャドウのレディトゥパーティーや、NARSデュアルのアイシャドウのカシオペアと同じような色味。フェイスカラーとして使うなら量は加減したほうが良さそう。でも、色白さんが使うと紫系の光が神秘的な雰囲気になりそうでキレイなんじゃないかな〜と想像。
・ビーミング ブラッシュ (ピンク&ゴールド)
購入しました。この商品、色によって光り方が違うのですが、このカラーに関していえばラメがチラチラするというより面で光る感じ。写真、技術なくてちょっと分りづらいですが、光を受けた部分がイエロー強いシャンパンカラー、光を受けていない部分がピーチ系になっているのが伝わるといいな。
手持ちにイエロー系の光が出るハイライトが無かったので買いました。ゴールドでおめでたい顔になります(^^)夏の日焼けメイクにも大活躍できそう。
・ダブル グリーム(ベージュ&シルバー)
これ人気出そうな色ですね。ベースのカラーがベージュで、光るとシルバーというかホワイトというか。たくさんつけると白く飛びそうな色だったのでパスしましたが(光るとかなり白い)、なんかやっぱり欲しいかも。白さが出るのでメリハリをしっかりつけるには良さそうです。
・ショーゴールド (ピーチ&ピンク)
これは最もピンクな感じ。この色は光り方にチラチラとしたシマーを感じます。
桜色に光るので、チークに重ねるといい感じになりそう。ハイライトとして入れすぎると赤ら顔っぽくなりそうかな?と思いましたが、つやつやのピンクホッペにしたい人にはピッタリきそうです。
顔につけたときの印象のメインは光ったほうの色。
公式の色説明をカッコ内に乗せていますが、後ろに来ているほうの色に光ると思えばほぼイメージつくと思います。
画像はどちらもビーミングブラッシュです。
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2016/5/12 10:08:11
美白は内側からのケアがかなり有効、ということで今年はサプリメントもプラス。
人気のピュアホワイトとの比較、サプリメントの安全性について思うことを書いてみたいと思います。
ピュアホワイトもこちらベネフィークも、枸杞(クコ)の実エキスを主成分としています。
枸杞(クコ)の実はシミのもとを分解する成分。
違うところというと、ベネフィークは血流をよくする成分がプラスされていています。
私は冷え性で、夏もクーラーで血行が悪くなりやすかったりするんですよね。
冬はベネフィークのビューティーブースター、ショウガの入ったサプリが効いたのでこちらもクーラー対策になるかなと期待しています。
また、血流がよくなるということは成分も巡りやすく、くすみをとって明るくしてくれる効果もあります。
おもな成分は枸杞(クコ)の実エキスのほか、ブドウ種子ポリフェノール(プロアントシアニジン)、桜の花エキス、ブロッコリースプラウトエキス、ビタミンC。
ピュアホワイトより800円ほどお値段上がります。
ピュアホワイトは以前メートで続けていたことがありますが、日焼けしづらく体調面でも問題ありませんでした。
まだそこまでシミなど気になっていなかったのでシミが、というところは私の実感ではこうと言えないんですが、もともと飲み始めたきっかけが、知り合いがボディのシミがきれいに消えたと驚いていて。
あまりボディって顔のような高価な美容液もつけられないので、ピュアホワイトみたいなサプリでケアするっていいなと思ったんです。
↑はリニューアル前のピュアホワイト。何回かリニューアルしてますが、数年前の話で、現在のものはリニューアルされてさらにパワーアップしている、ベネフィークはもうワンランクアップの効果が期待できるかもと楽しみにしています。
効く、という反面、怖い一面もあるのがサプリ。
ということで、自分の体と相談しながらというのが前提になりますが、私はベネフィーク1ヶ月飲んで様子見してから、継続しようとメート※になりました。
※メートは、半年に1個現品が無償でついてきます。つまり、5個買うと6個目は無料。
半年あるいは1年契約ができて、途中解約もできます。代金は月ごとの支払い、宅配もしてくれます。
サプリは最低でも3ヶ月続けて、とよく言われますが、とりあえず1ヶ月で私の感じた効果は、明るさが出たということ。
すみません、シンプルにそれだけですが、紫外線を浴びまくる生活をしている私は、どんなに日焼け止めを塗ってもGW終わりくらいは大体日焼けしているのに、今年はむしろ明るくなっているという快挙!!
飲み方ですが、1日8粒。
ビタミンCは小分けにして飲んだ方が体内にとどまるので、私は朝4、夜4粒、食後に飲みます。
朝は日焼け防止に、夜は紫外線ダメージの回復に。
数年前はビタミンCの多量摂取を勧めるドクターも多かったですが、規定量を超えて飲むのはお勧めできません。
さて、最後にサプリの安全性について思うこと。
私もそれほど詳しいわけではないのですが、資生堂のサプリは信頼しています。というのも、昔アガリクスだったかな、サプリの成分が他社で発がん性があると疑われたとき、速やかに自社の同成分が入ったサプリを回収していました。
わりとこういう情報が出ても、はっきり証拠が出ないと販売を続けている会社も多いと聞きます。
それと、成分について私たち消費者は分かりやすい成分で、それが多量に入っているといいと飛びつきがちですが、それを利用して、定められている規定量を超えて販売し、注意されたら回収、つまり回収するまでの利益で儲けを得ている会社もあると聞きました。現在その会社が同じ方法を続けているのか分かりませんが、サプリ市場では大手です。
@beautistの記事でもサプリの安全性について、メンバー様の記事をお借りして触れています。
サプリは相性もあると思うので、体調を見ながら少しでも異変を感じたらやめるということも大事、なんて書くと怖くなってしまうかもしれませんが、信頼できる会社選びというのもひとつポイントになってくるのではないかと思います☆
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2018/1/29 22:15:59
2月4日、更新
ランキングに入ってしまったので慌てて更新しています(汗)
スウォッチ一番上は、上段左のピンクと右下ブリックブラウンをミックスしたものです。
ピンク7、ブラウン3の割合で混ぜてます。
メンバーさんたちのスオッチを見て、これなら私でも使えるかも?と思い勢いで買ってみましたが、良かったです。仕様カラーはカシス。
ポイントを利用して買ったので1500円くらい安く買えました。
ピンクのパレットなんて、20代の頃以来だな。初め、つけた時はなんとなくこっぱずかしかったのですが、これなら40代のおばさんでも許容範囲かと。
ルナソルは、大昔にゲイ友にプレゼントしてもらったモデリングなんとかっていうラメギラギラのシャドウ以来です。
あれは、どうも好きじゃなかったけど、このマカロンはマット。可愛らしくて20代向けかと思いきや、右下のブリックなブラウンがなんとも良い仕事をしてくれます。
主役のピンクだけではフェミニンすぎると思う時は、この赤みを含んだブラウンをレイヤーすると不思議にオバさんでも浮かない引き締まったピンクメイクができました。
ピンク系は、ただでさえフラットな瞼の日本人には鬼門だと思ってて、実際、私の瞼の作りだとほとんどむくんだ印象にしかならないものが多いのですが、この配色はいいですね。
センス良いと思います。ネーミングも可愛くて好き。
粉質もしっとり。付きが良くチップだとかなりはっきり発色してしまうので、私はアイホールには大きめのブラシを使って乗せてます。
後、ベージュのシャドウが唯一パール入りですが、これもギラギラしたパールじゃなくて非常に使いやすい。シャドウベースにもできるし、目元のくすみ隠しにも重宝してます。
このベージュは、私の肌色と涙袋に相性がいいようで、目の下にチョチョっと馴染ませるとぷっくりした涙袋が復活します。
イエロー、ブルーベース問わず、元から、目袋がはっきりしたタイプの方にも使いやすいベージュかなと思います。
ピンクを主体としたメイクは万人に好かれます。特に男性たちからの印象も良いのはいつの時代も変わらないようですね。
私の経験からですが、人と対面する営業職の女性、特にビューティアドバイザーで、
センスのいいピンクメイクをしている方を見ると、なぜか引き込まれるようにその女性の話を聞きたくなります。ブルーやグリーン系の目元は確かにモード感は出ますが、日本人の場合はきつく見えがち。雑誌から抜け出て来たようなファッション業界風な人は別としてもね。
一般人に必要なのは、やはり万人受けでしょうね。このパレットはそういう点で正に実用向き。
比較して申し訳ないけど、今年のシャネルSSのナポリの9色アイシャドウはどう見ても
限られた業種の人やファッション業界向け(笑)
一般人にこういうの求めてないですから、、、、
逆にピンクやコーラル系は、全体的に柔らかい印象を与えるのかな。性格も丸そう、思いやりがありそう、親身になって相談に乗ってくれる。無意識にそういうイメージを与えるのかも。
ピンクは、恋愛運も上げてくれる色なのでお若い女性には積極的にピンクを取り入れてほしいなと思います。
何度も離婚を繰り返した太々しいおばさんでも似合っちゃったので、かわゆいギャル(笑)たちに似合わないはずがない!
マカロンを連想させるぷっくりしたビジュアルも○。
使い方次第で、カジュアル〜フォーマルまでオールラウンドに使える配色です。
春夏ファッションの差し色にもうってつけです。
おすすめです。
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- doggyhonzawaさん 認証済
-
- 50歳
- 乾燥肌
- クチコミ投稿426件
2016/11/12 21:08:09
幼い子が丸いほっぺたをさらにふくらませ、ちぎったバゲットをもぐもぐしている。焼きたてパンの香ばしいクープ(皮)の匂い。ほんのり甘い酵母と、バター&ジャムのふくよかな香り。微笑ましく見つめる母の横顔。我が子の指についたジャムをいたずらっぽく舐めながら、母が言う。「食べちゃうぞ!」キャッキャと声を上げる子どもの笑顔。母と子のスキン・ゲーム。
セルジュ・ルタンスのジュードポーは、そんな微笑ましい食卓の情景を連想させる、温かくて甘い、包みこむような香りだ。公式サイトには、フランスのバゲットの香り、あの硬くて長いフランスパンの匂いとある。だが、ジュードポーというネーミングは、パンや小麦とは全く関係ない。直訳するとスキン・ゲームであり、「肌の遊び」となる。では、パンや小麦を思わせる香りと「肌のふれあい」、その二つには一体どんな関係があるのだろうか?そこにはなぜか、ルタンス自身の幼き日の悲しい思い出が見え隠れする。
ジュードポーは、セルジュ・ルタンスの香水の中では比較的近年の作品で、2011年にお目見えしている。香りの構成イメージは、次のとおりだ。
トップ:ミルクノート 小麦
ミドル:リコリス イモーテル ココナッツ
ラスト:オスマンサス アプリコット スパイス ウッディノート サンダルウッド アンバー
美の魔術師とも言われるセルジュ・ルタンスの幼年時代。その頃、焼きたてのバゲットに感じていた思い、その郷愁をテーマにすえた香りなのだろうか?香りの前半は、食べ物の匂いを思わせるグルマンノート、そして後半は落ち着いたウッディノートに変化し、大きくニ段階で変わるイメージだ。
ジュードポーを肌にのせると、付けたてから一気に、小麦を焼いたトーストノートが主張してくる。パンを焼いてきつね色になったときの香り。同社のアンボワバニールと付け比べると、アンボワバニールの方がフルーティーな酸味と花の香りが感じられるスッキリしたオープニングなのに対し、ジュードポーは小麦や酵母の生っぽさにミルクの匂いも絡み、それらが焼けてこんもりしている雰囲気。不思議なことに塩バターっぽいテイストも出ている。アツアツのパンケーキにバターをのせて、それがじわりと溶けだしてきた頃にメイプルシロップを回しこんだような。そんな甘苦い風味も感じられて、とてもおもしろい香りだ。
やがて、付けて30分もすると、そんな香りの奥に、スッキリとした冷静な部分が感じられるようになってくる。それは、きつね色のパンの香りが冷めてきて、焦げ茶色のテーブルや周囲の木の香りに侵食されたような感じ。これが後半の香りになってくる。
この後半の香りのメインは、シダーとサンダルウッドの香ばしいウッディノートだ。あれ、最初からこんな香りだっけ?と思うくらい、後半はサンダルウッドがメインになって主張してくる。そして、この柔らかく甘いサンダルウッドの香りが、大体6〜8時間で消失していく。
全体的な印象は、メンズ寄りの香りだと思う。特に後半のサンダルウッド&アンバーは、男性的な香調に感じられる。秋冬に向いているあたたかみを感じる香りなので、どこか淋しさや人恋しさを感じたときなどに使うとよいと思う。なぜなら、「人恋しさ」は、この香りを語る上で大きなキーワードの一つだからだ。それはセルジュ・ルタンスの生い立ちにも大きく関係している言葉だ。
セルジュ・ルタンスは修道院で育った。しばらく母子で世話になっていたが、厄介者とみられていたらしく、修道女たちからは常に冷たい仕打ちをされていたという。そんな中、母と一緒にとる食事の時間は、幼い彼にとって、特別なひとときだったのではないだろうか。パンは母との思い出の香り。母とともにふれ合うことができた、数少ない修道院での楽しみではなかったろうか。
だが、やがて母は修道院を去っていった。彼一人を残して。
母性のもつ無償の愛、常に自分をあたたかく包み込むように見守る母の存在は、子どもにとって唯一無二の神のようなものだ。だから、彼がそのとき失ったものの大きさは、自分ごときがとうてい想像できるものではない。けれど
この香りには、ミルクや小麦の匂いという、子どもの成長を示唆する食べ物の部分と、サンダルウッドという熟成された大人を暗示する部分があり、それらが前後半で拮抗している。そして、フルーティーでフローラルな部分がほとんど感じられないのが特徴だ。それは、「女性性の欠如」を表してはいないだろうか。それが、求めてやまなかった、けれど彼の元を去っていった「母の喪失」と「母への執着」を象徴しているように思えてならないのだ。
だから、ジュードポーなのだろう。
もっともっと、一緒に暮らして甘えたかった、母に望んだジュードポー。
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