しべたんさんのB.A / B.A ザ プロテクターSへのクチコミ - My@cosme

B.AB.Aからのお知らせがあります

B.A ザ プロテクターS

[日焼け止め・UVケア(顔用)]

税込価格：45g・12,100円 (生産終了)発売日：2014/4/5

顔及びデコルテ用日焼け止め…である以前に、スキンケア効果のあるデイクリームであり、近赤外線をも防ぐという触れ込みの本製品です。4月に購入して、5月初旬〜使用開始、私はデコルテのみに使用。かなり少容量のチューブに見えましたがデコルテのみだと10月に入るまで使えました。
評価は正直難しい。使用感はなかなか良かったので4を一応つけましたがそれが妥当なのか自分でもよく分からない(笑)。
ま、本商品を購入する事自体、なんだか私らしくない行動です(高過ぎるSPF・PA値嫌いで、本品は紫外線吸収剤主体ですし)。でも、何か、本品の発売情報を各種メディアで見たとき、なんだか無性に使ってみたかったのです。やっぱり、自分自身でも過去に美ログで書いた覚えがある、「肌にダメージを与える一部波長の赤外線は、現時点では塗るものでは防げない」、というそれまでの認識を覆す初めての製品であるらしき事が興味を引いたのだと思います。

【紫外線防止について】
本品は紫外線吸収剤2種と、紫外線散乱剤(酸化亜鉛・酸化チタン)の混合タイプです。公式HPでも簡単に閲覧可能。
で、肝心の防止効果だけれど・・・
確かに例年より首・胸元の日焼けは更に防げている気はするのですが(ほんとうにほぼほぼ焼けていません)、
それが本品によるものか、下記の複合要因によるものかがいまひとつ判然としません。
・私はただでさえ外出時には例の超強力日傘使用(ＧＷ位から使用しますので、本品使用開始と同じ時期から。)で顔とデコルテはかなり守られている事と、
・今年は8月が、異常気象宣言がでるほどの、梅雨並みの雨続きの日に逆戻りで、
例年より恐らく、少なくとも特にB波は相当少ない夏だったであろう事。

【使い勝手・スキンケア効果他】
感触は中々良かったです。例年より夏の気温が低めだった事もあるでしょうが、
しっかりとした定着・保護膜感がありながら、ベタつきのない洗練された感触でした。
首と胸元は、出がけに下手なものを急いでを塗ると襟まわりを汚したりしがちですが、
水っぽいジェル状でもなく、しっかりしたクリーム状でありなおかつ塗るとほぼ透明な本品は、襟ぐりのキワまで服を汚す事なく素早く塗布する事が出来、毎日重宝しました。
で、スキンケア効果はというと・・・
盛夏の、服の外の露出部分って見た目に日焼けしていなくても肌に疲弊感はあるものですが、やっぱりそれは普通にありましたね・・・（苦笑）。本品を塗ったおかげで、例年より首や胸元が見違えるように肌状態が良いとかそういう実感は特になかったです。

ハッキリとしたフローラル香が付いていて、塗布後すぐに消えますが、国産化粧品の着香にしてはセンスのある香りだと思います。説明書には夜来香(イエライシャン)の香りと書いてあった気がしますが、公式HPには「グリーンフローラルのやさしい香り」と書いてあります。

【近赤外線防止について】
これは、疑っているわけではないですしある程度は期待もあるからこそこの価格を払って購入してみたわけです。しかし、考えてみれば紫外線のように、SPF数値やPAのような目安が業界基準や法律で制定されているわけでもなく。
・塗ってから、いったいどの程度の時間、防止効果が続くのか。
・使用しているユーザー自身に、その効果を実感・判定する目安は一切ない。
という、あまりにも根源的な疑問は残ります。
(紫外線の場合は、サンバーンもサンタンも起こらなければとりあえず効果ありという、当然すぎますが目に見える判定ができるわけです。真皮のコラーゲンやエラスチンの破壊度合などが分からなくても。)
購入時の販売員さんの話によると、ポーラの研究所で赤外線量を長期にわたって定点観測するなど相当の研究を重ねて作られたものだという事ですが。本当であるならなおさらきちんとした明確な基準が今後できればよいですね。
(紫外線防止値がMAXの製品が大半となった今、今後同様の効果を謳う製品が各社で増える可能性がありますが、その防止性能基準についてはきちんとした基準が出来る迄はなんだか混乱が起こりそうな予感はしますね。)

【顔に使わなかった理由】
購入直後は顔にも使用してみましたが、鼻の下に吹き出物が出来る事2度。
顔は例年下地とファンデで充分紫外線防止が出来ている為、(更に赤外線は日傘でカット)、
メイクしない分無防備なデコルテのみに使った次第です。


情報の価値があまりない長文で申し訳なかったですが、
使用感の良さだけでも、この価格でもまさかのリピートもありかもしれません。
ウデ・アシ等の日焼け止めに関しては、今後も基本ノンケミ・ノンナノ製品中心でいくつもりでいます。

使用した商品

• 現品
• 購入品