2011/9/26 23:16:51
何年か前にふとしたはずみで(笑)、オーガニック系の製品を試したことがありました。じゃ何から始めようか・・・にしては全く無計画で、無謀にもいきなりラインで使ったのがニールズヤード。案の定顔が真っ赤に。で、よせばいいのにラインごととっ換えた。あろうことかウェブリーに、です。この時のかぶれようといったら、すさまじかった。二目と見られぬ腫れあがりかたをして、二度とオーガニックには染まらんっ!・・・と誓ったはずだったのに・・・。
人間、過ちを繰り返す時は繰り返すもんです。
ジュリークのライン使いに失敗して、焦った勢いでまたも総取っ換え。
それがこちらのブランド。
乾燥がひどいんです・・・と相談したアポカセリーのBAさんに勧められたのがこのオイル。もともとオイルは苦手だったんですけど、これも勢いか。
しかしのっけからつまづいた。まず匂いで。これ何かに似てる・・・と巡らせて、思い当ったのがDHAのサプリメント。
テクスチャーは思いのほかサラサラしていますが、ローズピップって酸化が早いのでは?と尋ねても「非加熱だから大丈夫です」のお答え。いや、だから心配なんだってば。
かくして、かぶれの歴史が繰り返されたわけで。
肌なじみはとても良いんですけど、私には成分が強かったのか・・・いつか見たような赤い腫れあがりが。懐かしがってる場合じゃない、いい加減に学習しなさいよ・・・全く。
純正ローズピップ・オイルにしては価格が手ごろなのがせめてもの救い、でしたけれど。こちらのメーカーがサンプルを作らない主義なのもどうかと思いますね。テスターでさんざん試したところで、合う合わないの判断はできません。
使う側の立場でものを作ってもらいたいです。
これから試そうとお思いの方。
じっくり一品ずつ検証されることをお勧めいたします。
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[フェイスクリーム]
容量・税込価格:50g・5,940円発売日:-
2011/10/5 22:20:37
ここのブランドがまず改善しなければならない点があります。
他のクチコミにもありましたのでご存じのかたも多いと思いますが、容器の不具合が多すぎるのです。
クレンジングしかり。化粧水しかり。
そしてこのクリーム。クレンジング同様、残り三分の一になったところでパタッと出なくなる。ノズルを押しても、容器を傾けてトントンしてもダメ。
クリームの質感が硬めなので、そもそもノズルで出すには無理があるんじゃないかと・・・。チューブ式のほうが理にかなっていませんか?
それが証拠に、他のクリーム類はチューブですものね。
水分補給のためのクリームですが、使うたびに少し違和感があって、ひりつくまではいかないまでも何かしっくりこない。
案の定、一週間ほどで発疹だらけに。ローズヒップとの相性もあるのでしょうが、久々にやってしまった〜〜!!という感じでした。
あと気になったのは匂い。長く続けるにはちょっときつい、油臭い匂いがします。もともと無香料の製品を使いつけていたせいもありますが、やっぱり化粧品の香りって大事だなぁ・・・と思い知る今日この頃。
このブランドに関しては今のところ、ちょっと良いところが見つかりません・・・。
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2011/10/12 23:29:40
私が試したラインのなかでは、最も使いやすかった商品です。
使いやすいというよりは、一番ましだった・・・というのが本音ですけれども。
フェイス・クリームとは違って、ローズピップ特有の魚臭い油の匂いはありませんでした。またジュリークのアイクリームのように、スキンケアであるにもかかわらず、わざわざ酸化チタンなどの粉体を入れてパール効果を持たせるといったごまかしはしていない。ごくごく普通のアイクリーム、という印象です。
ただ、それだけ。どうしてもこれでなくては・・・という必然性がないぶん、決め手に欠けます。保湿力もそこそこ。テクスチャーもそこそこ。このレベルであれば国産メーカーのほうに軍配が上がるかな。
ただ私には少し刺激があるようで、4〜5日使っただけで心なしか瞼が腫れてきたような感覚があり、使用を中止しました。
これでもか!というくらいローズピップに嫌われたようですね(笑)。
以前クチコミに書いた自己流分類ですが、このブランドもセミ・オーガニックのジャンルに属します。
考えてみたら、伊勢丹のビューティー・アポカセリーで扱っているブランドは、ほとんどがこのジャンルなんですよね。やはりこの国の気候風土では、純正ノンケミカルを扱うのは難しいことなのかもしれません。
一階化粧品売り場の喧騒をよそに、ここは居心地のいい空間という印象がありますが、ことスキンケア選びに関しては、個性が強い分難しさがありますね。まだまだ試したいメーカーはありますが、今度はいきなり全とっかえして失敗することのないように心して訪れたい・・・と思います。
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2011/10/24 23:16:30
基礎モノを選ぶひとつの基準として、私はデルモコスメ(フランスでは調剤薬局でのみ買える基礎化粧品)をプラットホームにしているのですが、こちらのブランドは50年代にフランスの薬剤師さんが創業したということで、少し気になっていました。
ややコクのあるクリームに近い形状のクレンジングです。何か、以前使ったものに近いなぁ・・・と思い返して、はたと気付いたのがランコムのD.D.N。90年代に愛用していた、ふき取りタイプのクリーム・クレンジングですが、肌に伸ばす時の感触といい、バラの香りといい、まあよく似ている。こちらは洗い流せるので使い勝手はいいかもしれませんね。
湿らせたコットンでふき取ってから軽く洗い流して完了。本国フランスではこのあとすぐ化粧水でふき取るみたいですが、日本では洗顔料の併用を薦められます。若干処方が違うのかもしれません。
かなりしっとりとした使用感。自然派のブランドではむしろ珍しい仕上がりで、乾燥しやすい方にはお薦めです。
このくらいのテクスチャーであれば、当然ポンプ式ボトルかと思いきや、振り出し式なのでちょっとびっくり。柔らかいボトルなのであまり苦労はしませんでしたが、人によってはイラっとするかも・・・。
これまで使用した製品のなかではまずまず及第点かな。
敏感な肌質の私でも、トラブルなく使えましたから。
輸入ものにしては価格が低めなのも驚きでした。
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[化粧水]
税込価格:- (生産終了)発売日:2008/11/19 (2010/10/20追加発売)
2011/10/26 20:55:39
伊勢丹ビューティーアポカセリーで、昨年1年間に最も売れた化粧水なんだそうです。さる有名美容家さんもコットンパック用に推奨なさっているらしい・・・。
アルコール・フリーで価格も他のオーガニック系と比べると結構低め。何か良い事ずくめに思えて使ってみたのですが・・・。
まず成分。一見、普段愛用しているRocのエニドリアルに近いかなと思ったのですが、ボトル裏面にある英語表記の成分が日本語のと明らかに違うことにまず驚き。日本版よりも成分数が多い上、個人的に絶対入っていて欲しくないベンジルアルコールがしっかり表記されている。つまり海外でこれを買ってしまうと、私には使えないんでありますな。
さらっとしたテクスチャーに似合わないペットリとした感触で、かなりべたつきます。角質層の上っ面だけ潤されているといえばいいでしょうか?
3種類のバラ成分が配合とのこと。実はわたくし、ほとんどのオーガニック製品で使われるダマスクローズの香りが大の苦手で・・・実際おぇ〜っとなっちゃったことがある。もろにその香りだったらどうしよう!と焦りましたが、これが不思議なことに、マスカットの香りがいたします。以前のクチコミにもありましたが、フルーツ系にしか感じない・・・何で?(笑)
ただですね。
泡立つんだ。これが。
コットンでパッティングすると、裏っ側の指にボワ〜〜ッと泡がつくんで使いづらいです。以前、肌に優しいイメージにつられたサンビシオの日本向け化粧水が、洗剤と見まごうほど激しく泡立ったのを思い出しました。
このブランドにはあと一つ、改善してほしいことがあります。
パンフレットに全成分表記が無い。じゃあウェブで調べれば・・・と思いきやそこにも無い。店まで出かけて、やっと中身がわかるのは不親切です。
ときたま出くわすんですよ。この手のメーカー。いまや医薬部外品ですらメディアに全成分載せる時代なのに・・・。ナチュラル系を気取るなら、きちんと情報は開示してください。直接店頭に行けない、通販に頼らざるを得ない方たちにとっては迷惑千万ですものね。
実際、買ってみないと分からないこともいろいろありますが、もう少し顧客の立場でものを考えていただきたいと思います。
というわけで、とくにこれでなければ・・・という印象は持てませんでした。乾燥は防げますが、それだけならもっと低価格で安心な製品がありますので。
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