2007/10/10 16:24:53
シリコンゲル?
シリコンって、あのプルプルの…合成樹脂みたいな。
ゲルって、プルプルでベトベトの。
なぜか子供の頃から実家に常備されていた重曹。
富山の薬箱に混じっていても違和感がないであろう、地味な紙箱。
(おそらく、菓子の類がまったく作れなかった母が、唯一作ることができた郷土料理の“みそまんじゅう”の材料だったと思われる)
女の子なら誰しも「ケーキ焼きたい!クッキー焼きたい!」と思うものではないでしょうか。
ある種の通過儀礼なのか?
私もキューピー3分クッキングの土曜日の放送を観ては(昔、土曜日はお菓子の日と決まっていたような)、ケーキ焼きたい熱に冒され。
しかし、ベーキングパウダーという不可欠な材料がない。
そのとき、父の鶴の一声。
『同じ膨らし粉なんだから、重曹でいいんだ!』
間違ってる気がする間違ってる気がする…と思いつつできたシロモノ。
家族中が目を逸らしたのは言うまでもございません。
潜在的に、重曹=膨らし粉、と思っておりましたが、コチラのクチコミを拝見して、どうもそれだけではないらしいな。と。
メンバーさんのクチコミがアップされるたび、あぁぁ気になるシリコンゲル重曹。
とうとう友に、「シリンゴル重曹ってどこに売ってんの?」とメールすると、即レス『DSの洗濯用洗剤コーナーにあるよ!』
赤提灯に吸い込まれてゆくおっさん同様、黄色い看板に吸い込まれてゆく最近の私。
あっさり見つけました。
おぉ、あの地味な紙箱、ゴホンといえば龍角散的なイメージからは程遠い、ポップなチャックつきパケ。
帰宅し、友に「シリンゴル重曹、あったー」とメール。
このとき、入力が面倒で@さんの商品名をコピペしたんです。
そこで初めて、シリコンゲルではなく、[シリンゴル]だと気づきました…
もっと早く気づけ。袋持ったとき、中身が粉末だったろ?(涙)
内モンゴル奥地のシリンゴル高原で採掘されたから、シリンゴル重曹っていうんですねぇ。
で、早速水で薄めてお掃除に。
ガスレンジの汚れ。ひぃぃ!!ってくらいに落ちます。
手品みたいな名前の洗剤なんてメじゃないっす。
そして愛猫のトイレに。
常々、「君はそんなにちっちゃいのに、どうして人間レベルの爆弾を産むんだい?」と疑問に思うほどバッドスメルなトイレ。
それが、まさにマジック! 臭いが、消えた…?!
いやぁ、すごいわ。
お風呂に入れれば、温まり度がアップして、さらに風呂釜も排水溝もキレイになっちゃう?
ならば!ドボっと入れてみようか。
まず、お湯が軽やかな感じ?
うーんと、お湯が粉末っぽいテクスチャになったというか…
ちょっとキシっとするっていうのかな?
あぁうぅボキャ貧!
しかし、温まりっぷりがただ事ではございません。
湯冷めしにくいし。
温まりながら、お湯で顔をおやじっぽく両手で洗うと、顔ツルツルになりますよ。
友に教わった、塩+お好みの精油+重曹ってのも試しました。
とっても楽しかった。お仕着せの入浴剤じゃなくて、自分の好きな香りで温まることができて♪
お、それから白い歯を目指して、1週間に1度、0歳児用のちっちゃい歯ブラシにつけて、優しくこすってます。
これはまだ実感がないな。でも淡々と続けるよ!
これはずっと使い続けようと思ってます。
かなりマルチユース。次はクエン酸との併せ技にチャレンジ!
しかし悲しいかな、パケが、ニップンさんの[こんな小麦粉ほしかった]という薄力粉と、色といい、大きさといい、激似です。
おっと!というシーンが数回。
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- 購入品
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アロマブルーム ウェルビーイング フレグランス PG(オールドパルファン)
税込価格:50ml・3,278円 (生産終了)発売日:2007年2月
2007/5/28 16:42:08
先日、行きつけのお洋服屋さんで店員さんとお話していたときのこと。
誰かから、もぎたてフレッシュなピンクグレープフルーツの香りが漂ってくる。
あぁ、良い香りだ。
『イヤだったらこのリボンは外しちゃえますから』、という店員さんの声に我に返る。
おっと、商談中でした。
どっちの色にしようか悩んでいると… ほら!また爽やかもぎたてピングレの香り!
我慢できずに店員さんに「フレグランス、何着けてます?」と聞くと、フローラルと仰る。
いや、グレープフルーツの香りが、と言うと、他の店員さんがやってきて『私はこんな香りですけど?』と嗅がせてくれる。
んーにゃ。違うな。
もうその頃にはカットソーの色がどうこうよりも香りの出処ですよ、問題は。
まぁ、何とかかんとかお洋服買って、じゃ、と店を出ると、お隣にAromaBroomさん。
そして店頭にコチラのテスターが!
コレだ!このかほりだったんだ!
天然香料オンリィで作られたコチラ、変な苦味も感じない、そして甘味も感じない、生のままのピンクグレープフルーツの香り。
そしていかにも持続性のなさそうな香り。
50mlで2980円か。
とりあえず、【TRY ME!】という何やらおじさんが喜びそうなキャッチのプリントされたムエットにスプレーして帰宅。
1時間後。
ムエットを取り出して香りを試したら、潔く紙の匂いがしましたよ。
うー。
天然香料だからね。ぶっちゃけ果実を絞って紙に垂らしたようなもんだしなぁ。
でも飛びが早すぎやしないかい?
これは職場でリフレッシュしたいときにシュっ、とか、ピローミストとしてシュシュっ、とか、そんな目的ではないかな。
ルームフレグランスでも良いかな。一瞬だけど。
75ml、欲を言えば100mlでこのお値段だったら考えるけど…
それじゃあ、きっと天然の恵みのありがたさってものが伝わらないのであろうな。
☆つけるなら、3…うーん、4、かな?
でも、本当に良い香りでしたヨ。
誰かがくれるなら嬉々とすること間違いナシ。
- 使用した商品
- サンプル・テスター
-
[美容液]
税込価格:- (生産終了)発売日:2009/2/21
2009/12/18 15:27:29
なんだかんだと、大サイズ2本を使い倒し、小サイズ1本を使い切り、大サイズ3本目に突入。
使い切ったボトルを廃棄するたび、「これがもっと簡素なデザインなら1万切るんじゃないか…」と思う。
美白モノに美白効果を求めても、いつも答えをはぐらかされてきました。
なので、正直、期待してませんでした。
けれども。
懇意にしていただいているBAさんが、体当たりで数ヶ月にわたる人体実験を。
片方の手の甲だけに、ひたすらHAKUを塗り込んだというその手。
ぜんっぜん違うんだ、色が。
で、ケロっと洗脳されて買っちゃったんですが。
購入時、肌診断していただいたところ、ランクA〜Fの「Eランク」だったワタクシ。
ブービーっすよ。
頭巾被っちゃおうかってくらいに恥ずかしかった。
出口の見えない迷路に入り込んだような気にすらなった。
それが、半年前の出来事。
以降、ロッキーのテーマを脳内で流しつつ、毎朝毎晩コツコツとコチラを塗り込み続けて半年。
「Bランク」まで上がったんだよー!!!!
肌理・潤い・明度、すべて急上昇。
んま、他の何かとの相乗効果かもしれないけどね。
けど、コチラを使うようになって、肌がもっちりした気がします。
くすみが抜けるというよりも、バラバラだったものがみちーっと密着した結果、光を照らし返すチカラがついたというか。
だけどね。
既存のシミが薄くなるってのは実感できてないかもしれない。
でも、シミは存在するんだけど、それをフォーカスするくらいの肌ヂカラがついたという感じ。
気付けば、肌調子をキープするために使ってる自分。
ベタつかず、ツルンと肌に馴染む。
後に載せるものの邪魔もしない。
11月初旬、日傘もささずに数時間外をほっつき歩きまして、こりゃ大変!と10プッシュほどを狂ったように重ね付けしたんですが、ちゃんと馴染んでましたよ。
んで、翌朝、「どうした?!」ってくらいに顔が真っ白でしたよ…
対シミとしての美白効果には、明確に『効果アリ』とは言い切れませんが、肌理が整ってきたって手ごたえはアリ。
そして、本格的な乾燥シーズンの今、乾燥くすみで夕方の自分が大嫌いになるって現象にも見舞われずにおります。
公式サイトの【美白のきざし】より。
『数週間後、友人に気付かれる』 …そりゃなかったな。
『コンシーラーが要らなくなった』 …もともと使ってないからわからん。
本命である「美白効果」ってものには懐疑的だけれども、自己満足で肌調子イイって思ってるから、たぶんこれからも使うと思う。
(大サイズ2本+αっていうの、予約しちゃったくらいだし)
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[コンシーラー]
税込価格:16ml・8,140円 (生産終了)発売日:2009/2/20
2009/7/28 15:12:17
商品説明より抜粋。
ハイライトを入れたいところはすなわち毛穴が気になるところ。
毛穴カバー効果とハイライト効果を両立させ、輝く肌を演出する初めてのブラシタイプのユニークなハイライター。
そういうコンセプトだったのね。
毛穴を隠す・・・のは、コチラじゃ無理でしょう。
隠すというよりも、光で飛ばす感じでしょうか。
けれども、毛穴がもたらす肌表面の微細な凹凸までは飛ばしきれていない。
BAさんにつけていただいた際、パリュールアクアの上から使用。
頬・鼻筋・顎先。
その状態で鏡を見た私は、亜熱帯の山奥の先住民族になったかと思いました。
それくらい豪快に、たっぷりと乗せなければ、この上から重ねる粉モノに太刀打ちできないのです。
うすーく伸ばすなどと考えてはいけない。
これでもか!!というほど、もしやヨレるのではないかという勢いで乗せなければ効果は感じず。
それでも、この上に粉モノを重ねると、ハイライター効果は薄れるんですが…
私は最後に、プードルペルル#01をササっと乗せています。
すると、相乗効果でシルキィで上品なツヤが生まれます。
ペルルだけで良いんじゃ?という疑問は心から排除。
あくまでもベースがコチラだからこそだと信じたい。
ギラギラとしたチープな輝きではなく、肌に馴染むような極々自然なツヤ。
汗をかいても、崩れる心配もなく、そしてホワイトにありがちなグレーくすみの心配もない。
総じてまぁまぁ、といったところでしょうか。
しかし、あのブラシになんの意味が…
ブラシで乗せると、ファンデがヨレます。
ブラシもファンデで汚れます。
しぶしぶブラシに出てきたものを指にとって乗せています。
ブラシの意味は?
普通にポンプ式で良かったのでは?
さすれば、あのような無駄にデカい体躯にはならなかったのでは?
と、小さいようで致命傷に繋がりかねないウィークポイントも兼ね備えているのです。
リピは使い倒してから。
コチラを使用しなければどうなるかを見極めてからにしたいと思います。
- 使用した商品
- 現品
- 購入品
2009/2/6 14:14:07
むかーし、20年近く前、inouiをイノウエと読み、インウイ信者の友人に叱られた過去を苦々しく思い出す。
ややワイン色がかったレッドの鏡面パケ。
薄くて華奢なフォルム。
あの頃のドメブラに、そんな小洒落たものはなかった気がする。
発売当時、一番人気だったWT900を購入。
<セット内容>
パール部門/ホワイト・イエロー・グリーン・ピンク
マット部門/ブラック
パールと言っても、偏光パールとか玉虫色が一世を風靡していた時代のもの。
ホワイトを眉下に大袈裟ってくらいに入れてみたり、グリーン系でまとめたアイメイクのハイライトとして、まぶたの中央にグリーンやイエローを乗せ、魚鱗を思わせる輝きを愛しんだものであった。
しっとりとしたテクスチャは飛び散ることもなく、まぶたに馴染んで滑らかな仕上がりだった。
けれども、当時は黒メイクなんてものを日常的に施す大和撫子は奇異であり、セットされているブラックはほぼ手付かずのまま。
ホワイトをはじめとする4色はほぼ消費。
しかし、手放すことができずにコスメ蔵で熟成させること数年。
明けて21世紀。
黒メイクジェネレーション到来。
コスメ蔵から取り出して使ってみると、パールレスなブラックはとても新鮮。
眉色をグレイっぽく仕上げたいとき、ダークブラウンと混ぜて使うと、強過ぎず、とても自然で柔らかな印象の眉に。
なぜにこんな逸品が姿を消したのか…
それがですね。
お友達から手付かずのまっさらな新品をいただいたのですよ!
外パケの、WT900の文字が、涙で霞んで読めませんでした。
久々の魚鱗パール。
………やっぱり、ちょっと、時代のニーズから外れてるか。
その日は、ネイビーのアイライナーをクレヨンのように用いてアーモンド型になるよう目を囲み、上からインウイ君のホワイトを重ねてみました。
ホワイトが重なることで、ネイビーがすりガラスのような、なんとも良い色合いに変化。
色の境目はシュウさんのステンレスシルバーでぼかして。
けどなぁ。
やっぱどうなの? 魚鱗…
と思っていたら、激カワ後輩OLちゃん(注1)が、『わぁ、すごくキレイですねぇ。どうやってるんですか?』と。
そっか。
あの時代を知らない若者には、使い方によっては新鮮に見えるのかも。
それ以降、ハイライターとしてササっと乗っけたりしてます。
眉下には入れないけどね。
時代は巡るというから、いつかまたこんなお色が求められる日がくるのかもしれないな、とか。
粉質、シアーながらしっかりとした発色、一日中沈んだりくすんだりしない秀逸さ、パケの美しさ。
どれをとっても良いなぁ、と、懐かしさとともに思うわけです。
(注1)
たびたび私のクチコミに登場してくれた激カワ後輩OLちゃんは、12月をもって退職されました。
涙涙でございます。
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