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レ ゼクスクルジフ ドゥ シャネル シャネル N°18 オードゥ パルファム(ヴァポリザター)
容量・税込価格:75ml・27,500円 / 200ml・50,600円 / -・33,000円 / -・57,200円発売日:2016/10/14
2023/5/21 14:23:09
このNo18は本当に個性的な香水だと思います。
ただ個性的といってもイヤミはなくて、どちらかといえば透明感があるような感じです。
こちらを手がけたシャネルの3代目調香師のジャック・ポルジュ氏いわく、このNo18は革新的な香りと仰っています。
シャネルのファインジュエリー専門店があるヴァンドーム広場18番地が名前の語源になっています。
アンブレットシード、アイリス、ウッディノートやフルーティノートなど香料はシンプル。
でも嗅いだ途端に「(え、これどういった香り…?)」となるのはきっと私だけではないはず。
香水ってウッディ系とかフローラル系とか分類がありますが、そのどれにも当てはまる気がするというか、本当に複雑です。
同じシャネルの香水でココがありますが、あのココのスパイシーさやフローラル、アンバーな雰囲気などと同じ感覚なんです。
つけた瞬間は少しウォッカやウィスキーなどのお酒のような香りがします。そして同時に仄かな甘さを感じます。しばらくするとその甘さが柔らかくなり、アンブレットシード特有のムスクの香りが際立ち、ウッディノートも相まって優しく包み込んでくれそうな雰囲気へと変わります。
持続時間は6?8時間程度と、オードゥパルファムとして十分かなと思います。
レゼクスクルジフのシリーズって、このNo18もそうなんですけど最初は「(あれ、これはなんか…自分の好みとは違うかな)」って思っていたものでもふとした時に、「(そういえばあの時嗅いだあの香り、なんか忘れられないんだよな…)」ってなるものが多いんですよね。そして沼化するという(笑)
皆様にもぜひ試していただきたい香水の1つです。
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2024/2/9 19:45:39
昨年0CRクールロージーを購入
今年になって00ニュートラルを追加で購入しました
先に買った0CRの色ですが、使う度にやや濃いなと感じていたため量を調整したり同じディオールのコンシーラー00番を混ぜたりして工夫していたのですが、他の方のクチコミを参考にもっと明るい色を混ぜればいいのかと思い立ち00ニュートラルを購入してみました。
ファンデーションにコンシーラーを混ぜるとどうしてもテクスチャーが変化してしまうため、同じリキッドファンデーション同士でカラーコントロールする方がいいですね、確かに。
結果、自分の肌に合うベースカラーになりました。
0CRはクール系の一番明るいカラーの筈ですが、ちょっと濃いです。
一方00ニュートラルは白くて明るい。
私の場合、00は首の色に合わせるとちょうどいいくらいなのですが、全顔に塗るとのっぺりとした印象になってしまいます。
なので0CRと半々くらいに混ぜて使っています。
一度に使用する量は本当にちょっとでいいと思います。
半プッシュなど出そうものなら必ず余ってしまいます。
二色をミックスさせることにしたのでひとつひとつは更に少ない量で済むため消費期限(どれくらいでしょうか?)までに使い切れるか怪しいくらいです。
コスパは良いといえますね。
ツヤありのナチュラルカバーということですが、普段カバー力の低いファンデーションを好んでいることもあり、私にとってはとてもハイカバーに感じます。
小鼻の毛穴や頬のうっすらとした赤みは簡単に隠してくれます。
シミはどうかな、単体だとちょっと厳しいかもしれません。
シミまで全部隠してしまうほどのカバー力はベースメイクに求めていないため個人的には満足です。
どれだけ表面上のシミや小皺を隠そうが、加齢に加齢を重ねた土台を誤魔化せるわけがないのです。
この歳になると悪足掻きは辞めて、控えめ引き算メイクを施すことが正解だと感じます。
ファンデーションはあくまでもアイメイクやチーク、リップのベースとして品よくナチュラルに。
明るさや光を足すような感じを心掛けています。
このファンデーションはオイルや水分を感じるような濡れツヤとは違い、丁寧に磨かれた光る団子?笑(昔流行った砂で作るお団子)みたいに、皮膚に張り付くようなツヤ感です。
自然に発光しているようなごく控えめなツヤ感。
グロウタイプとはいえテクスチャーはやや重いです。
思ったより伸びが悪く、指止まりが早い。
スポンジなどで薄く丁寧に重ねていく方が自然に仕上がりそう。
私は面倒なので指で適当に塗ることも多いです。
サンプルのマットタイプをいただいたことがありますが、さらにカバー力がある気がしたので(サンプルの色が1Nで合わなかったこともあり)どちらかを選ぶならグロウ一択だなと思いました。
上に重ねるパウダーは軽いルーセントがいいと思います。
ハイカバーな粉だとこのファンデーションの良さを打ち消してしまうから。
NARSの白いのとかいいと思います。
私はエレガンスのラ プードル をブラシでササっと塗ることが多いです。
香りはちょっと強いですね。
香りがファンデーションに重さをプラスしてしまっているようなイメージです。
添付写真2枚目は(ボトルの向きが逆さまですが)色を比較したものです。
紙の上なのでうまく撮れていないかもしれませんが、0CRと比較すると00番はニュートラルとある通り赤にも黄にも寄らないきれいなホワイトベージュでかなり明るいです。
0CRも肌の上だとこの写真より若干明るいかなとは思いますが。
ニュートラルでも「N」の表記のない00という数字のみのカラーがシリーズで一番明るいみたいですね。
ちなみにコンシーラーも00番を使っています。
テクスチャーの違いはもちろんありますが、コンシーラーの色の明るさはファンデーションの00番とほぼ同じだと思います。
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2006/2/8 20:49:29
フレデリックマル最新作。
カシーの花などのドミニク・ロピオン作の、チュベローズをテーマにした香り。
が、華やかに煌く金色のフラカや、青白くクリーミーでミステリアスなチュベローズクリミネルとはまた全く異なる印象。
どちらかと言うとシャッセオパピヨン寄りですが、どこか夢見る童女のようなパピヨンと比べると、
しなやかな強さをもった大人の女性という感じです。
むしろ思い浮かぶのはカシーの花や地中海のユリ。
ひと吹きした瞬間、鮮烈なグリーンノートが生々しく立ち上がります。
マルの花の香りはどれも野性味溢れていて、そこが好き嫌い分かれるでしょうが、
目の前に本物の花があるかのような立体的な香りは、他の追随を許さない印象です。
私はずっとグリーンノートが苦手で、以前試した際はカシーも地中海のユリも受け付けられなかったのですが、
カーナルフラワーは2つと比較すると野性味控え目で、チュベローズやガーデニアの甘美な香りが見え隠れするので、気持ちよく纏っていられます。
「肉欲的な花」という扇情的なネーミングは、香りのイメージとは遠い気がしますが。
「地中海のチュベローズ」って感じでしょうか。
チュベローズもガーデニアも、美しい香りが沢山あるのですが、
どれもたまにしか手にとろうと思えずにいました。
甘やかすぎも爽やかすぎもしないカーナルフラワーは、私にとっては「こんな香りを待ってたのよ!」的香り。
パルファム濃度なので、他の作品の更に倍近いお値段ですが、
すでに愛用の香りです。
チュベローズ、ガーデニア、オレンジの花、ジャスミン、イランイラン、ユーカリ、ベルガモット、樟脳、メロン、ココナツ、ホワイトムスク
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2023/2/5 22:00:15
デビュー:2015年
調香師:ドミニク・ロピオン
香調:ベジェタルアディクション
コメント:チュベローズを主原料にした“カーナル フラワー”。チュベローズの香りを特定するために、フレデリック・マルは調香師のドミニク・ロピオンに毎日花束を渡したという。フレデリックは度々、「妻よりも多く(ドミニク)に花を渡した」とジョークにしている。
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- モニター・プレゼント (提供元:-)
2020/2/27 20:19:29
ドミニク・ロピオン調香の「カーナルフラワー」は数あるチュベローズ香水の中でも名香の名高いフレグランス。「処方を考えるのに一年以上かかった」「チュベローズアブソリュートを現存するどのチュベローズフレグランスより高濃度で配合」「賦香率25%」「天然サリチレート入り」等、ホントかいなと思うような逸話もりもり。香水好きの心をブンブン揺さぶる厨二設定全部乗せで買う前からテンションが高くなってしまう。
トップはカンファー。ユーカリのスースーするカンファー臭全開の出だし。カンファー通り越して湿布に近い。少し花粉を思わせるような粉っぽいニュアンスや、ベルガモットの酸味も感じられます。
ミドルはホワイトフローラル。この香水のメイン、真打ちチュベローズのお出まし。イランイランやジャスミンは脇役。「ザ・ホワイトフローラル」なクリーミーで濃厚なチュベローズ香。本当に目の前に肉厚なホワイトフラワーがあるかのよう。
ドライダウンになると、ミドルのチュベローズがココナッツやムスクを纏ってもっとこってり甘く陶酔するようなホワイトフローラルに。ここの香りがとても長く続きます。10時間くらいは余裕。賦香率25%というのもウソじゃなさそうだ。スプレーすると付けたところが長いことテカテカしているので本当に賦香率は高いのでしょう。
トップのカンファー臭が落ち着くと、あとはひたすらにチュベローズ主体の濃厚なホワイトフローラル。山盛りのチュベローズの花に顔をうずめているよう。寒い季節よりも、やや暖かい季節の方が甘いチュベローズの香りを存分に楽しめます。ただ、食事にはぶつかってしまう香りだと思いますのでご注意を。
トップ:ベルガモット、メロン、ユーカリ
ミドル:イランイラン、ジャスミン、チュベローズ、天然サリチレート
ベース:チュベローズアブソリュート、オレンジブロッサムアブソリュート、ココナッツ、ムスク
(フレグランティカより)
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