ilmanaさんのジョンマスターオーガニック / ブラッドオレンジ&バニラ ボディミルクへのクチコミ |
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2013/1/30 15:59:35
JALさんの限定キットに、コチラのミニサイズが入っていました。
ちなみに微妙なエコトートもセットになってました。
その頃、甘ったるい香りを無性に欲しておりました。
ローズなどの甘さではなく、もっとこってりした甘い匂いを求めていました。
そしてその要望をアロマショップの店員さんに伝えたところ、ベンゾインを薦められました。
ベンゾインから漂うバニラに似た香りで何かが覚醒。即購入。
『オイルが硬めなので、ディフューザーに入れる量は少ーしだけで。』
※手持ちのディフューザー=気化式
なのに、ディフューザーがモーモー言い出して…
ミストが出ないよ…
底がベトベトだよ…
泣きながら調べてみたら、
「この精油は粘度が非常に高い為、超音波式/気化式/ハイブリット型アロマディフューザーでの使用はお勧めいたしません」
こんな試練があったものの、自分がバニラの香りを求めていることがわかりました。
その折、出会ったコチラ。
オレンジと濃厚バニラが織り成す、大人のハーモニー。
遮光ビンに詰められた製菓用のアレではなく、すでにリキュールの域に入ったバニラの香りと、苦味のあるオレンジの配合が絶妙です。
ポップでキュートな気分にスイッチ!的な可愛らしいバニラではなく、しっとり重さのあるバニラ。
前者がももちなら、後者は桃井かおり氏。
(↑この例えに辿り着くのに数日かかった。しかし的確ではない。)
残暑の厳しい頃に購入したのですが、汗ばんでも嫌な感触にはならず。
香りを楽しむことを前提にしているため、潤い機能に重きを置いていません。
ボディミルクとしての効能は、非常にライト。
お腹や背中、腕やデコルテなどのヒビが入る心配のないパーツにはじゅうぶん。
しかし、無病息災という重い願いを背負わされた挙句に叩き割られる可哀想な鏡餅のような、ヒビの入ったかかとに効果なし。
香りを楽しみつつ、柔らかいパーツの乾燥痒みを未然に防ぐことが出来ればいっかー、くらいの効能。
本気で粉を吹くパーツにはシアバターの類を使用してます。
肌に載せるとやや強めに香りが立つクセに、パジャマや寝具にそれほど匂い移りしません。
多少するけど、想像より少なめ。
このシリーズのフレグランスがあったら買うだろうな、間違いなく。
ボトル形態がポンプ式なのも高ポイント。
シンプルなデザインで、洗面所に置いても景観が損なわれないのもよろしい。
ストックしています。
↓ここから先は蛙鳴蝉噪でございます↓
冒頭のベンゾインですが、効能を読んでいて涙目に。
孤独を感じたとき/気分消沈/疲労感/深い悲しみ/憂鬱/緊張/不安/消耗する情緒…… もうやめて!
42年間も生きていれば、良い波に乗ってばかりではいられないわけで。
列記したほどの事柄に襲われたわけではないものの、それなりにちょこちょこした事柄が重なっていた気もしたり。
新聞を逆さに手にして人生を語る上司、タッチがなかなか反映されないスマートフォン、いつの間にやら終了していたオークション・・・
そうか、そういうことの積み重ねがバニラを求めたんだ。
思い当たる方にお試しいただきたい。
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