南瓜プリンさん
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セザンヌ / BBクリーム

セザンヌ

BBクリーム

[日焼け止め・UVケア(顔用)化粧下地]

容量・税込価格:40g・638円発売日:2010/9/23 (2011/9/23追加発売)

6購入品

2015/6/2 15:40:05

衝撃的!!!!!
コチラの製品に関して、一言での感想です。
何でこんなに低評価???
この価格でこんなにいい仕事してくれるのに!

口コミを確認して・・・ああ、塗り方ね^^;
確かに指塗りじゃ活きません、コチラは。
スポンジもブラシも滑らすような塗り方はOUT.
【絶対にスポンジでスタンプ塗り】で!!
それで10倍以上の価格の仕上がりと効果を発揮しますよ♪
私はエスプリークの例の判子型スポンジ使用です。

口コミや総合評価ポイントを見ずに、えいやっと購入したコチラ/色番は03です。
既に愛用中で口コミ済みのコスメデコルテ今期新作ファンデ【エバークリスタル/パウダーファンデ】
が、ここ最近の急な夏日続きでフィット感が悪くなるのを感じ、間に合わせのつもりでした。
この価格なら万が一OUTでも諦めがつきますし^^;
私がファンデに求める条件である、無鉱物油・低刺激・弛み毛穴カバー力を
クリアしてくれそうな成分構成だったのでレジへ。

※私の素肌はやや色白で黄み強め、ぴったりのファンデはDior/スノーピュアコンパクト
021番です(口コミ済み)。
プロ診断でブルーベース夏・黄み強めでやや色白。
そして、私が高評価しているファンデは、大概「カバー力無し」と口コミされている
ものが多いです^^;

ポイントは・・・
●黄み強めでやや色白/ブルーベース夏の自分の肌色にマッチ。
(色番03/ナチュラルベージュ。FTC/4Dカバーのライチベージュより明るめ。)
●セミマットな透明感のある仕上がりで、これからの季節には清潔感の演出もバッチリ。
●併用のハイライトや下地で、充分に今時のツヤ肌が作れる。
●朝メイクして19時まで、余裕で色沈みしない崩れない。
●ミネラルオイル無配合で伸びはいまいちな為、スポンジでスタンプ塗り推奨。
●毛穴カバー力は充分、細かいシミそばかすについては程よい透け感。
●フィット力が高いのに重さが無く、連日使用でも肌疲れが残らない。
●スポンジでスタンプ塗りをすれば厚塗りは全く気にならない。
(指塗りだと伸びの悪さをリカバーする為に使用量多めに→厚塗りになる。)
●W洗顔不要のラフラ/バームオレンジでもよく落ち、クレンジング不要の謳い文句にほぼ偽りなし。
(手湿疹悪化中な為、使用可能なクレンジング剤が非常に限られている今です。)

一昨年だったか、ママバターのBBクリーム(口コミ済み)がとても良かったのですが、
しばらく他ファンデを使い久しぶりに使用しようとしたら、まさかの分離。
3ヶ月で使い切らないと駄目だなというのが想定でき、リピートを控え廃棄してしまった
経緯があります。
ただ、シアバターの保湿感と肌荒れ時の使用感〜安心感は捨てがたい。
(100%の精製シアバターを、毎晩お風呂上りに5歳の息子と全身に使ってます♪)
コチラにもママバターと同様のシアバターが少し含まれており、保湿力の側面と自分の肌と
シアバター相性が良いのも購入に踏み切ったポイント。
コチラはママバターと比較し、含有量は確実に少ないはず(アチラは確か5%)なので
分離の心配はほぼ無いでしょう。

皆さんが書かれている匂いは、私は気になりませんでした。
伸びの悪さについては、くどいようですが塗り方で問題なくなります。
平面的な仕上がりを防止する為、まず頬→ゴーグルゾーンを中心にスタンプ塗りし、Uゾーンは
付け足さずのままのスポンジでごく軽くポンポンと。
目の下の三角ゾーンとTゾーンにハイライトパウダーも忘れずに☆
(私はDiorスノー/コレクティングパウダーのブルーを溺愛用中。)

不満点は春夏に使用するにはPA値が低いこと。
それで★−1にしました。
SPF30PA+++が理想ですが、紫外線吸収剤不使用で酸化チタンのみでの防御ですから
仕方ないですね・・・。
他アイテム(日焼け止め下地はもちろん、帽子や日傘も)でフォローするしかない。
ツヤ+日焼け止め効果を狙い、引き続きコスメデコルテ/エバークリスタルプロテクションを
併用していますが、見た目もUV対策もバッチリです。
冬はコチラのみでトライしてみます。

ママ友さんには「ツヤツヤで羨ましい」「高い化粧品使ってると思うけどどこのですか?」
と訊かれ、某ブランドのBAさんに「今日も調子よさそう」と褒めて頂きました^^v
これはDiorスノー/ホワイト&ピュアパーフェクトパクト使用時と同じ現象なんです。
つまり、見た目に何の問題も無いということを実証^^;

御近所のDSやスーパーで見かけたら、嘘だと思って試してみて頂きたい逸品です!

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シャネル / シャネル ルージュ ココ ボーム

シャネル

シャネル ルージュ ココ ボーム

[口紅]

容量・税込価格:3g・5,390円発売日:2022/1/7 (2024/3/1追加発売)

6購入品

2022/1/24 15:08:32

人気のリップクリーム(ココボーム)のリニューアルかと思いきや、いい意味で別物ですね。
ノンカラーを含め(旧はノンカラーのみの本当の意味でのリップクリーム)、7色展開での発売。パッケージも白に一新されました。※スウォッチ全色載せてます。

カラーの方も旧ココボームに色をつけた感じかと思っていたので、そういうの今いっぱいあるし、とくにCHANELじゃなくてもいいんじゃないかという先入観を持って見に行きました。

ですが実際つけてみると(お店では手の甲で)、テクスチャーがさらっとしていて、つけていないような軽さ。
でも、薄膜っていうんでしょうか。しっかり唇を覆って保湿してくれます。
つければつけるほど唇が潤う処方になっているそう。

旧ココボームは、どちらかというとベタっと厚い膜をはる感じでした。リップクリームってそういうものだし、マスクをしない生活ではそれでよかった。
今回のはセミマットに近い感触で、CHANELでいうと店舗限定の【ボーイ ドゥ シャネル リップ ボーム】をつけたときの感じと近いように感じます。

マスクの中で快適なのって、やっぱりさらっと、ですよね。さらっとを追求すると結局はつけていないのが一番ストレスがないんですけど、でも最近は唇乾燥するから仕方なくリップつけるなんてことも多かったですし、マスクを外す機会があるときは顔色をよく見せるような発色リップを仕込んでおいたりして・・・。

今回のココボームは、マスク生活のニーズにすごくマッチしていると思います。
快適さが違うのはもちろん、驚いたのが、今回のは薄膜でありながら旧品より潤い感があること。
つけているときは軽いのであまり感じないんですけど、夜オフしたとき、そしてつけた翌日、と時間が経過してからの方が分かります。唇の皮がむけている状態でつけても、だんだん治ってくるんですよ。薬用リップでもそういうのあまりないので、これはすごいこと。

CHANELのリップケアで私が試した中では一番ケア効果高いです。「N°1 ドゥ シャネル 」の【リップ&チーク ボーム】もいいですが、ケア効果だけでいうならココボームに軍配が上がります。BAさんに伺ってもお茶を濁していましたが。

ここからはメイク効果について。
発色はふんわりしててかなり淡く、唇の縦ジワまで、なぜかふわふわ〜とボケるので、唇そのものがキレイに見えます。
ナチュラルで触りたくなるような唇は理想ですよね。

持ちも意外にいいです。マスクにつかないということはないけれど(私は立体3Dマスクなのでどちらにせよつきづらい)、食事したりしなければ落ちません。
そこもよくある色つきリップとは違うかも。
BAさんも持ちに関しては太鼓判を押してらして、絶対落ちないように、さらにマスクにつかないようにしたいときは下地にココボーム、上にアリュールラックを重ねれば完璧とおっしゃってました。

■912ドリーミー ホワイト
ノンカラーですが、旧品と違うのは繊細なパールが入っていること。今回買ってないけどいつか欲しい。

■914ナチュラル チャーム
CHANELのリップはナチュラルなベージュ系が最近は人気のようですが、こちらもやはり人気ナンバーワンと聞いてます。
顔色をよくしてくれるような赤みが少し入っているのですが、CHANELでは今までなかった系統のベージュというお話でした。
たしかにCHANELのベージュといえば黄みよりが多くて私もたびたび撃沈していましたが、こちらはすごく使いやすくて使用頻度高めです。

■916フラーティ コーラル
人気カラー。蛍光っぽい明るめのコーラル。CHANELのこの系統のカラーが好きで、最近のだとココフラッシュ 74 フラッシュのような色。
ただ、今回のココボームだと質感がセミマットになるので、ツヤツヤの74 フラッシュのようにはいかず、私にはちょっと難しくなったかも・・・けど可愛さは抜群です。

■918マイ ローズ
リリーローズちゃん使用色。今回は買ってませんがこちらも人気色のよう。



画像1枚目左から916、914
画像2枚目上から914、916
画像3枚目上から914、916、918、920、922、924 ※矢印がついているのが購入色。

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ゲラン / シャリマー 香水

ゲランゲランからのお知らせがあります

シャリマー 香水

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)]

容量・税込価格:30ml・48,400円発売日:2002/1/2

ショッピングサイトへ

7購入品

2018/3/16 11:58:20

この香りは私にとって衝撃でした。
初めて店頭で試した時、渋いベルガモットの香りと、香ばしい樹皮の香り、それと心地良く甘いふわりとしたバニラの香りが、バランス良く調和しながら、滑らかにひとつの香りとなって、胸のずっと奥深くまで染み入り、柔らかく広がりながら心を満たしてくれたようでした。
あの時の感動が忘れられず、まずはPから購入してみました。徐々にラインで買い揃えていますが、不思議なことにこの香りは毎日つけていても飽きません。
シャリマーは鼻先で楽しむものではなくて、心で感じる香り。

流行のフルーティーフローラルやシトラスとは程遠い香調で、極上の柔らかさと奥深さを持つ香り。
この香りは、薔薇やジャスミンなど特定の何かの香りが主張するのではなく、さまざまな香料が絶妙に合わさってひとつの香りを織り成し、情景や心の移ろいを想起させる香り。美しい夕焼けの情景や、しんとした森の景色や、肌の質感のような柔らかい甘さを感じます。

シャリマーの魅力の一つは、美しく完成されたデザインのボトルです。
ゆったり羽を広げた孔雀の立ち姿のような優雅なシルエット。緩やかな曲線のアウトラインと、キュッとしたくびれのギャップも美しくて、足元にはジュエリーのような細かいカッティングが入っています。表面のプリーツは、仕立ての良いブラウスの胸元みたい。金の刻印の入った蓋は、噴水から溢れる水のようなフォルムで、薄いフチには細かいカッティングが施され、綺麗な透明感のある青い色。とても繊細で、蓋だけでも独立した芸術品のようです。

(惜しいのはガラスの質で、ソーダガラスのようなキメの荒いガラスです。シャネルのフラコンはもっと透明度の高いすべらかなガラスを使用しています。)

肌に乗せた瞬間、ずっしりと重くて渋いベルガモットの「皮」の香りが、鮮烈に駆け抜けます。柑橘系でも、弾ける感じや爽やかさはありません。
この香りが飛ぶと、ほんのりと甘い木と樹皮の香りと、それを低音から支えるバニラの柔らかい香りが主張します。
木の香りといっても、香木を燻したようなしっとりとした香り。冷えた身体をほっこりと暖める温度感があります。

次第にゆったりと甘い花々の香りが引き立ってきます。柔らかいアイリスとローズの、ふわっとした軽さのある香り。この花々の香りが本当にふくよかで、豊かで優しくて。
EDPではあまりこの花の香りが立たないんですが、Pのミドルはゆったりしていて、花々の香りを存分に楽しめます。
ラストではベースにいた濃厚なバニラが絡むように上気して、ふわふわと香ります。バニラの香りは、気温によってはパウダーや石鹸のような淡い香りに変化して消えていきます。
ドラッグストアに売っているような安い海外のボディスプレーのようなねっとりしたバニラの香りではありません。バニラビーンズに少しお砂糖を足した、自然な甘い香り。

シャリマーは柔らかく暖かい空気のように身体を包み込み、寄り添って香るので、決してうるさくなりません。つけたのを忘れた頃になって、時折静かに鼻先をかすめる。いつでも大音量で香りつづけるということがありません。

インドのイメージを投影しているのでしょうか、全体的には重厚でしっとりした香りにも関わらず、一貫してカラッとした表情を維持しつづけて、終始ドライな印象の香りです。甘い花やバニラの香りの中にもカラッとした抜け感があるので、ジメッとした重さがありません。あくまで香りの質の重厚さで勝負していて、香りそのものの質量は軽やか。
砂っぽい、インドの熱い気候を感じます。
(ちなみにドゥーブルヴァニーユはかなり湿度を感じる香りです。)

ミツコは香水とEDPが完全に別物ですが、シャリマーはEDPも香水に近い香り方をします。
全体の香りの柔らかさと、ミドルの花々のゆったり花開く様子は香水ならではです。終始香りが肌から浮き立つような立体感も、香水が上です。
EDPは花々よりも終始バニラが強調されています。私自身はどちらも愛用しています。

ボディパウダー、石鹸、ボディミルクと合わせて飾ると、上品で高貴なデザインの品々はさながら王妃の調度品のようです。
市販のボディケアアイテムや化粧品がどんなに進化しても、こんなに高貴で美しいアイテムは他にないでしょう。
綺麗な品々で時間をかけて丹念に身支度を整えたら、とっても優雅。
ボディケアまでラインで使ってから香水をのせると、柔らかい上質な香りが幾重にも身体を包んでくれます。

シャネルやディオール、大好きな香りがたくさんあります。けれどシャリマーに取って代わる香りはありません。同じゲランが生み出した、多くの香りでさえも。シャリマーは別格です。
そして、意外と付ける人を選ばない香りだと思います。是非一度、店頭で香りを試されることをお勧めします。

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メディア / クリームファンデーション

メディア

クリームファンデーション

[クリーム・ジェルファンデーション]

税込価格:- (生産終了)発売日:2011/8/1

5購入品

2017/5/23 00:30:10

今年初め位に購入し、他のファンデとローテーション使用中。評判通り、実勢売価1000円を切る価格のファンデーションでこの仕上がりはかなり良いです。
ベースメイクはメイクの完成度の7〜8割を決定しますし、デパートブランドであってもたとえ1万超えのものでも合わないものは本当に全くダメですから、ファンデーションの安価良品って本当に価値ありますね。
ま、難点もありますので、以下所感詳細です。
星の数は迷ったなあ・・・
価格と仕上がり感だけ考えたら7でもいい気もするけどメイン使用ではないし(後述)。


【良い点】
高精細感、ツヤ、リフトアップ感、いずれも十分にあり。
ベタつきの無いサラッとした仕上がり(気温30度となった本日でも。)。
崩れにくい。脂浮きを抑えてお粉で軽くリタッチ・・・で終日キレイです。
ヨレムラなし。毛穴落ち・経時くすみもほぼなし。

【いまひとつ】
本品のみ続けて1週間以上ですとかの連用をするとやや肌疲れしますので私にはメイン使用ファンデにはなり得ないです。使用し始めの時は「うわー、これスゴイ」とテンション上がって暫く立て続けに使ってたのですが(笑)ほどなくそれに気がついた。なのであくまでサブ使用。

延ばす時の感触は、今時風のクリームファンデの感触ではなく昔っぽい。
今時のクリームファンデは伸ばす時スルスル軽かったり、スフレのようなフワッとした質感だったりしますが(実際、同社ルナソルのクリームファンデも所持していますがそんな感じですし、ルナソルは肌疲れしない。)、本品は何というかちょっとローテク感のある、ポスターカラーみたいなペターっとしたテクスチャ。それが関係するかは分からないけれど、肌負担は今風ハイテク系ファンデより大きいかもしれないですね。
(仕上り感はくどいですけどハイテク系に負けないですよ)

【どちらでもない】
ハイカバレッジタイプ。
メディアは元々ターゲットが40代〜のブランドの為まあそれは当たり前です。
色展開が少ないのが難ですが、合う色があればこのカバー力で疲れ感もくすみも払拭してくれますが、塗り過ぎは当然厚塗り感が出ますので注意。

キャッチコピーで謳っているほど高保湿ではない。
どちらかというとサラッとしています。
夏向き下地を使用すれば本日(あ、すでに昨日)のような気温30度に達する日でもべたつきゼロ、元々オールシーズン用と謳われてますが、基礎や下地でかえって通年融通が利いていいかもしれないですね。

【塗り方】
極スタンダードに指塗り→スポンジ抑えです。
やはりスポンジ抑えの効果は絶大で、行程として絶対必須。
キメが綺麗にそろって輝き感が出て、抑えた後はほんとに「おおっ」て感じの仕上がりになります(^^)。

【使用色】
私としてはかなり珍しくピンク系。
最初はOC-C1を購入したのですが、OC-C1は赤茶くすみしてだめでした。
安価の為、ダメモト+研究資料的にPO-B1を購入したらこれが実際の肌上の発色では大当たり。
ピンク系ファンデを使うと首との色差がものすごく出やすい私ですが、
以前も書いていますが、首の方が顔より緑っぽい為に下手すると極端にいえば顔と首が〈赤/緑〉の補色対比(!)になってしまうのですけど、メディアは顔とも首とも気にならない程度に調和し、なおかつコントロールカラー的効果まで兼ねて発揮する感じでくすみも強力に払拭してくれます。ベストカラーかっていえばそこ迄ではないですが、良い色に出会えました。

・・・で、結局は合う色の購入に至るまでに倍の分のコストがかかっているわけだから、
超絶優良コストパフォーマンスという側面はちょっと薄れているわけです(苦笑)。
セルフプチプライスは事前の全顔タッチアップはほぼ望めないですから色選びはカウンセリングコスメに増して賭けの要素が強く(苦笑)結局購入コストがかかったりもするんですよね。

それはともかく、今まで様々ファンデーションのレビューもしてきましたが、
私と肌色傾向が似ていてピンク系を普段敬遠されている方も一度試してみられる価値のある色番だと思います。PO-B1の明度はメーカー表記どおりやや明るめ。
ところで世のレビューで、本品のPO-B1はブルーベース向きだ、いやちがう!と様々な意見があるようですがこれは実際塗ってみて調和度合を見てみるしかないです。

【他】
◆メディア取扱い店の中でも本クリームファンデが置いてある店舗は確かに少な目で、なぜなんでしょうね?
◆スパチュラ付属ではないので別途用意要。

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doggyhonzawaさん
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FUEGUIA1833 / ムスカラアピス

FUEGUIA1833

ムスカラアピス

[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)香水・フレグランス(メンズ)香水・フレグランス(その他)]

税込価格:-発売日:-

5購入品

2020/11/14 14:17:03

「あ、すごい。これハチミツの香りがする!」

六本木。グランドハイアット内、フエギア1833。うす暗い店内にライトアップされた美しい香水ボトルたち。そこにかぶせられた逆さフラスコの球面が行儀よく並ぶ姿は、どこか非日常を思わせて心がときめく。と同時に「香水なんてよくわからない」と思っている方にしてみれば、興味はあってもかなり敷居が高く感じられるラグジュアリースペースかもしれない。

だからだろうか。緊張した面持ちで香水を試していた2人の女性が、隣でムスカラアピスを嗅いでハチミツの香りだと囁いた瞬間、ほっとしたような顔になって相好が崩れる。人は「その名を知っているシンプルな香り」が好きだ。そこには言葉と香りが一致して認知できた安心感もある。

店員さんが笑顔で簡単な説明をしていく。ムスカラの説明は特に力説しているようだ。「香りのない分子が〜」「肌本来のもつ香り分子を吸着して〜」「ラベンダーのハチミツが〜」そうだ。ムスカラアピスのハチミツはアロルナールに使われているラベンダーを使用していると以前聞いた。

ムスカラアピスは2017年にフエギア1833のムスカラコレクションから発売された香水だ。この香水を嗅いだ人は、ほとんどが「ハチミツの香りだ」と認識するほど分かりやすいので、とても人気がある。そこにフエギアの創設者、ジュリアン・ベデルが研究して名付けたムスカラというフェロモン類似の分子構造をもつ成分をプラスした作品だ。

ムスカラは植物由来の「香りのない分子」で、これを肌にのせるとその人自身がもつ匂い分子を吸着させて揮発を促す効果があるという。つまり、その人自身の肌がもつ匂いを引き出す成分だから、つけた人によって立ち上る香りが異なるということだ。ちなみに自分がムスカラ系香水をつけると、たいてい最後はくぐもったウッディアンバー調の香りになる。はいはい、確かに枯れてますよ。ムスカラをつけてフローラルが出る方が羨ましいよ。(←心にもないことを)

アピスというのは「蜂」を指すラテン語で、一般的に西洋ミツバチは「ハチミツを持つ」という意味のメルビラという語と組み合わせて「アピスメルビラ」と呼ばれるそうだ。こっくりとした濃密な蜂蜜の香りのムスカラアピスを嗅いでいると、これもっとシンプルに「ムスカラハニー」と名付けた方が今の10倍売れるんじゃないか?といつも思う。それほどハチミツの香りをよく再現していると思う黄色い香水だ。

ムスカラアピスをスプレーすると、最初はちょっとルナロハっぽい洋酒のような雰囲気のトップで始まる。その後は、ハチミツのもつロースティーな花蜜の香りと、暗く甘く深いコクが広がってきて、口中に唾液が出そうになる。このハチミツをホットミルクやカフェラテに入れたらどんなにおいしいだろう。そんな食欲をそそるグルマンフローラルな香りだ。

ただ、ハチミツ香だけでなく、ラベンダーの清涼感のあるエッジも確かにあって、ズーロジストのビーあたりと比べるとスッキリシャープ&ややクールな印象だ。ズーロジストのビーは蜂じたいのもつアニマリックな匂い&スパイスがかなり効いている感じだ。キリアンのゴールドナイトはハニー&パチュリだし、昔出ていたロクシタンのハニーレモンEDTはアイスレモンティーにちょっとハチミツ入れた感じだから、純粋にハチミツっぽさを求めるならムスカラアピスが一番近いと思う。

ムスカラアピスはつけた瞬間からハチミツの濃厚な香りが楽しめる香水だが、値段はそのへんの香水よりずっと高価だと感じられるだろう。パフューム50mlで27000円、100mlで43000円となっている。コロナ時代になってからはオンライン販売にも力を入れており、1mlサンプルを860円で取寄せ可能だ。小分けは手間がかかるので単価が高くつくが、全国どこからでもフエギアの香りを試せるようになったのは、時代的にいい攻めの姿勢だと思う。

くだんの若い女性たちが店を出ていきざま、外苑のイチョウが見頃だねと話していた。そうか、もうそんな季節か。ムスカラアピスのハチミツ香と黄色いイチョウ。何だかとてもいい取り合わせな感じがする。

フエギアを出て歩き始める。地下道を上がったところで、ビル風にあおられて肩をすくめる。手首をそっとマスクの下に入れると、こっくりとした甘く濃厚なハチミツの香りがした。今頃、言われているかな。あの人、私たちがいいって言ってたからアピスを手にのせてったね。はいはいごめんなさい。ちゃんと家にもありますって。エディション違いをチェックしたかっただけ。

これからアピスの香りを連れて、どこかイチョウのある公園にでも行ってみようか。

そんな秋の午後。陽射しも香りも、穏やかなハチミツ色に輝いていた。

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鳥の音さん
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プロフィール
  • 年齢・・・51歳
  • 肌質・・・乾燥肌
  • 髪質・・・普通
  • 髪量・・・少ない
  • 星座・・・獅子座
  • 血液型・・・B型
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  • 読書
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  • インターネット
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  • ヨガ

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ご訪問いただき大変ありがとうございます♪ 様々な年齢の壁・敏感肌・ニキビ等と日々戦う40代でございます。 肌トラブルとは常に闘ってきました… 続きをみる

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