




























[香水・フレグランス(レディース・ウィメンズ)・香水・フレグランス(メンズ)]
容量・税込価格:10ml・5,390円 / 30ml・13,970円 / 50ml・19,910円 / 90mL・30,140円 / 100mL(レフィル)・28,380円発売日:2019/11/1 (2024/5/22追加発売)
2020/12/1 23:11:41
近年、10年前では考えられなかったくらい、高額のフレグランスが溢れかえっている。
我が道を行くニッチブランドに引きずられてか、ファッションフレグランスでも高級ラインへの注力が顕著になっているように見える。フレグランスのイベントにおいても、なかなか手を出せないような価格のフレグランスが多いなあと感じている。
素晴らしい香りのフレグランスが増えていくことはとても嬉しいけれど、このような状況をみて、疑問がわく。
発表される高級ラインが、価格に見合った素晴らしい香りというよりも、比較される通常ラインのパフォーマンスが落ちているのではないかと。
というのも通常ラインの新作は派生品が多く、どこかで嗅いだような、キャラの立っていない、もっと言ってしまえばオリジナルを少しアレンジした、置きにような香りが多いのではと感じてしまう。
イヴ・サンローランのリブレ(2019年)は、そんな通常ラインの停滞に対して一石を投じる、オリジナリティ溢れる、とても野心的な作品だと思う。
カサンドラのロゴが横向きに鋲打ちされたボトルをスプレーすると、
トップはハーバル・シトラス。
タンジェリンの苦みの強いシトラスと、刺すような鋭いラベンダー、そしてほんのりとカシスのようなみずみずしさ。この特徴的なラベンダーが非常に男性的なため、もしかすると多くの女性はNGと感じてしまうくらいのオープニング。
ミドルはホワイトフローラル。上の方はカチッとしたラベンダーを残しながら、そこからタンジェリンの甘さやネロリの明るさが前に出てくると同時に、華やかなオレンジフラワーと、妖艶なジャスミンの蜜のようなコクが一気に香ってくる。奥からうっすら香るバニラが、ホワイトフローラルの生々しさを引き立たせている。本来、ここまで官能的なジャスミンは、下品に映ってしまうかもしれない。でも、ラベンダーの潔癖なくらいの硬さ、さらにタンジェリンの果皮感が、この官能的なバニラとジャスミンを白いベールで包み、さらにネロリが明るさを添えている。まるでタイトな白いドレスの奥の方から、真っ赤な下着が透けてみえるようなイメージ。
ベースはフローラル・スイート。
オレンジフラワーのフローラルな甘さと酸味を、バニラやライトウッディが目立たないように柔らかく仕上げていく。
最初、ラベンダーの素晴らしい香りに魅せられ、これなら男性でも使えるのでは!と感じたが、実際に肌に合わせてみるととんでもない、これは100%女性のための香りだと痛感する。
マスキュリンなラベンダーと、フェミニンなオレンジブロッサムの2つの衝突。
表層をラベンダーで着飾ることで、内なる女性らしさを解放させたような、セクシーでクールなフローラルラベンダーの香り。ラベンダーは引き立て役に過ぎない。
ところが、やはりこのリブレからもアンタンスという派生品が出てきた。まだ嗅いでないけれど、どうなんだろうか。
2022/3/8 00:38:18
ここ1年以上、ノンケミカル・ノンシリコーン処方のゲラン「レソンシエル」や各種ミネラルファンデで肌が生き返るのを感じていました。
旧来の「フォーエバーフルイド グロウ」は素晴らしい仕上がりでしたが、そんな理由からしばし遠ざかっていました。そんな折にフォーエバーも時代の流れに沿った「クリーン処方」に変わると知り、もう一度使ってみたいと思いました。
ディオールは公式サイトに全成分は載せていないのでいつも一か八かです。一体いかほどクリーン系なのか?「シクロペンタシロキサン不使用」とは書いてあったので、いよいよノンシリコーンかなと想像しました。
紫外線吸収剤の使用/不使用くらいは事前に知りたかったですね。結果的には問題ありませんでしたが。
さて、届いて成分を見ると…(興味のある方は画像拡大してみて下さい。同じグループ会社のゲランのクリーンファンデとともに)
たしかにシクロペンタシロキサンは入っちゃいないが、メチルトリメチコンやジメチコンが入ってたか。。一部のプレス記事で読んだようなシリコン不使用とは言えないのでは。これはちと疑問です。
シリコーン類の評価は色んなことが論じられていますが、そのものは無害。ただし「崩れにくいファンデほどシリコーンをしっかりクレンジングしないと詰まる」というのが私の経験則です。その強いクレンジングが肌に負担をかけて乾燥する…という悪循環もよくある話。
シリコーン無しのミネラルファンデでも特に崩れなかったので、改めてジメチコン入りかぁと思い抵抗はありました。おまけに成分2番手がエタノールだしね。。
信頼している「みんなでみらいを」「米一途」などのクレンジングや洗顔がある今ならば…と信じて新フォーエバーに挑戦。
クリーン処方について思うところあり、前置きは長くなりましたが、ここからはモヤモヤを吹き飛ばすほどのハイパフォーマンス体験です。
テクスチャーは以前のものより水々しくなりました。
メーカー推奨の2プッシュは多いと思います。粉感多く感じてネットリします。私は前と同じ1プッシュで。
カバー力は少し減ったかな?ツヤ感も減。
総じてナチュラル寄りに変わった印象です。
塗った直後は「なんだか前のものほど存在感ないぞ??成分も地味にショックだし…」と落ちかけました。
色味は同じ0N番ですが、やはり以前ほどトーンアップ力を感じなかったので、ニールズヤードのUV下地でうっすら上げました(せめて下地は納得のクリーン処方でワンクッション入れたいし)。
しかしこのファンデの強みはここからなのです!
時間が経つほど美しい。
塗った直後はあんまり変わり映えしなくても、出掛ける直前に、会社着いた時に、昼食時に、夕方に…鏡を見るたびに肌がキレイになっていく。全くくすまず、疲れ見えしない余裕の肌。シワっぽさも、ほうれい線すら目立ってこない。
スキンケアは変えてないからやっぱり君だよね?君なんでしょ。
これは色補正というよりキメ補正。温泉へ行った後のようなツルン!テロン!とした毛穴の目立たないなめらかな質感が持続するので、色カバーが低めでも大変キレイに見えます。
落とした後の肌もふっくらとしていて、心配したほどの負担はない模様です。アイリスなどのフローラルエキスが入っているためか、このあたりの美容効果は期待以上でした。
成分的にはもう一声欲しかったけれど、仕上がりはさすがディオールのフォーエバーといった出来栄えでした。納得するクリーンファンデと併用しつつになりますが、今後も問題なければ益々この美肌のトリコ。
大活躍してもらいたいものです。
2023/1/10 18:05:17
GOクラッチのヌードコレクション
なのでパウダーが01ライト
リップがミニロッソ111A マットのundressed velvet
んー…書くことが多いのですが…
買う前にかなり調べたんです。
高いので。
なのですが情報が少ない…
約3万円の買い物をするには少ない。
パッケージのカラーが好みど真ん中だったので、買わなかったら後で「買えばよかった」ってなるかなぁ。とか
後々、「ヴァレンティノのパウダー良い!」ってなった時にパッケージさえもっていればリフィルを買えるので。とか
私の場合、すでにブロンザーのリフィルは持っていたので最悪、パウダーが微妙だったらブロンザーをセットしようかな。とか
(嵩張らせたくないからリフィルにしたので矛盾してしまうのですが)
あとは好奇心でした。
今のところヴァレンティノの製品のクオリティーの高さには驚かされてきているので、これだけの価格の製品はどうなのかな。っていう好奇心。
本題。
パウダーに関しては
良い。
ただトリッキーではあります。
使い方が定まっていない。
パウダーファンデみたいに素肌の上から使える。
重ねてカバー力も高められる。
リキッドファンデの上からも使える。
とホームページには書いてありますが、よくわからない。
ヴァレンティノのチークとブロンザー使って思ったことはパウダーなのにかなりしっとりしている。のでフェイスパウダーもしっとりしているんじゃないかなって思ったんです。
チークやブロンザーみたいに部分的に使うなら大丈夫ですが、ベースに使うには…?って。
案の定、リキッドファンデの上から使ったらヨレる感じでした。
濡れているところにしっとりしたパウダーをのせるのでムラになる。
通常のパウダーの上から使ったらそれは回避できるのですが、しっとりしているのでお粉の意味が無くなるというか。マスクにつくモードになります。
このヴァレンティノのパウダーはなんなんだろうと(笑)
パウダーファンデでもないし、セッティングパウダーでもプレストでもない。
なんなんだ。
なんなんだー!
と思ったのでヴァレンティノのCSに電話で聞いてみました。
フェイスパウダーの前ですか?後ですか?
どうやって使うのを推奨していますか?と。
そしたら私的にはまったくよくわからない回答が。
「色がつくパウダーなので」と。
よくわからない…
推奨している使い方もハッキリとは言ってこない。
担当部署から折り返し電話する。と言われましたが1週間経ってもかかってこない。
(このパウダーの件意外でも、リップでリフィルはあるのに本体が無いカラーがあるのでそれを聞きたかった)
で。パウダーですが。
01は色という色はつきません。
肌の色に溶け込みます。
けど!すっごいキレイな仕上がり!
これだけゴタゴタ言いましたが、仕上がりはキレイです。
独自のライトラスティングテクノロジーだかなんだかで光をキャッチしてハイライトともツヤ系ファンデとも違う発光感。
使い方がトリッキーと最初のほうに書きましたが、リキッドファンデの上からだとヨレる感じになる。
お粉の上からだとムラにはならないけど、お粉で抑えた意味がなくなる。
ので私の使い方としては
夕方、疲れてきて「あー。私、疲れた顔してんなぁ。仕方ないよなー。疲れてるんだもん」みたいな時にこちらをひとはけすると一気に生き返ります。
生き返る通りこしてピカチュウがライチュウになる感じ。
そして、この作業、手持ちのブラシも色々試してみましたがなぜか付属のブラシが一番良い…
あとは、リキッドファンデ飛ばしてこちらを使う。
カバー力はあまりありませんが、軽いメイクで済ませたい時やすっぴんにプラスアルファしたい時。
一瞬で済むわりにキレイな発光感のある仕上がりなのでちょっと出かける。くらいの時や、軽く何かしておきたい。みたいな時にはすごく良いと思いました。
海外のヴァレンティノのメイクアップアーティストさんはヴァレンティノのリキッドファンデはベタつかないから、ヴァレンティノのファンデの上からだとこちらのパウダーを使ってもムラにならない。って言っていました。(フローティングパウダーって言うらしい)
あと!冒頭でチークもブロンザーもすごくしっとりしている。と良いましたが、すっごくしっとりしているので触りたくなるくらい肌がしっとりモチモチになります。
文字数が足りなくなってしまったので…
ついてきたリップの色は公式とはだいぶ違う。
リップは別でレビューします。
パウダー!
香り強めです。ちょっと酔う時もある。
リフィルだけ買ってもブラシはついてくるし嵩張らないのでわざわざ2万7千円払うかどうか。
この価格ならリップの色は選びたかった。
2022/12/9 14:42:45
か…
か…
革命だと思う…
チークが苦手な私が…
心を鷲掴みにされている…
今まで使っていたチークはなんだったんだろう…
と感じてしまっている…
(パウダーチークに関して)
今までのチークは粉っぽかったんだな。
ってヴァレンティノのこちらのチークを使って思った。
濃くつきすぎてオカメちゃんになっちゃったり。
思ってるように上手くいかなくて最後の最後で「うわ…やっちまったわ… チークで台無しにしてしまった…」という日々が走馬灯のように頭をよぎる。
パウダーなのにすごくしっとりしている。
触るとわかる。
しっとりしたパウダー。
粉々していないからか濃くつきすぎることもなぜか無い。
濃くしようと思えば濃くはできます。
調整が効くというか。
しっとりしているからブラシが拾いすぎないんだと思います。
(付属のブラシは使っていません)
そして塗布したあとの滑らかさ…
パウダーとは思えない、バターのようにじんわり肌に馴染んでいく。
血色が良くなる。
チークをするとしないとじゃ大違いなんだな。
って、好きなチークと出会うと絶対につけたくなるんだな。って感じるようになりました。
表情が変わる。
生き生きして見えたり。
ドラマチックに見えたり。
チークってアイシャドウやリップと違い、
好きな色で彩る。というよりは
表情をコントロールする。っていう結構パワフルな立ち位置なんだな。と。
よーく見るとパールが入っているんです。
かなり微細な。
いろんな色のパールがさりげなく仕込まれているのもきっと血色が良く見える理由なのかと。
あくまでもさりげなく。
マットかと思いきやサテンな質感で
パールが入っているので光の当たり方でハイライトのような効果もあります。
02 ローズレッドにしましたが
レッドというよりはピンクです。
華やかなピンク。
こちらを使ってから「くすんだ色」のチークに対して疑問を感じるようにもなりました。
オシャレ。なんだとは思います。
モード感もある。
けど、表情が暗く見えるな。って。
髪型からファッションまで統一されたモード感が無いとくすんだ色は表情が暗くなる。
カッコよく使いこなすのは難易度が高いな。と思うようになりました。
顔のそこそこ広い面積のトーンをくすませることになるので。
可愛くみせたい。とかでは無く、血色感や表情自体をくすませないためには明るい色のほうが良い気がしました。
かと言って、こちらのチークがすっごく明るいか。というと、そうでは無いかな。
と思います。
選ぶ色にもよるとは思いますが、人間が高揚した時の色を大袈裟に表現したらこんな色もあるよね。
って感じかなと。
とりあえず、粉質とパールの細かさが今まで使ったチークとはかなり差があると感じました。
高いけどSUQQUより1000円高い。
トムフォードより1000円安い。
私は個人的にかなり気にいりました!
他の色も欲しいっ
ってチークで思ったのは初かもしれません。
(物欲ーっ!とか、好奇心とか限定だから。とかを除いて)
「チーク、1つだけ残して後はサヨナラしなさい」って言われたら
少なくとも今は即答で「ヴァレンティノ」って秒で答えます。
写真は淡くつけてみたバージョンと
濃いめにつけてみたバージョンです。
レッドっていうほどレッドじゃないと思います。
グッチのチークも良いらしいのですが…
オンラインのみなんですよね。
そのうち店舗でも見れるようにしようと思っているらしいのですが。
にせよ!!今は我の心はヴァレンティノのチークにガッチリです!
2022/7/21 11:08:30
パーソナルカラー冬タイプの筆者が持つ感想です。他シーズンの方はまた違う感想を持たれると思います。
道端を歩いていたら、ふと使った事のないブランドの店舗を発見し、中へ入ってテスターで気に入った物を数点買ってきました。こちらのアイシャドウ兼チークは11FAIRY NIGHTを購入。
・発色:赤みのあるローズウッドのような色です。瞼に濃く乗せたら、見る角度によって赤メインだったり濃い落ち着いた茶色(ローズウッド)メインだったり変化します。指で伸ばすとすぐに色が馴染んで赤みブラウンになります。蒼白肌から浮かない薄い色になります。
・使い心地:折り畳み式のケースのヒンジ部分というデッドスペースにブラシ置きがあり、空間が有効活用されていて感動しました。更にそのブラシがしっかり粉を拾うのに肌には少しずつ着色するクオリティの高い物です。コンパクトの鏡を見ながらふんわりとチークを乗せられるので、急にマスクを外す場面になっても安心です。
・色落ち:夜になっても特に見受けられませんでした。
直近で使ったアイシャドウパレットのチップが不便だったのもあり、こちらの付属のブラシの使い方と収納方法には感激しました。
店頭で蒼白肌に1番濃い色を勧められて少し疑わしかったのですが、指だけですぐ伸びてとても薄く馴染む様子を見て、アイシャドウは勿論チークにも使えると実感しました。肌トーンと近い色を選びがちなチークですが、濃い色でも大丈夫です。むしろ黄みの有無の方が色の濃淡より重要な気がします。色白の冬タイプの方には11番がお勧めです。
ブラシで拾う粉の量が少ないのか、減っているように見えません。コスパが高いので、気軽な気持ちで何個も買うと使い終わらないと思います(笑)
顔は普通肌、手が敏感肌の人。 手掌多汗症の冬型、皮剥けあり。発症時は水さえも滲みる。最近は症状が出ませんが、皮剥けした手でも負担がかかりにくいものを常… 続きをみる